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伊月くんが小悪魔すぎる※
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伊月くんがぐったりとして息を整えている間に、俺は可愛い果実からそっと手を離し、伊月くんの蜜に塗れた手のひらを自分の口に持っていった。
舌を出して舐めとると確かに精液だが、美味しく感じられるのはこれが伊月くんから出たものだからだろう。
今まで誰一人味わったことがないものを俺が味わって、しかもこれから先もこれを味わう者がいない。その事実に高揚する自分がいた。
「しん、いちさん……何を……」
「伊月くんの蜜だよ」
俺が舐めているのを見て驚いたんだろう。信じられないといった表情を見せているが、これは恋人として正しいことだと教えないといけない。
「そんなの、舐めていいんですか?」
「ああ。伊月くんのだから特別だよ」
「僕のだから?」
「そう。恋人から出たものだからね。だからと言って無理強いはしないけど俺は伊月くんのを舐めたかった。それだけ」
俺は絶対にそうしないといけないなんて教えるつもりはない。でも俺は伊月くんの全てを俺のものにしたい。それだけだ。
「あの、じゃあ僕も……」
「えっ?」
「僕も、慎一さんのを……あ、その前に慎一さんの……見たいです」
「本気?」
「はい。練習、ですよね?」
そう言われれば反対もできない。なんせ俺は伊月くんの可愛い裸を見せてもらって触れたんだから。
「わかったよ。じゃあ、脱ごうか」
伊月くんの可愛い姿をたっぷり見たおかげでもうすっかり主張しまくっているが、ここは恥ずかしがってはいけない。好きな人になら触れられなくても反応するってところを見せないとな。
その場に立ち上がると、伊月くんはベッドに座ったまま振り返った。
「わっ! おっきぃ!」
「くっ!」
立ち上がった俺の視線の先に、下着を押し上げたモノの奥に伊月くんの顔が見える。
この絶妙なアングルにさらに激しく昂ってしまいそうだ。
「下着を下ろすよ。いい?」
「は、はい」
かつて、下着を脱ぐその行為にこれほど緊張したことがあっただろうか。
こんなにも期待に胸を膨らませた顔を見ながら、下着を脱ぐなんて……。俺はもう自分自身がどうなるか予想もつかない。
すでに途轍もなく勃ち上がってしまっているソレに下着のゴムが引っかからないように慎重にソレを出すと、出た瞬間
「わぁっ!! すごいっ!!」
と少し興奮気味の伊月くんの声が聞こえた。
「怖くない?」
下着を脱ぎ捨てながら尋ねると、キョトンとした顔を向けられる。
「怖い? どうしてですか?」
「どうしてって……伊月くんの可愛いソレとは全然違うだろう?」
「全然違いますけど……でも、僕……慎一さんの方が好きです、あの、触ってみてもいいですか?」
「――っ!!!」
恍惚とした表情で俺のを見上げながら、そんなことを言われて断れるわけもない。
「ああ、俺の身体はもう伊月くんのものだから……」
興奮しながらもなんとか震えずにそう答えるだけで精一杯だった。
「僕の……」
伊月くんは今、自分がどんな表情をしているかもわかってないだろう。
誘われるようにうっとりと見上げるこの表情を見られただけでコンタクトレンズをつけていて正解だったかもしれない。
伊月くんの手が伸ばされて、俺のソレに触れる。
「――っ!!」
指先が触れただけで恐ろしいほど興奮する。
「すごい、硬いです……っ」
伊月くんの細くて綺麗な指が俺のに触れる。と思ったら、手のひらに包まれる。
「わぁ、片手じゃ入らないです!」
「くぅ――っ!!」
俺と同じことをしようと思っているんだろうが、伊月くんの小さな手では俺のは握れない。わかっていながらも伊月くんの口から聞かされると興奮が増す。
やばい、このまま立っていられないかもしれない。
「い、伊月くん。ちょっと座ろうかな」
「あ、そうですよね」
見上げているのも大変だったんだろう。俺のからそっと指が離れていく。握られているだけでものすごい快感が押し寄せてきていたから離されただけで物足りなく感じてしまう。
なんとかヘッドボードを背もたれに足を投げ出して座ると、伊月くんは嬉しそうに俺の間に座り込んだ。
「くっ――!!」
見上げられてるアングルがやばいと思っていたけれど、今にも口で咥えてくれそうなこのアングルもやばい。
「ちょっと近づいて見てもいいですか?」
「あ、ああ。構わないよ」
そう言ったのは俺だ。だが、伊月くんは俺の股間に吸い寄せられるように顔を近づけた。
「ぐぅ――っ!!」
本当にフェラでもしそうなこの状態に俺のがさらに興奮してくる。
「わぁ! おっきくなりましたよ!」
必死に堪えている俺とは対照的に伊月くんは嬉しそうに声を上げる。
「あっ! 先っぽに蜜が溜まってます」
もうずっと我慢しているんだから当然だ。だが、伊月くんは大発見とでもいうように俺に教えてくれる。
ああ……伊月くんは天性の小悪魔なのかもしれないな。
「伊月くんが好――っ!!! なっ!!」
好きだから蜜が溢れてくる、そう教えようと思ったのに、突然伊月くんが舌を出して俺の先端を舐めてきた。
「い、伊月くんっ!!」
「んっ?」
「ぐぅ――っ!!!」
舌を出したまま、上目遣いに見上げられて我慢なんてできるはずもなく、俺はそのまま一気に欲望の蜜を爆発させた。
舌を出して舐めとると確かに精液だが、美味しく感じられるのはこれが伊月くんから出たものだからだろう。
今まで誰一人味わったことがないものを俺が味わって、しかもこれから先もこれを味わう者がいない。その事実に高揚する自分がいた。
「しん、いちさん……何を……」
「伊月くんの蜜だよ」
俺が舐めているのを見て驚いたんだろう。信じられないといった表情を見せているが、これは恋人として正しいことだと教えないといけない。
「そんなの、舐めていいんですか?」
「ああ。伊月くんのだから特別だよ」
「僕のだから?」
「そう。恋人から出たものだからね。だからと言って無理強いはしないけど俺は伊月くんのを舐めたかった。それだけ」
俺は絶対にそうしないといけないなんて教えるつもりはない。でも俺は伊月くんの全てを俺のものにしたい。それだけだ。
「あの、じゃあ僕も……」
「えっ?」
「僕も、慎一さんのを……あ、その前に慎一さんの……見たいです」
「本気?」
「はい。練習、ですよね?」
そう言われれば反対もできない。なんせ俺は伊月くんの可愛い裸を見せてもらって触れたんだから。
「わかったよ。じゃあ、脱ごうか」
伊月くんの可愛い姿をたっぷり見たおかげでもうすっかり主張しまくっているが、ここは恥ずかしがってはいけない。好きな人になら触れられなくても反応するってところを見せないとな。
その場に立ち上がると、伊月くんはベッドに座ったまま振り返った。
「わっ! おっきぃ!」
「くっ!」
立ち上がった俺の視線の先に、下着を押し上げたモノの奥に伊月くんの顔が見える。
この絶妙なアングルにさらに激しく昂ってしまいそうだ。
「下着を下ろすよ。いい?」
「は、はい」
かつて、下着を脱ぐその行為にこれほど緊張したことがあっただろうか。
こんなにも期待に胸を膨らませた顔を見ながら、下着を脱ぐなんて……。俺はもう自分自身がどうなるか予想もつかない。
すでに途轍もなく勃ち上がってしまっているソレに下着のゴムが引っかからないように慎重にソレを出すと、出た瞬間
「わぁっ!! すごいっ!!」
と少し興奮気味の伊月くんの声が聞こえた。
「怖くない?」
下着を脱ぎ捨てながら尋ねると、キョトンとした顔を向けられる。
「怖い? どうしてですか?」
「どうしてって……伊月くんの可愛いソレとは全然違うだろう?」
「全然違いますけど……でも、僕……慎一さんの方が好きです、あの、触ってみてもいいですか?」
「――っ!!!」
恍惚とした表情で俺のを見上げながら、そんなことを言われて断れるわけもない。
「ああ、俺の身体はもう伊月くんのものだから……」
興奮しながらもなんとか震えずにそう答えるだけで精一杯だった。
「僕の……」
伊月くんは今、自分がどんな表情をしているかもわかってないだろう。
誘われるようにうっとりと見上げるこの表情を見られただけでコンタクトレンズをつけていて正解だったかもしれない。
伊月くんの手が伸ばされて、俺のソレに触れる。
「――っ!!」
指先が触れただけで恐ろしいほど興奮する。
「すごい、硬いです……っ」
伊月くんの細くて綺麗な指が俺のに触れる。と思ったら、手のひらに包まれる。
「わぁ、片手じゃ入らないです!」
「くぅ――っ!!」
俺と同じことをしようと思っているんだろうが、伊月くんの小さな手では俺のは握れない。わかっていながらも伊月くんの口から聞かされると興奮が増す。
やばい、このまま立っていられないかもしれない。
「い、伊月くん。ちょっと座ろうかな」
「あ、そうですよね」
見上げているのも大変だったんだろう。俺のからそっと指が離れていく。握られているだけでものすごい快感が押し寄せてきていたから離されただけで物足りなく感じてしまう。
なんとかヘッドボードを背もたれに足を投げ出して座ると、伊月くんは嬉しそうに俺の間に座り込んだ。
「くっ――!!」
見上げられてるアングルがやばいと思っていたけれど、今にも口で咥えてくれそうなこのアングルもやばい。
「ちょっと近づいて見てもいいですか?」
「あ、ああ。構わないよ」
そう言ったのは俺だ。だが、伊月くんは俺の股間に吸い寄せられるように顔を近づけた。
「ぐぅ――っ!!」
本当にフェラでもしそうなこの状態に俺のがさらに興奮してくる。
「わぁ! おっきくなりましたよ!」
必死に堪えている俺とは対照的に伊月くんは嬉しそうに声を上げる。
「あっ! 先っぽに蜜が溜まってます」
もうずっと我慢しているんだから当然だ。だが、伊月くんは大発見とでもいうように俺に教えてくれる。
ああ……伊月くんは天性の小悪魔なのかもしれないな。
「伊月くんが好――っ!!! なっ!!」
好きだから蜜が溢れてくる、そう教えようと思ったのに、突然伊月くんが舌を出して俺の先端を舐めてきた。
「い、伊月くんっ!!」
「んっ?」
「ぐぅ――っ!!!」
舌を出したまま、上目遣いに見上げられて我慢なんてできるはずもなく、俺はそのまま一気に欲望の蜜を爆発させた。
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