拒絶少女は世界を拒絶する

犬派のノラ猫

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秋兎と打ち解けろ!

冷静

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「おいガキ…死ぬ前にひとつ答えろ」

「死ぬつもりはないけど…何んですか?」

刀を持った男は刀を下げると

「お前らは何者だ?どうして邪魔をする?」

「…なんだ、そんなことですか」

つまらないことを聞くんだな…この人

「仲間が戦ってるなら助けに来るでしょ?」

「仲良しごっこか…くだらねぇ」

男は溜め息をつき
再び刀を構え

「…まぁ苦しまないようにしてやるよ」

「ありがとうございます…こっちも出来るだけそうします」

僕がそう言うと男は素早く拳銃を抜き
何発か発砲した

「定説変換…」 

僕は銃弾は柔いとゆう
新常識を適用した

「柔らかくてもちょっと痛い」

ゴムボールを全力で投げられたくらいの
痛みだけど

「…なるほどジェネス様が話してた能力者ってやつか」

「あら、知られてる?」

「裏はその話題でもちきりだよ…この前の襲撃事件からな」

あれか…暴れすぎたかな?

「これは、ジェネス様喜ばれるな」

男は嬉しそうに笑う

「よほど好きなんだなジェネス様のこと」

「当たり前だ…あの方は新たな時代を作る…言わば神だ」

「神ときたか」

「神を崇めるのは当然だろう?」

男は拳銃を再び発砲するとこちらに走り始め

「効かないよ…弾丸は」

「そうだな…弾丸は効かないみたいだな」

近付いた男は刀を躊躇無しに頭に振り下ろしてきた
僕は間一髪でそれを躱し
冷や汗を拭く

「あ、危ないな…」

「何故躱す?」

「は?」

「弾丸のときのように柔らかくすればいいじゃないか?」

「いや…それは」

「お前は物を柔らかくする能力かと思ったが…違うようだな…もしくは合ってはいるが柔らかく出来るのは一つだけ…そんなところか?」


すごいなコイツ…冷静だ
こうゆうタイプは…

「やりにくい」



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