21 / 41
伊月くんが小悪魔すぎる※
しおりを挟む
伊月くんがぐったりとして息を整えている間に、俺は可愛い果実からそっと手を離し、伊月くんの蜜に塗れた手のひらを自分の口に持っていった。
舌を出して舐めとると確かに精液だが、美味しく感じられるのはこれが伊月くんから出たものだからだろう。
今まで誰一人味わったことがないものを俺が味わって、しかもこれから先もこれを味わう者がいない。その事実に高揚する自分がいた。
「しん、いちさん……何を……」
「伊月くんの蜜だよ」
俺が舐めているのを見て驚いたんだろう。信じられないといった表情を見せているが、これは恋人として正しいことだと教えないといけない。
「そんなの、舐めていいんですか?」
「ああ。伊月くんのだから特別だよ」
「僕のだから?」
「そう。恋人から出たものだからね。だからと言って無理強いはしないけど俺は伊月くんのを舐めたかった。それだけ」
俺は絶対にそうしないといけないなんて教えるつもりはない。でも俺は伊月くんの全てを俺のものにしたい。それだけだ。
「あの、じゃあ僕も……」
「えっ?」
「僕も、慎一さんのを……あ、その前に慎一さんの……見たいです」
「本気?」
「はい。練習、ですよね?」
そう言われれば反対もできない。なんせ俺は伊月くんの可愛い裸を見せてもらって触れたんだから。
「わかったよ。じゃあ、脱ごうか」
伊月くんの可愛い姿をたっぷり見たおかげでもうすっかり主張しまくっているが、ここは恥ずかしがってはいけない。好きな人になら触れられなくても反応するってところを見せないとな。
その場に立ち上がると、伊月くんはベッドに座ったまま振り返った。
「わっ! おっきぃ!」
「くっ!」
立ち上がった俺の視線の先に、下着を押し上げたモノの奥に伊月くんの顔が見える。
この絶妙なアングルにさらに激しく昂ってしまいそうだ。
「下着を下ろすよ。いい?」
「は、はい」
かつて、下着を脱ぐその行為にこれほど緊張したことがあっただろうか。
こんなにも期待に胸を膨らませた顔を見ながら、下着を脱ぐなんて……。俺はもう自分自身がどうなるか予想もつかない。
すでに途轍もなく勃ち上がってしまっているソレに下着のゴムが引っかからないように慎重にソレを出すと、出た瞬間
「わぁっ!! すごいっ!!」
と少し興奮気味の伊月くんの声が聞こえた。
「怖くない?」
下着を脱ぎ捨てながら尋ねると、キョトンとした顔を向けられる。
「怖い? どうしてですか?」
「どうしてって……伊月くんの可愛いソレとは全然違うだろう?」
「全然違いますけど……でも、僕……慎一さんの方が好きです、あの、触ってみてもいいですか?」
「――っ!!!」
恍惚とした表情で俺のを見上げながら、そんなことを言われて断れるわけもない。
「ああ、俺の身体はもう伊月くんのものだから……」
興奮しながらもなんとか震えずにそう答えるだけで精一杯だった。
「僕の……」
伊月くんは今、自分がどんな表情をしているかもわかってないだろう。
誘われるようにうっとりと見上げるこの表情を見られただけでコンタクトレンズをつけていて正解だったかもしれない。
伊月くんの手が伸ばされて、俺のソレに触れる。
「――っ!!」
指先が触れただけで恐ろしいほど興奮する。
「すごい、硬いです……っ」
伊月くんの細くて綺麗な指が俺のに触れる。と思ったら、手のひらに包まれる。
「わぁ、片手じゃ入らないです!」
「くぅ――っ!!」
俺と同じことをしようと思っているんだろうが、伊月くんの小さな手では俺のは握れない。わかっていながらも伊月くんの口から聞かされると興奮が増す。
やばい、このまま立っていられないかもしれない。
「い、伊月くん。ちょっと座ろうかな」
「あ、そうですよね」
見上げているのも大変だったんだろう。俺のからそっと指が離れていく。握られているだけでものすごい快感が押し寄せてきていたから離されただけで物足りなく感じてしまう。
なんとかヘッドボードを背もたれに足を投げ出して座ると、伊月くんは嬉しそうに俺の間に座り込んだ。
「くっ――!!」
見上げられてるアングルがやばいと思っていたけれど、今にも口で咥えてくれそうなこのアングルもやばい。
「ちょっと近づいて見てもいいですか?」
「あ、ああ。構わないよ」
そう言ったのは俺だ。だが、伊月くんは俺の股間に吸い寄せられるように顔を近づけた。
「ぐぅ――っ!!」
本当にフェラでもしそうなこの状態に俺のがさらに興奮してくる。
「わぁ! おっきくなりましたよ!」
必死に堪えている俺とは対照的に伊月くんは嬉しそうに声を上げる。
「あっ! 先っぽに蜜が溜まってます」
もうずっと我慢しているんだから当然だ。だが、伊月くんは大発見とでもいうように俺に教えてくれる。
ああ……伊月くんは天性の小悪魔なのかもしれないな。
「伊月くんが好――っ!!! なっ!!」
好きだから蜜が溢れてくる、そう教えようと思ったのに、突然伊月くんが舌を出して俺の先端を舐めてきた。
「い、伊月くんっ!!」
「んっ?」
「ぐぅ――っ!!!」
舌を出したまま、上目遣いに見上げられて我慢なんてできるはずもなく、俺はそのまま一気に欲望の蜜を爆発させた。
舌を出して舐めとると確かに精液だが、美味しく感じられるのはこれが伊月くんから出たものだからだろう。
今まで誰一人味わったことがないものを俺が味わって、しかもこれから先もこれを味わう者がいない。その事実に高揚する自分がいた。
「しん、いちさん……何を……」
「伊月くんの蜜だよ」
俺が舐めているのを見て驚いたんだろう。信じられないといった表情を見せているが、これは恋人として正しいことだと教えないといけない。
「そんなの、舐めていいんですか?」
「ああ。伊月くんのだから特別だよ」
「僕のだから?」
「そう。恋人から出たものだからね。だからと言って無理強いはしないけど俺は伊月くんのを舐めたかった。それだけ」
俺は絶対にそうしないといけないなんて教えるつもりはない。でも俺は伊月くんの全てを俺のものにしたい。それだけだ。
「あの、じゃあ僕も……」
「えっ?」
「僕も、慎一さんのを……あ、その前に慎一さんの……見たいです」
「本気?」
「はい。練習、ですよね?」
そう言われれば反対もできない。なんせ俺は伊月くんの可愛い裸を見せてもらって触れたんだから。
「わかったよ。じゃあ、脱ごうか」
伊月くんの可愛い姿をたっぷり見たおかげでもうすっかり主張しまくっているが、ここは恥ずかしがってはいけない。好きな人になら触れられなくても反応するってところを見せないとな。
その場に立ち上がると、伊月くんはベッドに座ったまま振り返った。
「わっ! おっきぃ!」
「くっ!」
立ち上がった俺の視線の先に、下着を押し上げたモノの奥に伊月くんの顔が見える。
この絶妙なアングルにさらに激しく昂ってしまいそうだ。
「下着を下ろすよ。いい?」
「は、はい」
かつて、下着を脱ぐその行為にこれほど緊張したことがあっただろうか。
こんなにも期待に胸を膨らませた顔を見ながら、下着を脱ぐなんて……。俺はもう自分自身がどうなるか予想もつかない。
すでに途轍もなく勃ち上がってしまっているソレに下着のゴムが引っかからないように慎重にソレを出すと、出た瞬間
「わぁっ!! すごいっ!!」
と少し興奮気味の伊月くんの声が聞こえた。
「怖くない?」
下着を脱ぎ捨てながら尋ねると、キョトンとした顔を向けられる。
「怖い? どうしてですか?」
「どうしてって……伊月くんの可愛いソレとは全然違うだろう?」
「全然違いますけど……でも、僕……慎一さんの方が好きです、あの、触ってみてもいいですか?」
「――っ!!!」
恍惚とした表情で俺のを見上げながら、そんなことを言われて断れるわけもない。
「ああ、俺の身体はもう伊月くんのものだから……」
興奮しながらもなんとか震えずにそう答えるだけで精一杯だった。
「僕の……」
伊月くんは今、自分がどんな表情をしているかもわかってないだろう。
誘われるようにうっとりと見上げるこの表情を見られただけでコンタクトレンズをつけていて正解だったかもしれない。
伊月くんの手が伸ばされて、俺のソレに触れる。
「――っ!!」
指先が触れただけで恐ろしいほど興奮する。
「すごい、硬いです……っ」
伊月くんの細くて綺麗な指が俺のに触れる。と思ったら、手のひらに包まれる。
「わぁ、片手じゃ入らないです!」
「くぅ――っ!!」
俺と同じことをしようと思っているんだろうが、伊月くんの小さな手では俺のは握れない。わかっていながらも伊月くんの口から聞かされると興奮が増す。
やばい、このまま立っていられないかもしれない。
「い、伊月くん。ちょっと座ろうかな」
「あ、そうですよね」
見上げているのも大変だったんだろう。俺のからそっと指が離れていく。握られているだけでものすごい快感が押し寄せてきていたから離されただけで物足りなく感じてしまう。
なんとかヘッドボードを背もたれに足を投げ出して座ると、伊月くんは嬉しそうに俺の間に座り込んだ。
「くっ――!!」
見上げられてるアングルがやばいと思っていたけれど、今にも口で咥えてくれそうなこのアングルもやばい。
「ちょっと近づいて見てもいいですか?」
「あ、ああ。構わないよ」
そう言ったのは俺だ。だが、伊月くんは俺の股間に吸い寄せられるように顔を近づけた。
「ぐぅ――っ!!」
本当にフェラでもしそうなこの状態に俺のがさらに興奮してくる。
「わぁ! おっきくなりましたよ!」
必死に堪えている俺とは対照的に伊月くんは嬉しそうに声を上げる。
「あっ! 先っぽに蜜が溜まってます」
もうずっと我慢しているんだから当然だ。だが、伊月くんは大発見とでもいうように俺に教えてくれる。
ああ……伊月くんは天性の小悪魔なのかもしれないな。
「伊月くんが好――っ!!! なっ!!」
好きだから蜜が溢れてくる、そう教えようと思ったのに、突然伊月くんが舌を出して俺の先端を舐めてきた。
「い、伊月くんっ!!」
「んっ?」
「ぐぅ――っ!!!」
舌を出したまま、上目遣いに見上げられて我慢なんてできるはずもなく、俺はそのまま一気に欲望の蜜を爆発させた。
703
お気に入りに追加
801
あなたにおすすめの小説

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕


こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件
神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。
僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。
だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。
子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。
ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。
指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。
あれから10年近く。
ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。
だけど想いを隠すのは苦しくて――。
こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。
なのにどうして――。
『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』
えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をご覧になるとより一層楽しめるかもしれません)

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています


初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる