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至極の映像※微
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今のは、平松くん?
何かあったかと画面表示を見れば、画面が妙に明るい。
これは……ビデオ通話?
しかし平松くんの顔は見えずに明るい天井だけが映っている。
もしかして床に置いてる?
ああ、さっきのはスマホを落とした音か?
ここはどこだ?
あっ!!
じっくりと画面を見て気づいた。
ここは……脱衣所だ。
平松くんが住んでいるこの平屋は、倉橋くんが手をかけただけあっていろいろな仕掛けが施されている。
この脱衣所もその一つだ。
天井の一部分がガラス張りになっていて昼間は明るい日差しが降り注ぐように設計されている。
しかし、夜になるとその部分は鏡のように映り込んでしまう。
外から見えるわけでもないし、一人暮らしなら特別気にする必要はないが、この状況はかなりまずい。
だって、床に置かれたままになっているスマホが天井のその鏡を映し、私には平松くんの裸が見えているのだから。
もちろん天井から写っているのだから、ほとんど頭しか見えていないがそれが余計に妄想を捗らせる。
私は平松くんに気づかれないうちにそっと録画ボタンを押した。
ドキドキしながら、
ーもしもし
と声をかけると、少し離れた場所からかなりくぐもった声で、
―はーい。もしもし、どなたですか?
という声が聞こえる。
かなり聞こえにくいが間違いなく平松くんの声に間違いない。
タオルで頭を拭いている様子が見えるから、きっとビデオ通話になっていることにも気づいていないのかもしれない。
ーもしもしーっ、誰ですかー?
悪戯電話だと思われているのか、いつもよりつっけんどんな平松くんの思わず笑ってしまいそうになる。
ーあ、あの……八尋、だけど……平松くん。もしかして、今……忙しかった?
どんな反応をするか、気になりながらも尋ねてみると、
ーあっ、八尋さん!
と持っていたバスタオルを投げ捨てて、スマホに駆け寄ってきた。
床に置いたままになっているスマホを見下ろしているようだが、まだビデオ通話になっていることには気づいていないらしい。
もしかしたら、私の方はカメラをオンにしていないから、画面は自分のところ以外真っ黒なままなのだろう。
スマホにも慣れていなさそうだったしな。
しばらく画面を見下ろしていたと思ったら
ーえっ? 何、これ? どうなってるの?
と平松くんの戸惑う声が聞こえてきた。
思いがけず平松くんの湯上がりの顔も見られたし、ほんの少し裸体も鏡越しに見て妄想も捗ったし、この辺で終わりにしないとなと思う気持ちと、もう少しいい画が欲しかったなという残念な気持ちとが混ざり合いながらも、
ー平松くん……これ、ビデオ電話になってるんだけど……何か、押した?
と尋ねてみた。
ーえっ、あの……俺、なんにも押してないんですけど……あっ、さっきスマホを落としちゃって……
と画面に喋りかけながら、床に落ちていたスマホを持ち上げたのだろう。
しゃがみ込んだ平松くんの裸が画面いっぱいに映し出される。
と同時に、少し広がった膝と膝の間から、平松くんの可愛いモノがばっちりと映り込んでいた。
ーごほっ、ごほっ。
思いがけないお宝映像に思わず咽せてしまう。
自宅に初めて迎えに行った時、唯一下着に隠れてみられなかった中身がこんな形でみられるとは……正直思ってなかった。
思わぬ幸運に感謝していると、平松くんは画面に顔を近づけて私の咳を心配して優しい声をかけてくれる。
こんなにも優しい平松くんの裸をこれ以上黙ってみているわけにはいかないな。
だが、なんといえば平松くんを傷つけずに済むだろう。
悩みながら、一応、今風呂場かどうか確認した上で声をかけた。
ーいや、あのね……驚かないで聞いて欲しいんだけど……平松くんのスマホ、ビデオ通話になっているんだよね。
けれどまだピンときていない様子の平松くんに、
ーあの、だから……そっちの状況がこっちに見えてるってことで……
というと、ようやく自分の今の状態を理解したのか、
ーうわーっ!! うわーっ!!
とパニックになって、手を伸ばしスマホを顔から離してしまった。
そのせいで顔だけしか映っていなかったものが、手を伸ばしたことにより顔から下が丸見えになってしまっている。
そう。
ピンク色の小さくて可愛い乳首も、さっきバッチリと見えていた可愛いモノも全て丸見えだ。
少し皮をかぶった小さなモノは色も綺麗で何も経験がないのだろうということまでわかる。
これを見ただけで私のモノはすでにズボンの中で痛いほどに昂ってしまっていた。
ーちょ――っ、平松くん。落ち着いて! スマホを離した方が見えるよ!
これ以上は私が我慢できないと思い、大声で叫ぶと平松くんもそのことに気づいたのか、急いで画面を自分の顔に近づけた。
よほど恥ずかしかったのだろう。
頬だけでなく顔が全部赤い。
それすらも可愛いと思ってしまう。
迷惑をかけて申し訳ないと謝る平松くんに、着替えてから話がしたいと声をかけ、念のために
ー時間は気にしないでゆっくりしてからでいいからね。
と声をかけておいた。
電話が切れると同時に私はすぐに録画停止を押し、さっきのお宝の場面で一時停止をしながら、ズボンの前を寛げ、下着から張り詰めたモノを取り出した。
平松くんのことを考えながら幾度となく処理をしたことはあるが、それとは比べ物にならないほど大きく昂ったモノに自分でも驚きしかない。
ここまで興奮するとはな……。
目の前で本物を見た日は理性が飛ぶかもしれない。
自分でも知らなかった欲の強さに驚きながら、持ってきていたタオルに欲望の蜜をたっぷりと吐き出してなんとか落ち着きを取り戻した後で、あの映像はしっかりと自宅のパソコンにも送っておき、しっかりと保存しておいた。
これで離れ離れの間は我慢できるな。
予定外のお宝映像をゲットできて私は幸せな気分でいっぱいになっていた。
何かあったかと画面表示を見れば、画面が妙に明るい。
これは……ビデオ通話?
しかし平松くんの顔は見えずに明るい天井だけが映っている。
もしかして床に置いてる?
ああ、さっきのはスマホを落とした音か?
ここはどこだ?
あっ!!
じっくりと画面を見て気づいた。
ここは……脱衣所だ。
平松くんが住んでいるこの平屋は、倉橋くんが手をかけただけあっていろいろな仕掛けが施されている。
この脱衣所もその一つだ。
天井の一部分がガラス張りになっていて昼間は明るい日差しが降り注ぐように設計されている。
しかし、夜になるとその部分は鏡のように映り込んでしまう。
外から見えるわけでもないし、一人暮らしなら特別気にする必要はないが、この状況はかなりまずい。
だって、床に置かれたままになっているスマホが天井のその鏡を映し、私には平松くんの裸が見えているのだから。
もちろん天井から写っているのだから、ほとんど頭しか見えていないがそれが余計に妄想を捗らせる。
私は平松くんに気づかれないうちにそっと録画ボタンを押した。
ドキドキしながら、
ーもしもし
と声をかけると、少し離れた場所からかなりくぐもった声で、
―はーい。もしもし、どなたですか?
という声が聞こえる。
かなり聞こえにくいが間違いなく平松くんの声に間違いない。
タオルで頭を拭いている様子が見えるから、きっとビデオ通話になっていることにも気づいていないのかもしれない。
ーもしもしーっ、誰ですかー?
悪戯電話だと思われているのか、いつもよりつっけんどんな平松くんの思わず笑ってしまいそうになる。
ーあ、あの……八尋、だけど……平松くん。もしかして、今……忙しかった?
どんな反応をするか、気になりながらも尋ねてみると、
ーあっ、八尋さん!
と持っていたバスタオルを投げ捨てて、スマホに駆け寄ってきた。
床に置いたままになっているスマホを見下ろしているようだが、まだビデオ通話になっていることには気づいていないらしい。
もしかしたら、私の方はカメラをオンにしていないから、画面は自分のところ以外真っ黒なままなのだろう。
スマホにも慣れていなさそうだったしな。
しばらく画面を見下ろしていたと思ったら
ーえっ? 何、これ? どうなってるの?
と平松くんの戸惑う声が聞こえてきた。
思いがけず平松くんの湯上がりの顔も見られたし、ほんの少し裸体も鏡越しに見て妄想も捗ったし、この辺で終わりにしないとなと思う気持ちと、もう少しいい画が欲しかったなという残念な気持ちとが混ざり合いながらも、
ー平松くん……これ、ビデオ電話になってるんだけど……何か、押した?
と尋ねてみた。
ーえっ、あの……俺、なんにも押してないんですけど……あっ、さっきスマホを落としちゃって……
と画面に喋りかけながら、床に落ちていたスマホを持ち上げたのだろう。
しゃがみ込んだ平松くんの裸が画面いっぱいに映し出される。
と同時に、少し広がった膝と膝の間から、平松くんの可愛いモノがばっちりと映り込んでいた。
ーごほっ、ごほっ。
思いがけないお宝映像に思わず咽せてしまう。
自宅に初めて迎えに行った時、唯一下着に隠れてみられなかった中身がこんな形でみられるとは……正直思ってなかった。
思わぬ幸運に感謝していると、平松くんは画面に顔を近づけて私の咳を心配して優しい声をかけてくれる。
こんなにも優しい平松くんの裸をこれ以上黙ってみているわけにはいかないな。
だが、なんといえば平松くんを傷つけずに済むだろう。
悩みながら、一応、今風呂場かどうか確認した上で声をかけた。
ーいや、あのね……驚かないで聞いて欲しいんだけど……平松くんのスマホ、ビデオ通話になっているんだよね。
けれどまだピンときていない様子の平松くんに、
ーあの、だから……そっちの状況がこっちに見えてるってことで……
というと、ようやく自分の今の状態を理解したのか、
ーうわーっ!! うわーっ!!
とパニックになって、手を伸ばしスマホを顔から離してしまった。
そのせいで顔だけしか映っていなかったものが、手を伸ばしたことにより顔から下が丸見えになってしまっている。
そう。
ピンク色の小さくて可愛い乳首も、さっきバッチリと見えていた可愛いモノも全て丸見えだ。
少し皮をかぶった小さなモノは色も綺麗で何も経験がないのだろうということまでわかる。
これを見ただけで私のモノはすでにズボンの中で痛いほどに昂ってしまっていた。
ーちょ――っ、平松くん。落ち着いて! スマホを離した方が見えるよ!
これ以上は私が我慢できないと思い、大声で叫ぶと平松くんもそのことに気づいたのか、急いで画面を自分の顔に近づけた。
よほど恥ずかしかったのだろう。
頬だけでなく顔が全部赤い。
それすらも可愛いと思ってしまう。
迷惑をかけて申し訳ないと謝る平松くんに、着替えてから話がしたいと声をかけ、念のために
ー時間は気にしないでゆっくりしてからでいいからね。
と声をかけておいた。
電話が切れると同時に私はすぐに録画停止を押し、さっきのお宝の場面で一時停止をしながら、ズボンの前を寛げ、下着から張り詰めたモノを取り出した。
平松くんのことを考えながら幾度となく処理をしたことはあるが、それとは比べ物にならないほど大きく昂ったモノに自分でも驚きしかない。
ここまで興奮するとはな……。
目の前で本物を見た日は理性が飛ぶかもしれない。
自分でも知らなかった欲の強さに驚きながら、持ってきていたタオルに欲望の蜜をたっぷりと吐き出してなんとか落ち着きを取り戻した後で、あの映像はしっかりと自宅のパソコンにも送っておき、しっかりと保存しておいた。
これで離れ離れの間は我慢できるな。
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