105 / 162
ドキドキ☆温泉旅行編!
かなわない
しおりを挟む
翌朝、私はやってしまったとゆう
気持ちを洗い流すため温泉に向かい
露天風呂に浸かった
「自分の気持ちに気付いて男の布団に潜り込んだ女が居たんですよ~」
私はいっぱく置いて
「なぁ~にぃ~!やっちまったな!」
さらにいっぱく置いて
「本当にやっちまいました!!!」
誰も居ないことを確認して私は吠えた
「何やってるの私!?男の布団に潜り込んであまつさえ好きって…好きって!!」
やばい!顔から火どころかマグマ出そう!
「あぁ…もう」
秋兎はナナシさんが好きなことくらい
見てたら分かるじゃない…
ナナシさんも秋兎のこと好きなこと見てたら
分かるじゃない!
自分が負けヒロインだって…
「分かるじゃない…」
フラれてもないのに涙が溢れる
感情がバグる…もうやだ…知りたくなかった
自覚したくなかった
私が1人で良かったと思いっきり泣いていると
音がした
「やば…誰か来た」
私は急いで涙を拭いて顔をバシャってした。
「あら、セツナっちじゃない?」
「タマさん…」
良かった水着履いてる
「居ないと思ったらここに居たのね」
タマさんはかけ湯をして
ゆっくり入ってきた
「ご一緒していいかしら?」
「いいですよ。」
「……それでどうしたのセツナっち?」
「な、何がですか?」
「何年も接客業をしている人間を誤魔化せると思わないことね…どうしたのよ」
「……実は」
私は昨日の夜の事を全部話した。
「そう…青春ねぇ~」
「……私、どうしたら」
「何がよ?」
「え?」
「好きなら好きでいいじゃない?」
「いや…でもナナシさんと秋兎はお似合いで…」
「だから何よ?別に付き合うだけがゴールじゃないでしょ?」
「…?」
「好きになったからって付き合わなきゃいけないなんてことは無いのよ」
「……でも、辛くないですか?」
「辛いでしょうね」
「だったら…」
「でも、思いを無理矢理忘れるよりは辛くないと思うわよ」
「っ…」
「恋は叶わなくても将来思い出になるのよ…何だかんだ悪くなかったってね。」
「そんなもん…ですか?」
「まぁ、まだ叶わないと決めつけるのは早いけどね?」
そう言ってタマミさんは出ていった
「タマミさん…大人だな」
私は少しスッキリした気持ちで背伸びをし
「敵わないな」
と、呟いた
気持ちを洗い流すため温泉に向かい
露天風呂に浸かった
「自分の気持ちに気付いて男の布団に潜り込んだ女が居たんですよ~」
私はいっぱく置いて
「なぁ~にぃ~!やっちまったな!」
さらにいっぱく置いて
「本当にやっちまいました!!!」
誰も居ないことを確認して私は吠えた
「何やってるの私!?男の布団に潜り込んであまつさえ好きって…好きって!!」
やばい!顔から火どころかマグマ出そう!
「あぁ…もう」
秋兎はナナシさんが好きなことくらい
見てたら分かるじゃない…
ナナシさんも秋兎のこと好きなこと見てたら
分かるじゃない!
自分が負けヒロインだって…
「分かるじゃない…」
フラれてもないのに涙が溢れる
感情がバグる…もうやだ…知りたくなかった
自覚したくなかった
私が1人で良かったと思いっきり泣いていると
音がした
「やば…誰か来た」
私は急いで涙を拭いて顔をバシャってした。
「あら、セツナっちじゃない?」
「タマさん…」
良かった水着履いてる
「居ないと思ったらここに居たのね」
タマさんはかけ湯をして
ゆっくり入ってきた
「ご一緒していいかしら?」
「いいですよ。」
「……それでどうしたのセツナっち?」
「な、何がですか?」
「何年も接客業をしている人間を誤魔化せると思わないことね…どうしたのよ」
「……実は」
私は昨日の夜の事を全部話した。
「そう…青春ねぇ~」
「……私、どうしたら」
「何がよ?」
「え?」
「好きなら好きでいいじゃない?」
「いや…でもナナシさんと秋兎はお似合いで…」
「だから何よ?別に付き合うだけがゴールじゃないでしょ?」
「…?」
「好きになったからって付き合わなきゃいけないなんてことは無いのよ」
「……でも、辛くないですか?」
「辛いでしょうね」
「だったら…」
「でも、思いを無理矢理忘れるよりは辛くないと思うわよ」
「っ…」
「恋は叶わなくても将来思い出になるのよ…何だかんだ悪くなかったってね。」
「そんなもん…ですか?」
「まぁ、まだ叶わないと決めつけるのは早いけどね?」
そう言ってタマミさんは出ていった
「タマミさん…大人だな」
私は少しスッキリした気持ちで背伸びをし
「敵わないな」
と、呟いた
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。



どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる