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番外編
悠真の弟
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新連載を書いていたら、沸々とこの二人の話が書きたくなって思わず書いてしまいました。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
少し辻褄の合わない箇所があったので加筆修正しています。
これからもちょこちょこ手直しが入るかもしれません。
* * *
「悠真、今日はここで夕食にしましょう」
「あ、ここ……」
ある晴れた日。
伊織さんと遠距離交際を始めたばかりの私は、社長の計らいで急な東京出張を仰せつかり伊織さんとの数日ぶりの幸せな時間を過ごしていた。
明日の最終便で西表に帰らなければいけないけれど、今回は石垣のイリゼホテルに向かう伊織さんと一緒に帰るからいつもよりは長くいられる。
それだけですごく嬉しい。
伊織さんが石垣に定住するようになれば、もう少し頻繁に会えるようになるしそれまでもうしばらくの辛抱だ。
昨夜は伊織さんの自宅で朝方まで愛し合った。
優しく、そして激しく私を求めてくれ、伊織さんを身体の奥で感じながら抱き合って眠った。
好きな人の腕に抱かれて朝を迎えるのがこんなに幸せなのだと私は伊織さんに教えてもらった。
伊織さんもまた私を愛おしそうに見つめる。
ああ、なんて幸せな時間なんだろう。
伊織さんの作ってくれたブランチを食べてのんびりと過ごしてから、二人で銀座に出たのは弟である真琴の誕生日プレゼントを買うため。
まだタイミングが合わずに伊織さんと真琴を会わせられずにいるけれど、伊織さんは真剣に真琴のプレゼントを選んでくれ、いろんな店を探し回ってようやく気に入るプレゼントが見つかった。
「いいプレゼントが見つかってよかったですね。あの財布なら使いやすそうですし、きっと真琴くんも喜んでくれますよ」
「伊織さんのおかげです。素敵なお店を紹介していただいて……お礼をさせてください」
「お礼なんて……悠真の弟なら、私の弟でもあるのですよ。弟にプレゼントを選んでお礼だなんて他人行儀です」
「真琴が伊織さんの弟……ふふっ。そう言っていただけて嬉しいです。近いうちに真琴に伊織さんを紹介させてくださいね」
「ええ。楽しみにしていますよ」
にっこりと微笑む伊織さんに連れられて行ったお店は、真琴が上京したばかりの頃、社長と真琴と3人で食事をしたお店だった。
「宗一郎さんにお勧めされたお店なのですが、もしかして来たことが?」
「はい。以前、社長が真琴の入学の祝いにと連れて来てくださったお店です」
「そうでしたか……すみません」
「そんな、ここのお店すごく雰囲気も良くてお料理も美味しかったので記憶に残っていたんです。それ以来、伺ってませんでしたから伊織さんと来られて嬉しいです」
私の言葉にホッと安堵の表情を浮かべる伊織さんを見て、愛おしさが募る。
店に入ると、奥の個室へと案内された。
料理はすでに決められているようで、飲み物だけを注文した。
「悠真はお酒を呑んでください。私はノンアルにします」
「でも、それじゃあ……」
「ふふっ。悠真がお酒を呑んでほんのり頬を赤らめる姿が見たいだけですから。酔っても大丈夫ですよ、私がちゃんと介抱しますから」
「伊織さんが介抱してくださるなら安心ですね。じゃあ、お言葉に甘えてお酒をいただきます」
伊織さんが選んでくれた料理に合うシャンパンをいただきながら、美味しい料理に舌鼓を打っていると、
「倉橋さんと真琴くんは出会ってすぐに打ち解けられたんですか?」
と尋ねられた。
「ふふっ。そうですね。あの時は……」
* * *
悠真と久しぶりの銀座デートに向かった日。
宗一郎さんおすすめの日本料理店に悠真を連れて行くと、以前ここに来たことがあると教えてくれた。
弟の真琴くんが大学入学のために上京した折に倉橋さんと一緒に食事をした店なのだと知ってほんの少し嫉妬しつつも、私と一緒に来られて嬉しいと言ってくれた悠真の気持ちが嬉しかった。
悠真と付き合いを始めてから私は真琴くんとはまだ会えずにいるが、悠真がこんなにも可愛がって、しかもあの倉橋さんにも気に入られているところを見るとよほど良い子なのだろう。
3人でいるときはどんな話をするのかと興味が湧いてきて、悠真にその時の様子を尋ねてみるとシャンパンでほんのり頬を赤らめた悠真は楽しそうにその時のことを教えてくれた。
<上京してきたあの日、羽田空港で私の姿を見かけて、『兄さん!』って呼びながら真琴が私の元に駆け寄って来たんです。宮古島にいる時は、ずっと『ゆうまにぃにぃ』と呼んでいたのに……>
うわぁ、可愛い兄弟だな。
『ゆうまにぃにい』と呼ばれて嬉しそうに微笑む悠真の姿が目に浮かぶ。
<飛行機の中でずっと練習していたんでしょうね。
すごく真っ赤な顔をして、「兄さん!」と呼びかけてきた真琴が可愛くて……。
でも、『ゆうまにぃにぃ』ってもう呼ばれないのかと思ったら少し寂しくなって……。
真琴とは8つも離れているので、ずっと幼い子どもみたいに思ってましたけど、大人になったんだなと複雑な感情を抱いたのを覚えてます>
真琴くんなりに必死に兄離れしようとしたのだろうな。
初めて呼びかけを変える時は緊張もしただろう。
悠真にとっては少し寂しい瞬間だったのだろうな。
<それでも、一度荷物を置きにこれから住むことになる社長のマンションで部屋に入った時に、あまりの豪華なマンションに子どもみたいに驚いてたんですけどね。あの時の真琴、伊織さんに見せてあげたいくらい可愛いはしゃぎっぷりでしたよ。ふふっ。>
倉橋さんのマンションなら、設備も豪華だろうし、おそらくコンシェルジュもいてセキュリティも万全の素晴らしいマンションだろう。悠真が可愛いと思うほどのはしゃぎっぷり……私も見てみたかったな。
<その後、このお店に伺ったんですよ。
真琴と社長はそれまでに二度ほど挨拶を交わしたくらいで、一緒に食事をするようなことはなくて……だから、最初は少し緊張してましたね。でも、私が途中仕事の電話で抜けて戻ってきたら、すっかり打ち解け合ってて驚きました。
真琴は少し人見知りなところがあるんですけど、社交的な社長と一緒にいるとやっぱり変わるんですね。
あの時ばかりは社長の社交性の凄さに感謝しました>
ああ、確かに倉橋さんの社交性には私も驚くな。
交友関係も広いが、決して妥協はしない。
その人の本質をしっかりと見抜き、自分や周りのものに害をなそうとするのは徹底的に排除する。
真琴くんは悠真の弟だから気に入られているのではなく、真琴くん自身が気に入られているのだろう。
そうでもなければ、自分のマンションを提供したりはしないだろう。
倉橋さんも気に入るほどの逸材。
悠真の弟・真琴くん。
是非とも会ってみたいものだ。
「そういえば、真琴くんには恋人がいるとか?」
「ああ、はい。そう言ってました。私にも会わせたいと言ってくれてるんですけど、そちらもなかなか時間が合わなくて。でも、この前少し話した時に真琴がポロッと言ってたんですけど、お相手は伊織さんと同じ弁護士さんみたいですよ」
「えっ? そうなんですか?」
「ええ。その方の事務所で働いているみたいです。もうほとんど一緒に暮らしているみたいなので、社長にもそれを伝えたんです。私も東京出張の際は真琴のマンションに泊めてもらってましたけど、最近はずっと伊織さんのところにお世話になってますし……社長も了承してくれましたから、完全に恋人さんのところに引っ越すことが決まったんですよ」
「真琴くんの恋人の弁護士について他にも何か聞いてませんか?」
「ええっと、何か他に? うーん、ああ、そういえば桜城大学の先輩だと言ってましたね。もしかしたら伊織さんもご存知の方かもしれないですね」
悠真の言葉にもしかしたらあいつでは……と思いが過ったが……まさかな。
こんな偶然早々あることじゃない。
だが、もしそうだとしたら真琴くんは良い人に巡り会ったとしか言いようがない。
「伊織さん、今度真琴を紹介する時には恋人さんにも一緒に来てもらいましょうか?」
「そうですね。きっと話が合いそうだ」
私は来たるべき未来を思い浮かべながら、
「私たちがどれだけ愛し合っているかもみてもらいましょうか」
と悠真ににっこりと笑顔を向けた。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
少し辻褄の合わない箇所があったので加筆修正しています。
これからもちょこちょこ手直しが入るかもしれません。
* * *
「悠真、今日はここで夕食にしましょう」
「あ、ここ……」
ある晴れた日。
伊織さんと遠距離交際を始めたばかりの私は、社長の計らいで急な東京出張を仰せつかり伊織さんとの数日ぶりの幸せな時間を過ごしていた。
明日の最終便で西表に帰らなければいけないけれど、今回は石垣のイリゼホテルに向かう伊織さんと一緒に帰るからいつもよりは長くいられる。
それだけですごく嬉しい。
伊織さんが石垣に定住するようになれば、もう少し頻繁に会えるようになるしそれまでもうしばらくの辛抱だ。
昨夜は伊織さんの自宅で朝方まで愛し合った。
優しく、そして激しく私を求めてくれ、伊織さんを身体の奥で感じながら抱き合って眠った。
好きな人の腕に抱かれて朝を迎えるのがこんなに幸せなのだと私は伊織さんに教えてもらった。
伊織さんもまた私を愛おしそうに見つめる。
ああ、なんて幸せな時間なんだろう。
伊織さんの作ってくれたブランチを食べてのんびりと過ごしてから、二人で銀座に出たのは弟である真琴の誕生日プレゼントを買うため。
まだタイミングが合わずに伊織さんと真琴を会わせられずにいるけれど、伊織さんは真剣に真琴のプレゼントを選んでくれ、いろんな店を探し回ってようやく気に入るプレゼントが見つかった。
「いいプレゼントが見つかってよかったですね。あの財布なら使いやすそうですし、きっと真琴くんも喜んでくれますよ」
「伊織さんのおかげです。素敵なお店を紹介していただいて……お礼をさせてください」
「お礼なんて……悠真の弟なら、私の弟でもあるのですよ。弟にプレゼントを選んでお礼だなんて他人行儀です」
「真琴が伊織さんの弟……ふふっ。そう言っていただけて嬉しいです。近いうちに真琴に伊織さんを紹介させてくださいね」
「ええ。楽しみにしていますよ」
にっこりと微笑む伊織さんに連れられて行ったお店は、真琴が上京したばかりの頃、社長と真琴と3人で食事をしたお店だった。
「宗一郎さんにお勧めされたお店なのですが、もしかして来たことが?」
「はい。以前、社長が真琴の入学の祝いにと連れて来てくださったお店です」
「そうでしたか……すみません」
「そんな、ここのお店すごく雰囲気も良くてお料理も美味しかったので記憶に残っていたんです。それ以来、伺ってませんでしたから伊織さんと来られて嬉しいです」
私の言葉にホッと安堵の表情を浮かべる伊織さんを見て、愛おしさが募る。
店に入ると、奥の個室へと案内された。
料理はすでに決められているようで、飲み物だけを注文した。
「悠真はお酒を呑んでください。私はノンアルにします」
「でも、それじゃあ……」
「ふふっ。悠真がお酒を呑んでほんのり頬を赤らめる姿が見たいだけですから。酔っても大丈夫ですよ、私がちゃんと介抱しますから」
「伊織さんが介抱してくださるなら安心ですね。じゃあ、お言葉に甘えてお酒をいただきます」
伊織さんが選んでくれた料理に合うシャンパンをいただきながら、美味しい料理に舌鼓を打っていると、
「倉橋さんと真琴くんは出会ってすぐに打ち解けられたんですか?」
と尋ねられた。
「ふふっ。そうですね。あの時は……」
* * *
悠真と久しぶりの銀座デートに向かった日。
宗一郎さんおすすめの日本料理店に悠真を連れて行くと、以前ここに来たことがあると教えてくれた。
弟の真琴くんが大学入学のために上京した折に倉橋さんと一緒に食事をした店なのだと知ってほんの少し嫉妬しつつも、私と一緒に来られて嬉しいと言ってくれた悠真の気持ちが嬉しかった。
悠真と付き合いを始めてから私は真琴くんとはまだ会えずにいるが、悠真がこんなにも可愛がって、しかもあの倉橋さんにも気に入られているところを見るとよほど良い子なのだろう。
3人でいるときはどんな話をするのかと興味が湧いてきて、悠真にその時の様子を尋ねてみるとシャンパンでほんのり頬を赤らめた悠真は楽しそうにその時のことを教えてくれた。
<上京してきたあの日、羽田空港で私の姿を見かけて、『兄さん!』って呼びながら真琴が私の元に駆け寄って来たんです。宮古島にいる時は、ずっと『ゆうまにぃにぃ』と呼んでいたのに……>
うわぁ、可愛い兄弟だな。
『ゆうまにぃにい』と呼ばれて嬉しそうに微笑む悠真の姿が目に浮かぶ。
<飛行機の中でずっと練習していたんでしょうね。
すごく真っ赤な顔をして、「兄さん!」と呼びかけてきた真琴が可愛くて……。
でも、『ゆうまにぃにぃ』ってもう呼ばれないのかと思ったら少し寂しくなって……。
真琴とは8つも離れているので、ずっと幼い子どもみたいに思ってましたけど、大人になったんだなと複雑な感情を抱いたのを覚えてます>
真琴くんなりに必死に兄離れしようとしたのだろうな。
初めて呼びかけを変える時は緊張もしただろう。
悠真にとっては少し寂しい瞬間だったのだろうな。
<それでも、一度荷物を置きにこれから住むことになる社長のマンションで部屋に入った時に、あまりの豪華なマンションに子どもみたいに驚いてたんですけどね。あの時の真琴、伊織さんに見せてあげたいくらい可愛いはしゃぎっぷりでしたよ。ふふっ。>
倉橋さんのマンションなら、設備も豪華だろうし、おそらくコンシェルジュもいてセキュリティも万全の素晴らしいマンションだろう。悠真が可愛いと思うほどのはしゃぎっぷり……私も見てみたかったな。
<その後、このお店に伺ったんですよ。
真琴と社長はそれまでに二度ほど挨拶を交わしたくらいで、一緒に食事をするようなことはなくて……だから、最初は少し緊張してましたね。でも、私が途中仕事の電話で抜けて戻ってきたら、すっかり打ち解け合ってて驚きました。
真琴は少し人見知りなところがあるんですけど、社交的な社長と一緒にいるとやっぱり変わるんですね。
あの時ばかりは社長の社交性の凄さに感謝しました>
ああ、確かに倉橋さんの社交性には私も驚くな。
交友関係も広いが、決して妥協はしない。
その人の本質をしっかりと見抜き、自分や周りのものに害をなそうとするのは徹底的に排除する。
真琴くんは悠真の弟だから気に入られているのではなく、真琴くん自身が気に入られているのだろう。
そうでもなければ、自分のマンションを提供したりはしないだろう。
倉橋さんも気に入るほどの逸材。
悠真の弟・真琴くん。
是非とも会ってみたいものだ。
「そういえば、真琴くんには恋人がいるとか?」
「ああ、はい。そう言ってました。私にも会わせたいと言ってくれてるんですけど、そちらもなかなか時間が合わなくて。でも、この前少し話した時に真琴がポロッと言ってたんですけど、お相手は伊織さんと同じ弁護士さんみたいですよ」
「えっ? そうなんですか?」
「ええ。その方の事務所で働いているみたいです。もうほとんど一緒に暮らしているみたいなので、社長にもそれを伝えたんです。私も東京出張の際は真琴のマンションに泊めてもらってましたけど、最近はずっと伊織さんのところにお世話になってますし……社長も了承してくれましたから、完全に恋人さんのところに引っ越すことが決まったんですよ」
「真琴くんの恋人の弁護士について他にも何か聞いてませんか?」
「ええっと、何か他に? うーん、ああ、そういえば桜城大学の先輩だと言ってましたね。もしかしたら伊織さんもご存知の方かもしれないですね」
悠真の言葉にもしかしたらあいつでは……と思いが過ったが……まさかな。
こんな偶然早々あることじゃない。
だが、もしそうだとしたら真琴くんは良い人に巡り会ったとしか言いようがない。
「伊織さん、今度真琴を紹介する時には恋人さんにも一緒に来てもらいましょうか?」
「そうですね。きっと話が合いそうだ」
私は来たるべき未来を思い浮かべながら、
「私たちがどれだけ愛し合っているかもみてもらいましょうか」
と悠真ににっこりと笑顔を向けた。
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