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穏やかで幸せな時間
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「さぁ、どうぞ」
広縁に置いてある椅子に砂川さんを案内して、私も隣に座ろうと腰を下ろしたが2人で座るには少し小さくピッタリと寄り添ってしまう。
「砂川さん、狭くないですか?」
「いいえ、この方が安慶名さんにくっついていられて嬉しいですよ」
「――っ!」
彼の一言一言にドキドキさせられる。
浅香さんのホテルで、しかも涼平さんや倉橋さんのために作られた離れに置かれている椅子だ。
もしかしたらこの椅子は2人でくっついて座るために計算されているものかもしれない。
そんなことを思いながら、私は砂川さんと寄り添いながらの月見酒を楽しむことにした。
古酒はお猪口やグラスに注いでから10分ほど空けた方が古酒の芳香な香りが広がって美味しさが増すと言われている。
それを知っているからか、砂川さんはテーブルに準備しておいた古酒をお猪口に注ぐとそのまま、テーブルに置いておいた。
しんと静まり返った部屋に月明かりが差し込んで彼をほんのりと照らしている。
彼と一緒ならこの静かな時間でさえ愛おしく感じる。
彼がそっと私の肩に頭を乗せてくる。
その僅かな重みがより私を幸せにさせてくれるのだ。
「私……この部屋には石垣出張の折に何度か泊まらせていただいているんですが、こんなゆったりとした時間を過ごしたのは初めてです。それに……ここから見る月がこんなにも綺麗だと思ったのも初めてです。それは安慶名さんと一緒だからかもしれないですね」
微笑みながら、私を見上げてそんな嬉しいことを言ってくれるなんて……私はどれだけ彼に惹かれ続けるのだろう。
「砂川さん、本当にここから見る景色は美しいですね。でも、私には貴方が一番美しく見えますよ」
そう言いながら彼に顔を近づけると、彼の綺麗な瞳がゆっくりと閉じていく。
彼は私のキスを嫌がっていない。
喜びに震えながら、私は唇を重ね合わせた。
甘い唇を堪能し深いキスをすればまた我慢できなくなることを私は自分でわかっている。
だからこそ、そっと重ねるだけの軽いキス。
でもそれだけで満足だった。
静かな部屋にチュッと小さく音が響くのを幸せに感じながら私は唇を離した。
蕩けるような眼差しで私を見つめる彼に問いかけてみた。
「あの、悠真さんと呼んでも?」
「ふふっ。はい。私の方が年下ですから呼び捨てで構いませんよ」
「ですが……」
「安慶名さんには悠真と呼ばれたいんです。……だめ、ですか?」
「いえ! だめだなんて、そんなっ!」
「じゃあ、呼んでください。私も伊織さんと呼んでもいいですか?」
「はい。私も呼び捨てでも構いませんよ」
「いえ、私が伊織さんと呼びたいんです。強そうでそれでいて穏やかで優しくて……本当に伊織さんにぴったりな素敵な名前ですね」
ああ、父のつけてくれた名前をこんなにも褒めてくれる人がいるなんて……。
本当に幼い頃に事故で亡くなってしまった父とは全く思い出も何もなかったけれど、唯一名前だけは父が一生懸命考えてつけてくれた名前だと祖父から教えられていた。
大切な人を守れる力を持ち、いつも冷静に優しくいられるようにと好きな武士の名前からこの名をもらったそうだが、私もこの名前は気に入っている。
それを彼は好きだと言ってくれた。
それだけで私は幸せだ。
「悠真が褒めてくれましたから、父もきっと喜んでいると思います」
「伊織さん、ご家族は? あ、そんなことを突然伺っては失礼でしたね。すみません」
「いえ、貴方に隠すことなど何もありませんよ。私の話をする前に先に乾杯でもしましょうか」
私には恥ずべきところなど何もない。
今までただ誠実に生きてきたのだから。
そう、きっとここで悠真に出会うために生きてきたんだ。
「伊織さん、どうぞ」
「ありがとうございます」
差し出されたお猪口を受け取ると、月明かりに微笑む彼の顔が本当に嬉しそうで私も嬉しくなってしまう。
「悠真との未来に」
「ふふっ。伊織さんとの未来に」
「「乾杯」」
ごくっと口に入れた古酒は芳醇でまろやかな香りを纏っていて、今までで一番美味しい泡盛だった。
「私は幼い頃に両親と祖母を立て続けに亡くして、それ以来ずっと祖父に育てられました。祖父は高校の教員をしてまして、朝から晩まで生徒たちのことを必死に考える本当に良い先生だったと思います。その上、私のことも精一杯育ててくれて……私は祖父が寝ている姿を覚えてないんです。それくらい、毎日休む暇もないほど大変だったんでしょうね。私はそんな祖父を見て、絶対に祖父を楽にさせてやろうと弁護士になることを決意しました。動機は不純でしたけど、弁護士について調べていくうちに、弱い人を助けられる仕事って素晴らしいなと思ったんです。父が私の名前にこめてくれた『大切な人を守れる力を持つ』にはぴったりの職業だと思いました。それで必死に勉強して、沖縄県でも一番の進学校に入学できました。ですが、そんな時……祖父が他界したんです」
「えっ……」
彼の絶句するような声を聞きながら、私は話を続けた。
「ずっと我慢していたんでしょう。病気がわかったときには手遅れでそれからあっという間に祖父はこの世を去りました。
天涯孤独となった私は東京にいる遠戚に引き取られることになっていたんですが、祖父の葬儀に来てくださった方が私の運命を変えてくれたんですよ」
私は悠真に宗一郎さんとの出会い、そして東京での宗一郎さんとパートナーである皐月さんとの3人での生活。
そして、大学に入学してから助けていただいた周平さんとの出会いから一切合切を話し続けた。
彼はそれに時折相槌を打ちながら、ただただ真剣に聞いてくれた。
「――こうして私は、今、石垣で悠真に出会えたんですよ」
「どの方が欠けても私たちが出会うことはなかったんですね。そう考えたら、ここで伊織さんと出会えたのは本当に奇跡なのかもしれませんね」
「本当にその通りです。悠真に出会わない人生があったとしたら、私はいつまでも恋も愛も知ることはなかったでしょうね」
「伊織さん……」
「いつか私の大事な人たちに悠真を紹介したいのですがいいですか?」
「もちろんです! こちらからお願いしたいくらいですよ」
「よかった……」
悠真を胸に抱き寄せると、彼はいとも簡単に身を預けてくれた。
ああ、本当に悠真は私の恋人になったのだな。
一生この温もりを私は絶対に離したりしないぞ。
広縁に置いてある椅子に砂川さんを案内して、私も隣に座ろうと腰を下ろしたが2人で座るには少し小さくピッタリと寄り添ってしまう。
「砂川さん、狭くないですか?」
「いいえ、この方が安慶名さんにくっついていられて嬉しいですよ」
「――っ!」
彼の一言一言にドキドキさせられる。
浅香さんのホテルで、しかも涼平さんや倉橋さんのために作られた離れに置かれている椅子だ。
もしかしたらこの椅子は2人でくっついて座るために計算されているものかもしれない。
そんなことを思いながら、私は砂川さんと寄り添いながらの月見酒を楽しむことにした。
古酒はお猪口やグラスに注いでから10分ほど空けた方が古酒の芳香な香りが広がって美味しさが増すと言われている。
それを知っているからか、砂川さんはテーブルに準備しておいた古酒をお猪口に注ぐとそのまま、テーブルに置いておいた。
しんと静まり返った部屋に月明かりが差し込んで彼をほんのりと照らしている。
彼と一緒ならこの静かな時間でさえ愛おしく感じる。
彼がそっと私の肩に頭を乗せてくる。
その僅かな重みがより私を幸せにさせてくれるのだ。
「私……この部屋には石垣出張の折に何度か泊まらせていただいているんですが、こんなゆったりとした時間を過ごしたのは初めてです。それに……ここから見る月がこんなにも綺麗だと思ったのも初めてです。それは安慶名さんと一緒だからかもしれないですね」
微笑みながら、私を見上げてそんな嬉しいことを言ってくれるなんて……私はどれだけ彼に惹かれ続けるのだろう。
「砂川さん、本当にここから見る景色は美しいですね。でも、私には貴方が一番美しく見えますよ」
そう言いながら彼に顔を近づけると、彼の綺麗な瞳がゆっくりと閉じていく。
彼は私のキスを嫌がっていない。
喜びに震えながら、私は唇を重ね合わせた。
甘い唇を堪能し深いキスをすればまた我慢できなくなることを私は自分でわかっている。
だからこそ、そっと重ねるだけの軽いキス。
でもそれだけで満足だった。
静かな部屋にチュッと小さく音が響くのを幸せに感じながら私は唇を離した。
蕩けるような眼差しで私を見つめる彼に問いかけてみた。
「あの、悠真さんと呼んでも?」
「ふふっ。はい。私の方が年下ですから呼び捨てで構いませんよ」
「ですが……」
「安慶名さんには悠真と呼ばれたいんです。……だめ、ですか?」
「いえ! だめだなんて、そんなっ!」
「じゃあ、呼んでください。私も伊織さんと呼んでもいいですか?」
「はい。私も呼び捨てでも構いませんよ」
「いえ、私が伊織さんと呼びたいんです。強そうでそれでいて穏やかで優しくて……本当に伊織さんにぴったりな素敵な名前ですね」
ああ、父のつけてくれた名前をこんなにも褒めてくれる人がいるなんて……。
本当に幼い頃に事故で亡くなってしまった父とは全く思い出も何もなかったけれど、唯一名前だけは父が一生懸命考えてつけてくれた名前だと祖父から教えられていた。
大切な人を守れる力を持ち、いつも冷静に優しくいられるようにと好きな武士の名前からこの名をもらったそうだが、私もこの名前は気に入っている。
それを彼は好きだと言ってくれた。
それだけで私は幸せだ。
「悠真が褒めてくれましたから、父もきっと喜んでいると思います」
「伊織さん、ご家族は? あ、そんなことを突然伺っては失礼でしたね。すみません」
「いえ、貴方に隠すことなど何もありませんよ。私の話をする前に先に乾杯でもしましょうか」
私には恥ずべきところなど何もない。
今までただ誠実に生きてきたのだから。
そう、きっとここで悠真に出会うために生きてきたんだ。
「伊織さん、どうぞ」
「ありがとうございます」
差し出されたお猪口を受け取ると、月明かりに微笑む彼の顔が本当に嬉しそうで私も嬉しくなってしまう。
「悠真との未来に」
「ふふっ。伊織さんとの未来に」
「「乾杯」」
ごくっと口に入れた古酒は芳醇でまろやかな香りを纏っていて、今までで一番美味しい泡盛だった。
「私は幼い頃に両親と祖母を立て続けに亡くして、それ以来ずっと祖父に育てられました。祖父は高校の教員をしてまして、朝から晩まで生徒たちのことを必死に考える本当に良い先生だったと思います。その上、私のことも精一杯育ててくれて……私は祖父が寝ている姿を覚えてないんです。それくらい、毎日休む暇もないほど大変だったんでしょうね。私はそんな祖父を見て、絶対に祖父を楽にさせてやろうと弁護士になることを決意しました。動機は不純でしたけど、弁護士について調べていくうちに、弱い人を助けられる仕事って素晴らしいなと思ったんです。父が私の名前にこめてくれた『大切な人を守れる力を持つ』にはぴったりの職業だと思いました。それで必死に勉強して、沖縄県でも一番の進学校に入学できました。ですが、そんな時……祖父が他界したんです」
「えっ……」
彼の絶句するような声を聞きながら、私は話を続けた。
「ずっと我慢していたんでしょう。病気がわかったときには手遅れでそれからあっという間に祖父はこの世を去りました。
天涯孤独となった私は東京にいる遠戚に引き取られることになっていたんですが、祖父の葬儀に来てくださった方が私の運命を変えてくれたんですよ」
私は悠真に宗一郎さんとの出会い、そして東京での宗一郎さんとパートナーである皐月さんとの3人での生活。
そして、大学に入学してから助けていただいた周平さんとの出会いから一切合切を話し続けた。
彼はそれに時折相槌を打ちながら、ただただ真剣に聞いてくれた。
「――こうして私は、今、石垣で悠真に出会えたんですよ」
「どの方が欠けても私たちが出会うことはなかったんですね。そう考えたら、ここで伊織さんと出会えたのは本当に奇跡なのかもしれませんね」
「本当にその通りです。悠真に出会わない人生があったとしたら、私はいつまでも恋も愛も知ることはなかったでしょうね」
「伊織さん……」
「いつか私の大事な人たちに悠真を紹介したいのですがいいですか?」
「もちろんです! こちらからお願いしたいくらいですよ」
「よかった……」
悠真を胸に抱き寄せると、彼はいとも簡単に身を預けてくれた。
ああ、本当に悠真は私の恋人になったのだな。
一生この温もりを私は絶対に離したりしないぞ。
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