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「シェイラ様の妹君って、何かご病気ですの……?」
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とはいえ私は両親を恨んではいない。
否、恨んでいた。双子の妹とあきらかに差をつけて育てられたので、まあ恨む。私は嫌われているのだと妬むし、愛してくれないことを憎む。死ねばいいと思う。
でも今はそうでもない。
それもこの学園のおかげだ。
貴族らしからぬ姿の私は、貴族より平民と仲良くすることが多かった。そうすると彼らがどれだけ苦労してこの学園にいるか、嫌でも耳に入ってくる。
両親は妹を大事にしているが、私のことも蔑ろにしているわけではない。少なくとも衣食住は保証されているし、学園にも通えている。お小遣いももらっている。
ただどう考えても妹の方に金をかけているのだから、妹を公爵夫人にすればいいと思う。カール様……私の婚約者も優秀な人だし、優秀なので女に負けることを嫌い、私とは相性が悪いのだ。
私も公爵夫人より役人になりたい。
「おい、」
「はい?」
顔を上げると知らない男子生徒がいた。ずいぶん乱暴な呼びかけだけれど、どうやら貴族子息、こちらは平民に見える格好をしているので、いたしかたない。
説明も面倒なので下手に出ておこう。もし役人になった日には、頭を下げることも増えるのだろうし。
「……?」
呼ばれたと思ったのに、彼は不思議そうに私の姿を見た。
なんだろう。それから舌打ちして聞いてくる。
「シェイラ・ローゼンはどこだ?」
「……私ですが」
一瞬だけ嘘をつこうかと思った。さすがに名前なんて知られているので、あまり意味はないだろう。
「嘘を言うな。シェイラ・ローゼンだぞ。アイラの双子の姉の……いや……おまえか……?」
「ええ、私です」
なにしろ双子なので顔は似ている。顔は。だというのに飾り付けが違うだけで、特に男性はあまり気づいてくれない。
「なぜそんな庶民の格好をしている」
そんなことを言われても。
「公序良俗に反しなければ、格好は自由でしょう?」
「……ローゼン家はどういう教育をしているんだ。おまえには貴族という自覚がないのか?」
「あなたに貴族の自覚がおありなら、公爵家の娘をおまえ、などとお呼びにならないのでは?」
見た目を重視するのが貴族の一側面だけれど、地位を無視していいわけではない。
「それは……悪かった。しかし……ずいぶん簡素な姿なので、驚いてしまった」
怒るかなと思ったら、なんと彼は気まずそうな顔で謝罪した。いきなりしおらしくなったので、私もちょっと驚いてしまった。
「寮暮らしで両親とは一年顔を合わせておりませんので、好きな格好をしております」
嘘でもない。完全な真実でもないけれど。
両親がドレスを用意してくれない、などと訴えると大事になるので、このあたりで良いだろう。
「一年顔を合わせていない……? あなたとあなたの家族は、アイラにひどい態度を取っていると聞いた」
「それはないですね。一年帰っていないし、アイラは家から通っていますから」
「……あなたの他にアイラに姉はいるのだろうか?」
「いいえ。両親は子供に恵まれなかったので、私とアイラだけです」
彼はひどく困惑した様子で、視線をどこかに向け、考えるようにして聞いてきた。
「本当に家に帰っていないのか?」
「ええ。公爵家の馬車が毎日送り迎えに来ていますが、いつもアイラだけが乗っているはずですよ」
「そういえば……」
きっとアイラにあることないこと吹き込まれたのだろう。
どんな噂を流そうと、現実、丁重に馬車の送り迎えをされ、とびきりきれいな格好をしているアイラと、寮住まいで平民じみた格好をしている私。
私が愛され、アイラが虐待されている、と思う人はまずいない。
まあそんな冷静になればわかることを周囲にうなずかせる、アイラの技術が凄いのかもしれない。男性限定だけど。お馬鹿だけど。
「すまない。邪魔をした……」
彼は呆然とした様子で教室を出ていった。お気の毒に。貴族はなんだかんだでちゃんとした育ちなので、周囲にとんでもない大ホラ吹きはいなかったんだろうな。
「お姉さま、ひどいですっ!」
放課後に荷物をまとめていたところ、アイラが突撃してきた。別に挨拶しろとは言わないけど、教室に飛び込んできてそれってすごいな。私がいなかったらどうするんだろう。
「ロバートに、わ、わたしがお姉さまをいじめてるなんて言ったんでしょう! ひどい。お姉さまこそ私を……」
「いいえ、アイラ。ロバート様というのが3時間目の後に来た彼なら、私は事実を伝えただけですよ」
「どうしてそんな嘘をつくんですか? 私はお姉さまと仲のいい姉妹になりたくて……」
「私は寮暮らしで、私の好きな格好をしていること。あなたは毎日馬車で送り迎えがあることを言っただけよ。どこが嘘なの?」
「そんなの、当然じゃないですか! お姉さまは公爵家を継ぐんだから、勉強しなきゃいけないでしょ」
「そうね、当然のことよ。当然のことを言ったの。そしたら彼にどう言われたの?」
「……」
「アイラ、どう言われたの?」
珍しくアイラは唇を噛んで何も言わなかった。
「アイラ」
「お姉さまなんて……っ!」
「あっ!」
乱暴な手が伸びてきて、私の髪飾りを引きちぎるように奪っていった。
「いたっ」
「最低よ! お姉さまはそんなに恵まれているのに、言い訳ばかりで優しさも思いやりもない! いくら勉強ができても、そんな公爵夫人じゃ領民が可哀想よ!」
いやあなた領民と話をしたこともないでしょうに。
「私がこうして優しくされてあげているのに、感謝もしてくれない! 貴族としての誇りも心もない人だわ!」
なんだかすごいことを言って、アイラは髪飾り……というか、勉強中に伸びた前髪が邪魔だったので使っていた髪留めを握りしめて出ていった。
気に入ってはいたけれどお小遣いで買った安物だし、いい機会なので前髪を切ろう。ブチられてしまったので、ハゲることだけが心配だ。お父さまもお母さまも毛髪は元気そうなので、まあ……。
「今日もすごいねー……」
「あはは」
「シェイラ様の妹君って、何かご病気ですの……?」
あまり関わらないご令嬢にまで言われてしまった。確かに「優しくされてあげているから感謝しなさい」はすごかった。
否、恨んでいた。双子の妹とあきらかに差をつけて育てられたので、まあ恨む。私は嫌われているのだと妬むし、愛してくれないことを憎む。死ねばいいと思う。
でも今はそうでもない。
それもこの学園のおかげだ。
貴族らしからぬ姿の私は、貴族より平民と仲良くすることが多かった。そうすると彼らがどれだけ苦労してこの学園にいるか、嫌でも耳に入ってくる。
両親は妹を大事にしているが、私のことも蔑ろにしているわけではない。少なくとも衣食住は保証されているし、学園にも通えている。お小遣いももらっている。
ただどう考えても妹の方に金をかけているのだから、妹を公爵夫人にすればいいと思う。カール様……私の婚約者も優秀な人だし、優秀なので女に負けることを嫌い、私とは相性が悪いのだ。
私も公爵夫人より役人になりたい。
「おい、」
「はい?」
顔を上げると知らない男子生徒がいた。ずいぶん乱暴な呼びかけだけれど、どうやら貴族子息、こちらは平民に見える格好をしているので、いたしかたない。
説明も面倒なので下手に出ておこう。もし役人になった日には、頭を下げることも増えるのだろうし。
「……?」
呼ばれたと思ったのに、彼は不思議そうに私の姿を見た。
なんだろう。それから舌打ちして聞いてくる。
「シェイラ・ローゼンはどこだ?」
「……私ですが」
一瞬だけ嘘をつこうかと思った。さすがに名前なんて知られているので、あまり意味はないだろう。
「嘘を言うな。シェイラ・ローゼンだぞ。アイラの双子の姉の……いや……おまえか……?」
「ええ、私です」
なにしろ双子なので顔は似ている。顔は。だというのに飾り付けが違うだけで、特に男性はあまり気づいてくれない。
「なぜそんな庶民の格好をしている」
そんなことを言われても。
「公序良俗に反しなければ、格好は自由でしょう?」
「……ローゼン家はどういう教育をしているんだ。おまえには貴族という自覚がないのか?」
「あなたに貴族の自覚がおありなら、公爵家の娘をおまえ、などとお呼びにならないのでは?」
見た目を重視するのが貴族の一側面だけれど、地位を無視していいわけではない。
「それは……悪かった。しかし……ずいぶん簡素な姿なので、驚いてしまった」
怒るかなと思ったら、なんと彼は気まずそうな顔で謝罪した。いきなりしおらしくなったので、私もちょっと驚いてしまった。
「寮暮らしで両親とは一年顔を合わせておりませんので、好きな格好をしております」
嘘でもない。完全な真実でもないけれど。
両親がドレスを用意してくれない、などと訴えると大事になるので、このあたりで良いだろう。
「一年顔を合わせていない……? あなたとあなたの家族は、アイラにひどい態度を取っていると聞いた」
「それはないですね。一年帰っていないし、アイラは家から通っていますから」
「……あなたの他にアイラに姉はいるのだろうか?」
「いいえ。両親は子供に恵まれなかったので、私とアイラだけです」
彼はひどく困惑した様子で、視線をどこかに向け、考えるようにして聞いてきた。
「本当に家に帰っていないのか?」
「ええ。公爵家の馬車が毎日送り迎えに来ていますが、いつもアイラだけが乗っているはずですよ」
「そういえば……」
きっとアイラにあることないこと吹き込まれたのだろう。
どんな噂を流そうと、現実、丁重に馬車の送り迎えをされ、とびきりきれいな格好をしているアイラと、寮住まいで平民じみた格好をしている私。
私が愛され、アイラが虐待されている、と思う人はまずいない。
まあそんな冷静になればわかることを周囲にうなずかせる、アイラの技術が凄いのかもしれない。男性限定だけど。お馬鹿だけど。
「すまない。邪魔をした……」
彼は呆然とした様子で教室を出ていった。お気の毒に。貴族はなんだかんだでちゃんとした育ちなので、周囲にとんでもない大ホラ吹きはいなかったんだろうな。
「お姉さま、ひどいですっ!」
放課後に荷物をまとめていたところ、アイラが突撃してきた。別に挨拶しろとは言わないけど、教室に飛び込んできてそれってすごいな。私がいなかったらどうするんだろう。
「ロバートに、わ、わたしがお姉さまをいじめてるなんて言ったんでしょう! ひどい。お姉さまこそ私を……」
「いいえ、アイラ。ロバート様というのが3時間目の後に来た彼なら、私は事実を伝えただけですよ」
「どうしてそんな嘘をつくんですか? 私はお姉さまと仲のいい姉妹になりたくて……」
「私は寮暮らしで、私の好きな格好をしていること。あなたは毎日馬車で送り迎えがあることを言っただけよ。どこが嘘なの?」
「そんなの、当然じゃないですか! お姉さまは公爵家を継ぐんだから、勉強しなきゃいけないでしょ」
「そうね、当然のことよ。当然のことを言ったの。そしたら彼にどう言われたの?」
「……」
「アイラ、どう言われたの?」
珍しくアイラは唇を噛んで何も言わなかった。
「アイラ」
「お姉さまなんて……っ!」
「あっ!」
乱暴な手が伸びてきて、私の髪飾りを引きちぎるように奪っていった。
「いたっ」
「最低よ! お姉さまはそんなに恵まれているのに、言い訳ばかりで優しさも思いやりもない! いくら勉強ができても、そんな公爵夫人じゃ領民が可哀想よ!」
いやあなた領民と話をしたこともないでしょうに。
「私がこうして優しくされてあげているのに、感謝もしてくれない! 貴族としての誇りも心もない人だわ!」
なんだかすごいことを言って、アイラは髪飾り……というか、勉強中に伸びた前髪が邪魔だったので使っていた髪留めを握りしめて出ていった。
気に入ってはいたけれどお小遣いで買った安物だし、いい機会なので前髪を切ろう。ブチられてしまったので、ハゲることだけが心配だ。お父さまもお母さまも毛髪は元気そうなので、まあ……。
「今日もすごいねー……」
「あはは」
「シェイラ様の妹君って、何かご病気ですの……?」
あまり関わらないご令嬢にまで言われてしまった。確かに「優しくされてあげているから感謝しなさい」はすごかった。
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