ゴンザレス☆タマミの日常

塩やきとり

ワタシは夜の蝶
夜を舞う一匹の蝶
そんな蝶でもお腹は空く



「あ～…今日は一段と疲れたわね…」

久しぶりに新規の若い子ちゃん達が数人で
夜に染まってみようと好奇心で来たわね…
いや、まぁ有り難いのよ？
新しくお店を知ってくれるのは？
でも…

「飲み方を知らないのよね…」

そんなことを愚痴りながらワタシは
取り敢えず着替えることにした
しかし、偉いもので落ち着いてくるとお腹が減る


「…ガッツリじゃないわね…どうしようかしら？」

ワタシはいつもの半分のスピードで
取り敢えずコンビニに向かった

迷ったらここ！
ここなら、だいたい決まるわ！


「ん～…お弁当は…ちょっと重いわね…レンチンのお惣菜？…ちょっと違うわね…そんな時は！」


考えて産み出してくれた人達ありがとう！
もう、これなしじゃ生きられない体にされたわ🖤
責任…とってその熱々の体でワタシを受け止めなさい！


ホットスナックコーナーよ！

ワタシは心のなかでおおいに叫んだ。
もちろん、心のなかだ
…店員さんがチラリとこちらを見たかもしれないが
心のなかだ！


さて、問題は何を買うかよね？
…ワタシの恋人ハムカツ？
いや～…今日は別の彼氏ダーリンの気分…
からあげ？…何か違うわ…
フライドポテトにフランクフルト…
やきとり…やきとり？

あれ？何かしら口の中が
やきとり味に……

これは、たまにある
食べたいものが決まった瞬間に
もうその口になっちゃうやつでは！？
そうと決まれば！！


ワタシはやきとりの塩、タレを二本ずつと
おビール様(おっきいの🖤)を買い帰路に着いた



「ん～大人の飲み方🖤」

決して、おじさんの飲み方じゃないわよ？
…さて

「いただきます。」

まずは、塩から
そうしないとタレ食べるから味がぼやけちゃうものね
さて、一口…ん！

相変わらず美味しいわ！
昔、そんなスタンダードだったイメージ無いけど
出てきたらすぐに市民権強奪していったのよね！
さっぱりとしているのに
きっちり食べた感覚のある味！
口に入れた瞬間はきちんとし
すこしするとしつこく口に残らない！
ってか残してあげない！
なぜなら…


「おビール様出番ですわよ」

こいつでどんな油分も流し込むからな！

「さて、次は…」

もちろんタレ🖤
ミツがお肉からしたたってていやらしいわ🖤
では、さっそく

「あーん…」

あーんって可愛く言ったけど串の横から
半分以上こそいでやったわ！
そして…やっぱり

おいしいわ！
もう好き！愛してる！
甘さが強いタレに炭火の煙を感じる
後味！柔らかいお肉！
もう、おビール様飲むためだけに産まれてきた
食べ物なんじゃないかしら？
これ、今はないけど白米もバカみたいに
進むのよね！
え？やったこと無い？タレは流石に？
やりなさい！やってみなさい？
本当にどんぶり消えるわよ？
あ～！ダメねテンション上がってきたわぁ！
ふははははははははははは！！！！！












次の日二日酔いだったのは言うまでもない。