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第1章 幼年期
13.お散歩
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ノエルとルーベルトは、件の手紙に添える花束を作るため、その花を選ぶべく庭を散歩していた。
「るーにぃに、僕ね、あのお花がいいと思う…!」
そう言ってノエルは綺麗に咲き誇っている、アネモネの花を指さした。
「そうか、じゃあそこの温室に庭師がいると思うから、この花で花束を作ってくれるように頼んでみようか。」
「いーぼししょーのとこだ!」
「ノエルはイーヴォのことを知ってたんだね。師匠っていうのは?」
「あのね、いつも僕がお庭を歩いてると沢山お花のこと教えてくれるんだよ!だから、お花のししょーなの!」
ノエルにとって庭師であるイーヴォ・オランドは師なのだ。外に出る機会の無いノエルにとって数少ない話し相手、殆ど友人のようなものだった。ノエルはイーヴォのことを自慢するかのように楽しそうにルーベルトに語った。
庭をしばらく歩いて行くと、そこには立派な温室と大柄な男の影があった。
「あぁ、坊ちゃん達、これはどうも。今日はなんの御用で?」
「えっと、アネモネを使った花束を作って欲しいの!いーぼししょー、お願いしてもいい?」
「お安い御用で。…それでは少し時間を頂いても?」
「もちろんだよ!」
「ちゃんと頼めて偉いな、ノエル。……それじゃあイーヴォ、花束をよろしく。小さなメッセージカードと一緒に渡すものだからそこまで大きなものじゃなくて構わない。30分後に取りにまた来るよ。」
「かしこまりました。」
ノエルは無事に花束の約束を取り付けたことに満足したようで、ふんす!と胸を張って「凄いでしょ!」とこちらにアピールしている。めちゃくちゃ可愛い。僕はこれでもか、という程にノエルの頭を撫で回した。
「もうやめてぇ!」と言われたので仕方なく撫でるのは中断し、ノエルの右手をとり、散歩を再開した。
***
約束の30分後、温室を訪れると目的の花束は予定通り完成していた。
「ノエル様、花束、完成しました。」
「わぁ、すっごーく可愛いよ!ありがとういーぼししょー!」
「素敵な花束をありがとう、イーヴォ。助かったよ。」
ノエルはそう言い放ち屈託のない笑みをイーヴォへと向けた。イーヴォもそのノエルの笑顔に応えるようにぽんぽんとノエルの頭を撫でた。空かさず、ルーベルトはノエルをイーヴォから引き離すように彼らの間に割って入った。
「じゃあこれを持って一緒に謝りに行こうか?」
「だ、ダメなの!にーにはお部屋に帰って!」
そう言ってノエルはぐいぐいとルーベルトの手を引くと、ルーベルトの自室まで連れ帰った。
「るーにぃに、僕ごめんなさいしたらすぐ戻ってくるからここでまってて!絶対だよ?」
「うん、もちろん待ってるよ。」
そう言うとノエルはルーベルトの頬にちゅっとキスを落とした。
「いつもね、にぃにがちゅってするとね、嬉しい気持ちになるから!」
と言い残し、先程作って貰った花束とメッセージカードを抱え、部屋を飛び出して行った、と同時に床がドンッ!と鈍い音を上げた。
「…………可愛すぎだろ。」
そう呟きながら床に倒れ伏し、悶え苦しむルーベルトだった。
***
そしてノエルはしばらく歩くと、明らかにこの家では異質な雰囲気の漂う扉の前、すなわちエルメンガルドの部屋の前へとたどり着いた。
『もう無駄に私に話しかけてこないで。あなたが嫌いなのよ。』
あの時の言葉が今でも鮮烈にその脳裏に焼き付いている。
大丈夫。るーにぃにがお部屋で待っててくれるもんね。僕は強いもん。だいじょーぶ。ごめんなさいすれば、分かってもらえるはず。
ノエルは1度、深呼吸をし扉をノックした。
「お、おかあさま。ノエル…です。」
「………………入って来なさい。」
ガチャ。
「………しつれしいます。」
バタン。
「おかあさま、ぼ、僕ごめんなさいをしに………」
そう言うと同時にエルメンガルドはノエルの持っていた花束を手から無理やり奪い取り、床に叩きつけた。
「ねぇ、ノエル?私言ったわよね?もう私の前に現れるなって。」
エルメンガルドは、眦を釣り上げ、怒りに声を震わせた様子でノエルにそう告げる。
「しかも、よりによってあの女が好き好んで育てていた花なんて持ってきて……。貴方は、私をどこまで貶めれば気が済むの、ねぇ?」
「い、ち…違いま…ただ僕は、えっと、な、なかなおりを……」
「ねぇ、私をそうやって貶めるのが楽しい?やっと、やっとロイスと一緒になれたって言うのに……お前の姿が!!あの女がチラついて邪魔なのよ!おまえなんてこの世に生まれて来なければ!!!」
「お、おかあさ……「黙れ!!!!!」」
バシンッ!!!
エルメンガルドは怒りが最高潮に達したのか、ノエルが全てを話終わらぬうちに、彼の頬に平手打ちを浴びせていた。
ノエルはその衝撃によろけ、後退した。
ゴンッ!!!!!!!!!!
部屋に鈍い音が響き渡る。
ノエルは頬を叩かれた衝撃によろけてしまい、頭をテーブルの角にぶつけてしまった。
うぅ……、おかあさまは、どこ、、?
遠のいていく意識の中で顔を青ざめているエルメンガルドの顔がノエルの瞳に映る。
そ、んな、苦しぃ、顔し…ないで…。ぼ、僕がぜん、ぶ、ぜんぶ、わるいん、だか、ら_____
バタン!!!
「っく、早くあの女を捕まえろ!!空いている部屋にでも隔離しておけ!!そこの侍女、父上に直ちに報告をしろ!お前は医者を手配しろ!急げ!!」
「違う私は何もやってない!ルーベルト、?あの、アイツが勝手に…「黙れよ!!!!」」
あっちの方から、るぅにぃ、にの声が聞える……おへやで、まって…てっ、て、いった…のに。る、にぃに…にも嫌われちゃ、た…………か、な______
そこでノエルの意識は途切れた。
「るーにぃに、僕ね、あのお花がいいと思う…!」
そう言ってノエルは綺麗に咲き誇っている、アネモネの花を指さした。
「そうか、じゃあそこの温室に庭師がいると思うから、この花で花束を作ってくれるように頼んでみようか。」
「いーぼししょーのとこだ!」
「ノエルはイーヴォのことを知ってたんだね。師匠っていうのは?」
「あのね、いつも僕がお庭を歩いてると沢山お花のこと教えてくれるんだよ!だから、お花のししょーなの!」
ノエルにとって庭師であるイーヴォ・オランドは師なのだ。外に出る機会の無いノエルにとって数少ない話し相手、殆ど友人のようなものだった。ノエルはイーヴォのことを自慢するかのように楽しそうにルーベルトに語った。
庭をしばらく歩いて行くと、そこには立派な温室と大柄な男の影があった。
「あぁ、坊ちゃん達、これはどうも。今日はなんの御用で?」
「えっと、アネモネを使った花束を作って欲しいの!いーぼししょー、お願いしてもいい?」
「お安い御用で。…それでは少し時間を頂いても?」
「もちろんだよ!」
「ちゃんと頼めて偉いな、ノエル。……それじゃあイーヴォ、花束をよろしく。小さなメッセージカードと一緒に渡すものだからそこまで大きなものじゃなくて構わない。30分後に取りにまた来るよ。」
「かしこまりました。」
ノエルは無事に花束の約束を取り付けたことに満足したようで、ふんす!と胸を張って「凄いでしょ!」とこちらにアピールしている。めちゃくちゃ可愛い。僕はこれでもか、という程にノエルの頭を撫で回した。
「もうやめてぇ!」と言われたので仕方なく撫でるのは中断し、ノエルの右手をとり、散歩を再開した。
***
約束の30分後、温室を訪れると目的の花束は予定通り完成していた。
「ノエル様、花束、完成しました。」
「わぁ、すっごーく可愛いよ!ありがとういーぼししょー!」
「素敵な花束をありがとう、イーヴォ。助かったよ。」
ノエルはそう言い放ち屈託のない笑みをイーヴォへと向けた。イーヴォもそのノエルの笑顔に応えるようにぽんぽんとノエルの頭を撫でた。空かさず、ルーベルトはノエルをイーヴォから引き離すように彼らの間に割って入った。
「じゃあこれを持って一緒に謝りに行こうか?」
「だ、ダメなの!にーにはお部屋に帰って!」
そう言ってノエルはぐいぐいとルーベルトの手を引くと、ルーベルトの自室まで連れ帰った。
「るーにぃに、僕ごめんなさいしたらすぐ戻ってくるからここでまってて!絶対だよ?」
「うん、もちろん待ってるよ。」
そう言うとノエルはルーベルトの頬にちゅっとキスを落とした。
「いつもね、にぃにがちゅってするとね、嬉しい気持ちになるから!」
と言い残し、先程作って貰った花束とメッセージカードを抱え、部屋を飛び出して行った、と同時に床がドンッ!と鈍い音を上げた。
「…………可愛すぎだろ。」
そう呟きながら床に倒れ伏し、悶え苦しむルーベルトだった。
***
そしてノエルはしばらく歩くと、明らかにこの家では異質な雰囲気の漂う扉の前、すなわちエルメンガルドの部屋の前へとたどり着いた。
『もう無駄に私に話しかけてこないで。あなたが嫌いなのよ。』
あの時の言葉が今でも鮮烈にその脳裏に焼き付いている。
大丈夫。るーにぃにがお部屋で待っててくれるもんね。僕は強いもん。だいじょーぶ。ごめんなさいすれば、分かってもらえるはず。
ノエルは1度、深呼吸をし扉をノックした。
「お、おかあさま。ノエル…です。」
「………………入って来なさい。」
ガチャ。
「………しつれしいます。」
バタン。
「おかあさま、ぼ、僕ごめんなさいをしに………」
そう言うと同時にエルメンガルドはノエルの持っていた花束を手から無理やり奪い取り、床に叩きつけた。
「ねぇ、ノエル?私言ったわよね?もう私の前に現れるなって。」
エルメンガルドは、眦を釣り上げ、怒りに声を震わせた様子でノエルにそう告げる。
「しかも、よりによってあの女が好き好んで育てていた花なんて持ってきて……。貴方は、私をどこまで貶めれば気が済むの、ねぇ?」
「い、ち…違いま…ただ僕は、えっと、な、なかなおりを……」
「ねぇ、私をそうやって貶めるのが楽しい?やっと、やっとロイスと一緒になれたって言うのに……お前の姿が!!あの女がチラついて邪魔なのよ!おまえなんてこの世に生まれて来なければ!!!」
「お、おかあさ……「黙れ!!!!!」」
バシンッ!!!
エルメンガルドは怒りが最高潮に達したのか、ノエルが全てを話終わらぬうちに、彼の頬に平手打ちを浴びせていた。
ノエルはその衝撃によろけ、後退した。
ゴンッ!!!!!!!!!!
部屋に鈍い音が響き渡る。
ノエルは頬を叩かれた衝撃によろけてしまい、頭をテーブルの角にぶつけてしまった。
うぅ……、おかあさまは、どこ、、?
遠のいていく意識の中で顔を青ざめているエルメンガルドの顔がノエルの瞳に映る。
そ、んな、苦しぃ、顔し…ないで…。ぼ、僕がぜん、ぶ、ぜんぶ、わるいん、だか、ら_____
バタン!!!
「っく、早くあの女を捕まえろ!!空いている部屋にでも隔離しておけ!!そこの侍女、父上に直ちに報告をしろ!お前は医者を手配しろ!急げ!!」
「違う私は何もやってない!ルーベルト、?あの、アイツが勝手に…「黙れよ!!!!」」
あっちの方から、るぅにぃ、にの声が聞える……おへやで、まって…てっ、て、いった…のに。る、にぃに…にも嫌われちゃ、た…………か、な______
そこでノエルの意識は途切れた。
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