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第三章
僕の甘いお薬※
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<sideアズール>
僕と赤ちゃんの体調のためにはルーの体液っていうのが必要なんだって。
だから、ご飯食べるときにルーが柔らかくしてくれたものを食べると美味しく食べられたんだな。
そして、ルーの体液の中で一番僕の体調を整えてくれるのがあの蜜なんだって。
あの蜜は甘くて美味しくて……あれがお薬と同じならどれだけでも飲んでいたい。
蒼央の時にいつも飲んでいたお薬は苦くて飲むのが嫌で嫌でたまらなかった。
最後の方は薬も飲めなくなって点滴で直接入れられてたんだったな。
あの時先生は言ってた。
――口から飲むより、直接体内に薬を注入した方が早く元気になれるからね。
って。
あの時の僕はもうすでに生きる気持ちを失くしていたから結局元気にはなれなかったな。
でも今は違う。
妊娠にはお薬はないって先生は言っていたけどルーの蜜がお薬になるなら嬉しい。
だって、あの蜜を飲んだら今より元気になってベッドから下りられるようになるんだって。
赤ちゃんが心配だら危ないことはしないけど、ルーと毎日お庭とか散歩できるようになったらいいなって思う。
だから、早速ルーの蜜をもらうことにした。
あのお薬を直接身体に入れていた時みたいに、ルーの蜜もお腹の奥にたっぷりと注いでもらった方が元気になるのも早そうだけど、ルーのおっきぃのでお腹の奥をゴリゴリ擦られるのはお腹の中の赤ちゃんがなんとなく心配だから、ゆっくりとした効果でも口からお薬を飲む方がいいかもって思ったんだ。
ルーはちょっとびっくりしてたみたいだったけど、服の中でおっきくなってたしすぐに蜜をもらえるかも。
そう思っていたら、ルーがズボンを脱いでおっきぃのを見せてくれた。
下着からぴょんって出てきてくれた時から、すっごく甘い匂いが漂ってきてもう我慢できなかった。
考えてみたら、ルーと愛し合って蜜をもらうようになってからこんなにも長く蜜をもらえなかったことなんてなかったもんね。
毎日一度は必ず蜜を身体の奥に注いでもらってた気がする。
やっぱりルーの蜜をもらえてなかったから元気でいられなかったのかも。
甘くていい匂いに誘われるように顔を近づけて、ぺろっと蜜を舐めてみた。
一口舐めただけで僕の身体が喜んでいる気がした。
それと同じくらい、ルーもすっごく気持ちよさそうにしていてぺろぺろするのがすっごく楽しい。
おっきぃのを両手で握って、ぺろぺろするとルーが気持ちよさそうにするのが可愛くてたまらない。
そんな姿を見ているともっと気持ちよくさせたくなってきて、僕はとびっきり大きな口を開いて、ルーのおっきぃのを咥えてみた。
おっきすぎて本当に先っぽくらいしか入らなかったけれど、それでもルーはすっごく気持ちよさそうにしてくれて、僕の口の中にいっぱい蜜を出してくれた。
口の中が蜜でいっぱいで飲み込むのは大変だったけれど、甘くて美味しいから吐き出すなんて勿体無い。
ゆっくりと味わいながら全部飲み干して、
「おいしかったよ。ほら、空っぽ」
と言いながら、口の中を見せると僕の目の前にあったルーのおっきぃのがまた、ぐんと持ち上がっていくのが見えた。
「ルー、蜜まだ出る?」
「あ、ああ。それはもちろんだが、無理はしなくていいぞ」
「ううん。無理じゃない。ルーの蜜を飲んだら、なんだかすっごくスッキリして気分がいいの。もう一回だけ飲みたいなぁ……だめ?」
「い、いや。ダメじゃないが……」
「じゃあ、いただきまーす!!」
「くぅ――っ!!!」
美味しそうな匂いをさせているルーのおっきぃのをパクッと咥えると、ルーが気持ちよさそうな声をあげてくれる。
ああ、なんだか本当に幸せだな。
口の中で咥えたまま、舌で先っぽをぺろぺろと刺激したら
「ぐぅ――っ!! アズールっ!! そんなことをしては……っ!!!」
ルーの苦しげな声が聞こえたと思ったら、また僕の口の中にビュルビュルと蜜が噴き出してきた。
「んんっ! んっ……んくっ!」
二度目なのにたっぷりで嬉しい。
それをまた味わいながら飲み干すと、身体がすごく楽になった気がした。
「ルーっ! 本当にお薬みたい!! ルーの蜜飲んだら、身体が楽になったよ!!」
「そ、そうか。それならよかった」
「だから、毎日美味しい蜜を飲ませてね!! アズールがいっぱいぺろぺろしてあげる!!」
「くっ――!!!」
「ルー?」
「あ、ああ。頼むよ」
「はぁーい!!」
久しぶりにすっかり元気になった僕は、大事なことを思い出した。
「ねぇ、ルー。早くお義父さまと爺に会って報告したいな」
「あ、ああ。そう、だったな。ベンに早馬を出すように言ってくるから少し待っていてくれ」
「わかったぁー!!」
それからすぐにお城に早馬が出されて、お義父さまと爺が揃って僕とルーに会いにきてくれた。
僕と赤ちゃんの体調のためにはルーの体液っていうのが必要なんだって。
だから、ご飯食べるときにルーが柔らかくしてくれたものを食べると美味しく食べられたんだな。
そして、ルーの体液の中で一番僕の体調を整えてくれるのがあの蜜なんだって。
あの蜜は甘くて美味しくて……あれがお薬と同じならどれだけでも飲んでいたい。
蒼央の時にいつも飲んでいたお薬は苦くて飲むのが嫌で嫌でたまらなかった。
最後の方は薬も飲めなくなって点滴で直接入れられてたんだったな。
あの時先生は言ってた。
――口から飲むより、直接体内に薬を注入した方が早く元気になれるからね。
って。
あの時の僕はもうすでに生きる気持ちを失くしていたから結局元気にはなれなかったな。
でも今は違う。
妊娠にはお薬はないって先生は言っていたけどルーの蜜がお薬になるなら嬉しい。
だって、あの蜜を飲んだら今より元気になってベッドから下りられるようになるんだって。
赤ちゃんが心配だら危ないことはしないけど、ルーと毎日お庭とか散歩できるようになったらいいなって思う。
だから、早速ルーの蜜をもらうことにした。
あのお薬を直接身体に入れていた時みたいに、ルーの蜜もお腹の奥にたっぷりと注いでもらった方が元気になるのも早そうだけど、ルーのおっきぃのでお腹の奥をゴリゴリ擦られるのはお腹の中の赤ちゃんがなんとなく心配だから、ゆっくりとした効果でも口からお薬を飲む方がいいかもって思ったんだ。
ルーはちょっとびっくりしてたみたいだったけど、服の中でおっきくなってたしすぐに蜜をもらえるかも。
そう思っていたら、ルーがズボンを脱いでおっきぃのを見せてくれた。
下着からぴょんって出てきてくれた時から、すっごく甘い匂いが漂ってきてもう我慢できなかった。
考えてみたら、ルーと愛し合って蜜をもらうようになってからこんなにも長く蜜をもらえなかったことなんてなかったもんね。
毎日一度は必ず蜜を身体の奥に注いでもらってた気がする。
やっぱりルーの蜜をもらえてなかったから元気でいられなかったのかも。
甘くていい匂いに誘われるように顔を近づけて、ぺろっと蜜を舐めてみた。
一口舐めただけで僕の身体が喜んでいる気がした。
それと同じくらい、ルーもすっごく気持ちよさそうにしていてぺろぺろするのがすっごく楽しい。
おっきぃのを両手で握って、ぺろぺろするとルーが気持ちよさそうにするのが可愛くてたまらない。
そんな姿を見ているともっと気持ちよくさせたくなってきて、僕はとびっきり大きな口を開いて、ルーのおっきぃのを咥えてみた。
おっきすぎて本当に先っぽくらいしか入らなかったけれど、それでもルーはすっごく気持ちよさそうにしてくれて、僕の口の中にいっぱい蜜を出してくれた。
口の中が蜜でいっぱいで飲み込むのは大変だったけれど、甘くて美味しいから吐き出すなんて勿体無い。
ゆっくりと味わいながら全部飲み干して、
「おいしかったよ。ほら、空っぽ」
と言いながら、口の中を見せると僕の目の前にあったルーのおっきぃのがまた、ぐんと持ち上がっていくのが見えた。
「ルー、蜜まだ出る?」
「あ、ああ。それはもちろんだが、無理はしなくていいぞ」
「ううん。無理じゃない。ルーの蜜を飲んだら、なんだかすっごくスッキリして気分がいいの。もう一回だけ飲みたいなぁ……だめ?」
「い、いや。ダメじゃないが……」
「じゃあ、いただきまーす!!」
「くぅ――っ!!!」
美味しそうな匂いをさせているルーのおっきぃのをパクッと咥えると、ルーが気持ちよさそうな声をあげてくれる。
ああ、なんだか本当に幸せだな。
口の中で咥えたまま、舌で先っぽをぺろぺろと刺激したら
「ぐぅ――っ!! アズールっ!! そんなことをしては……っ!!!」
ルーの苦しげな声が聞こえたと思ったら、また僕の口の中にビュルビュルと蜜が噴き出してきた。
「んんっ! んっ……んくっ!」
二度目なのにたっぷりで嬉しい。
それをまた味わいながら飲み干すと、身体がすごく楽になった気がした。
「ルーっ! 本当にお薬みたい!! ルーの蜜飲んだら、身体が楽になったよ!!」
「そ、そうか。それならよかった」
「だから、毎日美味しい蜜を飲ませてね!! アズールがいっぱいぺろぺろしてあげる!!」
「くっ――!!!」
「ルー?」
「あ、ああ。頼むよ」
「はぁーい!!」
久しぶりにすっかり元気になった僕は、大事なことを思い出した。
「ねぇ、ルー。早くお義父さまと爺に会って報告したいな」
「あ、ああ。そう、だったな。ベンに早馬を出すように言ってくるから少し待っていてくれ」
「わかったぁー!!」
それからすぐにお城に早馬が出されて、お義父さまと爺が揃って僕とルーに会いにきてくれた。
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