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番外編
噂の悠亮さん※
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急に思いついたお話。
行為自体はありませんが、そんな会話をしているので※つけてます。
ただのコメディです(笑)
* * *
<side葉月>
「ねぇねぇ、最近八神さんの色気、凄すぎない?」
悠亮さんと営業先から戻ってきて、突然トイレに行きたくなった俺は、普段行かない階でエレベーターを急いで降り、一人でトイレに向かった。
ホッとして出てきたのも束の間、すぐ近くにある給湯室から悠亮さんの名前が出てきたことに気づいてつい立ち止まり、立ち聞きしてしまっていた。
「あー、わかる!! 特に」
「「「週明けっ!!!」」」
「たっぷり濃厚な夜を過ごしたんだなってオーラダダ漏れだよねー!」
「そうそう、つやっつやだもんね。あれは相当濃厚だよ」
「きゃーっ! あの八神さんに抱かれるとか、前世でどれだけ徳を積んだら選ばれるわけ?」
「本当よね、彼女さんが……」
「「「羨まし~い!!!」」」
女性社員たちの声が見事にハモる。
でも、すみません……。
彼女じゃないんです……彼氏なんです……。
特に徳は積んでないけど、めちゃくちゃ愛されてます……。
自分でもどうしてこんなに愛されてるのかわからないんですけど……。
心の中でそんな言い訳をしながらも、女性社員たちの話は尽きる様子がない。
「八神さんってさ、絶対えっちうまいよね」
「うんうん! 一晩で何度もイかせてくれそうだし」
「そうそう、愛撫もめっちゃ丁寧で……」
「優しく耳元で囁いてくれたり……」
「しかも、超絶、絶倫でしょ、絶対!」
他と比べたことはないけど、かなりうまいです。
一晩で何度も何度もイかされてます。多分四回とか?
でも意識失っちゃってるから、正確な数字はわかりません。
ちなみに悠亮さんもかなりイってます。こっちも正確な数字は分かりません……。
愛撫もめっちゃ丁寧で、下手したら乳首だけでイかされてます……。
えっちしながら耳元で愛してるよとか、可愛いとか言われてます。
ついでに耳たぶをかぷって噛まれてそれだけで力が抜けるくらい気持ちがいいです。
ものすごく絶倫です。
朝までたっぷりえっちしたのに朝からまた襲われたことあります……。
ついつい全部の会話に心の中で返してしまう。
「あっ、前に会社のイベントでBBQしたことあったでしょ? あの時チラッと見えたけど、かなり鍛えてたわ。腹筋バッキバキに割れてたし、いい身体してるわよ、絶対!」
「きゃーっ、ずるい! 私もみたかった!!」
「ってか、モノ自体もすごいおっきそうだよね!」
「口に絶対入んないよ、あれは!」
「そうそう! 中に挿入っても並の男じゃ届かないところまで入ってきそう!」
「そんなとこまで入ってきたら、孕んじゃうよねぇ~!!」
「っていうか、八神さんの赤ちゃんなら欲しい!!」
悠亮さんの身体は確かに鍛えられてます。
俺のひよっこい身体とは大違い。
でもそんな俺の身体を好きだと言ってくれてます。
モノはかなりおっきいです。
通常モードでも多分15センチ以上はありそう。
しかも太いし、硬いし、それで奥をゴリゴリされると気持ち良すぎてとんでもなくおかしくなります。
俺は奥を擦られるだけでイっちゃうようになって、今じゃ、自分でオナニーしても全然気持ちいいと思えなくなっちゃった……。
でも、ごめんなさい。孕めません……。
「あー、会社のイベントで海とかないかなぁ。八神さんの水着とか見れたら最高なんだけど!!」
「あっ、海っていえばさ…………」
急に話題が変わって、女性社員たちはゾロゾロと給湯室から出て行ってしまったけれど、俺はその場から動けない。
だって……
「葉月」
「ひゃぁんっ!!」
耳元で突然悠亮さんの声が聞こえて、その場に崩れ落ちそうになる。
「あっ、危ない。何やってるんだ。こんなところで」
床に落ちる前に悠亮さんの大きな腕の中に抱き止められる。
「あっなんでも……」
「なんでもないわけないだろ。トイレ行ったまま全然戻ってこないから心配したんだぞ」
「ごめんなさい……」
「本当だ。俺に心配かけて、お前はこんなところで一人で興奮していたのか?」
「えっ? 興奮って、そんなこと……」
「じゃあ、これはなんだ?」
「えっ? ひゃあっん!」
いつの間にか反応してズボンを押し上げてしまっていた俺のささやかなモノを服の上からピンと弾かれて思わず声が出てしまった。
「あの、これは……」
「葉月、お仕置きだな」
「――っ!! せん、ぱい……っ。おねがい……」
「ふふっ。いい子だ」
お仕置きの時だけ先輩という呼び方に戻るのは二人で決めたルール。
俺はそのまま誰にも来ない資料室に連れて行かれて、たっぷりとお仕置きされてしまった。
ああ、俺の彼氏はカッコ良すぎて困る……。
行為自体はありませんが、そんな会話をしているので※つけてます。
ただのコメディです(笑)
* * *
<side葉月>
「ねぇねぇ、最近八神さんの色気、凄すぎない?」
悠亮さんと営業先から戻ってきて、突然トイレに行きたくなった俺は、普段行かない階でエレベーターを急いで降り、一人でトイレに向かった。
ホッとして出てきたのも束の間、すぐ近くにある給湯室から悠亮さんの名前が出てきたことに気づいてつい立ち止まり、立ち聞きしてしまっていた。
「あー、わかる!! 特に」
「「「週明けっ!!!」」」
「たっぷり濃厚な夜を過ごしたんだなってオーラダダ漏れだよねー!」
「そうそう、つやっつやだもんね。あれは相当濃厚だよ」
「きゃーっ! あの八神さんに抱かれるとか、前世でどれだけ徳を積んだら選ばれるわけ?」
「本当よね、彼女さんが……」
「「「羨まし~い!!!」」」
女性社員たちの声が見事にハモる。
でも、すみません……。
彼女じゃないんです……彼氏なんです……。
特に徳は積んでないけど、めちゃくちゃ愛されてます……。
自分でもどうしてこんなに愛されてるのかわからないんですけど……。
心の中でそんな言い訳をしながらも、女性社員たちの話は尽きる様子がない。
「八神さんってさ、絶対えっちうまいよね」
「うんうん! 一晩で何度もイかせてくれそうだし」
「そうそう、愛撫もめっちゃ丁寧で……」
「優しく耳元で囁いてくれたり……」
「しかも、超絶、絶倫でしょ、絶対!」
他と比べたことはないけど、かなりうまいです。
一晩で何度も何度もイかされてます。多分四回とか?
でも意識失っちゃってるから、正確な数字はわかりません。
ちなみに悠亮さんもかなりイってます。こっちも正確な数字は分かりません……。
愛撫もめっちゃ丁寧で、下手したら乳首だけでイかされてます……。
えっちしながら耳元で愛してるよとか、可愛いとか言われてます。
ついでに耳たぶをかぷって噛まれてそれだけで力が抜けるくらい気持ちがいいです。
ものすごく絶倫です。
朝までたっぷりえっちしたのに朝からまた襲われたことあります……。
ついつい全部の会話に心の中で返してしまう。
「あっ、前に会社のイベントでBBQしたことあったでしょ? あの時チラッと見えたけど、かなり鍛えてたわ。腹筋バッキバキに割れてたし、いい身体してるわよ、絶対!」
「きゃーっ、ずるい! 私もみたかった!!」
「ってか、モノ自体もすごいおっきそうだよね!」
「口に絶対入んないよ、あれは!」
「そうそう! 中に挿入っても並の男じゃ届かないところまで入ってきそう!」
「そんなとこまで入ってきたら、孕んじゃうよねぇ~!!」
「っていうか、八神さんの赤ちゃんなら欲しい!!」
悠亮さんの身体は確かに鍛えられてます。
俺のひよっこい身体とは大違い。
でもそんな俺の身体を好きだと言ってくれてます。
モノはかなりおっきいです。
通常モードでも多分15センチ以上はありそう。
しかも太いし、硬いし、それで奥をゴリゴリされると気持ち良すぎてとんでもなくおかしくなります。
俺は奥を擦られるだけでイっちゃうようになって、今じゃ、自分でオナニーしても全然気持ちいいと思えなくなっちゃった……。
でも、ごめんなさい。孕めません……。
「あー、会社のイベントで海とかないかなぁ。八神さんの水着とか見れたら最高なんだけど!!」
「あっ、海っていえばさ…………」
急に話題が変わって、女性社員たちはゾロゾロと給湯室から出て行ってしまったけれど、俺はその場から動けない。
だって……
「葉月」
「ひゃぁんっ!!」
耳元で突然悠亮さんの声が聞こえて、その場に崩れ落ちそうになる。
「あっ、危ない。何やってるんだ。こんなところで」
床に落ちる前に悠亮さんの大きな腕の中に抱き止められる。
「あっなんでも……」
「なんでもないわけないだろ。トイレ行ったまま全然戻ってこないから心配したんだぞ」
「ごめんなさい……」
「本当だ。俺に心配かけて、お前はこんなところで一人で興奮していたのか?」
「えっ? 興奮って、そんなこと……」
「じゃあ、これはなんだ?」
「えっ? ひゃあっん!」
いつの間にか反応してズボンを押し上げてしまっていた俺のささやかなモノを服の上からピンと弾かれて思わず声が出てしまった。
「あの、これは……」
「葉月、お仕置きだな」
「――っ!! せん、ぱい……っ。おねがい……」
「ふふっ。いい子だ」
お仕置きの時だけ先輩という呼び方に戻るのは二人で決めたルール。
俺はそのまま誰にも来ない資料室に連れて行かれて、たっぷりとお仕置きされてしまった。
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