となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
51 / 815
夏休み編

納豆

しおりを挟む
のんびりとした仕事終わりの喫茶店
今日も今日とて晩御飯をごちそうに
なった神川家で神川は話しかけてきた。


「ねぇ…秋兎くん」

「何だよ舞?」

「納豆って素敵よね」

「何となく分かるから嫌になるよ!」

「健康にもいいですしね!」

「そうだぞ!健康には納豆が一番だ!」

「それもあるけど……」

「「「?」」」

「糸を引く何て素敵よね?」

「食卓でやめろよ!?」

「ま、またですか?」

「ふむ……その発想はあった!」

「さらに言えば豆が糸を引いて素敵よね?」

「やめろってば!?」

「ま、豆ですか?」

「冬花ちゃん、女の子には下半身にお豆が……」

「やめてください神川お父さん!?」

「何故止める秋兎くん!?」

「セクハラですよ!」

「……世の中生きづらくなったな」

「多分その辺は昔からです!」

「パパ……イキずらく何てイヤらしいわ」

「そこを拾うとは流石我が娘!」

「私もイキづらくなるの?」

「多分女の子も年齢と共に……」

「おい!おい待て親子!」

父親と娘の会話じゃねぇぞ!?

「秋兎くんもそのうちビッグマグナムになりづらくなるからその前に頑張れ!」


「やめてください!」

「エクスカリバーが起たなくなるからな!」

「エクスカリバー!?」

そんな厨二な発言を!?

「性剣エクスカリバー!」

「字が違う!」

言葉だから字は分からないが多分違う!


「秋兎性剣と言うと首相みたいだな!」

「政権と性剣じゃまったく違いますけどね!」

「少子化だけ解決出来そうだな!」

「あら、頑張っちゃう秋兎くん?」

こ、この親子強い!
た、助けてくれ冬花!?
……って何故無言で食べてるんだ冬花!
ヘルプミー!


「兄ちゃんの性剣……」

「何を呟いてんだ!?」

「いや、少し引いてた……」

「俺発言じゃないのに!?」

「秋兎くん違うぞそこは……」

な、何を言う気だ!?


「俺の性剣を抜いて花嫁になれ!って言うんだよ!」


「兄妹ですし!あとそうゆう方面だけは天才ですね!?」


「秋兎くんの性剣を抜いて花嫁になるのは私よ?」


「がんばれ~舞!」

お父さんが謎のエールを送っている
……この親子いっつもこんなんなのか?
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

ヲタクな妻は語りたい!!

犬派のノラ猫
ライト文芸
これはヲタクな妻と夫が交わす 普通の日常の物語である!

如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~

八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」  ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。  蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。  これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。  一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。

処理中です...