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ハムエッグ
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ワタシは夜の蝶
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く
「ハムエッグ…」
ワタシは早朝自室で横になりながら呟いた。
「ハムエッグ」
二回目を呟くと冷蔵庫を開けて
タマゴとハムスライスを取り出した。
「別にそんなに豪華じゃないのにちょっといい朝食感があるわよねハムエッグ」
フライパンに油を引いて
薄切りハムを二枚少し重なるくらいに
広げて両面を軽く焼き
「ここが大事よ…タマミ!」
全集中…玉の呼吸…朝の型!
「直球ど真ん中ストライク!」
黄身の笑顔は自由だった
そんな黄身に夢中だったでも
「残念ながら黄身に自由はないわ!」
訳の分からないことをいいながら
タマゴがハムからズレないように
慎重に少し水を加えて蓋をした。
「…湯気の立つ黄身を思うと胸が高鳴るわ!」
白身…君も忘れてないから大丈夫よ?
「何かワタシ今日テンションおかしいわね?」
そんなことを考えている間に
ハムエッグは完成した。
もちろん用意していた
白ご飯と味噌汁の側にハムエッグを置いたら
っておっと忘れてたわ
「千切りキャベツ(買ってきた)」
を大きなお皿によそって
「はは…ご機嫌な朝食ね!」
バキ好きなら分かるわよね?
これやりたかったのよ!
さて…
「いただきます。」
はも…はも…
ハムエッグってパンはもちろんだけど
ご飯にも凄まじく合うわよね?
今回は醤油をかけたけど
素晴らしいわ…そして
大盛キャベツ!
「…意外と食べれちゃうわねこの量」
漫画で見たとき
『朝からこれすごい』って思ったけど
余裕のヨッちゃんだったわ。
「ごちそうさま。」
さて、素敵な一日のために…
二度寝するタマミであった。
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く
「ハムエッグ…」
ワタシは早朝自室で横になりながら呟いた。
「ハムエッグ」
二回目を呟くと冷蔵庫を開けて
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「別にそんなに豪華じゃないのにちょっといい朝食感があるわよねハムエッグ」
フライパンに油を引いて
薄切りハムを二枚少し重なるくらいに
広げて両面を軽く焼き
「ここが大事よ…タマミ!」
全集中…玉の呼吸…朝の型!
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黄身の笑顔は自由だった
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訳の分からないことをいいながら
タマゴがハムからズレないように
慎重に少し水を加えて蓋をした。
「…湯気の立つ黄身を思うと胸が高鳴るわ!」
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もちろん用意していた
白ご飯と味噌汁の側にハムエッグを置いたら
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