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Violonが繋いだ縁※ 7

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僕を抱き上げたと思ったら、そのまま優しく寝かされる。
セルジュさんも隣に横たわり、上から覆い被さるようにキスされた。
チュッと唇が重なったと思ったら、すぐに離れて首筋をキスされる。

『――っつ!』

ちくっと小さな痛みを感じて声をあげると、

『痛かったか?』

と声をかけられる。

首を横に振るとホッとしたように笑って、

『ミシェルが私のものだという証をつけたから、もう誰にも触れさせないよ』

と言ってくれた。

『うれ、しぃ……っ』

『ミシェル! 嬉しいなら、もっとつけよう』

そういうが早いか、もう一度首筋に唇を当てるとチュッと吸い付いた。

自分ではどんなふうになっているのかもわからないけれど、セルジュさんが満足そうな表情をしているからきっとうまくついているんだろう。
ふふっ。セルジュさんが喜んでいるのが可愛い。

首筋に当てられていた唇がどんどん下りてくる。
その度にあのちくっとした痛みを感じてさらに嬉しくなる。

ああ、幸せだなと思った瞬間、セルジュさんの指がまた僕の胸を掠めた。
と同時に身体がピクッと震えてしまう。

『ミシェルが触れてほしいと言っていたから、たっぷり触ってあげよう』

ニコッと笑みを浮かべてそんなことを言うセルジュさんをみて思い出す。

――もっと、さわってぇ……

ああ、そういえばさっきそんなはしたないことを言ってしまったんだ。
恥ずかしい……。

そう思ったけれど、セルジュさんは嬉しそうに僕の胸に触れる。
その度に僕の身体はどうしようもないくらいにビクビクと震えが止まらない。

乳首を指で弾かれたり摘まれたりするたびにつま先から頭のてっぺんまで電流が貫いていくような刺激に襲われる。

これがセルジュさんを好きな証……。

その刺激の強さが僕のセルジュさんへの思いを表しているように思える。

僕はこんなにセルジュさんが好きなんだな。

『ミシェル……もっと、可愛い声を聞かせて……』

『ひゃああっん!!』

突然パクリと乳首を咥えられて一際大きな声が出た。

もう片方の乳首を指で弄られながら、咥えられた方の乳首も舌で弄られる。

『ああっん、やぁ――っ、おか、しくなるぅ――っ!!』

今まで感じたことのない快感に身悶えるたびに、乳首への刺激はどんどん強くなっていく。

『ああっ、だめぇ……っ、もぅ……イっちゃいそう……っ!!』

そう叫ぶと、急に乳首への刺激が止まってしまった。

突然快感の波から放り出されて、どうしていいかわからない。
たった今まで刺激を受けていた乳首がぷっくりと膨らんで続きを待っているのに……。

『ど、うして……?』

『初めてだから、一緒にイきたいんだ』

『一緒に?』

どういう意味だか考える時間もなく、突然ズボンと下着を脱がされて僕は一糸纏わぬ姿をセルジュさんに晒してしまっていた。

乳首への刺激でもうすっかり僕のモノは勃ち上がってしまっている。

『は、ずかしぃ……っ』

こんな姿を見られて恥ずかしくて慌てて手で隠そうとするけれど、

『隠さないで、恥ずかしがることはない。綺麗だよ、ミシェル』

と優しい声で制される。

『せるじゅ、さんも……』

『ああ、そうだな。私も限界だからな』

そういうと、さっと洋服を脱ぎ去った。

『わっ!』

あまりにも逞しい姿に魅入ってしまう。

しかもあの聳り立ったモノ……。

『おっきぃ……』

『ふふっ。当たり前だろう。ミシェルのこんなに綺麗な姿を見ているんだ。興奮しないわけないよ』

『あの、ぼく……どうしたら?』

『力を抜いて私を感じてくれたらいい』

そういうと、セルジュさんは僕の足の間に入り、どこからともなくボトルを取り出した。

『それ……』

『私たちが愛し合うために必要なものだから……』

安心して……と言いながら、それを手のひらに乗せ纏わせる。

そのまま僕のモノをそっと握ると、ぬるっとした感触に腰が跳ねる。
セルジュさんが手を動かすたびにクチュクチュといやらしい音が響く。

『ああっ、ああっん!』

気持ちよくておかしくなりそう。
扱かれながら、なぜかセルジュさんの指が僕の後孔に触れていることに気づく。

『そ、んなとこ……っ』

『大丈夫、怖くないよ』

僕を安心させるような声をかけながらも、セルジュさんの指がぷつりと中に挿入りこんでくる。

『ああっん!!!』

『ああ、ミシェルの中……きもちがいい』

中をかき混ぜられるたびに途轍もない快感が襲ってくる。

『やぁ――っ、だめぇ……っ!』

いつの間にかもう何本も指を挿入いれられていて、それが中でバラバラに動き回っておかしくなりそうなほど気持ちがいい。

『せる、じゅさん……っ、もぅ……っ』

だめ……!
そう言おうとしたら、指が引き抜かれた。

さっきの乳首と同じように突然止められて、身体の疼きが止まらない。

『なん、で……っ』

『一緒にイきたいって言ったろう?』

そういうと、さっき見た時よりももっとおっきく昂ったセルジュさんのモノを僕に見せつけるように扱いて見せる。

『あっ、もしか、して……』

『ふふっ。力を抜いているんだよ』

そういうと、セルジュさんはさっきまで指が挿入っていた場所に熱くて硬い昂りをググッと押し当てた。

『んああっ! あつ、い……っ』

『くっ――! ミシェルの中が吸い付いてくる!』

『ああっ! せる、じゅさん……っ、おっきぃ……っ!!』

『ああ、もう! あんまり煽らないでくれ!』

セルジュさんの声と共に腰がぐっと押し込まれ、セルジュさんのが一気に奥に挿入ってくる。

『ひゃぁぁーっん!!』

一気に奥まで挿入りこんだ瞬間、パーンと目の前で、花火が何かが破裂したようなそんな衝撃を感じた。
つま先までその衝撃でピクピクと震えてしまう。

『ああっ、ミシェル! 可愛いっ! 可愛いっ!!』

そう言いながらセルジュさんが腰を動かすたびに、とてつもない快感が次々に押し寄せてくる。

『あぁん……っんぁっ……やぁ――っ……お、くぅ……きも、ちいぃ……っ』

『ああっ、ミシェルっ!』

腰を掴まれながら激しく奥をゴリゴリと擦られてもう訳がわからなくなるくらい気持ちがいい。

『ああっ、だ、めぇ……っ、もぅ……イくぅ……っ!!』

『くっ! 私も限界だ。一緒に……』

その声と同時に中を激しく擦られた瞬間、僕は蜜を飛ばした。

『ああっ!!』

『ミシェルっ!! くぅ――!!』

セルジュさんの苦しげな声が聞こえたと思ったら、僕の中に温かいものが広がっていく。

ああ、セルジュさんもイったんだ……。
それがわかって、幸せが込み上げる。

一緒にイけたんだ。
嬉しい。
これが愛し合うってうことなんだな……。

僕……本当にセルジュさんのものになれたんだ。
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