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好きな証※
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「いい? 大人になると心から好きな相手と一緒にいると、こうなってしまうものなんだよ」
「大人に、なると……?」
「ああ。だから、渚が私を好きだと思ってくれている証だな」
そうなんだ……。
僕が欧介さんを好きな証が……こうやって身体に出るんだ……。
「……じゃあ、欧介さんも? 僕のこと……好き、なんですよね?」
「ああ、そうだ。だから、ほら……」
欧介さんが僕の手をとって布越しに触れさせてくれた。
僕のよりもずっとずっと大きくて熱くて硬い。
「渚と同じだろう?」
「あの……直に、見てみたい、です……」
僕の言葉に一瞬戸惑っていたように見えたけれど、
「わかった……」
そう言って、服を脱ぎ始めた。
シャツのボタンが外されて、少しずつ欧介さんの肌が露わになってくるだけでドキドキしてくる。
それと同時に僕のおちんちんがさらに硬くなっていく気がする。
きっと欧介さんを好きな気持ちが溢れているんだろうな……。
最後の一枚になった時、欧介さんは少し躊躇っていたように見えた。
それでも、さっと脱ぎ去ると勢いよく、欧介さんのおちんちんが下着から飛び出してきた。
「――っ、これ……っ」
欧介さんの体格に見合ったものすごく大きくて太いおちんちんが天を向いて聳り立っていた。
「わぁ……っ」
こんな大きなおちんちんがあるなんて……びっくりだよ。
こんな大きなモノと比べたら僕のなんて……。
「あの、これって……思いの分だけ大きくなる、とか……?」
「えっ? いや、違うよ。大きさは関係ない。渚が私を想ってくれてないわけないだろう?」
確かにそうだ。
じゃあ、元々の大きさが関係あるのかな……。
いいな……こんな大きなの。
かっこいい。
そっと手を伸ばして欧介さんのおちんちんに触れると、ピクリと震えた。
「――っ、渚っ」
「あっ、だめ、でしたか……?」
「いや、渚から触れてもらえると思ってなかったからびっくりしただけだ。渚、私のが気に入ったか?」
「はい、すごくかっこいいです」
「くっ――! そうか、なら一緒に触ろうか」
「一緒に?」
欧介さんは笑顔でその場に座り、投げ出した足の上に僕を向かい合わせに座らせた。
そして、大きな手で僕のおちんちんと欧介さんのおちんちんを一緒に握り込んだ。
「ひゃあ――っん」
欧介さんの熱くて硬い感触が僕のおちんちんを通して直に伝わってくる。
「あっ……んんっんっ……ああっ、やっ……な、んか……こわ、い――っ」
「大丈夫。感じててくれたらいいよ」
そう言って欧介さんの手の動きがどんどん早くなっていく。
その度に欧介さんの大きなおちんちんにゴリゴリと擦られて身体の奥が熱くなっていく。
その熱い何かが吹き出してしまいそうな不思議な感覚が怖くて仕方がない。
「おう、すけさぁん……っ、こわぃっ、なん、か、くるぅ……っ」
「ああっ、もう! 可愛すぎるっ!!」
「ああ、っ…だ、めっ……ああ――っ!!」
身体の奥底から熱が弾けたようなそんな感覚がして、一気に力が抜けてしまった。
そのまま倒れそうになったのを欧介さんにガシッと抱きしめられ、僕はゆっくりとベッドに寝かされた。
「渚、見てごらん」
まだ息が整わない僕の前に差し出した欧介さんの手には何やら白い液体が乗っていた。
「こ、れは……?」
「渚の精液だ。これで本当に大人だぞ」
精液って……子どもができるって学校で教えてもらったやつ。
じゃあ、僕も……?
「僕にも赤ちゃんできるんですか?」
「えっ? あか、ちゃん?」
驚く欧介さんと顔を見合わせてしばらく沈黙が続いた後で、
「渚……これから、しっかり教え込むからな。いいか、渚は私の言うことだけを信じるんだぞ」
と真剣な眼差しで言われ、その勢いに呑まれるようにはいと返事を返した。
* * *
それから、3週間後。
僕は正式に欧介さんと夫夫になった。
コテージから帰ってきたその足で欧介さんの自宅に移り住み、欧介さんにはいろんなことを教えてもらった。
僕には子どもができない事もわかったし、男同士で愛し合う方法もバッチリだ。
「渚……おいで」
ベッドに横たわる欧介さんが甘く蕩けるような声で僕を呼び寄せる。
その声を聞くだけで身体の奥が疼いてしまう。
僕が欧介さんの元に行き、キスを強請ったら幸せな時間の始まり。
今日もまた欧介さんと朝まで愛し合うんだ。
甘い声が響き合うその寝室で、僕たちの縁を繋いでくれたお揃いのスーツが大切に飾られていた。
「大人に、なると……?」
「ああ。だから、渚が私を好きだと思ってくれている証だな」
そうなんだ……。
僕が欧介さんを好きな証が……こうやって身体に出るんだ……。
「……じゃあ、欧介さんも? 僕のこと……好き、なんですよね?」
「ああ、そうだ。だから、ほら……」
欧介さんが僕の手をとって布越しに触れさせてくれた。
僕のよりもずっとずっと大きくて熱くて硬い。
「渚と同じだろう?」
「あの……直に、見てみたい、です……」
僕の言葉に一瞬戸惑っていたように見えたけれど、
「わかった……」
そう言って、服を脱ぎ始めた。
シャツのボタンが外されて、少しずつ欧介さんの肌が露わになってくるだけでドキドキしてくる。
それと同時に僕のおちんちんがさらに硬くなっていく気がする。
きっと欧介さんを好きな気持ちが溢れているんだろうな……。
最後の一枚になった時、欧介さんは少し躊躇っていたように見えた。
それでも、さっと脱ぎ去ると勢いよく、欧介さんのおちんちんが下着から飛び出してきた。
「――っ、これ……っ」
欧介さんの体格に見合ったものすごく大きくて太いおちんちんが天を向いて聳り立っていた。
「わぁ……っ」
こんな大きなおちんちんがあるなんて……びっくりだよ。
こんな大きなモノと比べたら僕のなんて……。
「あの、これって……思いの分だけ大きくなる、とか……?」
「えっ? いや、違うよ。大きさは関係ない。渚が私を想ってくれてないわけないだろう?」
確かにそうだ。
じゃあ、元々の大きさが関係あるのかな……。
いいな……こんな大きなの。
かっこいい。
そっと手を伸ばして欧介さんのおちんちんに触れると、ピクリと震えた。
「――っ、渚っ」
「あっ、だめ、でしたか……?」
「いや、渚から触れてもらえると思ってなかったからびっくりしただけだ。渚、私のが気に入ったか?」
「はい、すごくかっこいいです」
「くっ――! そうか、なら一緒に触ろうか」
「一緒に?」
欧介さんは笑顔でその場に座り、投げ出した足の上に僕を向かい合わせに座らせた。
そして、大きな手で僕のおちんちんと欧介さんのおちんちんを一緒に握り込んだ。
「ひゃあ――っん」
欧介さんの熱くて硬い感触が僕のおちんちんを通して直に伝わってくる。
「あっ……んんっんっ……ああっ、やっ……な、んか……こわ、い――っ」
「大丈夫。感じててくれたらいいよ」
そう言って欧介さんの手の動きがどんどん早くなっていく。
その度に欧介さんの大きなおちんちんにゴリゴリと擦られて身体の奥が熱くなっていく。
その熱い何かが吹き出してしまいそうな不思議な感覚が怖くて仕方がない。
「おう、すけさぁん……っ、こわぃっ、なん、か、くるぅ……っ」
「ああっ、もう! 可愛すぎるっ!!」
「ああ、っ…だ、めっ……ああ――っ!!」
身体の奥底から熱が弾けたようなそんな感覚がして、一気に力が抜けてしまった。
そのまま倒れそうになったのを欧介さんにガシッと抱きしめられ、僕はゆっくりとベッドに寝かされた。
「渚、見てごらん」
まだ息が整わない僕の前に差し出した欧介さんの手には何やら白い液体が乗っていた。
「こ、れは……?」
「渚の精液だ。これで本当に大人だぞ」
精液って……子どもができるって学校で教えてもらったやつ。
じゃあ、僕も……?
「僕にも赤ちゃんできるんですか?」
「えっ? あか、ちゃん?」
驚く欧介さんと顔を見合わせてしばらく沈黙が続いた後で、
「渚……これから、しっかり教え込むからな。いいか、渚は私の言うことだけを信じるんだぞ」
と真剣な眼差しで言われ、その勢いに呑まれるようにはいと返事を返した。
* * *
それから、3週間後。
僕は正式に欧介さんと夫夫になった。
コテージから帰ってきたその足で欧介さんの自宅に移り住み、欧介さんにはいろんなことを教えてもらった。
僕には子どもができない事もわかったし、男同士で愛し合う方法もバッチリだ。
「渚……おいで」
ベッドに横たわる欧介さんが甘く蕩けるような声で僕を呼び寄せる。
その声を聞くだけで身体の奥が疼いてしまう。
僕が欧介さんの元に行き、キスを強請ったら幸せな時間の始まり。
今日もまた欧介さんと朝まで愛し合うんだ。
甘い声が響き合うその寝室で、僕たちの縁を繋いでくれたお揃いのスーツが大切に飾られていた。
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