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それぞれの夜
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<ヒジリside>
「ん゛っ、ん゛っ。旦那さま。お取込み中恐れ入りますが……」
「なんだ、グレイグ。邪魔するな」
「もう真夜中でございますし、そろそろヒジリさまはお休みになられた方が宜しいかと存じます」
「――っ! そ、そうだな。じゃ、じゃあヒジリ。一緒に寝室へ……」
ランハートさんが立ち上がって僕を抱き抱えようとする。
えっ? も、もしかして僕、このまま一緒に……?
うそっ、まだ心の準備が……。
あまりにも突然で身体が硬直してしまっていると、さっとランハートさんの腕がよけられ、僕はソファーの端へと移動させられた。
今のなにっ?
びっくりして見上げると、僕を背中に庇うようにグレイグさんが立っていた。
「グレイグ、何をしてるんだ? そこをどけっ!」
「旦那さま。何か勘違いをされていらっしゃるのですか? ヒジリさまには今からおひとりでお休みいただくのですよ。まさか、旦那さま……婚姻のお約束を交わしたすぐに情を交わそうとでも思われたのではないでしょうね?」
「えっ? いや、その……」
「まさか公爵家当主ともあろうお方が、お相手さまのお気持ちをお考えにならずにご自分の欲望のままに行動されるなどなさるわけがございませんよね?」
「くっ――! あ、当たり前だろう」
「ふふっ。それはようございました。ヒジリさま、そういうことでございますので今日はなんのご心配もなさらずにごゆっくりお休みくださいませ。何かございましたらベッドの横にご用意しておりますベルでお呼びください」
そう優しく言われ、僕はソファーからゆっくりと立ち上がった。
さっきまで抜けていた腰も、ベッドから落ちて痛めたお尻も大丈夫そうだ。
「あ、ありがとうございます、グレイグさん。
あの、ランハートさん……今日は助けてくださってありがとうございます。また明日お会いできますか?」
「ああ、もちろんだよ……ヒジリ。今日はゆっくりおやすみ」
「はい。おやすみなさい」
僕はタタっとランハートさんに駆け寄ると、
『あの、かがんでもらっても良いですか?』と頼んだ。
「んっ? これでいいか?」
不思議そうな顔をしながら僕の目線までかがんでくれたランハートさんの頬にチュッとキスをして
「おやすみなさい」
と声をかけ、僕は急いで寝室へと入った。
ふぅ……恥ずかしくて顔が真っ赤になっているのを見られずに済んでよかった。
でも、今までおでこにチューしてたこともあったけど、好きだって気付いてからするのはやっぱり照れるなぁ……。
<ランハートside>
「旦那さま、大丈夫でございますか?」
「あ、ああ……。まさかあんな不意打ちを喰らうと思っていなかったから驚いただけだ」
「ヒジリさまにはゆっくりおやすみいただきますので、旦那さまはどうぞご退出ください」
「ああ。わかってる。少しくらい余韻に浸っても良いだろう」
「ふふっ。旦那さまもヒジリさまのことになると形無しでいらっしゃいますね」
せっかく思いが通じ合ったというのに……ふぅ。
だが、ヒジリは今日は怖い思いをしたばかりだし、それにもう真夜中で疲れているだろう。
グレイグの言っていることが正しいのだが、もう少しヒジリのそばにいたかったのは事実だ。
私は後ろ髪を引かれる思いでヒジリの部屋を出た。
「これからこちらでおやすみになりますか? それとも詰所にお戻りになりますか?」
「ヒジリを襲ったヤツのこともあるし、詰所に戻る。明日ヒジリが起きた頃ここに来よう。
ああ、明日は店は休みだ。私が壊した扉の修繕もしなければいけないし、それにあんなことがあってすぐに店には出したくない」
「畏まりました。ヒジリさまにはそのようにお伝えいたします」
「グレイグ、ヒジリを頼むぞ」
「お任せください」
本当ならばヒジリを1人にはしたくなかったが、私にはやらなければいけないことがある。
私は屋敷を出て急いで詰所へと向かった。
「フィン、奴はどうした?」
「団長に殴られてまだ意識は戻っていませんが、命には別状ありません」
「ふんっ。あのまま殺してやればよかった」
「お気持ちはわかりますが、それは口に出されてはなりません」
「わかっている。奴にはしっかり罰を受け罪を償ってもらうよ。
あの時死んでればよかったと思うほど、厳罰を食らわせてやる」
フィンは私の言葉に絶句していたが、ヒジリが恐ろしい目に遭い、傷つけられるところだったのだ。
厳罰でも生温いくらいだ。
「ヒジリさまには事件のことについてお聞きになりましたか?」
「いや、まだだ。今日は気持ちを落ち着かせることで精一杯だったからな。どうした? お前は何か知っているのか?」
「いえ、まだ裏付けも取れておりませんので、奴がしたことと決まったわけではないのですが少し気になることがございまして……」
「なんだ、言ってみろ」
フィンがやけに言いづらそうにしているところを見るとヒジリに関係することに間違いない。
「実はここしばらく、王都の外れにあるゴミ箱に……その、ヒジリさまのケーキが大量に捨てられていたと見回りの騎士より報告が上がってきておりまして」
「なに? ヒジリのケーキが?」
「はい。それを目当てに毎日子どもたちや動物たちが群がっているとのことで……王都の治安にも影響が出ております」
「奴がヒジリ目当てにケーキを買い、それらを捨てていたということか……」
「ただ、ここ数日は廃棄はなかったようです。
その時期が奴が平民落ちした日と重なることからまだ確定ではございませんが、その可能性もあると踏んでいます」
もう人間として腐っているな、奴は。
ヒジリがあんなにも一生懸命作っていたケーキをよく捨てられたものだ。
奴にとってヒジリのケーキは会うための手段に過ぎなかったということか。
ふっ。愚か者めが。
平民落ちだけで許してやったせっかくの私の温情を不意にした上に、私の愛しいヒジリを傷つけようとした奴など地獄の果てまで苦しめてやる。
「ん゛っ、ん゛っ。旦那さま。お取込み中恐れ入りますが……」
「なんだ、グレイグ。邪魔するな」
「もう真夜中でございますし、そろそろヒジリさまはお休みになられた方が宜しいかと存じます」
「――っ! そ、そうだな。じゃ、じゃあヒジリ。一緒に寝室へ……」
ランハートさんが立ち上がって僕を抱き抱えようとする。
えっ? も、もしかして僕、このまま一緒に……?
うそっ、まだ心の準備が……。
あまりにも突然で身体が硬直してしまっていると、さっとランハートさんの腕がよけられ、僕はソファーの端へと移動させられた。
今のなにっ?
びっくりして見上げると、僕を背中に庇うようにグレイグさんが立っていた。
「グレイグ、何をしてるんだ? そこをどけっ!」
「旦那さま。何か勘違いをされていらっしゃるのですか? ヒジリさまには今からおひとりでお休みいただくのですよ。まさか、旦那さま……婚姻のお約束を交わしたすぐに情を交わそうとでも思われたのではないでしょうね?」
「えっ? いや、その……」
「まさか公爵家当主ともあろうお方が、お相手さまのお気持ちをお考えにならずにご自分の欲望のままに行動されるなどなさるわけがございませんよね?」
「くっ――! あ、当たり前だろう」
「ふふっ。それはようございました。ヒジリさま、そういうことでございますので今日はなんのご心配もなさらずにごゆっくりお休みくださいませ。何かございましたらベッドの横にご用意しておりますベルでお呼びください」
そう優しく言われ、僕はソファーからゆっくりと立ち上がった。
さっきまで抜けていた腰も、ベッドから落ちて痛めたお尻も大丈夫そうだ。
「あ、ありがとうございます、グレイグさん。
あの、ランハートさん……今日は助けてくださってありがとうございます。また明日お会いできますか?」
「ああ、もちろんだよ……ヒジリ。今日はゆっくりおやすみ」
「はい。おやすみなさい」
僕はタタっとランハートさんに駆け寄ると、
『あの、かがんでもらっても良いですか?』と頼んだ。
「んっ? これでいいか?」
不思議そうな顔をしながら僕の目線までかがんでくれたランハートさんの頬にチュッとキスをして
「おやすみなさい」
と声をかけ、僕は急いで寝室へと入った。
ふぅ……恥ずかしくて顔が真っ赤になっているのを見られずに済んでよかった。
でも、今までおでこにチューしてたこともあったけど、好きだって気付いてからするのはやっぱり照れるなぁ……。
<ランハートside>
「旦那さま、大丈夫でございますか?」
「あ、ああ……。まさかあんな不意打ちを喰らうと思っていなかったから驚いただけだ」
「ヒジリさまにはゆっくりおやすみいただきますので、旦那さまはどうぞご退出ください」
「ああ。わかってる。少しくらい余韻に浸っても良いだろう」
「ふふっ。旦那さまもヒジリさまのことになると形無しでいらっしゃいますね」
せっかく思いが通じ合ったというのに……ふぅ。
だが、ヒジリは今日は怖い思いをしたばかりだし、それにもう真夜中で疲れているだろう。
グレイグの言っていることが正しいのだが、もう少しヒジリのそばにいたかったのは事実だ。
私は後ろ髪を引かれる思いでヒジリの部屋を出た。
「これからこちらでおやすみになりますか? それとも詰所にお戻りになりますか?」
「ヒジリを襲ったヤツのこともあるし、詰所に戻る。明日ヒジリが起きた頃ここに来よう。
ああ、明日は店は休みだ。私が壊した扉の修繕もしなければいけないし、それにあんなことがあってすぐに店には出したくない」
「畏まりました。ヒジリさまにはそのようにお伝えいたします」
「グレイグ、ヒジリを頼むぞ」
「お任せください」
本当ならばヒジリを1人にはしたくなかったが、私にはやらなければいけないことがある。
私は屋敷を出て急いで詰所へと向かった。
「フィン、奴はどうした?」
「団長に殴られてまだ意識は戻っていませんが、命には別状ありません」
「ふんっ。あのまま殺してやればよかった」
「お気持ちはわかりますが、それは口に出されてはなりません」
「わかっている。奴にはしっかり罰を受け罪を償ってもらうよ。
あの時死んでればよかったと思うほど、厳罰を食らわせてやる」
フィンは私の言葉に絶句していたが、ヒジリが恐ろしい目に遭い、傷つけられるところだったのだ。
厳罰でも生温いくらいだ。
「ヒジリさまには事件のことについてお聞きになりましたか?」
「いや、まだだ。今日は気持ちを落ち着かせることで精一杯だったからな。どうした? お前は何か知っているのか?」
「いえ、まだ裏付けも取れておりませんので、奴がしたことと決まったわけではないのですが少し気になることがございまして……」
「なんだ、言ってみろ」
フィンがやけに言いづらそうにしているところを見るとヒジリに関係することに間違いない。
「実はここしばらく、王都の外れにあるゴミ箱に……その、ヒジリさまのケーキが大量に捨てられていたと見回りの騎士より報告が上がってきておりまして」
「なに? ヒジリのケーキが?」
「はい。それを目当てに毎日子どもたちや動物たちが群がっているとのことで……王都の治安にも影響が出ております」
「奴がヒジリ目当てにケーキを買い、それらを捨てていたということか……」
「ただ、ここ数日は廃棄はなかったようです。
その時期が奴が平民落ちした日と重なることからまだ確定ではございませんが、その可能性もあると踏んでいます」
もう人間として腐っているな、奴は。
ヒジリがあんなにも一生懸命作っていたケーキをよく捨てられたものだ。
奴にとってヒジリのケーキは会うための手段に過ぎなかったということか。
ふっ。愚か者めが。
平民落ちだけで許してやったせっかくの私の温情を不意にした上に、私の愛しいヒジリを傷つけようとした奴など地獄の果てまで苦しめてやる。
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