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番外編
楽しい呑み会
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八尋視点でここ最近の裏事情を書きたいのですが、まだそこまで書き上がっていないので(汗)
伊織視点でちょっと裏事情を覗いてみました。
名嘉村くんの家での食事会の裏側のお話です。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<side伊織>
ー伊織さん、明日は仕事終わりに名嘉村くんの家で食事会をすることになりましたよ。
毎日の日課となっている悠真との電話の時に、そんな報告を受けた。
ー食事会というと、あの彼も一緒ですか?
ーええ。名嘉村くんがすっかり彼を気に入っていて……。八尋さんには申し訳ないんですけど、ちょっとお借りすることにしました。
八尋さんが毎日彼を夕食に誘っていると言っていたから、借りるなんて表現にしたのだろう。
ー明日は松川さんが名嘉村くんのところに行く日なので、八尋さんも寂しくないでしょう。
ーええ、多分それがわかっていたから平松くんをお誘いしたんだと思いますよ。だから、いつも通り今の時間には伊織さんと電話ができますね。
松川さんが名嘉村くんの家に泊まるのは決定だからそれは間違いない。
そうやって悠真はいつも私を安心させてくれる。
ーじゃあ、明日は何か差し入れを持って行ってもらいましょうか。
ー伊織さんのチーズケーキがいいです。平松くんもきっと気にいるはずですから。
ーふふっ。そう言ってもらえると嬉しいですよ。じゃあ、腕によりをかけて作りましょうか。
ーはい。私も美味しくいただきます。本当は伊織さんにもきていただきたいんですけど……。
私も本当ならすぐにでも飛んでいきたい。
だが、松川さんと二人ともここを離れるわけにはいかない。
それが二人で決めたルール。
だからこそ、お互いに恋人との時間を守ってあげられるのだ。
悠真には寂しい思いをさせるが、この後私たちには楽しい予定が入っている。
それまでの我慢だ。
ーもうすぐ会えますからね。社長のお家のパーティーに悠真と参加できるのを楽しみにしてますから。ああ、その時は私が悠真のところにお迎えに行きますよ。
ーえっ、でもそれじゃ……。
ーいいんです。少しでも早く悠真に会いたいので……。
ーありがとうございます。じゃあ、その時に平松くんにも紹介したいです。きっと驚くと思いますよ。
ー驚く?
ーはい。多分。伊織さんのこと、女性だと思ってますから。
どうやら悠真は私のことを名前しか教えてないらしい。
悠真には時々こういう子どもっぽいところがある。
本当に可愛い。
悠真と一時間ほど話をして、電話を切り眠りについた。
翌日、早速松川さんに今日の予定を尋ねてみた。
「ああ、砂川さんから聞きましたか?」
「ええ。名嘉村くんと新しく来た平松くんと食事会だそうですね。名嘉村くんがすっかり平松くんを気に入ったと話していましたよ」
「そうなんです。郁未からの話ではかなりの天然で鈍感なタイプらしく、八尋さんのアプローチも全く気づいている気配がなくて、ついついおせっかいを焼いてしまいたくなるようです」
「ふふっ。あの八尋さんが手こずってるんですか。それはすごい」
「今日はちょっと発破を掛けてきますよ」
そう言って、松川さんは私からの差し入れのチーズケーキとマンゴーのスパークリングワイン、そして、希少な泡盛を持って西表島に向かった。
夜八時を回り、今日の宿泊者全ての夕食の提供が終わり、あとは他のシェフに任せて自室で一息吐いていると、松川さんから電話が来た。
しかもビデオ通話。
この時間はまだ八尋さんと呑んでいるはずだから、話に加わらせてくれるつもりで電話をくれたのかもしれない。
電話を受けながら、一緒に乾杯でもしようかと冷蔵庫を開けビールを取り出した。
ーはい。松川さん、楽しんでますか?
ー安慶名さん。今はもう部屋ですか?
ーええ。さっき部屋に戻ってきたところです。電話が来たのでビールを用意しましたよ。
そう言って、画面にビールを映してみると
ーお疲れ様です。
画面の向こうで松川さんと八尋さんが泡盛の入ったグラスを掲げているのが見える。
遠く離れていても、こうして友人と酒を楽しめるのは嬉しいことだ。
ー八尋さん、お久しぶりですね。
ーはい。また近々こっちに来られるのでしょう?
ーはい。来週、悠真を迎えに行くのでその時に噂の彼に紹介してもらう手筈になっていますよ。悠真の話では、彼は私を女性だと思っているそうですから、反応が楽しみですね。
ーふふっ。『伊織さん』が男性だと知ったら流石の平松くんも驚きを隠せないでしょうね。
ー何やらかなりの鈍感だと聞きましたが、そんなに鈍感なのですか?
ーええ。それはもう。驚くほど。
ーふふっ。安慶名さん、聞いてくださいよ。さっきもかなりの鈍感発言をしてたんですよ。
ーさっき?
聞けば、名嘉村くんの家には倉橋さんが開発した高性能カメラを仕掛けているのだが――もちろん悠真の部屋にも同じものを取り付けている――今日はそのカメラに、『八尋』というキーワードを設定しておいたそうだ。
三人の会話で『八尋』という言葉が出るとそれが反応して、八尋さんの店でもその映像を見ることができる。
どうやら今日は久しぶりの松川さんとの呑みということで、常連さんたちは早々に帰ったので早仕舞にしたようだ。
ということで、二人で久しぶりにのんびりと会話を楽しみながら酒を楽しんでいたところ、『八尋』というキーワードで反応した映像が流れてきたらしい。
ー平松くんが、倉橋さんのあのシャンプーとボディーソープの感想を郁未に尋ねられて答えてたんですけど、できたら次は八尋さんの家にあるものと同じものが欲しいと砂川さんに頼んでいたんですよ。
ーえっ、でもあれって、全部同じものですよね?
ーええ。そうなんですけど。ふふっ。平松くん、なんて言ったと思います?
楽しそうな松川さんの隣で、なんとも言えない表情の八尋さんが見える。
その対照的な二人の様子に答えが聞きたくてたまらなくなる。
ーなんて言ったんですか?
ー『八尋さんが使っているものの匂いの方が落ち着くから好きだ』って言ってたんですよ。
ーそれって……。
ーふふっ。平松くんは八尋さんの匂いが好きってことですよね。だって、あれは無臭ですから。それに気づいていないのが可愛いじゃないですか。
確かにそれは可愛い。
そこまで鈍感なのか……。
これは八尋さんもかなり苦労するだろう。
ーこれは正攻法では難しいかも知れないですね、八尋さん。
ーやっぱり安慶名さんもそう思いますか?
ーええ。平松くんが八尋さんに惹かれていることは間違いないですから、頑張ってください。
ーはい。早くいい知らせができるように頑張りますよ。
そろそろ彼らを迎えに行くというので、八尋さんに悠真を自宅まで送ってくれるように頼み、電話を切った。
それにしても平松くんは、ある意味藤乃くんよりも鈍感なのかもしれないな。
そう考えるとあのローションを贈ったのは時期尚早だったかもしれないが、まぁ、鈍感な相手なら尚更、その好機がやってくるかわからないのだから準備はしておいてもいいか。
八尋さんが無事に彼を恋人にできることを祈って、私は残っていたビールを飲み干した。
伊織視点でちょっと裏事情を覗いてみました。
名嘉村くんの家での食事会の裏側のお話です。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
<side伊織>
ー伊織さん、明日は仕事終わりに名嘉村くんの家で食事会をすることになりましたよ。
毎日の日課となっている悠真との電話の時に、そんな報告を受けた。
ー食事会というと、あの彼も一緒ですか?
ーええ。名嘉村くんがすっかり彼を気に入っていて……。八尋さんには申し訳ないんですけど、ちょっとお借りすることにしました。
八尋さんが毎日彼を夕食に誘っていると言っていたから、借りるなんて表現にしたのだろう。
ー明日は松川さんが名嘉村くんのところに行く日なので、八尋さんも寂しくないでしょう。
ーええ、多分それがわかっていたから平松くんをお誘いしたんだと思いますよ。だから、いつも通り今の時間には伊織さんと電話ができますね。
松川さんが名嘉村くんの家に泊まるのは決定だからそれは間違いない。
そうやって悠真はいつも私を安心させてくれる。
ーじゃあ、明日は何か差し入れを持って行ってもらいましょうか。
ー伊織さんのチーズケーキがいいです。平松くんもきっと気にいるはずですから。
ーふふっ。そう言ってもらえると嬉しいですよ。じゃあ、腕によりをかけて作りましょうか。
ーはい。私も美味しくいただきます。本当は伊織さんにもきていただきたいんですけど……。
私も本当ならすぐにでも飛んでいきたい。
だが、松川さんと二人ともここを離れるわけにはいかない。
それが二人で決めたルール。
だからこそ、お互いに恋人との時間を守ってあげられるのだ。
悠真には寂しい思いをさせるが、この後私たちには楽しい予定が入っている。
それまでの我慢だ。
ーもうすぐ会えますからね。社長のお家のパーティーに悠真と参加できるのを楽しみにしてますから。ああ、その時は私が悠真のところにお迎えに行きますよ。
ーえっ、でもそれじゃ……。
ーいいんです。少しでも早く悠真に会いたいので……。
ーありがとうございます。じゃあ、その時に平松くんにも紹介したいです。きっと驚くと思いますよ。
ー驚く?
ーはい。多分。伊織さんのこと、女性だと思ってますから。
どうやら悠真は私のことを名前しか教えてないらしい。
悠真には時々こういう子どもっぽいところがある。
本当に可愛い。
悠真と一時間ほど話をして、電話を切り眠りについた。
翌日、早速松川さんに今日の予定を尋ねてみた。
「ああ、砂川さんから聞きましたか?」
「ええ。名嘉村くんと新しく来た平松くんと食事会だそうですね。名嘉村くんがすっかり平松くんを気に入ったと話していましたよ」
「そうなんです。郁未からの話ではかなりの天然で鈍感なタイプらしく、八尋さんのアプローチも全く気づいている気配がなくて、ついついおせっかいを焼いてしまいたくなるようです」
「ふふっ。あの八尋さんが手こずってるんですか。それはすごい」
「今日はちょっと発破を掛けてきますよ」
そう言って、松川さんは私からの差し入れのチーズケーキとマンゴーのスパークリングワイン、そして、希少な泡盛を持って西表島に向かった。
夜八時を回り、今日の宿泊者全ての夕食の提供が終わり、あとは他のシェフに任せて自室で一息吐いていると、松川さんから電話が来た。
しかもビデオ通話。
この時間はまだ八尋さんと呑んでいるはずだから、話に加わらせてくれるつもりで電話をくれたのかもしれない。
電話を受けながら、一緒に乾杯でもしようかと冷蔵庫を開けビールを取り出した。
ーはい。松川さん、楽しんでますか?
ー安慶名さん。今はもう部屋ですか?
ーええ。さっき部屋に戻ってきたところです。電話が来たのでビールを用意しましたよ。
そう言って、画面にビールを映してみると
ーお疲れ様です。
画面の向こうで松川さんと八尋さんが泡盛の入ったグラスを掲げているのが見える。
遠く離れていても、こうして友人と酒を楽しめるのは嬉しいことだ。
ー八尋さん、お久しぶりですね。
ーはい。また近々こっちに来られるのでしょう?
ーはい。来週、悠真を迎えに行くのでその時に噂の彼に紹介してもらう手筈になっていますよ。悠真の話では、彼は私を女性だと思っているそうですから、反応が楽しみですね。
ーふふっ。『伊織さん』が男性だと知ったら流石の平松くんも驚きを隠せないでしょうね。
ー何やらかなりの鈍感だと聞きましたが、そんなに鈍感なのですか?
ーええ。それはもう。驚くほど。
ーふふっ。安慶名さん、聞いてくださいよ。さっきもかなりの鈍感発言をしてたんですよ。
ーさっき?
聞けば、名嘉村くんの家には倉橋さんが開発した高性能カメラを仕掛けているのだが――もちろん悠真の部屋にも同じものを取り付けている――今日はそのカメラに、『八尋』というキーワードを設定しておいたそうだ。
三人の会話で『八尋』という言葉が出るとそれが反応して、八尋さんの店でもその映像を見ることができる。
どうやら今日は久しぶりの松川さんとの呑みということで、常連さんたちは早々に帰ったので早仕舞にしたようだ。
ということで、二人で久しぶりにのんびりと会話を楽しみながら酒を楽しんでいたところ、『八尋』というキーワードで反応した映像が流れてきたらしい。
ー平松くんが、倉橋さんのあのシャンプーとボディーソープの感想を郁未に尋ねられて答えてたんですけど、できたら次は八尋さんの家にあるものと同じものが欲しいと砂川さんに頼んでいたんですよ。
ーえっ、でもあれって、全部同じものですよね?
ーええ。そうなんですけど。ふふっ。平松くん、なんて言ったと思います?
楽しそうな松川さんの隣で、なんとも言えない表情の八尋さんが見える。
その対照的な二人の様子に答えが聞きたくてたまらなくなる。
ーなんて言ったんですか?
ー『八尋さんが使っているものの匂いの方が落ち着くから好きだ』って言ってたんですよ。
ーそれって……。
ーふふっ。平松くんは八尋さんの匂いが好きってことですよね。だって、あれは無臭ですから。それに気づいていないのが可愛いじゃないですか。
確かにそれは可愛い。
そこまで鈍感なのか……。
これは八尋さんもかなり苦労するだろう。
ーこれは正攻法では難しいかも知れないですね、八尋さん。
ーやっぱり安慶名さんもそう思いますか?
ーええ。平松くんが八尋さんに惹かれていることは間違いないですから、頑張ってください。
ーはい。早くいい知らせができるように頑張りますよ。
そろそろ彼らを迎えに行くというので、八尋さんに悠真を自宅まで送ってくれるように頼み、電話を切った。
それにしても平松くんは、ある意味藤乃くんよりも鈍感なのかもしれないな。
そう考えるとあのローションを贈ったのは時期尚早だったかもしれないが、まぁ、鈍感な相手なら尚更、その好機がやってくるかわからないのだから準備はしておいてもいいか。
八尋さんが無事に彼を恋人にできることを祈って、私は残っていたビールを飲み干した。
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