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第三章
私の欲しいもの※
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<sideルーディー>
「アズール」
「あれ? ルーだけ? ロルフとルルは?」
アズールが驚くのも無理はない。
そろそろ寝る時間だからと義父上たちの部屋で遊んでいたロルフとルルを迎えに行ったのに、私一人で部屋に戻ってきたのだから。
「ロルフとルルは義父上たちの部屋で寝るそうだよ」
「あっ、そっか。やっぱり」
城でも父上や爺と一緒に寝たいとねだることがある。
みんな安心して子どもたちを任せられる相手だから、私もアズールも心配はない。
「二人とも昨日からお父さまとお母さまと寝るって楽しみにしてたもんね。疲れてたからこっちで寝るって言い出すかと思ったけど覚えてたんだ。ふふっ。よっぽど楽しみだったんだろうね」
「ああ、明日はクレイとティオの部屋で寝ると言っていたし、この週末は私たちはずっと二人で寝ることになるな」
「ふふっ。ロルフとルルがいないと寂しい?」
ベビーベッドから早々に卒業した二人は、私たちの部屋で同じベッドで寝る。
それは一歳までの決まりだ。
だが、さっきも言ったように週の半分は私たち以外と寝ているのだから、一歳まであと半年をきった子どもたちと一緒に寝るのは貴重な時間であることは確かだ。
けれど、私にとってはアズールと二人で眠ることができる時間も貴重なのだ。
なんせ、子どもたちが生まれる前は毎日二人で眠っていたのだから。
決して子どもたちが邪魔だというわけではないが、私にとっての優先順位は何においてもアズール。
親となった身でそのようなことを言うのは良くないと思われるかもしれないが、私たちは運命の番。
私たちは片方の命が潰えれば、同時に命を失う。
まさに一心同体。優先するのも当然だ。
「私はアズールがいてさえくれれば、最高に幸せだ」
「ルー。大好きだよ」
「ああ、私もだ。アズールを心の底から愛しているよ」
アズールへの思いを告げて、柔らかく甘やかな唇にちゅっと重ね合わせた。
「アズールが今日庭でキスをしてくれただろう? 可愛すぎてそのまま寝室に連れて行きたくなったよ」
「ふふっ。ルーったら」
「本当だぞ。だから、我慢した私にご褒美をくれないか?」
「いいよ。もう一度、キスして……」
望み通りに唇を奪うと誘うようにアズールの唇が開き、アズールの方から舌に絡みついてくる。
私の長い舌に吸い付いて、唾液を絡めてくれる。
ああ、なんて甘い唾液なんだ。
最高だな。
長い舌でアズールの口内をたっぷりと味わいながら、夜着をさっと脱がせる。
吸い付くような肌を撫でると、身体がピクリと震える。
初めて身体を交わった日から、アズールの感度は素晴らしいものがあったが、子どもたちを産んでからはさらに良くなったように思う。
なんせ、どこに触れても甘く身悶え感じてくれるのだ。
「るー……もっとぉ……っ、さわ、ってぇ……っ」
「アズールはここが好きだからな」
「ひゃぁっん!! そ、こっ……すきぃ……っ、きもち、いぃ……っ」
ああ、もうなんて可愛いんだ!
アズールの声に、反応に、いや、全てに興奮が止まらない。
「るー……は、やくぅ……きてぇ……」
「くっ――!!」
もう少しアズールを感じさせるまで我慢しようと思ったが、アズールから可愛いおねだりをされたら我慢なんて一気に霧散してしまうものだ。
「アズールの好きな蜜を中に注いでやるからな」
「るー……た、っぷり……ちょ、だい……っ」
自ら足を抱えて、ヒクヒク蠢く後孔を見せてくる。
プルプルと震える果実にしゃぶりつきたいのを堪えながら、先にアズールの願いを叶えてやる。
「挿入るぞ!」
とろとろに解れた後孔にググッと押し込むと、
「ひゃぁーーっん、おっきぃ……っ」
と身悶えながらも恍惚とした表情を見せてくれる。
とろとろの肉襞に包まれてあっという間に根元までズッポリと埋め込むと、
「あああぁーーっ!!!」
と大声をあげながら、プルプルと震える果実からビュルビュルと蜜を溢した。
本当に感度がいい。
私は長い舌でアズールが溢した蜜を全て舐め取り、さらに今蜜を溢したばかりの果実を舌で包み込んで刺激をしてやった。
「やぁ……っ、だ、めぇ……っ、それ、きもち、よすぎるぅ……っ!」
最奥を穿たれ擦られながら、果実も刺激されれば、おかしくなっても仕方がない。
アズールはあっという間にもう一度蜜をこぼし、爪先をピクピクと震わせ快感に身悶えていた。
「ああ、アズール。私は幸せだ!!」
可愛いアズールを腕に抱き、欲望の蜜を最奥に叩きつける。
この瞬間、私以外に幸せな者はどこにもいないだろうと確信したくらい、私は幸せに満ち溢れていた。
「アズール」
「あれ? ルーだけ? ロルフとルルは?」
アズールが驚くのも無理はない。
そろそろ寝る時間だからと義父上たちの部屋で遊んでいたロルフとルルを迎えに行ったのに、私一人で部屋に戻ってきたのだから。
「ロルフとルルは義父上たちの部屋で寝るそうだよ」
「あっ、そっか。やっぱり」
城でも父上や爺と一緒に寝たいとねだることがある。
みんな安心して子どもたちを任せられる相手だから、私もアズールも心配はない。
「二人とも昨日からお父さまとお母さまと寝るって楽しみにしてたもんね。疲れてたからこっちで寝るって言い出すかと思ったけど覚えてたんだ。ふふっ。よっぽど楽しみだったんだろうね」
「ああ、明日はクレイとティオの部屋で寝ると言っていたし、この週末は私たちはずっと二人で寝ることになるな」
「ふふっ。ロルフとルルがいないと寂しい?」
ベビーベッドから早々に卒業した二人は、私たちの部屋で同じベッドで寝る。
それは一歳までの決まりだ。
だが、さっきも言ったように週の半分は私たち以外と寝ているのだから、一歳まであと半年をきった子どもたちと一緒に寝るのは貴重な時間であることは確かだ。
けれど、私にとってはアズールと二人で眠ることができる時間も貴重なのだ。
なんせ、子どもたちが生まれる前は毎日二人で眠っていたのだから。
決して子どもたちが邪魔だというわけではないが、私にとっての優先順位は何においてもアズール。
親となった身でそのようなことを言うのは良くないと思われるかもしれないが、私たちは運命の番。
私たちは片方の命が潰えれば、同時に命を失う。
まさに一心同体。優先するのも当然だ。
「私はアズールがいてさえくれれば、最高に幸せだ」
「ルー。大好きだよ」
「ああ、私もだ。アズールを心の底から愛しているよ」
アズールへの思いを告げて、柔らかく甘やかな唇にちゅっと重ね合わせた。
「アズールが今日庭でキスをしてくれただろう? 可愛すぎてそのまま寝室に連れて行きたくなったよ」
「ふふっ。ルーったら」
「本当だぞ。だから、我慢した私にご褒美をくれないか?」
「いいよ。もう一度、キスして……」
望み通りに唇を奪うと誘うようにアズールの唇が開き、アズールの方から舌に絡みついてくる。
私の長い舌に吸い付いて、唾液を絡めてくれる。
ああ、なんて甘い唾液なんだ。
最高だな。
長い舌でアズールの口内をたっぷりと味わいながら、夜着をさっと脱がせる。
吸い付くような肌を撫でると、身体がピクリと震える。
初めて身体を交わった日から、アズールの感度は素晴らしいものがあったが、子どもたちを産んでからはさらに良くなったように思う。
なんせ、どこに触れても甘く身悶え感じてくれるのだ。
「るー……もっとぉ……っ、さわ、ってぇ……っ」
「アズールはここが好きだからな」
「ひゃぁっん!! そ、こっ……すきぃ……っ、きもち、いぃ……っ」
ああ、もうなんて可愛いんだ!
アズールの声に、反応に、いや、全てに興奮が止まらない。
「るー……は、やくぅ……きてぇ……」
「くっ――!!」
もう少しアズールを感じさせるまで我慢しようと思ったが、アズールから可愛いおねだりをされたら我慢なんて一気に霧散してしまうものだ。
「アズールの好きな蜜を中に注いでやるからな」
「るー……た、っぷり……ちょ、だい……っ」
自ら足を抱えて、ヒクヒク蠢く後孔を見せてくる。
プルプルと震える果実にしゃぶりつきたいのを堪えながら、先にアズールの願いを叶えてやる。
「挿入るぞ!」
とろとろに解れた後孔にググッと押し込むと、
「ひゃぁーーっん、おっきぃ……っ」
と身悶えながらも恍惚とした表情を見せてくれる。
とろとろの肉襞に包まれてあっという間に根元までズッポリと埋め込むと、
「あああぁーーっ!!!」
と大声をあげながら、プルプルと震える果実からビュルビュルと蜜を溢した。
本当に感度がいい。
私は長い舌でアズールが溢した蜜を全て舐め取り、さらに今蜜を溢したばかりの果実を舌で包み込んで刺激をしてやった。
「やぁ……っ、だ、めぇ……っ、それ、きもち、よすぎるぅ……っ!」
最奥を穿たれ擦られながら、果実も刺激されれば、おかしくなっても仕方がない。
アズールはあっという間にもう一度蜜をこぼし、爪先をピクピクと震わせ快感に身悶えていた。
「ああ、アズール。私は幸せだ!!」
可愛いアズールを腕に抱き、欲望の蜜を最奥に叩きつける。
この瞬間、私以外に幸せな者はどこにもいないだろうと確信したくらい、私は幸せに満ち溢れていた。
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