44 / 162
凸凹コンビとミッションインポッシブル
定説
しおりを挟む
…ホールドアップか
カッコ悪いな僕…今頃たぶん
魅里達はスピアに会ってる
早く助けに行かなきゃな…さて
「ねぇ、交渉しようよ…怖いお兄さん達?」
「何かな?情けない坊や?」
「今、僕を見逃してくれたら君達には危害を加えない…どうかな?悪い話じゃないと思うよ?」
「何を言い出すかと思えば…もういい死ね」
男が銃を撃つ合図を出そうとする
「やめたほうがいいよ?」
「なに?」
僕の言葉を聞いて強面の男が止まる
「君ら素人だろ?四方なんか囲んじゃって…」
「なに?」
「この状況で撃ったらどうなるかなんて幼稚園児でも分かるだろうよ」
僕には当たるかもしれない…けど
弾はこの距離なら僕の体を貫通し進み続け
「反対側の味方に当たる可能性があるだろ?もちろん100%じゃないけどな」
「なら、これでどうかね?」
そう言うと男は銃を取り出し後ろの男を避けさせ
「ご忠告ありがとう…では、さようなら」
「こちらこそ、ありがとう」
「変な男だ…」
男が引き金を引いた
瞬間、銃弾は前からではなく後ろから出て
男の肩を撃ち抜いた
「ぬがっ!?な、何をした!?」
男が慌てて声をあげる
周りがざわつく
うん…悪くないね…さて、もうひと押しかな?
「定説を変えただけだよ…おじさん」
「て、定説?」
まぁ、ワケわからんよね
「そう…僕の前で100%はあり得ない。弾丸は前に100%飛ぶと信じ込んでる君が哀れだったから定説を変えて後ろに飛ばした」
「何を訳の分からないことを!もういい!打て!」
「撃てるかな?…こうなりますよ?」
僕は引き金を引こうとしている男達に向かって
にっこり笑った
「な、なら反対側にして撃てばいいだろ!後ろから出るんだから」
男達は納得し銃を後ろ前反対に構えた
「おや?どうしました?撃たないんですか?早く引き金を引かないと出ていきますよ?」
僕はそう言うと扉に手を掛けた
「お、お前達何をしている!?」
男が怒号をあげる
「部下を怒らないであげてくださいよ…無理に決まってるでしょ?だって…」
僕は悠々とドアを開ける
「自分に銃口を向けて引き金なんか引けるはずがない」
僕は部屋を出た
何が100%交渉の場には出てくるだよ…
まぁ、初めから信じてなかったけどね
カッコ悪いな僕…今頃たぶん
魅里達はスピアに会ってる
早く助けに行かなきゃな…さて
「ねぇ、交渉しようよ…怖いお兄さん達?」
「何かな?情けない坊や?」
「今、僕を見逃してくれたら君達には危害を加えない…どうかな?悪い話じゃないと思うよ?」
「何を言い出すかと思えば…もういい死ね」
男が銃を撃つ合図を出そうとする
「やめたほうがいいよ?」
「なに?」
僕の言葉を聞いて強面の男が止まる
「君ら素人だろ?四方なんか囲んじゃって…」
「なに?」
「この状況で撃ったらどうなるかなんて幼稚園児でも分かるだろうよ」
僕には当たるかもしれない…けど
弾はこの距離なら僕の体を貫通し進み続け
「反対側の味方に当たる可能性があるだろ?もちろん100%じゃないけどな」
「なら、これでどうかね?」
そう言うと男は銃を取り出し後ろの男を避けさせ
「ご忠告ありがとう…では、さようなら」
「こちらこそ、ありがとう」
「変な男だ…」
男が引き金を引いた
瞬間、銃弾は前からではなく後ろから出て
男の肩を撃ち抜いた
「ぬがっ!?な、何をした!?」
男が慌てて声をあげる
周りがざわつく
うん…悪くないね…さて、もうひと押しかな?
「定説を変えただけだよ…おじさん」
「て、定説?」
まぁ、ワケわからんよね
「そう…僕の前で100%はあり得ない。弾丸は前に100%飛ぶと信じ込んでる君が哀れだったから定説を変えて後ろに飛ばした」
「何を訳の分からないことを!もういい!打て!」
「撃てるかな?…こうなりますよ?」
僕は引き金を引こうとしている男達に向かって
にっこり笑った
「な、なら反対側にして撃てばいいだろ!後ろから出るんだから」
男達は納得し銃を後ろ前反対に構えた
「おや?どうしました?撃たないんですか?早く引き金を引かないと出ていきますよ?」
僕はそう言うと扉に手を掛けた
「お、お前達何をしている!?」
男が怒号をあげる
「部下を怒らないであげてくださいよ…無理に決まってるでしょ?だって…」
僕は悠々とドアを開ける
「自分に銃口を向けて引き金なんか引けるはずがない」
僕は部屋を出た
何が100%交渉の場には出てくるだよ…
まぁ、初めから信じてなかったけどね
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
旦那様には愛人がいますが気にしません。
りつ
恋愛
イレーナの夫には愛人がいた。名はマリアンヌ。子どものように可愛らしい彼女のお腹にはすでに子どもまでいた。けれどイレーナは別に気にしなかった。彼女は子どもが嫌いだったから。
※表紙は「かんたん表紙メーカー」様で作成しました。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる