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楽しいプリクラ撮影の様子
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家族の撮影がどんな感じだったか、絢斗に説明してもらいました(笑)
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<side絢斗>
プリクラのブースに入ると、可愛い小道具がいっぱい置かれていた。
さっき直くんたちがつけていたケモ耳のカチューシャもすっごく可愛かったけれど、やっぱりここはこれだよね。
「これつけてみようよー」
直くんに勧めてみたのは、サンタさんの帽子とトナカイのカチューシャ。
「直くんはこっちかな」
小さな頭にサンタさんの帽子を被せると、ものすごく可愛い!!
「いいね! これにしよう!!」
「はい!」
「クリスマス本番も可愛い服着ようね」
「クリスマス用の服、ですか?」
「うん。楽しみにしててね」
「はい」
皐月ならサンタさんのコスプレ売ってるところを知ってそうだな。
いや、観月くんのほうが知ってるかもしれない。
秀吾くんに聞くのもありか。
いずれにしても可愛いサンタさんのコスプレは手に入りそう。
ふふっ、楽しみだな。
そんなことを考えながら自分の頭にトナカイのカチューシャをつけた。
「入ってもいいかい?」
「うん、入ってー!」
卓さんの声が聞こえて中に入ってもらう。
「おお、絢斗も直くんも可愛いな」
一気に眦が下がる卓さんをみて嬉しくなって直くんと顔を見合わせる。
「卓さんもトナカイさんつけて!」
「ははっ。私もか、よし」
卓さんの頭に私とお揃いのトナカイのカチューシャをつける。
「パパ、とっても似合ってます」
「そうか、じゃあこれで撮ろうか」
可愛い直くんを真ん中に、卓さんと両端に立ちながらピッタリと三人で身体を寄り添わせる。
直くんの背中で卓さんと手を繋ぎながら笑顔を向けたところでシャッター音が鳴る。
きっといい写真が撮れただろうな。
「次は賢将さんと撮ったらいい」
「卓さんは? 一緒に撮らないの?」
「後でみんなで撮るから、次は賢将さんと絢斗と直くんで撮ったらいいよ。よかったら、直くんと二人で撮るのもいいんじゃないか?」
「あ、そうだね。うん、わかった」
卓さんと交代でお父さんが中に入ってくる。
「おお、可愛いサンタさんとトナカイがいるな」
「お父さんも何かつける?」
「そうだな、じゃあ私がトナカイになるから絢斗もサンタさんになるといい」
「はーい」
直くんとお揃いの帽子を被り、トナカイのお父さんと写真を撮る。
ふふっ、お父さん。嬉しそう。トナカイのお父さんを見られるのも直くんのおかげだな。
「次は直くんと二人でね」
私がさっとブースから出て二人っきりにすると、お父さんと直くんの楽しそうな声が聞こえる。
抱っこがいいと聞こえるからきっとおねだりしてるんだろうな。
可愛い孫と二人でプリクラ。まさかこんなプレゼントができるなんて思わなかったな。
パシャっとシャッター音が聞こえて、今度は昇くんが入っていく。
「伯父さんと絢斗さんも一緒に入って」
「二人で撮らなくていいの?」
「二人ではさっき撮ったから今度は家族で撮りたいだろうと思って」
そうか、直くんの気持ちを最優先したんだ。
一緒に住んでる家族だもんね。
今度は卓さんと昇くんにサンタ帽子を被せて、私と直くんがトナカイに。
可愛いトナカイさんに昇くんはすっかりメロメロになっていた。
「せっかくだからサンタさんとトナカイで二人で撮りなよ」
二人を残してブースを出ると楽しそうな声と共にシャッター音が聞こえる。
ふふっ。サンタさんとトナカイ。よかったな。
最後にお義父さん。まずは二人で写真を撮らせよう。
また可愛いサンタさんとトナカイかな? と思っていると、中から
「あの、抱っこがいいです!」
お父さんの時にも聞こえた可愛いおねだりの声が聞こえた。
お義父さんにもおねだりできてよかったな。
直くんとお義父さんの写真が撮り終わったのを見て、今度は家族みんなで撮ろうとブースの中に誘った。
みんなでブースに入り、いっぱいいっぱいだけどちゃんと撮れてるからすごい。
「このプリクラの写真は大きく引き伸ばすこともできるから、額に入れて家に飾るのもいいな」
「えー、それ楽しそう! 卓さん、絶対それしよう!」
「ああ、わかったよ」
直くんの初めてのプリクラ。
直くんだけじゃなくて私にも大満足な時間だったな。
出来上がった写真が機械から出てきて卓さんがそれを取ってくれた。
「絢斗、直くん。ほら、可愛く撮れてるぞ」
直くんと二人で渡された写真を見てみると、全部可愛く撮れてる!
「直くん、いいね!」
「はい。さっきのカールたちと撮った写真もすっごく綺麗に写ってました」
カールくんたちと半分にした写真を私にも見せてくれる。
満面の笑みの直くんとカールくんを愛おしそうに後ろから抱きしめる昇くんと龍弥くん。
ふふっ。青春って感じ。いいな。
「ナオ。家族写真見せてー! 僕のも見せるよ!」
カールくんと交換して写真を見合う二人の横で、
「磯山、バスケゴール対決しようぜ!」
龍弥くんが誘ってきた。
きっとカールくんにいいところを見せたいんだろう。
「オッケー! 直くん、俺と村山で対決するから応援してくれる?」
「はい。対決? 頑張ってください!」
何かわかっていない様子の直くんだけど。昇くんに応援して欲しいって言われたらするよね。
「卓さんも純弥さんと対決してよ」
「ははっ。純弥くん、やるか?」
「ええ、望むところです」
昇くんと龍弥くん以上にやる気になった二人の姿に、私も瑠璃さんも楽しくなっていた。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<side絢斗>
プリクラのブースに入ると、可愛い小道具がいっぱい置かれていた。
さっき直くんたちがつけていたケモ耳のカチューシャもすっごく可愛かったけれど、やっぱりここはこれだよね。
「これつけてみようよー」
直くんに勧めてみたのは、サンタさんの帽子とトナカイのカチューシャ。
「直くんはこっちかな」
小さな頭にサンタさんの帽子を被せると、ものすごく可愛い!!
「いいね! これにしよう!!」
「はい!」
「クリスマス本番も可愛い服着ようね」
「クリスマス用の服、ですか?」
「うん。楽しみにしててね」
「はい」
皐月ならサンタさんのコスプレ売ってるところを知ってそうだな。
いや、観月くんのほうが知ってるかもしれない。
秀吾くんに聞くのもありか。
いずれにしても可愛いサンタさんのコスプレは手に入りそう。
ふふっ、楽しみだな。
そんなことを考えながら自分の頭にトナカイのカチューシャをつけた。
「入ってもいいかい?」
「うん、入ってー!」
卓さんの声が聞こえて中に入ってもらう。
「おお、絢斗も直くんも可愛いな」
一気に眦が下がる卓さんをみて嬉しくなって直くんと顔を見合わせる。
「卓さんもトナカイさんつけて!」
「ははっ。私もか、よし」
卓さんの頭に私とお揃いのトナカイのカチューシャをつける。
「パパ、とっても似合ってます」
「そうか、じゃあこれで撮ろうか」
可愛い直くんを真ん中に、卓さんと両端に立ちながらピッタリと三人で身体を寄り添わせる。
直くんの背中で卓さんと手を繋ぎながら笑顔を向けたところでシャッター音が鳴る。
きっといい写真が撮れただろうな。
「次は賢将さんと撮ったらいい」
「卓さんは? 一緒に撮らないの?」
「後でみんなで撮るから、次は賢将さんと絢斗と直くんで撮ったらいいよ。よかったら、直くんと二人で撮るのもいいんじゃないか?」
「あ、そうだね。うん、わかった」
卓さんと交代でお父さんが中に入ってくる。
「おお、可愛いサンタさんとトナカイがいるな」
「お父さんも何かつける?」
「そうだな、じゃあ私がトナカイになるから絢斗もサンタさんになるといい」
「はーい」
直くんとお揃いの帽子を被り、トナカイのお父さんと写真を撮る。
ふふっ、お父さん。嬉しそう。トナカイのお父さんを見られるのも直くんのおかげだな。
「次は直くんと二人でね」
私がさっとブースから出て二人っきりにすると、お父さんと直くんの楽しそうな声が聞こえる。
抱っこがいいと聞こえるからきっとおねだりしてるんだろうな。
可愛い孫と二人でプリクラ。まさかこんなプレゼントができるなんて思わなかったな。
パシャっとシャッター音が聞こえて、今度は昇くんが入っていく。
「伯父さんと絢斗さんも一緒に入って」
「二人で撮らなくていいの?」
「二人ではさっき撮ったから今度は家族で撮りたいだろうと思って」
そうか、直くんの気持ちを最優先したんだ。
一緒に住んでる家族だもんね。
今度は卓さんと昇くんにサンタ帽子を被せて、私と直くんがトナカイに。
可愛いトナカイさんに昇くんはすっかりメロメロになっていた。
「せっかくだからサンタさんとトナカイで二人で撮りなよ」
二人を残してブースを出ると楽しそうな声と共にシャッター音が聞こえる。
ふふっ。サンタさんとトナカイ。よかったな。
最後にお義父さん。まずは二人で写真を撮らせよう。
また可愛いサンタさんとトナカイかな? と思っていると、中から
「あの、抱っこがいいです!」
お父さんの時にも聞こえた可愛いおねだりの声が聞こえた。
お義父さんにもおねだりできてよかったな。
直くんとお義父さんの写真が撮り終わったのを見て、今度は家族みんなで撮ろうとブースの中に誘った。
みんなでブースに入り、いっぱいいっぱいだけどちゃんと撮れてるからすごい。
「このプリクラの写真は大きく引き伸ばすこともできるから、額に入れて家に飾るのもいいな」
「えー、それ楽しそう! 卓さん、絶対それしよう!」
「ああ、わかったよ」
直くんの初めてのプリクラ。
直くんだけじゃなくて私にも大満足な時間だったな。
出来上がった写真が機械から出てきて卓さんがそれを取ってくれた。
「絢斗、直くん。ほら、可愛く撮れてるぞ」
直くんと二人で渡された写真を見てみると、全部可愛く撮れてる!
「直くん、いいね!」
「はい。さっきのカールたちと撮った写真もすっごく綺麗に写ってました」
カールくんたちと半分にした写真を私にも見せてくれる。
満面の笑みの直くんとカールくんを愛おしそうに後ろから抱きしめる昇くんと龍弥くん。
ふふっ。青春って感じ。いいな。
「ナオ。家族写真見せてー! 僕のも見せるよ!」
カールくんと交換して写真を見合う二人の横で、
「磯山、バスケゴール対決しようぜ!」
龍弥くんが誘ってきた。
きっとカールくんにいいところを見せたいんだろう。
「オッケー! 直くん、俺と村山で対決するから応援してくれる?」
「はい。対決? 頑張ってください!」
何かわかっていない様子の直くんだけど。昇くんに応援して欲しいって言われたらするよね。
「卓さんも純弥さんと対決してよ」
「ははっ。純弥くん、やるか?」
「ええ、望むところです」
昇くんと龍弥くん以上にやる気になった二人の姿に、私も瑠璃さんも楽しくなっていた。
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