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すき焼き
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ワタシは夜の蝶
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く
「腹減ったわね…」
今日は…まぁ毎日だけど
今日は特に頑張ったわワタシ!
「久しぶりにお店がパンパンになったわ」
有り難いことだし嬉しいのだけど
やっぱり終わった後の疲労感がスゴいわね…
自分にごほうびあげたいわ…
そう思いつついつものスーパーに向かい…
ワタシは出会ったの
「えぇ肉が安いがな」
そういいお肉様に半額シールがバシッ!と
貼られていたの!
「国産黒毛和牛…いつもは手が出ない…ご馳走」
ワタシのお腹がすごく鳴った
…慌てて押さえるくらい鳴った。
ワタシは決意した。
「せっかくのいいお肉だし?…自分にごほうびあげたいし!」
ワタシはごほうびに必要なものを買い終え
帰宅した。
「さて…こんな時間からやっちゃうわよ…?」
そんな少しの罪悪感を感じながら…
「一人鍋セットォ~!(のぶ代様ボイス)」
そう一人鍋セットを取り出した。
「一人で鍋を楽しめる…いい時代になったわね!」
ちなみに今回は簡易版すき焼きなので
具の種類は少ないわ!
「そこまで頑張る気力がなかったわ…」
さてさて…
「始めますか!」
まずは牛脂を引いた鍋で例のお肉様を
軽く炒めて、まだ赤色が少し残る位まで
炒め終えたら醤油、砂糖、酒を加える
「関東風とか関西風とかあるけど…ワタシが家で食べてたのはどっちなのかしら?」
そんなことを考えながら
焼き豆腐、椎茸、糸こんにゃくを加え
蓋をして煮詰める
「春菊売りきれてたのよね…」
残念…
「さて、似てる間に…ため~ご!」
卵を溶いておかなきゃ!
カラザはしっかりと取るわ…何か嫌だから。
「さて…もういいわね」
火を止めて蓋を開けたら!
「ちょっとすき焼き完成!」
さてさて、きちんと炊いて
あるご飯をよそったら…
「いただきます!」
まずはもちろんお肉様から
卵をしっかりからめて…
…ふふっ幸せな味だこと
すき焼き=贅沢な食べ物
ってイメージだけど良く考えたら
他の鍋とそこまで最終的に値段変わらないのよね
「まぁ、お肉様の印象かしらね?」
確かにすき焼きっていいお肉使わなきゃ!
って思うものね…それにしても
「美味しいわ…」
柔らかいだけじゃなくてしっかり
お肉を食べてる感覚になるちょうどいい
お肉様に染み込んだ甘い割下が合うわ…
最初に料理を甘くしようとした人スゴいわよね?
だって極端に言えば
砂糖でごはん食べてるんだものね
あと、やっぱり卵よね!
これが有ると無いとじゃ雲泥の差だわ!
お米が消えるのが早い!
今日はたまたま多めに炊いてたけど
偉いわ!ちょっと前のワタシ!
「さて、次は焼き豆腐…うんうん!」
すき焼きの焼き豆腐大好き!
ってか年々焼き豆腐が好きになるんだけど
何でかしら?
昔は別に『焼き豆腐…まぁあれば食べるよ?』
くらいだったのに今じゃ
『あら…焼き豆腐無いの!?』
になりそうなくらい好きだわ。
「次は椎茸!」
卵しっかり絡めて
うん!やっぱり君はスゴいわね椎茸君!
甘いタレ系との相性が良すぎるでしょあなた!
「次は糸こんにゃく」
卵に絡めてズルッと…すする!
まるでつけ麺みたいね?
「うん、美味しいわ…安定の味ね」
でも、何か好きなのよね
すき焼きの糸こんにゃく…
スゴい美味しい!とは思わないけど
居ないと少しさみしいやつ
その後、白米とすき焼きの具達は
あっという間消え去り…
「ふぅ…腹ぁ~6分目!」
でも大丈夫…何故かって?
「おうどんがあるから!」
冷凍うどんを表示時間より
少しだけ短めにレンジでチン!して
もう少しで『全部溶けそうなのに…』と
嘆いているおうどんを幸せ汁…言い方が嫌ね
幸せ鍋に入れて蓋をしてちょっと煮込めば…
「すき焼きうどんの完成!では、いただきます!」
…もうね大好き
甘い割下&具材からでた脂や風味を纏った
おうどんを卵につけてすする幸せっていったら…
「なるほど…贅沢な時間をくれる食べ物だったのねあなた。」
お金をかけるだけが贅沢でないことを
改めて知ったそんな贅沢な夜でした。
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く
「腹減ったわね…」
今日は…まぁ毎日だけど
今日は特に頑張ったわワタシ!
「久しぶりにお店がパンパンになったわ」
有り難いことだし嬉しいのだけど
やっぱり終わった後の疲労感がスゴいわね…
自分にごほうびあげたいわ…
そう思いつついつものスーパーに向かい…
ワタシは出会ったの
「えぇ肉が安いがな」
そういいお肉様に半額シールがバシッ!と
貼られていたの!
「国産黒毛和牛…いつもは手が出ない…ご馳走」
ワタシのお腹がすごく鳴った
…慌てて押さえるくらい鳴った。
ワタシは決意した。
「せっかくのいいお肉だし?…自分にごほうびあげたいし!」
ワタシはごほうびに必要なものを買い終え
帰宅した。
「さて…こんな時間からやっちゃうわよ…?」
そんな少しの罪悪感を感じながら…
「一人鍋セットォ~!(のぶ代様ボイス)」
そう一人鍋セットを取り出した。
「一人で鍋を楽しめる…いい時代になったわね!」
ちなみに今回は簡易版すき焼きなので
具の種類は少ないわ!
「そこまで頑張る気力がなかったわ…」
さてさて…
「始めますか!」
まずは牛脂を引いた鍋で例のお肉様を
軽く炒めて、まだ赤色が少し残る位まで
炒め終えたら醤油、砂糖、酒を加える
「関東風とか関西風とかあるけど…ワタシが家で食べてたのはどっちなのかしら?」
そんなことを考えながら
焼き豆腐、椎茸、糸こんにゃくを加え
蓋をして煮詰める
「春菊売りきれてたのよね…」
残念…
「さて、似てる間に…ため~ご!」
卵を溶いておかなきゃ!
カラザはしっかりと取るわ…何か嫌だから。
「さて…もういいわね」
火を止めて蓋を開けたら!
「ちょっとすき焼き完成!」
さてさて、きちんと炊いて
あるご飯をよそったら…
「いただきます!」
まずはもちろんお肉様から
卵をしっかりからめて…
…ふふっ幸せな味だこと
すき焼き=贅沢な食べ物
ってイメージだけど良く考えたら
他の鍋とそこまで最終的に値段変わらないのよね
「まぁ、お肉様の印象かしらね?」
確かにすき焼きっていいお肉使わなきゃ!
って思うものね…それにしても
「美味しいわ…」
柔らかいだけじゃなくてしっかり
お肉を食べてる感覚になるちょうどいい
お肉様に染み込んだ甘い割下が合うわ…
最初に料理を甘くしようとした人スゴいわよね?
だって極端に言えば
砂糖でごはん食べてるんだものね
あと、やっぱり卵よね!
これが有ると無いとじゃ雲泥の差だわ!
お米が消えるのが早い!
今日はたまたま多めに炊いてたけど
偉いわ!ちょっと前のワタシ!
「さて、次は焼き豆腐…うんうん!」
すき焼きの焼き豆腐大好き!
ってか年々焼き豆腐が好きになるんだけど
何でかしら?
昔は別に『焼き豆腐…まぁあれば食べるよ?』
くらいだったのに今じゃ
『あら…焼き豆腐無いの!?』
になりそうなくらい好きだわ。
「次は椎茸!」
卵しっかり絡めて
うん!やっぱり君はスゴいわね椎茸君!
甘いタレ系との相性が良すぎるでしょあなた!
「次は糸こんにゃく」
卵に絡めてズルッと…すする!
まるでつけ麺みたいね?
「うん、美味しいわ…安定の味ね」
でも、何か好きなのよね
すき焼きの糸こんにゃく…
スゴい美味しい!とは思わないけど
居ないと少しさみしいやつ
その後、白米とすき焼きの具達は
あっという間消え去り…
「ふぅ…腹ぁ~6分目!」
でも大丈夫…何故かって?
「おうどんがあるから!」
冷凍うどんを表示時間より
少しだけ短めにレンジでチン!して
もう少しで『全部溶けそうなのに…』と
嘆いているおうどんを幸せ汁…言い方が嫌ね
幸せ鍋に入れて蓋をしてちょっと煮込めば…
「すき焼きうどんの完成!では、いただきます!」
…もうね大好き
甘い割下&具材からでた脂や風味を纏った
おうどんを卵につけてすする幸せっていったら…
「なるほど…贅沢な時間をくれる食べ物だったのねあなた。」
お金をかけるだけが贅沢でないことを
改めて知ったそんな贅沢な夜でした。
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