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愛の言葉を聞きながら※

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ベッドに下ろされた途端、手際よく服が脱がされる。
僕の裸を見つめながら、今度は僕に見せつけるように自分のジャケットを脱ぎ捨て、ネクタイを緩めて外した。

シャツのボタンを外すのを見ながらそっと手を伸ばすと、優一さんは僕の意図に気付いたのか、嬉しそうに

「頼むよ」

と僕の前に膝立ちになった。

残った3つのボタンを外し終えると、目の前に綺麗に鍛えられた腹筋が現れた。
あまりにも綺麗な肉体美に思わずそっと触れると、

「ふふっ。真琴は相当気に入ってくれているみたいだな」

と優しく頬を撫でられる。

「だって……ぼく、のからだと、ぜんぜんちがうから……」

腹筋のかけらも見えない薄っぺらな身体に視線を落とす。

「私は真琴の身体が好きだよ」

「ひゃん……っんっ」

どうしてだろう……乳首を指で弾かれるだけで気持ち良すぎて声が出てしまう。
恥ずかしくて慌てて口を抑えるけれど、

「真琴の声が聞きたいんだって言ったろう?」

と耳元で囁かれる。

そうだ。

――我慢しないで、いっぱい聞きたい……。

そう言われたんだった。

「ゆ、いちさん………もっとぉ、さ、わってぇ……っ」

「ふふっ。いい子だ」

チュッともう一度キスをされながら、ゆっくりとベッドに押し倒された。
キスされながら、優一さんの長い指が僕の乳首に触れる。

指先で摘まれたり、弾かれたりするたびに身体がピクピクと震えてしまう。

「真琴……可愛い」

その反応を嬉しそうに見つめながら、僕の唇から離れた優一さんの柔らかな唇が、ゆっくりと首筋を這ってそのまま胸へと下りていく。

指の刺激でぷっくりと膨らんだ乳首をパクりと含まれてビクンと身体が跳ねてしまった。

「ああ……っん、んんっ」

僕の声に口角が上がるのを感じながら、尚も弄られる。
もう乳首の刺激だけでおかしくなってしまいそうだ。

「ゆ、いち、さん……っ、す、きぃ……っ」

「――っ、ああ。私もだよ。真琴が大好きだ」

「ああ――っんっ!」

僕の言葉に返すように耳元で愛の言葉を囁かれながら、すっかり昂ってしまった僕のささやかなモノを優一さんに握られる。
それだけでとてつもない快感が襲ってくる。

「だ、めぇ……イっ、ちゃうからぁ……っ」

「いいよ。真琴のイクところ、見せて……」

僕のイクところがみたい?
自分でもどんな顔しているかも分からないのに……。

「やぁ――っ、は、ずかしい……っ」

「ふふっ。可愛いよ、真琴。可愛い真琴をもっと見せて……」

優一さんの大きな手がさらに激しく動く。
そんなの、耐えられるわけがない。

「やぁ…ん、だ、めっ…イク、イク……っ、ああっ――!!」

激しく扱かれながら、乳首を甘く噛まれて両方の刺激に僕はあっけなくイッてしまった。
なんで優一さんに扱かれるとこんなにも早くイってしまうんだろう……。
もっと優一さんに長く愛されたいのに……。

こんなにも早く達してしまう僕を呆れていないだろうかと心配になる。
はぁっ、はぁっとまだ息荒いまま、そっと優一さんを見ると愛おしそうな目で僕を見てくれていた。

「ゆ、いちさん……」

「真琴、可愛い……愛してるよ」

チュッと優しくキスされて抱きしめられる。

「あ――っ、こ、れ……っ」

僕のお腹に硬く熱いものが当てられる。
ガチガチに硬く天を向いて聳り立っている優一さんのおっきなモノ。
その瞬間、この前の快感が甦ってきて、僕の身体の奥がキュンキュンと疼く。

奥に欲しい……っ。

その欲望に勝てなくてそっと手を伸ばしてそれに触れると、優一さんの身体がピクリと震えた。

「あっ、真琴……」

「ゆ、いちさん……こ、れ…ほしぃ……っ」

「――っ!! ああ、もうっ! なんでこんなに可愛いんだろうな」

「ゆ、いちさん……?」

「もう我慢できないからな」

「――っ!!!」

いつも穏やかな優一さんの目がギラギラと雄の目になっているのを感じる。
僕をそこまで欲してくれているのが嬉しい。

「が、まんしない、で……いい、です……」

「くっ――!!」

苦しげな表情を浮かべながら、身体を起こすとベッド脇に用意されていた籠から前にも見たあのボトルを取り出した。
これの正体がもうわかっているから怯えることもない。
逆にこれから優一さんと繋がれるんだと思うだけで興奮してしまう。

ドキドキしつつもこれからのことを期待しながら、優一さんを見つめると

「これ、欲しいんだろ?」

大きく昂ったモノを扱きながら見せつけられる。
それだけで僕の最奥が疼くのを感じる。

もう言葉すら出なくて頷くと、優一さんは嬉しそうに僕の足の間に入り、ゆっくりと足を持ち上げた。

ぬるぬるとした指で後孔をそっとなぞられ、プツリと中に挿入られるとこの前の感覚が甦ってきて、フッと力を抜いた瞬間中をグチュグチュとかき混ぜられる。

「俺の指を覚えてみたいだな。お利口だ」

なんだか優一さんの口調がいつもと違う気がする。
でも、なんだろう……すごくかっこいい。

「ぼ、く……おりこう、です、か……?」

「ああ、お利口だ。だからご褒美をやろうな」

そういうと優一さんは僕の後孔に硬く昂ったものをあてがった。
何度か擦り付けられるだけで腰が疼く。

「あ……っ、あっ」

「ふふっ。腰が動いてるぞ」

「だ、って……きもち、いぃ……っ」

「もっと気持ちよくしてやるから、なっ!!!」

「ひゃあ――っん!!!!」

後孔に当てられたモノが一気に奥まで挿入ってくる。
身体の奥まで貫かれたようなそんな衝撃に目の前がチカチカしてとてつもない快感に襲われ、足先までピクピクと震える。

挿入いれただけでイったのか。そんなに気持ちよかったか?」

「んっ、んっ」

言葉にすらならない快感にもはや頷くだけだ。

「ああ、可愛い。真琴、可愛いっ」

「ああっん、ああっ……やぁ――っん、イったばっか……っああっ」

腰をがっちりと掴まれて身体を揺さぶられる。
奥の気持ちいい場所をゴリゴリと擦られてまた快感が押し寄せてくる。
もう自分でも何度イッたか分からない快感におかしくなりながら優一さんにしがみつくしかできなかった。

「だめぇ……っ、ああっ、ああっ……んんっ!!」

「ああ、真琴……愛してる! くゔっ――!!」

耳元で優一さんの愛の言葉を聞きながら、僕はこの前と同じ身体の奥に温かいものが広がっていく感覚を味わっていた。

ああ、優一さんもイったんだ……。
その事実が僕を幸せに導いた。
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