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番外編
神の贈り物
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今まで読んでいただきありがとうございました。
また思いついたら番外編を書いちゃうかもしれませんがとりあえずはここで完結ということで。
最後バタバタになってしまいましたが、喜んでいただけると嬉しいです♡
「グレイグ! グレイグ!!」
神さまと話をしてすぐに、ランハートは部屋にグレイグさんを呼んだ。
そのランハートの勢いに何事かといった様子でグレイグさんは部屋に飛び込んできた。
「旦那さまっ! どうなさったのですか? もしやヒジリさまに――」
「グレイグ! こっちだ!」
慌てふためくグレイグさんに被せるようにランハートがそう声をかけると、グレイグさんは寝室に入ってきた。
いつもピシッと綺麗に整えている髪が乱れていてグレイグさんの焦った様子がよくわかった。
グレイグさんは僕の顔を見ると、その場に座り込み
「ああ……っ、ヒジリさま。ご無事でございましたか」
と心からホッとした様子を見せた。
無事?
あ、そういえば僕、倒れたその間に神さまに呼ばれたんだっけ。
きっと意識失った時じゃないと神さまのところへはいけないんだろうけど、グレイグさんにここまで心配させていたと思うと胸が痛い。
「グレイグ、心配かけて悪かった。ヒジリは大丈夫だ。そして、ここからはめでたい報告だ」
「めでたい? と言いますと?」
「グレイグ、よく聞くんだ。今、ヒジリのお腹には私たちの子がいる」
「御子……? ……えっ? 御子が、お腹に……?」
パッとグレイグさんの視線が僕のお腹の辺りを向いたのがわかった。
その目は驚きに満ち溢れている。
「ああ。そうだ。神があの時の約束をお守りくださったのだ。ヒジリはその話を聞くために神のところに行っていた。
意識を失っていたのはそのせいだ」
「ということは本当にヒジリさまのお腹に旦那さまとの御子が?!!!」
「ああ。私もヒジリと共に神から直接お話を伺ったから間違いはない」
「旦那さまが……直接、神さまよりお話を伺ったのでございますか?」
「そうだ。神としても男であるヒジリに子を宿すのは初めての試みなのだそうだ。
ヒジリが無理をしないように大切に見守ってほしいと仰っていた。我々の子はいわば神の子でもある。
グレイグや他の使用人たちにもしっかりと周知させ、ヒジリが無事に子を産めるよう配慮してやってほしい」
「神の子……畏まりました。このグレイグ、必ずや旦那さまとヒジリさまの御子をお守りいたします」
「その決意、ありがたく受け取った。頼むぞ、グレイグ!!」
グレイグさんは涙を流しながら、固く誓ってくれた。
なんだか、自分が思っていたよりもずっとずっと大変なことになってしまっているけれど、シェーベリー公爵家にとっては待望の、そして唯一の直系なんだから、それも当然なんだろうな。
ランハートは僕が子どもを産むことができないと思っていた時は、親戚の何処かから後継を探せばいいなんて言ってくれていたけれど、僕と結婚してから5年をすぎた頃からランハートの遠戚の誰かわかんないけどそんな人たちに子どもはまだか? なんて言われたこともあった。
神さまとの約束はお父さまたちやグレイグさん以外には話していなかったし。
女性として婚姻したことになっているから普通に産めるだろうと思われていたんだよね。
まぁ言われたのは数回だったし、僕にそう言ってきた人とはあれから全然会っていないから気にも留めていなかったけれどそういえば生まれたらあの人たちにもお披露目するのかな。
きっとようやく生まれたかぁってホッとするのかもしれないな。
うーん、ここに僕たちの赤ちゃんがいるのかぁ……。
自分のお腹に子どもがいるという実感はまだあんまりないけれど、じんわりと温かい感じがして嬉しくなる。
「ヒジリさま、本当に宜しゅうございました」
「ありがとう、グレイグさん。生まれたら抱っこしてあげてくださいね」
「はい、喜んで抱かせていただきます」
グレイグさんはもう涙で顔がぐしゃぐしゃだ。
ランハートがそっとハンカチを差し出すと、
「ありがとうございます、旦那さま」
とお礼を言って笑顔で拭っていた。
「グレイグ、城に早馬を。すぐにヒジリのことをヴァージルたちに知らせるのだ」
「はい。畏まりました」
グレイグさまはまだ鼻先を赤らめたまま、部屋から出て行った。
ランハートは僕をベッドで抱きしめてから
「決して無理するでないぞ。約束してくれ」
と真剣な表情で言ってきた。
「うん、わかった。僕たちにとって最初で最後の赤ちゃんだから、大切に大切に育てないとね」
「ヒジリ……よく聞いてくれ。もちろんお腹の子は大事だが、私にとって最も大切なのはヒジリに変わりはない。
誰もなし得たことがない偉業をヒジリが達成しようとしているのだ。しかし、そこに危険が伴わぬとも限らぬ。
ヒジリは身重の女性以上に大切に大切に過ごさねば、ヒジリと子に危険が及ぶかもしれないのだよ。
子を守るためにはヒジリを守らなければいけないということだ。わかるな?」
そうだ。
僕に危険があれば、お腹の赤ちゃんだって無傷ではいられない。
いつも無理しがちな僕だから、神さまは心配してランハートにも告げてくれたんだ。
「ランハート……わかった。僕が無理しないようにいつでも見守っていてね」
「ああ、ヒジリ……わかってくれて嬉しいよ。これから半年の間、みんなでヒジリと子を大切に守っていこう」
それからの日々は毎日、毎日が僕中心に回っているようだった。
お父さまから、ランハートは子どもが生まれるまでは僕の傍から離れないようにという命令が下り、ランハートはずっと僕と同じ部屋で過ごしながら、公爵としての仕事を続けていた。
騎士団の仕事は危険が伴うとのことで演習への参加は絶対に禁止と言われたそうで、ランハートは実のところ喜んでいるみたいだ。
お母さまは毎日のように僕の好物を送ってくれたり、生まれてくる赤ちゃんのために洋服を送ってくれたり生まれる前からすっかりおばあちゃんになっている。
って、まだまだ若くて綺麗なお母さまにおばあちゃんは失礼か。
今から用意されている子ども部屋にはお母さまとランハートが競い合うように買った子ども服やおもちゃでいっぱいになっている。
レニーさんのお店はこれだけで大繁盛だろうな。
ふふっ。
今からこんなに可愛がられてるなら、生まれても幸せだろうな。この子は。
僕はといえば、この半年ほとんど自力で歩いたことがない。
転んだら危ない! と言われて、トイレに行くのもお風呂に入るのも全部ランハートに抱っこされて連れていかれるんだ。
少しくらい運動した方がいいんじゃないかなと思ったけれど、神にとっても初めての試みなのだからと言われれば反対もできない。
朝起きてから、夜寝るまで……いや、寝てからも24時間ずーっとランハートにお世話してもらいながら、僕は妊娠生活を送っていた。
そんなある日の夜、今ではもう恒例になってしまったお風呂で身体を洗ってもらっていると、
「ヒジリのお腹もだいぶ大きくなったな」
とランハートが優しく撫でてくれる。
「うん、最近はよく動くようになったしね。やっぱり公爵家の後継だから男の子なんだね、この子」
「ああ、そうだな。おっ、ほら、動いてるぞ」
ぽこっとお腹に小さな膨らみが見える。
きっと中でお腹を押してるんだろう。
「ふふっ。早く出たいのかな? そろそろだよね? 生まれてくるのって」
「ああ、そうだな。神のことだ。おそらくヒジリと子にとって良い時機を考えてくださっているのだと思うが、楽しみだな」
「あれっ? ねぇ、見て……ランハート、なんか変だよ」
「んっ? なんだ、これは……」
見ると、僕のお腹が神々しい光に包まれた。
「ゔ――っ、眩しいっ!」
「ヒジリ、絶対に私から離れるなっ!!」
ランハートに優しく包み込まれながら、この目も開けていられないような光の中に僕とお腹の子どもと3人で立ち尽くしていると、急に僕の腕にポスっと重みが乗っかった。
えっ? 何?
そう思ったと同時に、さっきまでお風呂場全部を包み込んでいた眩い光が消え、僕の腕に可愛い赤ちゃんがいるのが見えた。
僕とランハートと2人で抱きかかえられるようにいる赤ちゃんはキャッキャっとご機嫌な様子で僕たちを見て笑顔を見せている。
「ランハート、この子……」
「ああ、私たちの子どもに間違いない。ヒジリのお腹の膨らみも無くなっているからな」
「そうなんだ、この子が僕たちの……ああ、可愛い赤ちゃん」
僕にそっくりな顔立ちにランハートの綺麗な瞳と髪色をしている。
まさしく僕たちの子だ。
僕に伸ばしてきてくれた小さな小さな指をパクッと咥えると、赤ちゃんはまたキャッキャッと楽しそうに笑った。
「名前、決めないとね」
「ヒジリ、ずっと考えていたのだが……テオはどうだ?」
「テオ?」
「ああ、神の贈り物という意味があるんだ」
「この子にぴったりの名前だね、うん、テオにしよう」
素敵な旦那さまと可愛い子ども・テオ。
これから家族3人での新しい生活が始まる。
また思いついたら番外編を書いちゃうかもしれませんがとりあえずはここで完結ということで。
最後バタバタになってしまいましたが、喜んでいただけると嬉しいです♡
「グレイグ! グレイグ!!」
神さまと話をしてすぐに、ランハートは部屋にグレイグさんを呼んだ。
そのランハートの勢いに何事かといった様子でグレイグさんは部屋に飛び込んできた。
「旦那さまっ! どうなさったのですか? もしやヒジリさまに――」
「グレイグ! こっちだ!」
慌てふためくグレイグさんに被せるようにランハートがそう声をかけると、グレイグさんは寝室に入ってきた。
いつもピシッと綺麗に整えている髪が乱れていてグレイグさんの焦った様子がよくわかった。
グレイグさんは僕の顔を見ると、その場に座り込み
「ああ……っ、ヒジリさま。ご無事でございましたか」
と心からホッとした様子を見せた。
無事?
あ、そういえば僕、倒れたその間に神さまに呼ばれたんだっけ。
きっと意識失った時じゃないと神さまのところへはいけないんだろうけど、グレイグさんにここまで心配させていたと思うと胸が痛い。
「グレイグ、心配かけて悪かった。ヒジリは大丈夫だ。そして、ここからはめでたい報告だ」
「めでたい? と言いますと?」
「グレイグ、よく聞くんだ。今、ヒジリのお腹には私たちの子がいる」
「御子……? ……えっ? 御子が、お腹に……?」
パッとグレイグさんの視線が僕のお腹の辺りを向いたのがわかった。
その目は驚きに満ち溢れている。
「ああ。そうだ。神があの時の約束をお守りくださったのだ。ヒジリはその話を聞くために神のところに行っていた。
意識を失っていたのはそのせいだ」
「ということは本当にヒジリさまのお腹に旦那さまとの御子が?!!!」
「ああ。私もヒジリと共に神から直接お話を伺ったから間違いはない」
「旦那さまが……直接、神さまよりお話を伺ったのでございますか?」
「そうだ。神としても男であるヒジリに子を宿すのは初めての試みなのだそうだ。
ヒジリが無理をしないように大切に見守ってほしいと仰っていた。我々の子はいわば神の子でもある。
グレイグや他の使用人たちにもしっかりと周知させ、ヒジリが無事に子を産めるよう配慮してやってほしい」
「神の子……畏まりました。このグレイグ、必ずや旦那さまとヒジリさまの御子をお守りいたします」
「その決意、ありがたく受け取った。頼むぞ、グレイグ!!」
グレイグさんは涙を流しながら、固く誓ってくれた。
なんだか、自分が思っていたよりもずっとずっと大変なことになってしまっているけれど、シェーベリー公爵家にとっては待望の、そして唯一の直系なんだから、それも当然なんだろうな。
ランハートは僕が子どもを産むことができないと思っていた時は、親戚の何処かから後継を探せばいいなんて言ってくれていたけれど、僕と結婚してから5年をすぎた頃からランハートの遠戚の誰かわかんないけどそんな人たちに子どもはまだか? なんて言われたこともあった。
神さまとの約束はお父さまたちやグレイグさん以外には話していなかったし。
女性として婚姻したことになっているから普通に産めるだろうと思われていたんだよね。
まぁ言われたのは数回だったし、僕にそう言ってきた人とはあれから全然会っていないから気にも留めていなかったけれどそういえば生まれたらあの人たちにもお披露目するのかな。
きっとようやく生まれたかぁってホッとするのかもしれないな。
うーん、ここに僕たちの赤ちゃんがいるのかぁ……。
自分のお腹に子どもがいるという実感はまだあんまりないけれど、じんわりと温かい感じがして嬉しくなる。
「ヒジリさま、本当に宜しゅうございました」
「ありがとう、グレイグさん。生まれたら抱っこしてあげてくださいね」
「はい、喜んで抱かせていただきます」
グレイグさんはもう涙で顔がぐしゃぐしゃだ。
ランハートがそっとハンカチを差し出すと、
「ありがとうございます、旦那さま」
とお礼を言って笑顔で拭っていた。
「グレイグ、城に早馬を。すぐにヒジリのことをヴァージルたちに知らせるのだ」
「はい。畏まりました」
グレイグさまはまだ鼻先を赤らめたまま、部屋から出て行った。
ランハートは僕をベッドで抱きしめてから
「決して無理するでないぞ。約束してくれ」
と真剣な表情で言ってきた。
「うん、わかった。僕たちにとって最初で最後の赤ちゃんだから、大切に大切に育てないとね」
「ヒジリ……よく聞いてくれ。もちろんお腹の子は大事だが、私にとって最も大切なのはヒジリに変わりはない。
誰もなし得たことがない偉業をヒジリが達成しようとしているのだ。しかし、そこに危険が伴わぬとも限らぬ。
ヒジリは身重の女性以上に大切に大切に過ごさねば、ヒジリと子に危険が及ぶかもしれないのだよ。
子を守るためにはヒジリを守らなければいけないということだ。わかるな?」
そうだ。
僕に危険があれば、お腹の赤ちゃんだって無傷ではいられない。
いつも無理しがちな僕だから、神さまは心配してランハートにも告げてくれたんだ。
「ランハート……わかった。僕が無理しないようにいつでも見守っていてね」
「ああ、ヒジリ……わかってくれて嬉しいよ。これから半年の間、みんなでヒジリと子を大切に守っていこう」
それからの日々は毎日、毎日が僕中心に回っているようだった。
お父さまから、ランハートは子どもが生まれるまでは僕の傍から離れないようにという命令が下り、ランハートはずっと僕と同じ部屋で過ごしながら、公爵としての仕事を続けていた。
騎士団の仕事は危険が伴うとのことで演習への参加は絶対に禁止と言われたそうで、ランハートは実のところ喜んでいるみたいだ。
お母さまは毎日のように僕の好物を送ってくれたり、生まれてくる赤ちゃんのために洋服を送ってくれたり生まれる前からすっかりおばあちゃんになっている。
って、まだまだ若くて綺麗なお母さまにおばあちゃんは失礼か。
今から用意されている子ども部屋にはお母さまとランハートが競い合うように買った子ども服やおもちゃでいっぱいになっている。
レニーさんのお店はこれだけで大繁盛だろうな。
ふふっ。
今からこんなに可愛がられてるなら、生まれても幸せだろうな。この子は。
僕はといえば、この半年ほとんど自力で歩いたことがない。
転んだら危ない! と言われて、トイレに行くのもお風呂に入るのも全部ランハートに抱っこされて連れていかれるんだ。
少しくらい運動した方がいいんじゃないかなと思ったけれど、神にとっても初めての試みなのだからと言われれば反対もできない。
朝起きてから、夜寝るまで……いや、寝てからも24時間ずーっとランハートにお世話してもらいながら、僕は妊娠生活を送っていた。
そんなある日の夜、今ではもう恒例になってしまったお風呂で身体を洗ってもらっていると、
「ヒジリのお腹もだいぶ大きくなったな」
とランハートが優しく撫でてくれる。
「うん、最近はよく動くようになったしね。やっぱり公爵家の後継だから男の子なんだね、この子」
「ああ、そうだな。おっ、ほら、動いてるぞ」
ぽこっとお腹に小さな膨らみが見える。
きっと中でお腹を押してるんだろう。
「ふふっ。早く出たいのかな? そろそろだよね? 生まれてくるのって」
「ああ、そうだな。神のことだ。おそらくヒジリと子にとって良い時機を考えてくださっているのだと思うが、楽しみだな」
「あれっ? ねぇ、見て……ランハート、なんか変だよ」
「んっ? なんだ、これは……」
見ると、僕のお腹が神々しい光に包まれた。
「ゔ――っ、眩しいっ!」
「ヒジリ、絶対に私から離れるなっ!!」
ランハートに優しく包み込まれながら、この目も開けていられないような光の中に僕とお腹の子どもと3人で立ち尽くしていると、急に僕の腕にポスっと重みが乗っかった。
えっ? 何?
そう思ったと同時に、さっきまでお風呂場全部を包み込んでいた眩い光が消え、僕の腕に可愛い赤ちゃんがいるのが見えた。
僕とランハートと2人で抱きかかえられるようにいる赤ちゃんはキャッキャっとご機嫌な様子で僕たちを見て笑顔を見せている。
「ランハート、この子……」
「ああ、私たちの子どもに間違いない。ヒジリのお腹の膨らみも無くなっているからな」
「そうなんだ、この子が僕たちの……ああ、可愛い赤ちゃん」
僕にそっくりな顔立ちにランハートの綺麗な瞳と髪色をしている。
まさしく僕たちの子だ。
僕に伸ばしてきてくれた小さな小さな指をパクッと咥えると、赤ちゃんはまたキャッキャッと楽しそうに笑った。
「名前、決めないとね」
「ヒジリ、ずっと考えていたのだが……テオはどうだ?」
「テオ?」
「ああ、神の贈り物という意味があるんだ」
「この子にぴったりの名前だね、うん、テオにしよう」
素敵な旦那さまと可愛い子ども・テオ。
これから家族3人での新しい生活が始まる。
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