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266.4異世界初の大型プロジェクト6(河底に仮トンネルを作ろう2)✔
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残り半分のトンネルをこれから作るのだが、ペンギンやサメを水槽の下から見た光景が突然脳裏に浮かんだ。
妹と水族館に行ったのはいつの事だっただろうか? 両親が元気で一緒に行ったからな。小学生か中学生だったかな? あの頃は幸せで良かったな。……
水の壁が作れるのなら、水のトンネルも作れるのではないだろうか? 水のトンネルをイメージして精霊にお願いしてみる。
上流側に水の壁が出来上がった。そこから水が伸びて橋のようになり下流側に繋がった。すごいな。水の精霊は何でもできるみたいだな。水の橋が崩れ落ちないか少しの間観察したが安定している。
これなら河をせき止めていないから洪水の心配はない。気になるのは、真上を巨大ナマズの魚影が通過することだ。
河の水は濁っているため、透明度は低いが、巨大ナマズが真上から襲ってこれるのではないかと不安になる。 いや、この水のトンネルは結界並みの強度がありそうだから大丈夫だな。流石は精霊の魔法はすごいな。
「アルフレッドが昨日よりもさらにすごいモノを見せてくれているぞ! 水のトンネルの中で土のトンネルを作るなんて最高だな! お前ら、ワシらのすごいところも見せるぞ! 準備はいいか!」
「「「「「いつでもいいですぜ!」」」」」
「行くぞ!!」
待ってましたとばかりに、一斉にドワーフが河に走って降りて行く。今も転げて泥だらけになる者もいるが、さっき作った階段から行くドワーフもいた。
「お前ら準備はいいか?」
「「「「「いつでもいいですぜ!」」」」」
大きな声が聞こえた。ドワーフは決められた場所に配置が済んだみたいだ。
「いくぞ! 三・二・一 やれ!」
ガンツさんが大きな掛け声を上げた。
すると続きのトンネルに河底が段々と持ち上がりだし、箱型のトンネルが作られていく。その長さは約五百メートル、先に作ったトンネルと合わせると一キロにもなる。
今日は歪んでいる場所がほとんど見えない。流石はドワーフだ! 直ぐに技術を吸収して使えるようになっている。 一時間程で仮トンネルが完成し、河土手に階段を作りながら全員が対岸に上がった。出迎えたエルフ達が歓迎してくれる。獣人やドワーフの姿もあったがみんな大喜びだ。
今、ガンツさんたちは河の土手に階段とスロープを作っている。やはりスロープの角度が急過ぎるように見える。
「ガンツさん、なんでワザとスロープを急にしてるんですか?」
「気がついたか、色々とあるんだ。利用料を取るにしても文句言うやつが出てくるだろう。だから荷は手伝いが無いと上げられないようにした。渡し舟を生業にしている者が仕事を失うからな。こいつらの仕事を確保する意味合いもある」
「凄いですね。よく考えられていますね!」
「何を言っているんだ。全部アルフレッドが柔軟な考えをするようにと言ったからだぞ! 以前のワシらならこんなことはせん!」
ガンツさんはまだ何か隠しているように見える。
「そうですか? で、本当はまだ隠していますでしょ!」
「アルフレッドには、やはりかなわんな! その通りだ。邪神の使徒が魔物を暴走させたことがあってな。このトンネルを利用されると被害が大きくなる可能性もある。戦争も当然考慮する必要があるしな」
「ですよね」
「ガンツの旦那、完成しやしたぜ!」
ドワーフが階段とスロープが完成したと伝えに来た。今からトンネルの中を確認するそうだ。
俺はトンネルの中の移動に台車を使用してすることを提案した。一度に入り過ぎると酸欠の可能性があるためだ。それに荷も楽に運べる。直ぐにドワーフ達が荷ヤーク(馬)車を改良して台車を作り上げた。
利用料は船の渡し賃と同じ額になっている。そこから荷を運びあげる人の給金三割を支払い残りがドワーフの手元に残る。この中からエルフに土地の使用料として二割を払うことになっている。よく分からないうちに俺にも二割が入って来ることになっていた。結局ドワーフの元に残るのは三割という事になる。
魔大陸には二割支払うルールでもあるのかも知れないな。
「勇者様! 渡って来ちゃった! 仕入れた荷物がまだ向こうにあるから帰るんだけどね! 早く荷物を運べるようにしてくれないかな?」
まだ、安全性の確認中で利用開始していないのに、ミーメがノール達と渡って来たようだ。スロープが急でなければミーメはヤーク車ごと渡っていただろう。みんなが好き勝手するとトンネルの中で間違いなく身動きが取れなくなりそうだな。
「ミーメ!! 勝手なことをして! あれほどみんなに迷惑を掛けてはダメだと言っているでしょう!」
ミーメの所にお綺麗なエルフの女性がやって来た。 女性の周りは物々しい警備になっている。それだけでこの女性が誰なのか想像できてしまう!
「なんでお母様がここにいるんですか? 急いでも五日はかかる筈なのに!」
「ミーメが暴走するからよ!」
ミーメの顔が引きつっているように見える。ノール達も同じように緊張しているな。
やはり、想像した通り、森のエルフの女王様だった。
ミーメがドワーフとの交渉に俺を引っ張り出そうとしてきたが、勇者ではないと断った。認めたら大変なことになるのが目に見えるからだ。
ガンツさん達とエルフ達で協議が行われ次の事が決まった。
エルフの土地は売却しない。当然だろうな。他国のドワーフに土地を売るなんてありえないだろう。権利を主張されたり、使用を止められると色々困るからな。しかし、これから作る川底の下百メートルのトンネル建設には乗り気のようだ。と、言うか契約済みなんだけどね。
使用料の徴収はドワーフ側で行いエルフに使用料を支払う。建設はドワーフが全てやっているのだから妥当な線だろう。
酸素確保の送風と、湧き出る水の汲み上げに小型の風車を使用する計画になっており、エルフが風と水の精霊魔法で協力してくれることになった。最初はエルフがトンネル工事費の半分を負担する案を提示してきた。しかし、工事代金が高額なことが分かると提案は取り下げられ、売り上げの二割をエルフに支払うことで合意された。
工事中に巨大ナマズが一度も襲ってこなかったが、エルフ側からも水や風の精霊にお願いして守ってくれていたのだと聞かされた。
それと、ミーメが言っていたビリビリ魔法だが、正体は体長十メートルの巨大な電気ナマズだった。かなり前から餌やりをしていたそうで、実はミーメもビリビリ魔法の正体を初めて知ったと驚いていた。
魔物なのか精霊の化身なのかは確認できていないが、なぜかミーメの言う事を聞いてくれるみたいなんだ。なぜ、ミーメだけがビリビリ魔法が使えるのかという謎が一つ解明された。これは水のトンネルがあったからだとミーメがこっそりと教えてくれた。ミーメ達は水のトンネルを抜けて渡って来ていた。本当に無茶をするお姫様だ。ノール達が必死にミーメを止めている光景が目に浮かんできた。
仮のトンネルと移動用の台車も完成している。今日は安全確認を行い、明日には利用が開始されると聞かされた。エルフ側で盛大な開通セレモニーをやらせてほしいと要望があった。
ガンツさんたちはドワーフ側で行うつもりだったそうだ。両方ですればいいのになぜか、エルフ側で開催することが決定した。ガンツさんたちがエルフに貸しを作ろうとしているのかもしれないな。
エルフとドワーフが国を跨いで行う最初の大型プロジェクトになるそうだ。明日は飲むので三日後から本格的な工事に着工すると聞かされた。明後日は二日酔いで動けない者が出てくるのではないだろうか? ドワーフとエルフ達がワイン樽を運んでくると言って帰って行った。
想像以上にこれはすごい事らしい。
妹と水族館に行ったのはいつの事だっただろうか? 両親が元気で一緒に行ったからな。小学生か中学生だったかな? あの頃は幸せで良かったな。……
水の壁が作れるのなら、水のトンネルも作れるのではないだろうか? 水のトンネルをイメージして精霊にお願いしてみる。
上流側に水の壁が出来上がった。そこから水が伸びて橋のようになり下流側に繋がった。すごいな。水の精霊は何でもできるみたいだな。水の橋が崩れ落ちないか少しの間観察したが安定している。
これなら河をせき止めていないから洪水の心配はない。気になるのは、真上を巨大ナマズの魚影が通過することだ。
河の水は濁っているため、透明度は低いが、巨大ナマズが真上から襲ってこれるのではないかと不安になる。 いや、この水のトンネルは結界並みの強度がありそうだから大丈夫だな。流石は精霊の魔法はすごいな。
「アルフレッドが昨日よりもさらにすごいモノを見せてくれているぞ! 水のトンネルの中で土のトンネルを作るなんて最高だな! お前ら、ワシらのすごいところも見せるぞ! 準備はいいか!」
「「「「「いつでもいいですぜ!」」」」」
「行くぞ!!」
待ってましたとばかりに、一斉にドワーフが河に走って降りて行く。今も転げて泥だらけになる者もいるが、さっき作った階段から行くドワーフもいた。
「お前ら準備はいいか?」
「「「「「いつでもいいですぜ!」」」」」
大きな声が聞こえた。ドワーフは決められた場所に配置が済んだみたいだ。
「いくぞ! 三・二・一 やれ!」
ガンツさんが大きな掛け声を上げた。
すると続きのトンネルに河底が段々と持ち上がりだし、箱型のトンネルが作られていく。その長さは約五百メートル、先に作ったトンネルと合わせると一キロにもなる。
今日は歪んでいる場所がほとんど見えない。流石はドワーフだ! 直ぐに技術を吸収して使えるようになっている。 一時間程で仮トンネルが完成し、河土手に階段を作りながら全員が対岸に上がった。出迎えたエルフ達が歓迎してくれる。獣人やドワーフの姿もあったがみんな大喜びだ。
今、ガンツさんたちは河の土手に階段とスロープを作っている。やはりスロープの角度が急過ぎるように見える。
「ガンツさん、なんでワザとスロープを急にしてるんですか?」
「気がついたか、色々とあるんだ。利用料を取るにしても文句言うやつが出てくるだろう。だから荷は手伝いが無いと上げられないようにした。渡し舟を生業にしている者が仕事を失うからな。こいつらの仕事を確保する意味合いもある」
「凄いですね。よく考えられていますね!」
「何を言っているんだ。全部アルフレッドが柔軟な考えをするようにと言ったからだぞ! 以前のワシらならこんなことはせん!」
ガンツさんはまだ何か隠しているように見える。
「そうですか? で、本当はまだ隠していますでしょ!」
「アルフレッドには、やはりかなわんな! その通りだ。邪神の使徒が魔物を暴走させたことがあってな。このトンネルを利用されると被害が大きくなる可能性もある。戦争も当然考慮する必要があるしな」
「ですよね」
「ガンツの旦那、完成しやしたぜ!」
ドワーフが階段とスロープが完成したと伝えに来た。今からトンネルの中を確認するそうだ。
俺はトンネルの中の移動に台車を使用してすることを提案した。一度に入り過ぎると酸欠の可能性があるためだ。それに荷も楽に運べる。直ぐにドワーフ達が荷ヤーク(馬)車を改良して台車を作り上げた。
利用料は船の渡し賃と同じ額になっている。そこから荷を運びあげる人の給金三割を支払い残りがドワーフの手元に残る。この中からエルフに土地の使用料として二割を払うことになっている。よく分からないうちに俺にも二割が入って来ることになっていた。結局ドワーフの元に残るのは三割という事になる。
魔大陸には二割支払うルールでもあるのかも知れないな。
「勇者様! 渡って来ちゃった! 仕入れた荷物がまだ向こうにあるから帰るんだけどね! 早く荷物を運べるようにしてくれないかな?」
まだ、安全性の確認中で利用開始していないのに、ミーメがノール達と渡って来たようだ。スロープが急でなければミーメはヤーク車ごと渡っていただろう。みんなが好き勝手するとトンネルの中で間違いなく身動きが取れなくなりそうだな。
「ミーメ!! 勝手なことをして! あれほどみんなに迷惑を掛けてはダメだと言っているでしょう!」
ミーメの所にお綺麗なエルフの女性がやって来た。 女性の周りは物々しい警備になっている。それだけでこの女性が誰なのか想像できてしまう!
「なんでお母様がここにいるんですか? 急いでも五日はかかる筈なのに!」
「ミーメが暴走するからよ!」
ミーメの顔が引きつっているように見える。ノール達も同じように緊張しているな。
やはり、想像した通り、森のエルフの女王様だった。
ミーメがドワーフとの交渉に俺を引っ張り出そうとしてきたが、勇者ではないと断った。認めたら大変なことになるのが目に見えるからだ。
ガンツさん達とエルフ達で協議が行われ次の事が決まった。
エルフの土地は売却しない。当然だろうな。他国のドワーフに土地を売るなんてありえないだろう。権利を主張されたり、使用を止められると色々困るからな。しかし、これから作る川底の下百メートルのトンネル建設には乗り気のようだ。と、言うか契約済みなんだけどね。
使用料の徴収はドワーフ側で行いエルフに使用料を支払う。建設はドワーフが全てやっているのだから妥当な線だろう。
酸素確保の送風と、湧き出る水の汲み上げに小型の風車を使用する計画になっており、エルフが風と水の精霊魔法で協力してくれることになった。最初はエルフがトンネル工事費の半分を負担する案を提示してきた。しかし、工事代金が高額なことが分かると提案は取り下げられ、売り上げの二割をエルフに支払うことで合意された。
工事中に巨大ナマズが一度も襲ってこなかったが、エルフ側からも水や風の精霊にお願いして守ってくれていたのだと聞かされた。
それと、ミーメが言っていたビリビリ魔法だが、正体は体長十メートルの巨大な電気ナマズだった。かなり前から餌やりをしていたそうで、実はミーメもビリビリ魔法の正体を初めて知ったと驚いていた。
魔物なのか精霊の化身なのかは確認できていないが、なぜかミーメの言う事を聞いてくれるみたいなんだ。なぜ、ミーメだけがビリビリ魔法が使えるのかという謎が一つ解明された。これは水のトンネルがあったからだとミーメがこっそりと教えてくれた。ミーメ達は水のトンネルを抜けて渡って来ていた。本当に無茶をするお姫様だ。ノール達が必死にミーメを止めている光景が目に浮かんできた。
仮のトンネルと移動用の台車も完成している。今日は安全確認を行い、明日には利用が開始されると聞かされた。エルフ側で盛大な開通セレモニーをやらせてほしいと要望があった。
ガンツさんたちはドワーフ側で行うつもりだったそうだ。両方ですればいいのになぜか、エルフ側で開催することが決定した。ガンツさんたちがエルフに貸しを作ろうとしているのかもしれないな。
エルフとドワーフが国を跨いで行う最初の大型プロジェクトになるそうだ。明日は飲むので三日後から本格的な工事に着工すると聞かされた。明後日は二日酔いで動けない者が出てくるのではないだろうか? ドワーフとエルフ達がワイン樽を運んでくると言って帰って行った。
想像以上にこれはすごい事らしい。
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