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第三章
たっぷりの甘い蜜※
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<sideアズール>
ヴェルと話したことを忘れずにルーに伝えると、ルーが僕の考えたロルフとルルの衣装を褒めてくれた。
このまま進めていいのなら、ルーが訓練で遠くに行っている間にマティアスさんとお話ししようかななんて思っていたんだ。
そうしたらルーがいない間の寂しさも紛れるかも……なんて思ったけど、ヴェルがルーも一緒じゃなきゃダメって言ってたように、ルーもやっぱり一緒の時だけって言ってた。
まぁ、でもそうだよね。
ルーだって、ロルフとルルの衣装にもこだわりがあるだろうし、同じ親として僕だけで決めていいことじゃないもんね。
それに僕の衣装をマティアスさんと話し合いながら作ったことのあるルーが一緒にいて話を聞いてくれた方がうまくことが運ぶに決まってるし。
僕だけで話に行くと二度手間になっちゃうかもしれないしな。
やっぱりそういうことまで考えられるのが、上に立つ人の資質ってことなのかもね。
ルーがいない間に改善点とかないか考えてみてくれって言われたし、ヴェルと一緒にもっともっと、ロルフとルルの衣装について考えて追加できるところとかいっぱい考えようっと。
そうやって過ごしていたらルーと離れ離れの時間なんてあっという間だよね。
自分の中で納得していると、ルーの唇が重なってきた。
優しい表情をしているのに、目の奥は僕を欲しがってくれているのがわかる。
その視線だけで、僕の身体の奥がキュンと疼いてしまうんだ。
ルーがいつも気持ちよくしてくれるから、僕はすぐに力が抜けてしまう。
短い尻尾の僕は、ヴェルみたいにずっとくっついていられないから、ルーに今日は離れないでってねだっちゃった。
それをちゃんと覚えててくれたみたい。
「今日は離れなくていいのだろう?」
そう問いかけられるだけでドキドキが止まらなくなってくる。
ルーは僕を優しく抱き上げて、寝室に連れて行ってくれる。
いつもなら、もう一度ルーの唇が重なってそのまま服を脱がされて、身体中をルーの長い舌でたっぷりと舐められてどうしようもないくらい気持ちよくさせられるけれど、今日はどうしたいかを尋ねてくれる。
それなら、僕はルーの蜜が欲しい。
だって、ルーの蜜を貰えたらルーとたくさん愛し合っても最後まで起きていられることが多いんだもん。
時々は気づいたら朝……なんてこともあるけど、朝からもう一度ルーと愛し合うなんてこともできるし。
やっぱりルーの蜜は僕の身体にとって大事なものなんだなって思うもん。
それに何より……ルーの蜜をもらう時、ルーが気持ちよさそうにしてくれるのがたまらなく嬉しいんだ。
ルーは僕のお願いを叶えてくれるために、僕の目の前で服を脱いでくれる。
ルーの服が一枚ずつ取り去られるたびに、ルーの蜜の匂いが強くなる。
最後下着一枚になったところで、ルーが僕を呼び寄せてくれた。
ああ、僕が脱がせていいんだ。
そう思ったら、すぐに駆け寄って下着の上から匂いを嗅いでしまっていた。
すごく興奮してくれているみたいで、下着をぐんと押し上げているのが見える。
たっぷりと下着の上から匂いを楽しんで、ゆっくりと下着を下ろしてあげると、驚くほどおっきなルーのモノが飛び出してきた。
「ふふっ、おっきぃ」
ルーがこんなにも興奮してくれているのが嬉しくて、ツルツルの舌でルーのおっきなものを舐めてみる。
ルーほどじゃないけど、僕の舌も他の人に比べると多分長い。
その舌をルーのおっきなものに根元から這わせて上へ舐め上げると、
「ああっ、アズールっ!」
とルーの口から気持ちよさそうな声が漏れる。
それが嬉しくて今度は口を大きく開けてパクッと咥えると、ルーの身体がピクッと震えた。
ああ、気持ちよくなってくれてるんだ……。
嬉しい。
舌で裏側を包み込みながら、ほっぺたがぷっくりと膨らむまで咥えるとルーは我慢ができないのか、自分でも腰を動かし始めた。
少し苦しいけど、そうして弾け出てきた蜜はいつもよりもさらに甘くて美味しく感じるんだ。
それが欲しくて、僕は決して口から離すことなくルーのおっきなモノを舐め上げる。
一際大きな声で、
「ああっ! アズールっ!!」
僕の名前が呼ばれたかと思ったら、口の中に大量の蜜が吐き出される。
ああっ……美味しいっ。
あっという間に飲み干してしまうのが勿体無いと思えるくらい、甘くて美味しい蜜をたっぷりと時間をかけて味わってゴクリと飲み干した。
喉の奥を流れていく感覚に心地よさを感じていると、身体が喜んでいるのがわかる。
気づけば、僕は
「るー、はやく……おくに、ほしぃ……っ」
とルーにおねだりしてしまっていた。
ヴェルと話したことを忘れずにルーに伝えると、ルーが僕の考えたロルフとルルの衣装を褒めてくれた。
このまま進めていいのなら、ルーが訓練で遠くに行っている間にマティアスさんとお話ししようかななんて思っていたんだ。
そうしたらルーがいない間の寂しさも紛れるかも……なんて思ったけど、ヴェルがルーも一緒じゃなきゃダメって言ってたように、ルーもやっぱり一緒の時だけって言ってた。
まぁ、でもそうだよね。
ルーだって、ロルフとルルの衣装にもこだわりがあるだろうし、同じ親として僕だけで決めていいことじゃないもんね。
それに僕の衣装をマティアスさんと話し合いながら作ったことのあるルーが一緒にいて話を聞いてくれた方がうまくことが運ぶに決まってるし。
僕だけで話に行くと二度手間になっちゃうかもしれないしな。
やっぱりそういうことまで考えられるのが、上に立つ人の資質ってことなのかもね。
ルーがいない間に改善点とかないか考えてみてくれって言われたし、ヴェルと一緒にもっともっと、ロルフとルルの衣装について考えて追加できるところとかいっぱい考えようっと。
そうやって過ごしていたらルーと離れ離れの時間なんてあっという間だよね。
自分の中で納得していると、ルーの唇が重なってきた。
優しい表情をしているのに、目の奥は僕を欲しがってくれているのがわかる。
その視線だけで、僕の身体の奥がキュンと疼いてしまうんだ。
ルーがいつも気持ちよくしてくれるから、僕はすぐに力が抜けてしまう。
短い尻尾の僕は、ヴェルみたいにずっとくっついていられないから、ルーに今日は離れないでってねだっちゃった。
それをちゃんと覚えててくれたみたい。
「今日は離れなくていいのだろう?」
そう問いかけられるだけでドキドキが止まらなくなってくる。
ルーは僕を優しく抱き上げて、寝室に連れて行ってくれる。
いつもなら、もう一度ルーの唇が重なってそのまま服を脱がされて、身体中をルーの長い舌でたっぷりと舐められてどうしようもないくらい気持ちよくさせられるけれど、今日はどうしたいかを尋ねてくれる。
それなら、僕はルーの蜜が欲しい。
だって、ルーの蜜を貰えたらルーとたくさん愛し合っても最後まで起きていられることが多いんだもん。
時々は気づいたら朝……なんてこともあるけど、朝からもう一度ルーと愛し合うなんてこともできるし。
やっぱりルーの蜜は僕の身体にとって大事なものなんだなって思うもん。
それに何より……ルーの蜜をもらう時、ルーが気持ちよさそうにしてくれるのがたまらなく嬉しいんだ。
ルーは僕のお願いを叶えてくれるために、僕の目の前で服を脱いでくれる。
ルーの服が一枚ずつ取り去られるたびに、ルーの蜜の匂いが強くなる。
最後下着一枚になったところで、ルーが僕を呼び寄せてくれた。
ああ、僕が脱がせていいんだ。
そう思ったら、すぐに駆け寄って下着の上から匂いを嗅いでしまっていた。
すごく興奮してくれているみたいで、下着をぐんと押し上げているのが見える。
たっぷりと下着の上から匂いを楽しんで、ゆっくりと下着を下ろしてあげると、驚くほどおっきなルーのモノが飛び出してきた。
「ふふっ、おっきぃ」
ルーがこんなにも興奮してくれているのが嬉しくて、ツルツルの舌でルーのおっきなものを舐めてみる。
ルーほどじゃないけど、僕の舌も他の人に比べると多分長い。
その舌をルーのおっきなものに根元から這わせて上へ舐め上げると、
「ああっ、アズールっ!」
とルーの口から気持ちよさそうな声が漏れる。
それが嬉しくて今度は口を大きく開けてパクッと咥えると、ルーの身体がピクッと震えた。
ああ、気持ちよくなってくれてるんだ……。
嬉しい。
舌で裏側を包み込みながら、ほっぺたがぷっくりと膨らむまで咥えるとルーは我慢ができないのか、自分でも腰を動かし始めた。
少し苦しいけど、そうして弾け出てきた蜜はいつもよりもさらに甘くて美味しく感じるんだ。
それが欲しくて、僕は決して口から離すことなくルーのおっきなモノを舐め上げる。
一際大きな声で、
「ああっ! アズールっ!!」
僕の名前が呼ばれたかと思ったら、口の中に大量の蜜が吐き出される。
ああっ……美味しいっ。
あっという間に飲み干してしまうのが勿体無いと思えるくらい、甘くて美味しい蜜をたっぷりと時間をかけて味わってゴクリと飲み干した。
喉の奥を流れていく感覚に心地よさを感じていると、身体が喜んでいるのがわかる。
気づけば、僕は
「るー、はやく……おくに、ほしぃ……っ」
とルーにおねだりしてしまっていた。
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