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第2章 少年期
7.一緒に(※)
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クーレル家一同はどっと疲れて自宅へと帰ってきた。
「はぁ、まじで疲れた………。表情筋死にそう無理。ノエルが足りない…。」
そう言ってルーベルトはノエルに後ろから抱きついた。
ロイスとローレンツはそれ以上に疲れた模様で既に自室に駆け込み、今はゆっくりと休息をとっている頃だろう。
「ルー兄さんお疲れ様ぁ。お友達がいっぱいで大変なんだね!でもね、僕がみんなの分までケーキいっぱい食べたんだよ!」
すっごい楽しかったなぁ…。ケーキ沢山食べれたし、名前はわからないけど男の子にも会えたしね。
「それは良かったね。………そうだノエル、今日は一緒にお風呂に入らない?ノエルと沢山話をしたいんだけど……。」
「お話するー!あのね、あのね、色んなことがあったんだよ!」
「そっか、じゃあ浴場に行こうか。今日のこと、沢山話して欲しいな。」
そう言ってルーベルトはノエルをひょいと抱き上げ浴場へと向かった。
♢♢♢
2人は湯船にある程度浸かり終わり、現在体を洗おうと、シャワーの前に立っている。
「ルー兄さんの背中は僕が洗ったげる!」
ノエルはルーベルトの後ろへ立ち、ルーベルトの大きな背中をごしごしと洗った。
「ルー兄さんぴかぴかに出来たよ。こんどは僕の洗って!」
「じゃあ場所を交代しようか。」
そう言ってルーベルトはノエルを抱き上げ、自分がいた場所に座らせ、ノエルの背に立った。
「ノエルは、まだまだ小さいね。」
「おっきくなって兄さん達なんかすぐ抜いちゃうからいいもん!」
そう言ってノエルは大きく息を吸い込み、威張るように両手を腰にあてた。
ルーベルトが背中を流すだけで終わるはずがなく背中を洗い終えると、ノエルの腹部に手を伸ばした。
「んっ…………ゃ、ぁあ………、」
ノエルの乳頭をルーベルトの大きな手が掠める度に喘ぎに近しい声が聞こえてくる。
「ノエルどうしたの?」
ルーベルトは口角を上げながら、ノエルに問いかけた。
「やっ……ちがく、て、くすぐったい…の。」
「ノエルらすっごく可愛い。」
「そ、うなのぉ…?」
ルーベルトは、返事の代わりにいつもより深いキスをした。
「んっ……んぁ………っはぁ……………んぐっ!」
まだ深く長いキスをすることに慣れておらず、ノエルは呼吸をするタイミングを見失っている。
初々しい反応がとても可愛い。乳首の先端をキュッと掴んでやると、「ひゃぁっ!」っと言う声が小さな口から発せられた。
「はぁ……、ノエル本当に可愛いよ……。」
そう言ってルーベルトは、ノエルの口内に自らの舌を滑り込ませ深くキスを交した。
「………っ!んんっ、…………ん、」
僕こんなの、知らないっ……、なんかすっごく恥ずかしいぃ………
キスはいつまでも止まないようで、ノエルの吐息も激しくなっていく。
「やっ…あっ、あ、やっ………!やだ、にぃにぃ、むり……てぇぇ…」
既にノエルは足に力が入っておらず、ルーベルトによって支えられている状態だ。
ノエルは、口を塞がれ息が続かない。
「…………っん!はぁ、………んんっ!」
ルーベルトは、キスをやめたかと思うと、ノエルの耳を舐め始めた。
「やっ………、みみぃ、いやぁ、な、ゃ、ぅう…」
ノエルは、長時間浴場に居たこともあってか、ぷしゅーっと頭から湯気を出し、完全にのぼせてしまっていた。
そんなノエルの様子を見て、ルーベルトともその猛攻を辞め、ノエルを抱えあげた。
「流石に不味かったかな……?」
ルーベルトは誰も居ない浴場で呟くのであった。
「はぁ、まじで疲れた………。表情筋死にそう無理。ノエルが足りない…。」
そう言ってルーベルトはノエルに後ろから抱きついた。
ロイスとローレンツはそれ以上に疲れた模様で既に自室に駆け込み、今はゆっくりと休息をとっている頃だろう。
「ルー兄さんお疲れ様ぁ。お友達がいっぱいで大変なんだね!でもね、僕がみんなの分までケーキいっぱい食べたんだよ!」
すっごい楽しかったなぁ…。ケーキ沢山食べれたし、名前はわからないけど男の子にも会えたしね。
「それは良かったね。………そうだノエル、今日は一緒にお風呂に入らない?ノエルと沢山話をしたいんだけど……。」
「お話するー!あのね、あのね、色んなことがあったんだよ!」
「そっか、じゃあ浴場に行こうか。今日のこと、沢山話して欲しいな。」
そう言ってルーベルトはノエルをひょいと抱き上げ浴場へと向かった。
♢♢♢
2人は湯船にある程度浸かり終わり、現在体を洗おうと、シャワーの前に立っている。
「ルー兄さんの背中は僕が洗ったげる!」
ノエルはルーベルトの後ろへ立ち、ルーベルトの大きな背中をごしごしと洗った。
「ルー兄さんぴかぴかに出来たよ。こんどは僕の洗って!」
「じゃあ場所を交代しようか。」
そう言ってルーベルトはノエルを抱き上げ、自分がいた場所に座らせ、ノエルの背に立った。
「ノエルは、まだまだ小さいね。」
「おっきくなって兄さん達なんかすぐ抜いちゃうからいいもん!」
そう言ってノエルは大きく息を吸い込み、威張るように両手を腰にあてた。
ルーベルトが背中を流すだけで終わるはずがなく背中を洗い終えると、ノエルの腹部に手を伸ばした。
「んっ…………ゃ、ぁあ………、」
ノエルの乳頭をルーベルトの大きな手が掠める度に喘ぎに近しい声が聞こえてくる。
「ノエルどうしたの?」
ルーベルトは口角を上げながら、ノエルに問いかけた。
「やっ……ちがく、て、くすぐったい…の。」
「ノエルらすっごく可愛い。」
「そ、うなのぉ…?」
ルーベルトは、返事の代わりにいつもより深いキスをした。
「んっ……んぁ………っはぁ……………んぐっ!」
まだ深く長いキスをすることに慣れておらず、ノエルは呼吸をするタイミングを見失っている。
初々しい反応がとても可愛い。乳首の先端をキュッと掴んでやると、「ひゃぁっ!」っと言う声が小さな口から発せられた。
「はぁ……、ノエル本当に可愛いよ……。」
そう言ってルーベルトは、ノエルの口内に自らの舌を滑り込ませ深くキスを交した。
「………っ!んんっ、…………ん、」
僕こんなの、知らないっ……、なんかすっごく恥ずかしいぃ………
キスはいつまでも止まないようで、ノエルの吐息も激しくなっていく。
「やっ…あっ、あ、やっ………!やだ、にぃにぃ、むり……てぇぇ…」
既にノエルは足に力が入っておらず、ルーベルトによって支えられている状態だ。
ノエルは、口を塞がれ息が続かない。
「…………っん!はぁ、………んんっ!」
ルーベルトは、キスをやめたかと思うと、ノエルの耳を舐め始めた。
「やっ………、みみぃ、いやぁ、な、ゃ、ぅう…」
ノエルは、長時間浴場に居たこともあってか、ぷしゅーっと頭から湯気を出し、完全にのぼせてしまっていた。
そんなノエルの様子を見て、ルーベルトともその猛攻を辞め、ノエルを抱えあげた。
「流石に不味かったかな……?」
ルーベルトは誰も居ない浴場で呟くのであった。
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