溺愛弁護士の裏の顔 〜僕はあなたを信じます

波木真帆

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いつものように女の子はお屋敷で妖精たちと遊んでいました。
お父様とお母様とお姉様がお城から帰ってくると急にお屋敷が慌ただしくなりました。

少しすると女の子はお母様に呼ばれます。

急に王様と王妃様と王子様とのお茶会が決まったそうです。
女の子もお城へ行くことになりました。女の子はこのお屋敷から出た事がありません。初めてのお出かけです。

「それにしても、どこから話がもれたのか王様も突然困ったものだ」
「王妃様もとても関心を持たれておりましたわ」

お父様とお母様は困っていました。妖精が見える子供はとても少なく女の子のことは秘密にしていたのです。

女の子はお城へ着ていくお洋服をお姉様と選びます。女の子は楽しくて仕方がありません。
お姉様が悲しそうな笑みを浮かべていることにも少しも気づきませんでした。



女の子は夜になりベッドに入ってもわくわくドキドキが止まらずなかなか眠れません。
妖精たちもベッドの上で踊っています。


『わくわくだね』
『どきどきだね』
『くねくねだね』
『『『たのしみの味だね』』』


夜遅くまで妖精たちははしゃいでいました。



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