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番外編
私の運命※ <後編>
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今日渚と泊まるための部屋に案内する。
広いベッドルームと半露天風呂のあるこの部屋は、私が将来伴侶となる人を連れてくるために作った特別な部屋。
甘い夜を過ごすにはぴったりの部屋だ。
誰からも見られる心配のない、星空の綺麗なこの露天風呂で二人で一緒にみる光景はきっと私たちの甘い夜のいい思い出になるだろう。
「夜が待ち遠しいなぁ……」
私も夜が待ち遠してくたまらないが、きっと渚が思っている理由とは全く別物だろうな。
食事の時間まで散歩に行こうと声をかけ、外に連れ出す。
一生に一度の大切な場面だから、素晴らしい景色のもとで伝えたいからな。
渚の手を握り、絶景ポイントに向かうさなか、珍しく緊張している私がいる。
握った手を通じて渚に伝わってしまうかもしれないと思うほどにドキドキが止まらない。
ここは決して失敗するわけにはいかない。
だが、渚が何も知らなかったこと、それをまずは伝えなければいけないだろう。
美しい夕日を二人で眺めながら、私は息を整える。
「昨日、渚くんが気になっている話をするって言っていたよね?」
そう問いかけると、無邪気な笑顔を向けて教えてくださいと言ってくる。
ああ、この笑顔を早く私のものにしてしまいたい。
話の仕方を間違えないようにしないとな。
「一般的に……結婚を申し込むとき、女性には指輪を……そして、男性にはスーツを贈るものなんだ」
その言葉に渚は大きな目をさらに大きく開いて、驚きの表情を見せた。
それは信じられないだろうな。
渚としては本気で私にスーツを見立てて欲しいと頼んだだけだったのだから。
私がまさか婚約者として受け入れているなんて思って見なかった事だろう。
私が渚に一目惚れをして手放したくないと思ったことも、私が渚にスーツを贈ることを強調した理由も全て、包み隠さず告げよう。
そして、ここでもう一度改めて渚に結婚を申し込むんだ。
「渚くんとまだ少しだけど一緒の時間を過ごして、やっぱり私の直感は間違っていなかったと思った。順番が逆になってしまったが……私の気持ちを聞いて欲しい」
私にとっては生まれて初めての大切な告白。
緊張しないわけがない。
渚に笑われても、私は思いを伝えよう。
「渚くん……私は君を愛している。だから、私の夫になってほしい」
誠心誠意伝えると、渚は私を見てニコリと笑顔を浮かべた。
そして、
「僕を……欧介さんの夫にしてください」
と一番聞きたかった言葉をもらうことができた。
嬉しすぎて一瞬、頭がそれを理解するまでに時間を要したが、必ず幸せにすると約束した。
ああ、これで本当に渚は正真正銘私の婚約者となったのだ。
もうこうなった以上、少しでも早く全てを私のものにしたい。
急いで渚を抱きかかえてコテージに戻る。
それくらい私はもう自分の欲望を抑えることができなかった。
切羽詰まりながらもなんとか渚にこのまま愛してもいいかと声をかける。
断らないでくれと願いながら渚に訴えかけると、渚はほんのり頬を染めながら、私の好きにしてくれと言ってくる。
ああ、もうこんなことを言われては我慢などできるはずもない。
すぐに寝室に駆け上がり、ベッドに座らせそのまま渚の唇を奪う。
頬へのキスだけでもあんなに心地よかったが、唇は比べ物にならない。
柔らかく形の良い唇に吸い付き、下唇を喰む。
あまりの心地よさに何度も何度も柔らかな唇の感触を味わっていると、渚の小さな拳が私の胸をトントンと叩く。
ハッと我に返り唇を離すと、
「はぁっ、はぁっ」
と荒々しく呼吸を繰り返す。
そうか、キスの仕方を知らないのだ。
それに気づくととてつもない喜びが込み上げてくる。
初めてで何も分からなくてごめんなさいとまだ苦しげな声で謝る渚を見ていると、喜びと共に申し訳なさが募る。
大人のくせになんて余裕がないんだと恥ずかしくなるが、
「欧介さん……僕、もっとキス、したいです……。でも、苦しくて……あの、やり方……教えてください。頑張りますから!」
となんともいじらしいことを言ってくれる。
渚が私とのキスを嫌がっていないことに喜びながら、鼻で息をするようにと伝えて、もう一度唇を重ね合わせた。
甘い唇にもうおかしくなりそうだ。
柔らかな唇を堪能していると、渚の唇がスッと開いた。
嬉しくて舌を滑り込ませ、渚の口内を味わう。
歯列をなぞり、舌先に吸い付いて唾液を馴染ませ舌を絡め合う。
最高に気持ちがいい。
気づけば渚の方からも舌を絡めてくる。
クチュクチュといやらしい音が響き、甘い唾液に酔いしれる。
名残惜しく思いつつもゆっくりと唇を離すと、私たちの間につーっと銀の糸が繋がる。
それを恍惚とした表情で見つめる渚にドキッとさせられながら、もう一度渚の唇に重ね合わせた。
唇についたどちらのとも分からない唾液を舐めとって見せ、
「渚、上手だったよ」
と褒めると、渚は嬉しそうに微笑んだ。
ああ、もう何度でもキスしたい。
もう一度いいかと尋ねれば嬉しそうに首を縦に振る。
艶のある唇にもう一度唇を重ねながら、渚の服を脱がせた。
脱がせやすい服に着替えさせておいて正解だったな。
キスを味わいながら、渚の可愛らしい乳首に触れると
「ひゃ――っん」
可愛らしい声を上げながら、身体を震わせる。
可愛い胸の先端を弄りながらキスを続けていると、可愛い乳首があっという間にぷっくりと美味しそうに膨らんだのがわかった。
そのままベッドに横たわらせ、唇を首筋から鎖骨へと落としておく。
ああ、なんて可愛いんだ。
もう渚を誰にも渡したりしない。
私のものだ。
その思いが溢れてしまったのだろう。
気がつけば、渚の身体中に所有印を散らしていた。
真っ白な肌に私のつけた赤い花がなんと美しいことだろう。
「おう、すけさぁん……」
少し不安そうな渚の声に大丈夫だと声をかけ、感じるままに声を上げてというと、素直な渚は
「おう、すけさぁん……こっちの、むねも……さわってぇ……」
と可愛らしく強請ってくる。
最初からこんな可愛いおねだりをされてもう我慢も限界だ。
理性を飛ばしそうになりながら、両方の胸に刺激を与えていると、
「ああっ……あ、あっ……きもち、いぃ……っ、んんっ」
と気持ちよさそうな声を上げていたはずの渚が、一転不安そうな声で、
「お、うすけさぁん……ぼく、おかし、い……っ」
と訴えかけてくる。
何事かと驚いたが、続く言葉にさらに驚かされた。
「おち、んちんが、へんなふう、になってる……っ。ぼく、びょう、きですか?」
今にも泣き出しそうな顔で訴えてくる渚に戸惑いながら
「渚。今までこんなふうになったことはないのか?」
となんとか冷静を装いながら尋ねれば、朝起きた時少し硬くなっていることはあるが、こんなのは初めてだと教えてくれた。
まさか、もうすぐ20歳になるというのに勃起したことすらなかったとは……。
不安そうな渚には悪いが、私の心は喜びに満ちていた。
なんせ、渚に快感を与えるのも私が初めてなのだ。
嬉しくないわけがない。
まずは不安になっている渚を安心させてやらないとな。
「大人になると心から好きな相手と一緒にいると、こうなってしまうものなんだよ」
だから、これは渚が私を好きだという証だと告げると、渚は
「……じゃあ、欧介さんも? 僕のこと……好き、なんですよね?」
と尋ねてくる。
ああ、私はもうとっくに昂っているよ。
ずっと前からね。
渚の手を取って、ズボン越しに昂りに触れさせると渚の目が輝いた。
「あの……直に、見てみたい、です……」
そう訴えかける渚に、一瞬怖がりはしないかと心配になるがここで見せないのはもっと不安を煽るだろう。
意を決して、渚の前で裸になる。
最後の一枚を脱ぐと、堪えきれない昂りが一気に外に飛び出した。
渚の可愛いものよりもかなりデカくてグロテスクなものだが、怖がってはいないだろうか……。
そんな心配をよそに渚はじっくりと私の昂りを見ると、
「あの、これって……思いの分だけ大きくなる、とか……?」
と斜め上の言葉をかけてくる。
いやいや、そんなわけはない。
とりあえず訂正を入れると、渚の細くて長い綺麗な指が私の昂りにそっと触れる。
その刺激だけでさらに大きくなってしまう。
どうやら渚は怖がるよりも私のモノをかっこいいと気に入ってくれたようだ。
ならば、と最初は快感だけを教えるために一緒に擦ることにした。
私の大きな手で自分の昂りと渚の可愛いモノを一緒に握り擦ると、今まで感じたことのない快感が押し寄せてくる。
渚も
「あっ……んんっんっ……ああっ、やっ……な、んか……こわ、い――っ」
と快感を感じながらも初めての経験に怯えているようだ。
大丈夫だと言い聞かせながら、さらに激しく擦っていくと、渚のモノからピュルピュルと蜜が弾けた。
これが渚の初めての精液か……と感慨深くなる。
その可愛さに私もそのまま欲望を吐き出した。
まだ擦っただけだというのに、なんて気持ちよさだ。
中に挿入ったらどれだけ快感なんだろうな。
そう思いつつ、渚に初めての精液を見せ、これで本当の大人になったぞと教えてやると、
「僕にも赤ちゃんできるんですか?」
と期待に胸を膨らませた表情で問いかけてくる。
まさか、ここまで箱入りだとは思わなかった。
あの場所で渚と出会えて本当によかった。
私以外の誰かに出会って、そのまま奪われていたらと思うと身体が震える。
「渚……これから、しっかり教え込むからな。いいか、渚は私の言うことだけを信じるんだぞ」
素直な渚は「はい』と元気よく返事をしたが、本当にここからが重要だ。
渚に全てを教え込むのだ。
渚が私だけのものとなるように……。
* * *
一旦ここで完結にしますが、その後の話に続きます。
近いうちに出せると思いますので、どうぞお楽しみに♡
広いベッドルームと半露天風呂のあるこの部屋は、私が将来伴侶となる人を連れてくるために作った特別な部屋。
甘い夜を過ごすにはぴったりの部屋だ。
誰からも見られる心配のない、星空の綺麗なこの露天風呂で二人で一緒にみる光景はきっと私たちの甘い夜のいい思い出になるだろう。
「夜が待ち遠しいなぁ……」
私も夜が待ち遠してくたまらないが、きっと渚が思っている理由とは全く別物だろうな。
食事の時間まで散歩に行こうと声をかけ、外に連れ出す。
一生に一度の大切な場面だから、素晴らしい景色のもとで伝えたいからな。
渚の手を握り、絶景ポイントに向かうさなか、珍しく緊張している私がいる。
握った手を通じて渚に伝わってしまうかもしれないと思うほどにドキドキが止まらない。
ここは決して失敗するわけにはいかない。
だが、渚が何も知らなかったこと、それをまずは伝えなければいけないだろう。
美しい夕日を二人で眺めながら、私は息を整える。
「昨日、渚くんが気になっている話をするって言っていたよね?」
そう問いかけると、無邪気な笑顔を向けて教えてくださいと言ってくる。
ああ、この笑顔を早く私のものにしてしまいたい。
話の仕方を間違えないようにしないとな。
「一般的に……結婚を申し込むとき、女性には指輪を……そして、男性にはスーツを贈るものなんだ」
その言葉に渚は大きな目をさらに大きく開いて、驚きの表情を見せた。
それは信じられないだろうな。
渚としては本気で私にスーツを見立てて欲しいと頼んだだけだったのだから。
私がまさか婚約者として受け入れているなんて思って見なかった事だろう。
私が渚に一目惚れをして手放したくないと思ったことも、私が渚にスーツを贈ることを強調した理由も全て、包み隠さず告げよう。
そして、ここでもう一度改めて渚に結婚を申し込むんだ。
「渚くんとまだ少しだけど一緒の時間を過ごして、やっぱり私の直感は間違っていなかったと思った。順番が逆になってしまったが……私の気持ちを聞いて欲しい」
私にとっては生まれて初めての大切な告白。
緊張しないわけがない。
渚に笑われても、私は思いを伝えよう。
「渚くん……私は君を愛している。だから、私の夫になってほしい」
誠心誠意伝えると、渚は私を見てニコリと笑顔を浮かべた。
そして、
「僕を……欧介さんの夫にしてください」
と一番聞きたかった言葉をもらうことができた。
嬉しすぎて一瞬、頭がそれを理解するまでに時間を要したが、必ず幸せにすると約束した。
ああ、これで本当に渚は正真正銘私の婚約者となったのだ。
もうこうなった以上、少しでも早く全てを私のものにしたい。
急いで渚を抱きかかえてコテージに戻る。
それくらい私はもう自分の欲望を抑えることができなかった。
切羽詰まりながらもなんとか渚にこのまま愛してもいいかと声をかける。
断らないでくれと願いながら渚に訴えかけると、渚はほんのり頬を染めながら、私の好きにしてくれと言ってくる。
ああ、もうこんなことを言われては我慢などできるはずもない。
すぐに寝室に駆け上がり、ベッドに座らせそのまま渚の唇を奪う。
頬へのキスだけでもあんなに心地よかったが、唇は比べ物にならない。
柔らかく形の良い唇に吸い付き、下唇を喰む。
あまりの心地よさに何度も何度も柔らかな唇の感触を味わっていると、渚の小さな拳が私の胸をトントンと叩く。
ハッと我に返り唇を離すと、
「はぁっ、はぁっ」
と荒々しく呼吸を繰り返す。
そうか、キスの仕方を知らないのだ。
それに気づくととてつもない喜びが込み上げてくる。
初めてで何も分からなくてごめんなさいとまだ苦しげな声で謝る渚を見ていると、喜びと共に申し訳なさが募る。
大人のくせになんて余裕がないんだと恥ずかしくなるが、
「欧介さん……僕、もっとキス、したいです……。でも、苦しくて……あの、やり方……教えてください。頑張りますから!」
となんともいじらしいことを言ってくれる。
渚が私とのキスを嫌がっていないことに喜びながら、鼻で息をするようにと伝えて、もう一度唇を重ね合わせた。
甘い唇にもうおかしくなりそうだ。
柔らかな唇を堪能していると、渚の唇がスッと開いた。
嬉しくて舌を滑り込ませ、渚の口内を味わう。
歯列をなぞり、舌先に吸い付いて唾液を馴染ませ舌を絡め合う。
最高に気持ちがいい。
気づけば渚の方からも舌を絡めてくる。
クチュクチュといやらしい音が響き、甘い唾液に酔いしれる。
名残惜しく思いつつもゆっくりと唇を離すと、私たちの間につーっと銀の糸が繋がる。
それを恍惚とした表情で見つめる渚にドキッとさせられながら、もう一度渚の唇に重ね合わせた。
唇についたどちらのとも分からない唾液を舐めとって見せ、
「渚、上手だったよ」
と褒めると、渚は嬉しそうに微笑んだ。
ああ、もう何度でもキスしたい。
もう一度いいかと尋ねれば嬉しそうに首を縦に振る。
艶のある唇にもう一度唇を重ねながら、渚の服を脱がせた。
脱がせやすい服に着替えさせておいて正解だったな。
キスを味わいながら、渚の可愛らしい乳首に触れると
「ひゃ――っん」
可愛らしい声を上げながら、身体を震わせる。
可愛い胸の先端を弄りながらキスを続けていると、可愛い乳首があっという間にぷっくりと美味しそうに膨らんだのがわかった。
そのままベッドに横たわらせ、唇を首筋から鎖骨へと落としておく。
ああ、なんて可愛いんだ。
もう渚を誰にも渡したりしない。
私のものだ。
その思いが溢れてしまったのだろう。
気がつけば、渚の身体中に所有印を散らしていた。
真っ白な肌に私のつけた赤い花がなんと美しいことだろう。
「おう、すけさぁん……」
少し不安そうな渚の声に大丈夫だと声をかけ、感じるままに声を上げてというと、素直な渚は
「おう、すけさぁん……こっちの、むねも……さわってぇ……」
と可愛らしく強請ってくる。
最初からこんな可愛いおねだりをされてもう我慢も限界だ。
理性を飛ばしそうになりながら、両方の胸に刺激を与えていると、
「ああっ……あ、あっ……きもち、いぃ……っ、んんっ」
と気持ちよさそうな声を上げていたはずの渚が、一転不安そうな声で、
「お、うすけさぁん……ぼく、おかし、い……っ」
と訴えかけてくる。
何事かと驚いたが、続く言葉にさらに驚かされた。
「おち、んちんが、へんなふう、になってる……っ。ぼく、びょう、きですか?」
今にも泣き出しそうな顔で訴えてくる渚に戸惑いながら
「渚。今までこんなふうになったことはないのか?」
となんとか冷静を装いながら尋ねれば、朝起きた時少し硬くなっていることはあるが、こんなのは初めてだと教えてくれた。
まさか、もうすぐ20歳になるというのに勃起したことすらなかったとは……。
不安そうな渚には悪いが、私の心は喜びに満ちていた。
なんせ、渚に快感を与えるのも私が初めてなのだ。
嬉しくないわけがない。
まずは不安になっている渚を安心させてやらないとな。
「大人になると心から好きな相手と一緒にいると、こうなってしまうものなんだよ」
だから、これは渚が私を好きだという証だと告げると、渚は
「……じゃあ、欧介さんも? 僕のこと……好き、なんですよね?」
と尋ねてくる。
ああ、私はもうとっくに昂っているよ。
ずっと前からね。
渚の手を取って、ズボン越しに昂りに触れさせると渚の目が輝いた。
「あの……直に、見てみたい、です……」
そう訴えかける渚に、一瞬怖がりはしないかと心配になるがここで見せないのはもっと不安を煽るだろう。
意を決して、渚の前で裸になる。
最後の一枚を脱ぐと、堪えきれない昂りが一気に外に飛び出した。
渚の可愛いものよりもかなりデカくてグロテスクなものだが、怖がってはいないだろうか……。
そんな心配をよそに渚はじっくりと私の昂りを見ると、
「あの、これって……思いの分だけ大きくなる、とか……?」
と斜め上の言葉をかけてくる。
いやいや、そんなわけはない。
とりあえず訂正を入れると、渚の細くて長い綺麗な指が私の昂りにそっと触れる。
その刺激だけでさらに大きくなってしまう。
どうやら渚は怖がるよりも私のモノをかっこいいと気に入ってくれたようだ。
ならば、と最初は快感だけを教えるために一緒に擦ることにした。
私の大きな手で自分の昂りと渚の可愛いモノを一緒に握り擦ると、今まで感じたことのない快感が押し寄せてくる。
渚も
「あっ……んんっんっ……ああっ、やっ……な、んか……こわ、い――っ」
と快感を感じながらも初めての経験に怯えているようだ。
大丈夫だと言い聞かせながら、さらに激しく擦っていくと、渚のモノからピュルピュルと蜜が弾けた。
これが渚の初めての精液か……と感慨深くなる。
その可愛さに私もそのまま欲望を吐き出した。
まだ擦っただけだというのに、なんて気持ちよさだ。
中に挿入ったらどれだけ快感なんだろうな。
そう思いつつ、渚に初めての精液を見せ、これで本当の大人になったぞと教えてやると、
「僕にも赤ちゃんできるんですか?」
と期待に胸を膨らませた表情で問いかけてくる。
まさか、ここまで箱入りだとは思わなかった。
あの場所で渚と出会えて本当によかった。
私以外の誰かに出会って、そのまま奪われていたらと思うと身体が震える。
「渚……これから、しっかり教え込むからな。いいか、渚は私の言うことだけを信じるんだぞ」
素直な渚は「はい』と元気よく返事をしたが、本当にここからが重要だ。
渚に全てを教え込むのだ。
渚が私だけのものとなるように……。
* * *
一旦ここで完結にしますが、その後の話に続きます。
近いうちに出せると思いますので、どうぞお楽しみに♡
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