57 / 61
年越しそば
しおりを挟む
ワタシは夜の蝶
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く
「今年もワタシ…よく頑張ったわ!」
など考えながら
家路についたワタシは前日から
準備していた年越しそばの汁を温めていた。
「いい香りだわ…」
牛肉、ささがきゴボウ、ちくわ
の年越しそば…
「我が家は天ぷら無かったのよね」
あるわよね…我が家以外の当たり前を
見せられて驚くこと
…年越しそばはその中の1つだわ。
「汁は甘め…ここは譲れないわ」
あとはダシね。
日本食は地味な部分こそ大切にしなきゃ
味が本当に変わってしまうわ
「面倒でも丁寧に…何事でもここは大切なことね」
もちろん適度にサボるのも大切だけど!
「さてさて…温まった汁に湯がいたそばを入れてネギを散らして!」
はい!完成!
年越しそばぁ!
「さてさて延びないうちに…いただきます」
うん…やっぱり
節目で食べる食べ物は大切ね…
一口食べる毎に年明けに向かう気分に
なってきたわ。
「ふぅ…体が温まったら…お腹がすいたわね」
ワタシはこうしてまた
来年もこうしてたくさん食べちゃうんだろうな
と鬼が笑うのも気にせず
来年を思うタマミなのでした。
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く
「今年もワタシ…よく頑張ったわ!」
など考えながら
家路についたワタシは前日から
準備していた年越しそばの汁を温めていた。
「いい香りだわ…」
牛肉、ささがきゴボウ、ちくわ
の年越しそば…
「我が家は天ぷら無かったのよね」
あるわよね…我が家以外の当たり前を
見せられて驚くこと
…年越しそばはその中の1つだわ。
「汁は甘め…ここは譲れないわ」
あとはダシね。
日本食は地味な部分こそ大切にしなきゃ
味が本当に変わってしまうわ
「面倒でも丁寧に…何事でもここは大切なことね」
もちろん適度にサボるのも大切だけど!
「さてさて…温まった汁に湯がいたそばを入れてネギを散らして!」
はい!完成!
年越しそばぁ!
「さてさて延びないうちに…いただきます」
うん…やっぱり
節目で食べる食べ物は大切ね…
一口食べる毎に年明けに向かう気分に
なってきたわ。
「ふぅ…体が温まったら…お腹がすいたわね」
ワタシはこうしてまた
来年もこうしてたくさん食べちゃうんだろうな
と鬼が笑うのも気にせず
来年を思うタマミなのでした。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

優等生の裏の顔クラスの優等生がヤンデレオタク女子だった件
石原唯人
ライト文芸
「秘密にしてくれるならいい思い、させてあげるよ?」
隣の席の優等生・出宮紗英が“オタク女子”だと偶然知ってしまった岡田康平は、彼女に口封じをされる形で推し活に付き合うことになる。
紗英と過ごす秘密の放課後。初めは推し活に付き合うだけだったのに、気づけば二人は一緒に帰るようになり、休日も一緒に出掛けるようになっていた。
「ねえ、もっと凄いことしようよ」
そうして積み重ねた時間が徐々に紗英の裏側を知るきっかけとなり、不純な秘密を守るための関係が、いつしか淡く甘い恋へと発展する。
表と裏。二つのカオを持つ彼女との刺激的な秘密のラブコメディ。


サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる