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夏休み編
赤信号のアルバイト
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のんびりとした休憩時間
今日も今日とて
オムライスを作り終えた神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「オムライス美味しかった?」
「美味しかった」
「は、はい!美味しかった…です」
「あら、良かったわ」
そう言うと舞は機嫌を良くした。
「お料理上手なんですね?」
「まぁ、それなりですがね」
「その料理で兄ちゃんの胃袋を掴んだんですか?」
「いえ?確か手料理はこれが初めてのはずよ?」
「そ、そうですか」
「でも料理上手な女の子は素敵よね?」
「ぐは!?」
「大丈夫か冬花!?」
すごいダメージを受けてらっしゃる!
「だ、大丈夫だ兄ちゃん…」
「あら?どうされたの?」
悪気はないのだろう舞は意味がわからず
首をかしげた。
「あ、だ、大丈夫だ!冬花はすこし家事が苦手なんだよな?」
俺のフォローで気づいた舞は
申し訳なさそうに下を向いた。
「うぅ~…少しじゃないもん」
確かにな。
「そ、そんなことないぞ!まだ中学生じゃないか!?まだ、大丈夫だ!」
「本当に?」
「本当だ!なぁ舞?」
「そ、その通りよ妹さん!大丈夫よ!」
「うぐ……うん!私頑張る!」
よ、良かった……何とか持ち直した!
「じゃあ、妹さん…次飲み物作ってみる?」
「はい!」
「気が早いぞ2人とも!?」
やめろ!死人が出る!!
今日も今日とて
オムライスを作り終えた神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「オムライス美味しかった?」
「美味しかった」
「は、はい!美味しかった…です」
「あら、良かったわ」
そう言うと舞は機嫌を良くした。
「お料理上手なんですね?」
「まぁ、それなりですがね」
「その料理で兄ちゃんの胃袋を掴んだんですか?」
「いえ?確か手料理はこれが初めてのはずよ?」
「そ、そうですか」
「でも料理上手な女の子は素敵よね?」
「ぐは!?」
「大丈夫か冬花!?」
すごいダメージを受けてらっしゃる!
「だ、大丈夫だ兄ちゃん…」
「あら?どうされたの?」
悪気はないのだろう舞は意味がわからず
首をかしげた。
「あ、だ、大丈夫だ!冬花はすこし家事が苦手なんだよな?」
俺のフォローで気づいた舞は
申し訳なさそうに下を向いた。
「うぅ~…少しじゃないもん」
確かにな。
「そ、そんなことないぞ!まだ中学生じゃないか!?まだ、大丈夫だ!」
「本当に?」
「本当だ!なぁ舞?」
「そ、その通りよ妹さん!大丈夫よ!」
「うぐ……うん!私頑張る!」
よ、良かった……何とか持ち直した!
「じゃあ、妹さん…次飲み物作ってみる?」
「はい!」
「気が早いぞ2人とも!?」
やめろ!死人が出る!!
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