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この世の幸せ※
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幼なカップルのそばで我慢している二人の甘々な夜。
今は一応ここに入れていますが、もう少し甘々が増えたら独立させるかも。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<side卓>
夕食後、直くんを昇に任せて私は絢斗を連れてすぐに部屋に向かった。
大人ならもっと我慢しろと思われるかもしれないが、大人だからこそここまで我慢したんだ。
扉を閉め、念のために鍵もかけ、絢斗の唇を奪う。
昇たちの前では少し恥ずかしそうにしていた絢斗も私からのキスにスイッチが入ったのか、すぐに唇を開き、私の舌を誘い込んだ。
舌を絡めあい、絢斗の甘い口内をたっぷり味わったが、もっと深く繋がりたいという欲望はおさまることはなかった。
「絢斗……ベッドと風呂とどっちがいい?」
「お風呂は、後で……」
「ああ。やっぱり夫夫だな。私もそう思っていた」
絢斗を抱きかかえて、ベッドの中央に座らせると絢斗の視線が私のズボンの膨らみに向いた。
「卓さん、もうこんなに興奮してる。嬉しい」
「ああ、当然だろう? 絢斗が可愛すぎるんだから」
そう言いながら、絢斗に見せつけるように服を脱ぎ捨てた。
あっという間に下着一枚になった私に、絢斗は恍惚とした目を向けて、
「こっちにきて……」
と私に手を差し出す。
その手を取ると、ベッドのヘッドボードにもたれるように座らされた。
絢斗は私の足の間に座りながら、シャツとズボンを脱ぎ捨てて、私と同じ下着一枚の姿になっていた。
「脱がすね」
そう言って、私の下着に手をかけてすでに下着を押し上げている私の昂りに引っかからないように下着を下げた。
「わぁ、おっきぃ」
天井を向いて聳り立つ昂りを嬉しそうに見つめて、さっと下着を脱がせ、聳り立つ昂りに顔を近づけると、小さな赤い舌でぺろっと先端を舐めた。
「んっ」
絢斗が舐めてくれているという事実と、ここからのアングルが途轍もない快感を生み出して、思わず声が漏れた。
でもそれを恥ずかしいとは思わない。
私がこんなにも興奮するのは絢斗にだけだからだ。
絢斗もそれを知っているから、私の声に嬉しそうに笑うと、見せつけるように私を見ながら根元から先端に向かって舌を這わせる。
「ああ、いいね。最高だ」
絢斗の頭を撫でると、絢斗は嬉しそうに大きな口を開けてパクリと先端を咥えた。
「ああっ!」
絢斗の小さな口には張り出した先端しか入らないが、唇を窄ませながら裏側を舌先でチロチロと舐められるのがとんでもなく気持ちがいい。
根元を扱かれ、先端を舐められ、あっという間にイってしまいそうだ。
「絢斗、出るぞ」
「んー、らして」
嬉しそうに見上げられたら、もう我慢なんてできるはずもない。
「くっ! 出すぞ!」
少し身体を起こして、絢斗の側頭部に両手を添えると同時に、絢斗の口内で欲望の蜜が弾けた。
ビュルビュルといつもより多そうな量が出ているが、止めることなどできない。
「絢斗、吐き出していいぞ」
そう言ったけれど、絢斗は最後の一滴までちゅーっと吸い尽くして嬉しそうに私を見ながらゴクリと飲み干した。
「絢斗……」
「すぐるさんの、おいしいよ」
「ぐっ――!!」
頬を染めてそんな可愛いことを笑顔で言われてはもう理性などあるはずもなかった。
「今度は私がたっぷりと気持ちよくさせよう」
絢斗を抱きかかえ、そのままベッドに押し倒し、下着を脱がせると、絢斗の下着の中心が濡れていることに気づいた。
「私のを舐めて興奮したのか?」
「うん、興奮、した……」
「素直ないい子だ」
私のモノとは比べ物にならないほど可愛い果実のような昂りを根元までパクリと咥えてやると、
「ああっん!」
気持ちよさそうに身悶える。
舌で包み込んで刺激を与えながら、用意しておいたローションをそっと手に取り、絢斗の後孔をほぐす。
毎日のように可愛がっている後孔は私の指を覚えてくれているから、あっという間に三本もの私の指を受け入れてくれる。
果実を舐めながら、中のいい場所を刺激してやると、
「ああっ、も、うイくっ!!」
という言葉と同時に私の口内に蜜を放った。
絢斗の甘露のような蜜を舌の上でじっくりと味わって飲み干すと、快感に力が抜けてぐったりとしている絢斗に、
「次は一緒にな」
と言って、先ほどよりもさらに昂った私のモノにローションを纏わせて、解した絢斗の後孔にググッと押し込んだ。
「ひゃあっ! おっきぃっ!!」
ああ、確かに今日はいつもよりも大きいかもしれない。
それはきっと悩みも全てなくなってほっとしたからかもしれないな。
絢斗の肉襞に包み込まれながら、一気に根元まで押し込むと
「ああっん!!」
つま先をピクピクと震わせながら、たった今イったばかりの可愛い果実から蜜をぴゅるっと溢した。
ああ、もう本当に可愛すぎる。
「絢斗、愛してるよ!」
「す、ぐるさん……だ、っこしてぇ……っ」
そんな可愛いおねだりを聞かないわけもなく、私は身体を倒し、抱きつきながら腰を激しく揺らした。
「ああ、すごぃっ、きもち、いぃっ」
「絢斗、絢斗っ!!」
この瞬間、いつも絢斗と一人の人間になったように一体化して、お互いの快感を味わいながら、私は絢斗の最奥に欲望の蜜を叩きつけた。
「あったかぃ……しあわせ……」
「ああ、私も最高に幸せだよ」
「んんっ……」
昂りを中に留めたまま、私たちは深くて甘いキスを続けた。
今は一応ここに入れていますが、もう少し甘々が増えたら独立させるかも。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<side卓>
夕食後、直くんを昇に任せて私は絢斗を連れてすぐに部屋に向かった。
大人ならもっと我慢しろと思われるかもしれないが、大人だからこそここまで我慢したんだ。
扉を閉め、念のために鍵もかけ、絢斗の唇を奪う。
昇たちの前では少し恥ずかしそうにしていた絢斗も私からのキスにスイッチが入ったのか、すぐに唇を開き、私の舌を誘い込んだ。
舌を絡めあい、絢斗の甘い口内をたっぷり味わったが、もっと深く繋がりたいという欲望はおさまることはなかった。
「絢斗……ベッドと風呂とどっちがいい?」
「お風呂は、後で……」
「ああ。やっぱり夫夫だな。私もそう思っていた」
絢斗を抱きかかえて、ベッドの中央に座らせると絢斗の視線が私のズボンの膨らみに向いた。
「卓さん、もうこんなに興奮してる。嬉しい」
「ああ、当然だろう? 絢斗が可愛すぎるんだから」
そう言いながら、絢斗に見せつけるように服を脱ぎ捨てた。
あっという間に下着一枚になった私に、絢斗は恍惚とした目を向けて、
「こっちにきて……」
と私に手を差し出す。
その手を取ると、ベッドのヘッドボードにもたれるように座らされた。
絢斗は私の足の間に座りながら、シャツとズボンを脱ぎ捨てて、私と同じ下着一枚の姿になっていた。
「脱がすね」
そう言って、私の下着に手をかけてすでに下着を押し上げている私の昂りに引っかからないように下着を下げた。
「わぁ、おっきぃ」
天井を向いて聳り立つ昂りを嬉しそうに見つめて、さっと下着を脱がせ、聳り立つ昂りに顔を近づけると、小さな赤い舌でぺろっと先端を舐めた。
「んっ」
絢斗が舐めてくれているという事実と、ここからのアングルが途轍もない快感を生み出して、思わず声が漏れた。
でもそれを恥ずかしいとは思わない。
私がこんなにも興奮するのは絢斗にだけだからだ。
絢斗もそれを知っているから、私の声に嬉しそうに笑うと、見せつけるように私を見ながら根元から先端に向かって舌を這わせる。
「ああ、いいね。最高だ」
絢斗の頭を撫でると、絢斗は嬉しそうに大きな口を開けてパクリと先端を咥えた。
「ああっ!」
絢斗の小さな口には張り出した先端しか入らないが、唇を窄ませながら裏側を舌先でチロチロと舐められるのがとんでもなく気持ちがいい。
根元を扱かれ、先端を舐められ、あっという間にイってしまいそうだ。
「絢斗、出るぞ」
「んー、らして」
嬉しそうに見上げられたら、もう我慢なんてできるはずもない。
「くっ! 出すぞ!」
少し身体を起こして、絢斗の側頭部に両手を添えると同時に、絢斗の口内で欲望の蜜が弾けた。
ビュルビュルといつもより多そうな量が出ているが、止めることなどできない。
「絢斗、吐き出していいぞ」
そう言ったけれど、絢斗は最後の一滴までちゅーっと吸い尽くして嬉しそうに私を見ながらゴクリと飲み干した。
「絢斗……」
「すぐるさんの、おいしいよ」
「ぐっ――!!」
頬を染めてそんな可愛いことを笑顔で言われてはもう理性などあるはずもなかった。
「今度は私がたっぷりと気持ちよくさせよう」
絢斗を抱きかかえ、そのままベッドに押し倒し、下着を脱がせると、絢斗の下着の中心が濡れていることに気づいた。
「私のを舐めて興奮したのか?」
「うん、興奮、した……」
「素直ないい子だ」
私のモノとは比べ物にならないほど可愛い果実のような昂りを根元までパクリと咥えてやると、
「ああっん!」
気持ちよさそうに身悶える。
舌で包み込んで刺激を与えながら、用意しておいたローションをそっと手に取り、絢斗の後孔をほぐす。
毎日のように可愛がっている後孔は私の指を覚えてくれているから、あっという間に三本もの私の指を受け入れてくれる。
果実を舐めながら、中のいい場所を刺激してやると、
「ああっ、も、うイくっ!!」
という言葉と同時に私の口内に蜜を放った。
絢斗の甘露のような蜜を舌の上でじっくりと味わって飲み干すと、快感に力が抜けてぐったりとしている絢斗に、
「次は一緒にな」
と言って、先ほどよりもさらに昂った私のモノにローションを纏わせて、解した絢斗の後孔にググッと押し込んだ。
「ひゃあっ! おっきぃっ!!」
ああ、確かに今日はいつもよりも大きいかもしれない。
それはきっと悩みも全てなくなってほっとしたからかもしれないな。
絢斗の肉襞に包み込まれながら、一気に根元まで押し込むと
「ああっん!!」
つま先をピクピクと震わせながら、たった今イったばかりの可愛い果実から蜜をぴゅるっと溢した。
ああ、もう本当に可愛すぎる。
「絢斗、愛してるよ!」
「す、ぐるさん……だ、っこしてぇ……っ」
そんな可愛いおねだりを聞かないわけもなく、私は身体を倒し、抱きつきながら腰を激しく揺らした。
「ああ、すごぃっ、きもち、いぃっ」
「絢斗、絢斗っ!!」
この瞬間、いつも絢斗と一人の人間になったように一体化して、お互いの快感を味わいながら、私は絢斗の最奥に欲望の蜜を叩きつけた。
「あったかぃ……しあわせ……」
「ああ、私も最高に幸せだよ」
「んんっ……」
昂りを中に留めたまま、私たちは深くて甘いキスを続けた。
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