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好きにしていいよ※
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僕を抱きかかえたまま飛び降りるように馬車から降り、玄関の扉をドンドンと叩く。
いつもならグレイグさんが馬車の音を聞いて玄関扉を開けておいてくれるのだけど、ランハートの動きが早すぎて間に合わなかったみたいだ。
「だ、旦那さま、どうされたのですか?」
「グレイグ、すぐに寝室に籠る。初夜の準備を!」
グレイグさんは呆気にとられた様子だったけれど、ランハートのあまりにも激しい勢いに呑まれたのか、
『はい。ただいま』と数人の使用人を引き連れ慌てて寝室へと駆けて行った。
しんと静まり返った玄関で『ヒジリ、もうしばらくの辛抱だよ』と僕の髪にそっとキスを落とした。
そして、さっきまでの焦りはなんだったのかと思うほど、ゆっくりと寝室に向かって歩き始めた。
その間ずっと僕に『愛しているよ』『優しくするから』『怖がらせたりしないよ』と愛の言葉を囁いていた。
その言葉にさっきまで驚いていた僕の心がなんとなく落ち着いていく。
連れて行かれたのはランハートの私室。
うわっ、ここに入るのは初めてだ。
ドキドキしているとさっと中から扉が開き、グレイグさんと使用人さんたちが並んで立っていた。
「準備は整ったか?」
「はい。すべて抜かりなく」
「声を掛けるまで部屋には入らぬよう」
「はい。心得ております。失礼いたします」
グレイグさんと使用人さんたちは僕には一切視線を向けることなく、俯き気味に部屋を出て行った。
「さぁ、ヒジリ。行こう」
中に入るとランハートの匂いでいっぱいでそれがさらに緊張を増していく。
ここがランハートの部屋……。
けれどランハートはこの部屋には見向きもせず僕を抱きかかえたまま部屋を進み奥の扉をカチャリと開けると、そこは驚くほど広い部屋に天蓋付きの大きなベッドが鎮座していた。
あまりにもすごい寝室に驚いている僕とは対照的にランハートは嬉しそうに僕をそのベッドに座らせた。
「ヒジリ……口付けをしてもいいだろうか?」
「ランハート……」
馬車の中ではあれほど余裕がなさそうだったのに、ランハートがこんな時でさえ僕に許可を求めてくれるのはきっと僕が初めてのランハートとのキスの時に逃げてしまったからだろうな。
従兄弟さん……いや国王さまにお願いしてまで僕を正式に夫夫として認めさせたのは、我慢できないほど僕を求めてくれているからなのに、それでも僕の気持ちを優先させてくれるなんてどれだけ紳士なんだろう。
これ以上ランハートを待たせて我慢させたりしたくないな。
正直言ってキスだってあの時の軽いキスが初めてだった僕にとってはそこから先は未知の領域。
今まであんまり興味もなかったし、自分でするのだってほとんどなかったし、僕はそういうことには縁がないと思ってたからな。
ランハートも初めてだってグレイグさんは言ってたけど、それでも僕よりは知識は豊富なはずだ。
もうランハートに全てを委ねたらいいんだ。
それがきっと一番いいんだ。
僕はランハートを見上げてそっと唇を重ね合わせた。
「ランハートの好きにしていいよ。僕を気持ち良くさせて……」
そういうと、ランハートの目が一気にギラついて噛み付くようなキスをされた。
大きな口に僕の唇は覆い尽くされ、唇をはむはむと甘噛みされる。
その不思議な感覚に声を上げようとすると、ランハートの舌がするりと中に入ってきた。
大きくて肉厚な舌に思わず『んんっ』と声を上げるけれど、ランハートの舌はそのまま口内を動き回る。
僕の小さな舌に絡みついたり歯列をなぞったり舌先に吸い付いたりその度に身体がゾクゾクと震えてしまう。
キスだけでぐっったりしてしまった僕とは対照的にランハートは笑顔で
『口付けがこんなに甘いものだとは知らなかったな』と言いながら、今度は僕の服を脱がしにかかる。
自分で脱いだ方が……とも思ったけれど、嬉しそうに脱がしているランハートを見てそのままお願いすることにした。
脱がされている間、どこに視線を向けていいのかわからずに俯くとランハートのズボンのあの部分がとてつもなくピンと張っているのに気づいてしまった。
ウソっ! これ、って……もしかして?
なにこれっ、こんなに大きいの???
そもそも自分以外の人間の勃っているとこなんて見たことないからわからないけど、それでも僕のモノの5倍……は言い過ぎか流石に。
でも、3倍はありそうなその大きさに驚いて目が離せなくなってしまった。
僕は誘惑に負けてつい、ランハートのその大きく張り出したものに触れてしまった。
もちろんズボンの上から。
「な――っ! ヒジリ……」
頭上からランハートの驚いた声が聞こえるけれど僕の興味はランハートの大きなモノに注がれている。
指でそっとなぞると服の上なのにビクビクと熱いのがわかる。
「お、っきぃ……」
初めての感覚に思わず声を漏らすと、
「ヒジリ、これ以上私を煽らないでくれっ!」
と言われてしまった。
「わぁっ!」
僕がランハートの大きなモノに見入っている間にすでに全裸にされていた僕は、ランハートに押し倒されそのまま僕のモノを咥えられてしまった。
「ひゃぁっ!」
さっきまで僕の口の中を動き回っていた舌が今度は僕のモノに絡みついてくる。
大きな舌で全体を咥えられ裏側を擦られたら気持ち良すぎるに決まってる。
「ああっ、んんっ……んっ、やぁ……っ」
その上、先端をチュッと吸われてしまって僕はあっという間にイッてしまった。
しかもランハートの口の中に……。
あまりの気持ちよさにおかしくなっている僕の目の前で、嬉しそうに僕の出したものを飲み干していくランハートを見てこれって普通なの? と思ったけど、ここではきっとこれが普通なんだと思うことにした。
こうなったら僕もランハートのを咥えて飲み干してやるっ!
そう思っていたのに、ランハートは片手で僕のお尻を撫でながら用意されていた小瓶を手に取った。
「な、なに? それ……」
「大丈夫、ヒジリを傷つけないようにするだけだ」
そう言ってぬるぬるになった指で僕のお尻の間に撫で付ける。
自分でも見たことがない場所をランハートに触れられているその恥ずかしさと、ランハートの指が触れて気持ちいいと思っている自分がいて自分でも何が何だかわからない。
ふと目を開けると、全裸でそんな場所を撫でられている僕と違って、ランハートは綺麗に服を着たままだ。
それがなんとなく嫌で
『ね、ねぇ……ランハートも……服ぬいでよ。ぼくだけなんて、やだぁ……』というと、ランハートはハッとして
『悪かった』と言って僕の頬にそっとキスをしてくれた。
「ヒジリを怖がらせてしまうんじゃないかと思ったんだが……」
「ううん、いっしょがいいよ。ランハートの肌に触れたい……」
そういうとランハートはバッと力任せに自分の服を取り去った。
「えっ……?」
気づけば、あっという間に僕と同じ全裸になっていて、ランハートの股間には驚くべき大きさのモノが天に向かって聳り立っていた。
いつもならグレイグさんが馬車の音を聞いて玄関扉を開けておいてくれるのだけど、ランハートの動きが早すぎて間に合わなかったみたいだ。
「だ、旦那さま、どうされたのですか?」
「グレイグ、すぐに寝室に籠る。初夜の準備を!」
グレイグさんは呆気にとられた様子だったけれど、ランハートのあまりにも激しい勢いに呑まれたのか、
『はい。ただいま』と数人の使用人を引き連れ慌てて寝室へと駆けて行った。
しんと静まり返った玄関で『ヒジリ、もうしばらくの辛抱だよ』と僕の髪にそっとキスを落とした。
そして、さっきまでの焦りはなんだったのかと思うほど、ゆっくりと寝室に向かって歩き始めた。
その間ずっと僕に『愛しているよ』『優しくするから』『怖がらせたりしないよ』と愛の言葉を囁いていた。
その言葉にさっきまで驚いていた僕の心がなんとなく落ち着いていく。
連れて行かれたのはランハートの私室。
うわっ、ここに入るのは初めてだ。
ドキドキしているとさっと中から扉が開き、グレイグさんと使用人さんたちが並んで立っていた。
「準備は整ったか?」
「はい。すべて抜かりなく」
「声を掛けるまで部屋には入らぬよう」
「はい。心得ております。失礼いたします」
グレイグさんと使用人さんたちは僕には一切視線を向けることなく、俯き気味に部屋を出て行った。
「さぁ、ヒジリ。行こう」
中に入るとランハートの匂いでいっぱいでそれがさらに緊張を増していく。
ここがランハートの部屋……。
けれどランハートはこの部屋には見向きもせず僕を抱きかかえたまま部屋を進み奥の扉をカチャリと開けると、そこは驚くほど広い部屋に天蓋付きの大きなベッドが鎮座していた。
あまりにもすごい寝室に驚いている僕とは対照的にランハートは嬉しそうに僕をそのベッドに座らせた。
「ヒジリ……口付けをしてもいいだろうか?」
「ランハート……」
馬車の中ではあれほど余裕がなさそうだったのに、ランハートがこんな時でさえ僕に許可を求めてくれるのはきっと僕が初めてのランハートとのキスの時に逃げてしまったからだろうな。
従兄弟さん……いや国王さまにお願いしてまで僕を正式に夫夫として認めさせたのは、我慢できないほど僕を求めてくれているからなのに、それでも僕の気持ちを優先させてくれるなんてどれだけ紳士なんだろう。
これ以上ランハートを待たせて我慢させたりしたくないな。
正直言ってキスだってあの時の軽いキスが初めてだった僕にとってはそこから先は未知の領域。
今まであんまり興味もなかったし、自分でするのだってほとんどなかったし、僕はそういうことには縁がないと思ってたからな。
ランハートも初めてだってグレイグさんは言ってたけど、それでも僕よりは知識は豊富なはずだ。
もうランハートに全てを委ねたらいいんだ。
それがきっと一番いいんだ。
僕はランハートを見上げてそっと唇を重ね合わせた。
「ランハートの好きにしていいよ。僕を気持ち良くさせて……」
そういうと、ランハートの目が一気にギラついて噛み付くようなキスをされた。
大きな口に僕の唇は覆い尽くされ、唇をはむはむと甘噛みされる。
その不思議な感覚に声を上げようとすると、ランハートの舌がするりと中に入ってきた。
大きくて肉厚な舌に思わず『んんっ』と声を上げるけれど、ランハートの舌はそのまま口内を動き回る。
僕の小さな舌に絡みついたり歯列をなぞったり舌先に吸い付いたりその度に身体がゾクゾクと震えてしまう。
キスだけでぐっったりしてしまった僕とは対照的にランハートは笑顔で
『口付けがこんなに甘いものだとは知らなかったな』と言いながら、今度は僕の服を脱がしにかかる。
自分で脱いだ方が……とも思ったけれど、嬉しそうに脱がしているランハートを見てそのままお願いすることにした。
脱がされている間、どこに視線を向けていいのかわからずに俯くとランハートのズボンのあの部分がとてつもなくピンと張っているのに気づいてしまった。
ウソっ! これ、って……もしかして?
なにこれっ、こんなに大きいの???
そもそも自分以外の人間の勃っているとこなんて見たことないからわからないけど、それでも僕のモノの5倍……は言い過ぎか流石に。
でも、3倍はありそうなその大きさに驚いて目が離せなくなってしまった。
僕は誘惑に負けてつい、ランハートのその大きく張り出したものに触れてしまった。
もちろんズボンの上から。
「な――っ! ヒジリ……」
頭上からランハートの驚いた声が聞こえるけれど僕の興味はランハートの大きなモノに注がれている。
指でそっとなぞると服の上なのにビクビクと熱いのがわかる。
「お、っきぃ……」
初めての感覚に思わず声を漏らすと、
「ヒジリ、これ以上私を煽らないでくれっ!」
と言われてしまった。
「わぁっ!」
僕がランハートの大きなモノに見入っている間にすでに全裸にされていた僕は、ランハートに押し倒されそのまま僕のモノを咥えられてしまった。
「ひゃぁっ!」
さっきまで僕の口の中を動き回っていた舌が今度は僕のモノに絡みついてくる。
大きな舌で全体を咥えられ裏側を擦られたら気持ち良すぎるに決まってる。
「ああっ、んんっ……んっ、やぁ……っ」
その上、先端をチュッと吸われてしまって僕はあっという間にイッてしまった。
しかもランハートの口の中に……。
あまりの気持ちよさにおかしくなっている僕の目の前で、嬉しそうに僕の出したものを飲み干していくランハートを見てこれって普通なの? と思ったけど、ここではきっとこれが普通なんだと思うことにした。
こうなったら僕もランハートのを咥えて飲み干してやるっ!
そう思っていたのに、ランハートは片手で僕のお尻を撫でながら用意されていた小瓶を手に取った。
「な、なに? それ……」
「大丈夫、ヒジリを傷つけないようにするだけだ」
そう言ってぬるぬるになった指で僕のお尻の間に撫で付ける。
自分でも見たことがない場所をランハートに触れられているその恥ずかしさと、ランハートの指が触れて気持ちいいと思っている自分がいて自分でも何が何だかわからない。
ふと目を開けると、全裸でそんな場所を撫でられている僕と違って、ランハートは綺麗に服を着たままだ。
それがなんとなく嫌で
『ね、ねぇ……ランハートも……服ぬいでよ。ぼくだけなんて、やだぁ……』というと、ランハートはハッとして
『悪かった』と言って僕の頬にそっとキスをしてくれた。
「ヒジリを怖がらせてしまうんじゃないかと思ったんだが……」
「ううん、いっしょがいいよ。ランハートの肌に触れたい……」
そういうとランハートはバッと力任せに自分の服を取り去った。
「えっ……?」
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