拒絶少女は世界を拒絶する

ドキドキ☆温泉旅行編！

準備編 魅里の場合

響と温泉…結構なイベントよね！
これは…なかなかのチャンス！

そう、アタシは油断しない！
女の子は好きな人がいる前では油断しない！
見えないところも！

「し、下着…どうしよう」

かわいいのあんまりない！
スポブラしか無い！
…これはこれでそそるのかしら？
いやいや、やっぱりもう少し大人っぽいのがいい
今から買いに…無理ね閉まってるわ

「…響どんなのが好きかな？」

ワンチャン、スポブラ好きって可能性無いかしら？
大興奮しないかしら？

「…それは…何か嫌ね」

好きでも受け止められないこともある。

あぁ！この前買えばよかった！
響居るから恥ずかしくて買えなかったけど
さりげなく聞くチャンスだったじゃないアタシのバカ！

…あ、そういえばネコタロって連れていけるのかしら？
メリーさんに預けるのかな？
あとで電話してみようかな？
ジョッシュのしか知らないけど…


久しぶりに、とんかつにも会いたいな…

お土産、メリーさん達にも買って帰ろう

アタシは取り敢えず今回は下着は諦め
響がスポブラ好きであることを祈り電話を掛けてから
眠った