14 / 33
買い物デート -夏休み-
しおりを挟む
「ごめんって、なんでもするから機嫌なおしてくれ…」
どうすればいいかと思いながら頭を撫でじっと見つめる。
「なんでも?」
「俺ができることならなんでもするわ」
ちょっと顔を上げて興味を持ってくれたようで。
「じゃあ、グラタン作って」
「おっけー!任せとけ」
グラタンか。得意料理だったので張り切って作ろうとし。
「あ、でも材料ないから買いに行かなきゃダメだと思う」
「よし、材料買いに行くか」
立夏と二人でお出かけできるので嬉しくなり。
「うん、じゃあ着替えてくる。あ、兄さんの着なくなった服でよければ貸そうか」
「いいのか?借りれるなら借りよっかな」
制服だと目立つもんな。
「いいよ、どうせ兄さんのだしね」
兄さんの部屋に移動してタンスを開け
「好きなのどうぞ」
「失礼します…!おおー、兄さんお洒落だよな…これにするわ」
兄さんの部屋に上がり、タンスの奥にある着やすそうな服を選んだ。
「うん、じゃあ、俺も着替えてくるから」
「おっけー、着替え終わったら立夏の部屋に行くな」
ここで着替えようと思い、兄さんの服に着替え。
立夏は部屋に戻り外が暑そうなので、割と露出度の高い服を着ればリビングに行き、ミルクに餌をあげてから戸締りをし出かける準備をしていて。
「戻るか」
脱いだ制服はまた綺麗に畳み持ち、兄さんの部屋から出て立夏の部屋に行き。
「そういえば、朝起きてからのままじゃん」
一旦部屋を出て洗面所に行き顔を洗ってから、髪を手櫛で整え立夏の部屋に戻る。
「凪斗ー!まだぁ?早く行くぞ」
「悪い、今から行くわ!」
リビングから立夏の声が聞こえ鞄から財布を取り出しポケットに入れてから返事をし慌ててリビングに向かい。
「よし、じゃあ、行くか」
凪斗が降りてくると、玄関まで行き。
「待たせたな…お、おう」
立夏の姿を見つけ声をかけると薄着だったので思わず少し顔を逸らしてしまう。
「ん?どうかした」
顔を逸らす凪斗を見て不思議そうにし。
「…っ!あ、いや、気にすんな」
動揺しながら顔を向けると、露出してる肌をちらっと見てほんのり顔が赤くなる。
「変なの」
よく分からないが靴を履くと外に出ていき。
「はぁっ…これでよし」
大きく息を吸って落ち着かせてから靴を履き少し遅れて外に出て。
「じゃあ、行こうぜ。ここからだと1番近いスーパーだと10分くらいかな」
「おっけー!んじゃ、歩きますか」
どっちと聞きながらスーパーの方向に歩こうとしてると
「こっち」
右を指指すと歩き始め。
「それにしても、暑いな」
「確かにちょっと暑いよなー」
いい天気で太陽の日差しが眩しい。
「まだ梅雨もきてないのに夏みたいだよなぁ」
手で顔を扇ぎ。
「暑いなら早く夏休みがきてほしいわー」
夏休みならイベントが盛りだくさんなので楽しみにしていて。
「夏休みねぇ…」
「たくさん遊ぼうな!」
遊ぶことだけを考えにっと笑う。
「勉強もしなきゃダメだろ」
呆れた口調で言い。
「もちろん、勉強もするに決まってんだろー!夏休みの宿題は早めに終わらすし夜にも勉強するからさ」
「ならいいけど、あ、着いたよ」
「おー、着いたか」
スーパーに着くと中に入り。
「中は涼しいなぁ」
「ほんとそれなー」
買い物カゴを持ち野菜から何買うか見て回ろうとし。
「俺、グラタンにはエビと鶏肉入れてほしい」
「おっけー!グラタンの他にサラダとスープも作るかー」
野菜をじっと見てから玉ねぎ、じゃがいも、レタス、ミニトマト、きゅうりをカゴに入れていき。
「あ、グラタンにセロリ入れていい?」
セロリを手に持ちながら聞きいてみて。
「セロリは嫌いだから、いらない」
「りょーかい」
セロリを元の場所に戻し。
「マカロニは入れる?」
「マカロニ…も、あんま好きじゃない」
グラタンは好きだが、マカロニが嫌いなのでファミレスとかでは頼んだ事がなく。
「じゃあ、入れないでおくなー。牛乳はあるからあとはエビ、鶏肉、チーズ、小麦粉、バター、コンソメぐらいか」
グラタンの材料を思い浮かべながら口にして。
どうすればいいかと思いながら頭を撫でじっと見つめる。
「なんでも?」
「俺ができることならなんでもするわ」
ちょっと顔を上げて興味を持ってくれたようで。
「じゃあ、グラタン作って」
「おっけー!任せとけ」
グラタンか。得意料理だったので張り切って作ろうとし。
「あ、でも材料ないから買いに行かなきゃダメだと思う」
「よし、材料買いに行くか」
立夏と二人でお出かけできるので嬉しくなり。
「うん、じゃあ着替えてくる。あ、兄さんの着なくなった服でよければ貸そうか」
「いいのか?借りれるなら借りよっかな」
制服だと目立つもんな。
「いいよ、どうせ兄さんのだしね」
兄さんの部屋に移動してタンスを開け
「好きなのどうぞ」
「失礼します…!おおー、兄さんお洒落だよな…これにするわ」
兄さんの部屋に上がり、タンスの奥にある着やすそうな服を選んだ。
「うん、じゃあ、俺も着替えてくるから」
「おっけー、着替え終わったら立夏の部屋に行くな」
ここで着替えようと思い、兄さんの服に着替え。
立夏は部屋に戻り外が暑そうなので、割と露出度の高い服を着ればリビングに行き、ミルクに餌をあげてから戸締りをし出かける準備をしていて。
「戻るか」
脱いだ制服はまた綺麗に畳み持ち、兄さんの部屋から出て立夏の部屋に行き。
「そういえば、朝起きてからのままじゃん」
一旦部屋を出て洗面所に行き顔を洗ってから、髪を手櫛で整え立夏の部屋に戻る。
「凪斗ー!まだぁ?早く行くぞ」
「悪い、今から行くわ!」
リビングから立夏の声が聞こえ鞄から財布を取り出しポケットに入れてから返事をし慌ててリビングに向かい。
「よし、じゃあ、行くか」
凪斗が降りてくると、玄関まで行き。
「待たせたな…お、おう」
立夏の姿を見つけ声をかけると薄着だったので思わず少し顔を逸らしてしまう。
「ん?どうかした」
顔を逸らす凪斗を見て不思議そうにし。
「…っ!あ、いや、気にすんな」
動揺しながら顔を向けると、露出してる肌をちらっと見てほんのり顔が赤くなる。
「変なの」
よく分からないが靴を履くと外に出ていき。
「はぁっ…これでよし」
大きく息を吸って落ち着かせてから靴を履き少し遅れて外に出て。
「じゃあ、行こうぜ。ここからだと1番近いスーパーだと10分くらいかな」
「おっけー!んじゃ、歩きますか」
どっちと聞きながらスーパーの方向に歩こうとしてると
「こっち」
右を指指すと歩き始め。
「それにしても、暑いな」
「確かにちょっと暑いよなー」
いい天気で太陽の日差しが眩しい。
「まだ梅雨もきてないのに夏みたいだよなぁ」
手で顔を扇ぎ。
「暑いなら早く夏休みがきてほしいわー」
夏休みならイベントが盛りだくさんなので楽しみにしていて。
「夏休みねぇ…」
「たくさん遊ぼうな!」
遊ぶことだけを考えにっと笑う。
「勉強もしなきゃダメだろ」
呆れた口調で言い。
「もちろん、勉強もするに決まってんだろー!夏休みの宿題は早めに終わらすし夜にも勉強するからさ」
「ならいいけど、あ、着いたよ」
「おー、着いたか」
スーパーに着くと中に入り。
「中は涼しいなぁ」
「ほんとそれなー」
買い物カゴを持ち野菜から何買うか見て回ろうとし。
「俺、グラタンにはエビと鶏肉入れてほしい」
「おっけー!グラタンの他にサラダとスープも作るかー」
野菜をじっと見てから玉ねぎ、じゃがいも、レタス、ミニトマト、きゅうりをカゴに入れていき。
「あ、グラタンにセロリ入れていい?」
セロリを手に持ちながら聞きいてみて。
「セロリは嫌いだから、いらない」
「りょーかい」
セロリを元の場所に戻し。
「マカロニは入れる?」
「マカロニ…も、あんま好きじゃない」
グラタンは好きだが、マカロニが嫌いなのでファミレスとかでは頼んだ事がなく。
「じゃあ、入れないでおくなー。牛乳はあるからあとはエビ、鶏肉、チーズ、小麦粉、バター、コンソメぐらいか」
グラタンの材料を思い浮かべながら口にして。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
[急募]三十路で童貞処女なウザ可愛い上司の落とし方
ヘタノヨコヅキ@商業名:夢臣都芽照
BL
\下ネタ上等!/ これは、そんな馬鹿な貴方を好きな、馬鹿な俺の話 / 不器用な部下×天真爛漫な上司
*表紙*
題字&イラスト:木樫 様
( Twitter → @kigashi_san )
( アルファポリス → https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/266628978 )
※ 表紙の持ち出しはご遠慮ください
(拡大版は1ページ目に挿入させていただいております!)
営業課で業績最下位を記録し続けていた 鳴戸怜雄(なるどれお) は四月、企画開発課へと左遷させられた。
異動に対し文句も不満も抱いていなかった鳴戸だが、そこで運命的な出会いを果たす。
『お前が四月から異動してきたクソ童貞だな?』
どう見ても、小学生。口を開けば下ネタばかり。……なのに、天才。
企画開発課課長、井合俊太(いあいしゅんた) に対し、鳴戸は真っ逆さまに恋をした。
真面目で堅物な部下と、三十路で童顔且つ天才だけどおバカな上司のお話です!!
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※ 2022.10.10 レイアウトを変更いたしました!!
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)
告白ゲーム
茉莉花 香乃
BL
自転車にまたがり校門を抜け帰路に着く。最初の交差点で止まった時、教室の自分の机にぶら下がる空の弁当箱のイメージが頭に浮かぶ。「やばい。明日、弁当作ってもらえない」自転車を反転して、もう一度教室をめざす。教室の中には五人の男子がいた。入り辛い。扉の前で中を窺っていると、何やら悪巧みをしているのを聞いてしまった
他サイトにも公開しています
【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる