年下イケメンに甘やかされすぎて困ってます

波木真帆

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一緒がいい※

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「ひゃぁっん」

自分の口から出たとは思えないような甘い声に驚いてしまう。

「い、まの……なに?」

「ふふっ。感度がいいですね。俺の手に感じたってことですよ」

「――っ、そんな……っ」

あんな掠っただけで感じた?

「信じられないことじゃないですよ。だって、大智は俺が好きなんですから」

にっこりと笑顔を向けられて一気に顔が赤くなる。

「好き、だと……こんなに、感じるんだ……知ら、なかったな……」

「ふふっ。嬉しいですよ。誰も大智の感じた声を聞いたことがないってことですからね」

確かにそうだ……。
宏樹とは感じるというより、必死にイカされてただけだったしな。

「透也になら、聞かれたいな……」

「――っ、じゃあ、もっと聞かせてください……」

そのまま優しくベッドに押し倒されて、唇が重なってきた。

何度も何度も下唇を喰まれて、舌先で唇をノックされる。
そっと唇を開けば、待ってましたとばかりに透也の舌が滑り込んできた。

「んんっ……んっ……んふぅ……っん」

舌先に絡みつかれて、追いかけるように透也の舌に絡ませて……蕩けるような甘い唾液に身体の力が抜け切った瞬間、

「んんっ……っああっ!!」

ビリビリと身体中に刺激が走り、思わず唇を離してしまった。

「ふふっ。やっぱり敏感ですね。ほら、もうこんなにぷっくり膨らんでますよ」

「ひゃぁんっ」

乳首を指で弾かれるだけで身体が跳ねてしまう。
まさかこんなに胸が弱いなんて知らなかった。

「ああ、可愛い。味見させてもらいますね」

「えっ、あじみって――ああっん!!! ああっ……んっ、やぁ――っん」」

透也がパクッと俺の乳首を咥えて舌で転がされるたびに、声が出てしまう。

「可愛い、可愛い、可愛い……っ」

「あっ、やぁ――っ、んっあっ……だ、めぇ……っ」

乳首に吸い付いたり、転がしたりする合間に俺を可愛いと言い続けながら、もう片方の乳首も指で弄られて、もうわけがわからなくなるくらい気持ちがいい。

こんなとんでもない快感、初めてだ。

どんどん自分の熱が昂ってくるのがわかる。
でも両方の乳首を弄られてどうすることもできずに、足を擦り合わせていると、スッと透也の手が俺の下着の中に入り込んできて、俺の硬くなったモノに触れてくる。

「ああっ……! だ、めぇ……っ、そ、こ……っ」

「もう先端からこんなに蜜を溢しているのに、ダメなんですか?」

指先で先端を弄られるたびにヌチュヌチュといやらしい音が聞こえてくる。

「ああっん……だ、ってぇ……イ、っちゃう、からぁ……っ」

「いいですよ、イってください」

「ああっ、だ、めぇ……っ」

絶妙な力で扱かれてもうおかしくなってしまいそうなくらい気持ちがいい。
クチュクチュと微かに聞こえているのが、自分のから出ているものだと思うだけで恥ずかしいのに、それを上回るほどの気持ちよさに我慢できなくなる。
でも……

「いっ、しょがいい……っ、とう、やと、いっしょが、いい……っ」

必死に訴えると、透也の手の動きが止まった。

「と、うや……?」

「ああ、もうっ……大智が可愛すぎる……っ」

そういうと、驚くほどの速さで自分の服を全て脱ぎ去り、その上、俺のズボンと下着もあっという間に取り去った。

「――っ、すごっ! おっきぃ……っ!」

俺の目に飛び込んできたのは、びっくりするほどおっきな透也のモノ。
先端から蜜を垂らしながら、天を向いて聳り立っている。

さっき触らせてもらった時よりももっともっとおっきく感じる。

「可愛い大智に興奮しているんですよ」

「さわ、っても……いい?」

「はい。でも……大智に触られたら俺の方が持たないかも。だから、先に一度出しましょうか」

「えっ?」

驚いている間に、透也はベッドに足を開いて座り、俺を軽々と抱き上げた。
そして向かい合わせに座らせると、自分のおっきなモノと俺のを重ねて握ってしまった。

「ひゃぁぁーっん!!」

「ああっ、これ……気持ちいいですね」

気持ちいいなんてものじゃない!
透也の熱くて硬いのが俺のをゴリゴリと擦ってとんでもなく気持ちがいい。

「ああっん、だめぇ……っ、も、う……っ、イクぅ……っ!!!」

今まで感じたことのない快感に俺はあっという間に吐精した。

「ああっ、可愛いっ!! あっ、ゔぅ――っ!!」

透也の苦しげな声が聞こえたと思ったら、熱いものが俺のお腹にポタポタと垂れてきた。
透也もイッてくれたんだ……そう思った瞬間、俺の口から

「とう、や……っ、うれ、しぃ……っ」

という言葉がこぼれ落ちていた。

「――っ!! ああ、もうっ!! これ以上煽らないでください……っ。大智が可愛すぎておかしくなりそうです」

おかしくなっていいのに……。
そう言いたかったけど、

――本当にこのまま最後までしてしまったら、確実に朝まで止められないですし、そうなったら大智は、二日は起き上がれませんよ。

そう言われたことを思い出す。
あの時は朝までなんて……って思ってたけど、今ならわかる。

俺の方が朝まで止められないかもって……。
だって、今、これだけで透也にずっと愛して欲しくてたまらなくなっているんだから。

俺は目の前の透也に抱きついた。

「大智?」

「金曜日……まで、お利口に待ってる……だから、その時はいっぱい愛して……」

「――っ!!! ああ、もうっ! 本当にタチが悪い! 金曜日、覚悟しておいてくださいよ!!!」

一生懸命我慢して自分の思いを伝えたのに、なぜかギラギラと獣のような目で見つめられて、身体がゾクリと震える。
身体の奥のよくわからない場所がキュンと疼くのを感じながら、俺はもう一度ギュッと抱きついた。
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