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番外編
レーヴな夜※ <後編>
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「くっ――!」
渚の小さな舌に昂りの先端をぺろっと舐められただけで途轍もない快感に襲われる。
「ふふっ、きもちいー?」
「ああ。最高だよ」
正直に伝えると、渚はこの上なく嬉しそうな顔で私を見上げる。
「もっちょ、きもちく、ちてあげりゅね」
「えっ、もっとって――ぐぅっ――!!」
渚の小さな口が昂りをパクリと咥え込んだ。
そのとんでもない気持ちよさに危うくイってしまいそうになった。
先端の張り出した部分しか入っていないというのになんて気持ちよさだ。
渚に苦しい思いをさせたくなくて、今まで手でしかしてもらっていなかったが、こんな気持ちよさを知ってしまったら毎回我慢できなくなってしまうだろうな。
だが、今はきっと酔っているからしてくれているだけだ。
今日は特別なのだと自分に言い聞かせて、必死に快感と闘いながら、渚の口に私の昂りが入っているところを目に焼き付けた。
私をもっと気持ち良くしたいと思ってくれているのか、根元を両手で握りながら口を窄めて先端に刺激を与えてくれる。
ああ、この世の最高の幸せを知ってしまったかもしれない。
私のために必死になってくれている渚を見たくて、そっと顔にかかった横髪をかきあげると、昂りを咥えたままの渚と目があった。その瞬間ふわっとした優しい笑顔を向けられて、いつのも清楚な表情と昂りを咥えているそのエロい姿のギャップにやられた。
「ゔぁっ! あ゛ぁっ!!」
必死に渚を引き離そうとしたけれど、抑えきれなかった欲望の蜜が目の前の渚の髪や顔にかかってしまっていた。
「――っ、なんてことだ! 悪い、渚っ! 大丈夫か?」
頭から欲望の蜜を浴びせられて驚いているんだろう、茫然としたまま動かない。
まずいことをしてしまったと思ったが、渚は突然笑顔を見せたかと思うと、頬を伝う私の蜜を指で掬い取り、そのまま口に運んでしまった。
「えっ? 渚っ」
「ふふっ。おいちーね」
「――っ!!」
ああ、もうだめだ。
こんな小悪魔のような渚を見ていたら、どれほど昂っても足りない。
現に今の可愛い渚の姿に、また興奮して昂ってしまっている。
酔っているのだからこれで終わりにしようと思っていたが、こんなにも煽られて止められない。
「渚、汚れたから服を脱ごうか」
「おうしゅけしゃん、ぬがせてぇー」
「ああ。喜んで」
いつもならこんなにも明るい場所は恥ずかしがるのに、自分から脱がせてと言ってくれるなんて。
これは本当に最高かもしれない。
「ふふっ。くしゅぐっちゃい」
服を脱がしながら、わざと首筋や脇腹に指を這わせると可愛らしく身を捩る。
その姿もまた可愛くて興奮してしまう。
すべての服を脱がせると、渚の中心で可愛らしい果実が首を擡げているのが見える。
「渚の可愛いのが反応してるな」
「いっぱい、しゃわってぇー」
「触るだけでいいのか? 渚がしてくれたみたいに口に入れて欲しくないか?」
「くちー? いれてほしぃーっ」
「くっ!」
自分で言わせたくせに、渚の口から出てくるとたまらない。
「よし。渚の願いを叶えような」
さっと渚を抱きかかえて、ソファーに横たわらせると、可愛い果実がヒクヒクと震える。
それに誘われるように私の大きな口の中に包み込んだ。
「ひゃあっん! たべられちゃうー。ああっん、きもちいぃーっ」
いつも以上に声を上げてくれるのも酔っている効果だろうか?
渚の声を聞きながら刺激を与え続けると、
「ああっ、でちゃうーっ」
渚は堪えるでもなくそのまま私の口内に蜜を溢した。
それを一滴残らず舐めとってゴクリと飲み干した。
「ごちそうさま」
空になった口内を見せつけると、渚は嬉しそうに笑っていた。
「おうしゅけしゃん、もっとぉ、おくまれ、ほちぃー」
「くっ――! ああ、わかった。渚の奥にたっり注いでやるからな」
「うれち、い……」
渚は笑顔で目を瞑ったかと思うとそのままソファーで眠ってしまった。
「えっ……う、そだろ……っ」
渚に近づくと、すうすうと気持ちよさそうな寝息が聞こえる。
本当に眠ってる。
そっと視線を下に向けると、今か今かと主張して聳り立っている昂りが見える。
流石に酔って寝てしまった渚を犯すことはできなくて、私は悶々としながら渚が目覚めるのを待った。
目を覚ました渚は昨夜のことを全く覚えていなかったが、きっと奥に注いで欲しかった気持ちは残っていたのだろう。
「入れて……」
朝から可愛くねだられて、私は一気に理性を飛ばして渚の中に入り込んだ。
欲望に満ち溢れた宿泊になったが、これはこれで幸せだったな。
渚の小さな舌に昂りの先端をぺろっと舐められただけで途轍もない快感に襲われる。
「ふふっ、きもちいー?」
「ああ。最高だよ」
正直に伝えると、渚はこの上なく嬉しそうな顔で私を見上げる。
「もっちょ、きもちく、ちてあげりゅね」
「えっ、もっとって――ぐぅっ――!!」
渚の小さな口が昂りをパクリと咥え込んだ。
そのとんでもない気持ちよさに危うくイってしまいそうになった。
先端の張り出した部分しか入っていないというのになんて気持ちよさだ。
渚に苦しい思いをさせたくなくて、今まで手でしかしてもらっていなかったが、こんな気持ちよさを知ってしまったら毎回我慢できなくなってしまうだろうな。
だが、今はきっと酔っているからしてくれているだけだ。
今日は特別なのだと自分に言い聞かせて、必死に快感と闘いながら、渚の口に私の昂りが入っているところを目に焼き付けた。
私をもっと気持ち良くしたいと思ってくれているのか、根元を両手で握りながら口を窄めて先端に刺激を与えてくれる。
ああ、この世の最高の幸せを知ってしまったかもしれない。
私のために必死になってくれている渚を見たくて、そっと顔にかかった横髪をかきあげると、昂りを咥えたままの渚と目があった。その瞬間ふわっとした優しい笑顔を向けられて、いつのも清楚な表情と昂りを咥えているそのエロい姿のギャップにやられた。
「ゔぁっ! あ゛ぁっ!!」
必死に渚を引き離そうとしたけれど、抑えきれなかった欲望の蜜が目の前の渚の髪や顔にかかってしまっていた。
「――っ、なんてことだ! 悪い、渚っ! 大丈夫か?」
頭から欲望の蜜を浴びせられて驚いているんだろう、茫然としたまま動かない。
まずいことをしてしまったと思ったが、渚は突然笑顔を見せたかと思うと、頬を伝う私の蜜を指で掬い取り、そのまま口に運んでしまった。
「えっ? 渚っ」
「ふふっ。おいちーね」
「――っ!!」
ああ、もうだめだ。
こんな小悪魔のような渚を見ていたら、どれほど昂っても足りない。
現に今の可愛い渚の姿に、また興奮して昂ってしまっている。
酔っているのだからこれで終わりにしようと思っていたが、こんなにも煽られて止められない。
「渚、汚れたから服を脱ごうか」
「おうしゅけしゃん、ぬがせてぇー」
「ああ。喜んで」
いつもならこんなにも明るい場所は恥ずかしがるのに、自分から脱がせてと言ってくれるなんて。
これは本当に最高かもしれない。
「ふふっ。くしゅぐっちゃい」
服を脱がしながら、わざと首筋や脇腹に指を這わせると可愛らしく身を捩る。
その姿もまた可愛くて興奮してしまう。
すべての服を脱がせると、渚の中心で可愛らしい果実が首を擡げているのが見える。
「渚の可愛いのが反応してるな」
「いっぱい、しゃわってぇー」
「触るだけでいいのか? 渚がしてくれたみたいに口に入れて欲しくないか?」
「くちー? いれてほしぃーっ」
「くっ!」
自分で言わせたくせに、渚の口から出てくるとたまらない。
「よし。渚の願いを叶えような」
さっと渚を抱きかかえて、ソファーに横たわらせると、可愛い果実がヒクヒクと震える。
それに誘われるように私の大きな口の中に包み込んだ。
「ひゃあっん! たべられちゃうー。ああっん、きもちいぃーっ」
いつも以上に声を上げてくれるのも酔っている効果だろうか?
渚の声を聞きながら刺激を与え続けると、
「ああっ、でちゃうーっ」
渚は堪えるでもなくそのまま私の口内に蜜を溢した。
それを一滴残らず舐めとってゴクリと飲み干した。
「ごちそうさま」
空になった口内を見せつけると、渚は嬉しそうに笑っていた。
「おうしゅけしゃん、もっとぉ、おくまれ、ほちぃー」
「くっ――! ああ、わかった。渚の奥にたっり注いでやるからな」
「うれち、い……」
渚は笑顔で目を瞑ったかと思うとそのままソファーで眠ってしまった。
「えっ……う、そだろ……っ」
渚に近づくと、すうすうと気持ちよさそうな寝息が聞こえる。
本当に眠ってる。
そっと視線を下に向けると、今か今かと主張して聳り立っている昂りが見える。
流石に酔って寝てしまった渚を犯すことはできなくて、私は悶々としながら渚が目覚めるのを待った。
目を覚ました渚は昨夜のことを全く覚えていなかったが、きっと奥に注いで欲しかった気持ちは残っていたのだろう。
「入れて……」
朝から可愛くねだられて、私は一気に理性を飛ばして渚の中に入り込んだ。
欲望に満ち溢れた宿泊になったが、これはこれで幸せだったな。
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四葩さま。コメントありがとうございます!
可愛すぎて理性がもたないですよね💕
ミッキーリンさま。コメントありがとうございます!
母国に強制送還で今頃大変な目に遭っている頃でしょうね。
本当に、渚に出会えた欧介は最上の幸運ですよね。
続きもどうぞお楽しみに✨
Madame gray-01さま。コメントありがとうございます!
ふふ🤭酔っ払うとこうなっちゃうタイプでしたね(笑)
エロかわいい渚の続きもどうぞお楽しみに💕