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イチャイチャしようか※
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「あ、あの……慎一さん……ここ、寝室ですよね?」
遮光カーテンを開いた窓からまだ明るい光が差し込んでいるが、こんな時間から寝室に連れ込まれて驚きの表情を見せる伊月がなんとも可愛い。砂川くんから教えられたイチャイチャするという意味をきっと二人で楽しい時間を過ごすくらいの意味に捉えていたんだろうが、きっと砂川くんだって俺が思っているのと同じ意味で教えたに決まってる。何も知らない親友が俺とより深い仲になるために取り持ってくれたんだろうな。本当にありがたい。もう散々我慢し続けてきたんだ。俺はこのチャンスを逃したりはしない。
「だってイチャイチャ、するんだろう?」
「は、はい。あの、それって……」
「この前の練習の続き、かな。お互いに裸になって蜜を出し合っただろう?」
俺の言葉に一気に顔を赤らめる。ああ、こういう反応が本当に可愛い。
「あの続きをしたら、いっぱい幸せな時間を過ごせるよ」
「あの……じゃあ、真琴くんもユウさんとあんなふうにイチャイチャしてるってことですか?」
「ああ。そうだね。二人はもう恋人になって二ヶ月経ってるし、それこそきっと毎日イチャイチャしてるよ」
「えっ、毎日?」
毎日と聞いて目を丸くする伊月が可愛い。本当に純粋なんだよな。確かに毎日というのは言い過ぎかもしれないが……いや、言い過ぎじゃないな。今日のユウさんをみていたら、一緒にいる間は常にべったりしてそうだし、今までが淡白だった分、歯止めが効かなそうだ。だって、俺自身がそうなんだから。絶対にユウさんだって同じだ。
「ああ、俺だって伊月となら毎日イチャイチャしたいからね」
「――っ!!」
「伊月、いい? ダメならダメって言って欲しい。今ならまだ我慢できるから……」
「そんな、ダメだなんて……。僕、慎一さんとなら……」
今なら我慢できるなんて虚勢を張っていただけだった。だから今、伊月からこんなに可愛いことを言われてもう我慢できる気がしない。
「じゃあ、イチャイチャしようか。あ、カーテンは閉める? このままでいい?」
「このままで、いいです……」
もうすでに明るい風呂場で一度全身を見ているからな。明るくてもよくなったのか。
俺的にはあのコンタクトレンズをつけているからどちらでも構わなかったが、伊月が真っ赤な顔をしながらも明るい部屋でいいと言ってくれたのが嬉しくて、すぐに唇を重ねた。
ああ。柔らかくて可愛い唇だ。
「んんっ……ん」
伊月がキスに夢中になってくれている間に伊月の上の服を脱がし、肌着の下から手を差し込んで可愛い乳首に触れると
「んんっ……!」
唇を重ねたまま飛び上がりそうなほど身体を震わせた。ああ、可愛い。可愛すぎる。
ゆっくりと唇を離し伊月を見つめると、恍惚とした表情で俺を見る。
「しん、いちさん……」
「感じた?」
「感じたっていうのはわからないですけど、慎一さんに触れられると、おかしくなっちゃいます」
「それでいいんだ。いっぱい可愛い声を聞かせて……」
さっと肌着を脱がすと伊月の半裸があらわになる。すでに可愛い乳首がぷっくりと膨らんで俺に触れて欲しいと強請っているように見える。
手のひらを胸につけ、親指の腹で可愛い乳首を撫でてやると
「ひゃあっ! んんっ!!」
可愛い声をあげて身体を震わせる。もう最高に可愛すぎる。
伊月を抱き上げ、ベッドの中央に寝かせると俺の目の前にあるぷっくりと膨らんだ美味しそうな乳首に吸い寄せられるように咥え込んだ。
「あぁっん!!」
舌先でコロコロと転がしただけで身体をビクビクと震わせながら甘い声をあげる。
もう本当にどれだけ可愛い姿を見せてくれるんだろう。
可愛くて甘い乳首を味わいながら俺は伊月のズボンと下着を脱がせた。
伊月は脱がされているのはわかっているようだが、あまりの快感に力が抜けてどうしようもできないようだ。
ベッドに全裸で横たわる伊月を見下ろしながら、
「気持ちよかった?」
と尋ねると頷きながらも、何か不満そうに俺をじっと見つめる。
「どうした?」
「しんいちさんも、はやく、ぬいでぇ……っ、ひとりは、いやです……っ」
「――っ!! ああ、そうだな」
こんな可愛くおねだりされるなんて……俺はどれだけ幸せなんだろうな。
「いいよ。じっくり見ててくれ」
そう言って俺は伊月に見せつけるように服を脱ぎ捨てた。
遮光カーテンを開いた窓からまだ明るい光が差し込んでいるが、こんな時間から寝室に連れ込まれて驚きの表情を見せる伊月がなんとも可愛い。砂川くんから教えられたイチャイチャするという意味をきっと二人で楽しい時間を過ごすくらいの意味に捉えていたんだろうが、きっと砂川くんだって俺が思っているのと同じ意味で教えたに決まってる。何も知らない親友が俺とより深い仲になるために取り持ってくれたんだろうな。本当にありがたい。もう散々我慢し続けてきたんだ。俺はこのチャンスを逃したりはしない。
「だってイチャイチャ、するんだろう?」
「は、はい。あの、それって……」
「この前の練習の続き、かな。お互いに裸になって蜜を出し合っただろう?」
俺の言葉に一気に顔を赤らめる。ああ、こういう反応が本当に可愛い。
「あの続きをしたら、いっぱい幸せな時間を過ごせるよ」
「あの……じゃあ、真琴くんもユウさんとあんなふうにイチャイチャしてるってことですか?」
「ああ。そうだね。二人はもう恋人になって二ヶ月経ってるし、それこそきっと毎日イチャイチャしてるよ」
「えっ、毎日?」
毎日と聞いて目を丸くする伊月が可愛い。本当に純粋なんだよな。確かに毎日というのは言い過ぎかもしれないが……いや、言い過ぎじゃないな。今日のユウさんをみていたら、一緒にいる間は常にべったりしてそうだし、今までが淡白だった分、歯止めが効かなそうだ。だって、俺自身がそうなんだから。絶対にユウさんだって同じだ。
「ああ、俺だって伊月となら毎日イチャイチャしたいからね」
「――っ!!」
「伊月、いい? ダメならダメって言って欲しい。今ならまだ我慢できるから……」
「そんな、ダメだなんて……。僕、慎一さんとなら……」
今なら我慢できるなんて虚勢を張っていただけだった。だから今、伊月からこんなに可愛いことを言われてもう我慢できる気がしない。
「じゃあ、イチャイチャしようか。あ、カーテンは閉める? このままでいい?」
「このままで、いいです……」
もうすでに明るい風呂場で一度全身を見ているからな。明るくてもよくなったのか。
俺的にはあのコンタクトレンズをつけているからどちらでも構わなかったが、伊月が真っ赤な顔をしながらも明るい部屋でいいと言ってくれたのが嬉しくて、すぐに唇を重ねた。
ああ。柔らかくて可愛い唇だ。
「んんっ……ん」
伊月がキスに夢中になってくれている間に伊月の上の服を脱がし、肌着の下から手を差し込んで可愛い乳首に触れると
「んんっ……!」
唇を重ねたまま飛び上がりそうなほど身体を震わせた。ああ、可愛い。可愛すぎる。
ゆっくりと唇を離し伊月を見つめると、恍惚とした表情で俺を見る。
「しん、いちさん……」
「感じた?」
「感じたっていうのはわからないですけど、慎一さんに触れられると、おかしくなっちゃいます」
「それでいいんだ。いっぱい可愛い声を聞かせて……」
さっと肌着を脱がすと伊月の半裸があらわになる。すでに可愛い乳首がぷっくりと膨らんで俺に触れて欲しいと強請っているように見える。
手のひらを胸につけ、親指の腹で可愛い乳首を撫でてやると
「ひゃあっ! んんっ!!」
可愛い声をあげて身体を震わせる。もう最高に可愛すぎる。
伊月を抱き上げ、ベッドの中央に寝かせると俺の目の前にあるぷっくりと膨らんだ美味しそうな乳首に吸い寄せられるように咥え込んだ。
「あぁっん!!」
舌先でコロコロと転がしただけで身体をビクビクと震わせながら甘い声をあげる。
もう本当にどれだけ可愛い姿を見せてくれるんだろう。
可愛くて甘い乳首を味わいながら俺は伊月のズボンと下着を脱がせた。
伊月は脱がされているのはわかっているようだが、あまりの快感に力が抜けてどうしようもできないようだ。
ベッドに全裸で横たわる伊月を見下ろしながら、
「気持ちよかった?」
と尋ねると頷きながらも、何か不満そうに俺をじっと見つめる。
「どうした?」
「しんいちさんも、はやく、ぬいでぇ……っ、ひとりは、いやです……っ」
「――っ!! ああ、そうだな」
こんな可愛くおねだりされるなんて……俺はどれだけ幸せなんだろうな。
「いいよ。じっくり見ててくれ」
そう言って俺は伊月に見せつけるように服を脱ぎ捨てた。
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