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第三章
好奇心が止まらない
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「アズールさまの尻尾はアズールさまによくお似合いですよ。短い分、触れられると気持ちがいいでしょう?」
「うん、確かにそうかも! ルーのフサフサの尻尾の先っぽの方を握ってイタズラしても反応が鈍い時があるけど、僕は尻尾に触られたらすぐ反応しちゃう。身体がビリビリってして、すぐにおかしくなっちゃうんだ」
そうか、やっぱりマクシミリアンと一緒だ。
短い尻尾だと反応が顕著なんだな。
やはり尻尾に触れるとアズールさまも淫らになるのか……。
想像するだけで王子に怒られそうな気もするな。
「きっと王子はそんなアズールさまがお好きなので、尻尾が短くても気になさらないと思いますよ」
「うん。ルーが好きな方がいいもんね。あっ、それでティオ。そのあとはどうなったの?」
アズールさまは話の途中だったことに気づいたのか、ティオに続きを促した。
ああ、話題が変わってくれてよかった。
「あの自分だけが裸だと恥ずかしいから、クレイさまにも脱いで欲しいってお願いしたら下着以外をすぐに脱いでくださったんです。そうしたら……」
「そうしたら?」
「下着を押し上げているものがびっくりするくらいおっきくて!!! それで中身を見せてもらったら、どんどん大きくなっていって……こんな大きなものが存在することが信じられなくて、気づいたら口に咥えてました」
「ええっ!!」
「すごいっ!!」
驚きの展開にびっくりして声をあげてしまったけれど、隣にいらっしゃるアズールさまもまた目を丸くしていらっしゃった。
アズールさまには未知なる世界の話だったのだろうか?
「アズールさま? 大丈夫ですか?」
そう思って尋ねたけれど、
「うん、僕と一緒だって驚いちゃったの」
と可愛らしい笑顔ですんなりとそんなことを言われてしまって驚いてしまった。
「ええっ!! アズールさまも口に咥えられたのですか?」
ティオでも咥えるのは難しかっただろうと思っていたのに。アズールさまのこんな小さな口に王子の大きなモノが入るとは到底思えないけれど、まさか実は小さかったりするのだろうか?
いやいや、獣人である王子のモノがアズールさまの口に入るほど小さいなんて、そんなことはあるはずない。
「ううん、おっきくて口には入らなかったの。でもすっごくいい匂いで、美味しそうで……だから、先っぽをぺろぺろしたの。そうしたらね、いつもルーがくれてたブランケットと同じ匂いと甘い味がして、すっごく美味しかったの」
ああ、なるほど。そういうことか。
確かに王子はブランケットに染み込ませた蜜をせっせとアズールさまにお与えになって、初夜を迎えるよりもずっと以前からマーキングなさっていた。
きっとアズールさまは寝ながらそのブランケットに染みついた蜜を摂取していらしたのだろう。
そして、初夜を迎えられその蜜の匂いに吸い寄せられるように直接舐めたのだろうな。
お腹の奥をゴリゴリと擦られた話はずっと伺っていたが、その辺のところは聞いたことがなかったから驚いてしまったな。
だが、アズールさまとティオの話を聞く限り、どうやら狼族のソレは舐めたり咥えたくなったりしたくなる代物のようだ。
マクシミリアンは私のモノを咥えることはあってもさせることはない。
そうする前に私の中に挿入っているからということもあるが、もしかしたら、気を遣わせているのだろうか?
「ティオ、口に咥えた時のクレイさまの反応はどうだった?」
俄然興味が出てきて尋ねると、ティオもだいぶ慣れてきたのか口籠もることもなく教えてくれた。
「それがものすごく興奮なさって……大量の蜜が私の顔にかかりました」
「顔に?」
「わぁ! それも僕と同じだ!! ティオ、お揃いだね!」
「わぁ、アズールさまもですか!」
キャアキャアと弾んだ声をあげるアズールさまとティオを見て、顔にかかるのがもしかしたら普通なのではないかと思ってしまう。
「そ、それでどうなったんだ? 嫌ではなかったのか?」
「嫌だなんて……。私は口の中に出していただいてかまわなかったんですけど、クレイさまが咄嗟に私の口から引き抜かれて蜜が弾けたんです。それで顔や髪に蜜が……クレイさまは謝ってくださいましたが、私はクレイさまの蜜に塗れた時、なんだかクレイさまのものになった気がして嬉しかったです」
その時のことを思い出しているのか、ほんのりと頬を染めているティオはやたら色気が出ている。
でもマクシミリアンの蜜を顔や身体に浴びる……ちょっと試してみたい気もするな。
「うん、確かにそうかも! ルーのフサフサの尻尾の先っぽの方を握ってイタズラしても反応が鈍い時があるけど、僕は尻尾に触られたらすぐ反応しちゃう。身体がビリビリってして、すぐにおかしくなっちゃうんだ」
そうか、やっぱりマクシミリアンと一緒だ。
短い尻尾だと反応が顕著なんだな。
やはり尻尾に触れるとアズールさまも淫らになるのか……。
想像するだけで王子に怒られそうな気もするな。
「きっと王子はそんなアズールさまがお好きなので、尻尾が短くても気になさらないと思いますよ」
「うん。ルーが好きな方がいいもんね。あっ、それでティオ。そのあとはどうなったの?」
アズールさまは話の途中だったことに気づいたのか、ティオに続きを促した。
ああ、話題が変わってくれてよかった。
「あの自分だけが裸だと恥ずかしいから、クレイさまにも脱いで欲しいってお願いしたら下着以外をすぐに脱いでくださったんです。そうしたら……」
「そうしたら?」
「下着を押し上げているものがびっくりするくらいおっきくて!!! それで中身を見せてもらったら、どんどん大きくなっていって……こんな大きなものが存在することが信じられなくて、気づいたら口に咥えてました」
「ええっ!!」
「すごいっ!!」
驚きの展開にびっくりして声をあげてしまったけれど、隣にいらっしゃるアズールさまもまた目を丸くしていらっしゃった。
アズールさまには未知なる世界の話だったのだろうか?
「アズールさま? 大丈夫ですか?」
そう思って尋ねたけれど、
「うん、僕と一緒だって驚いちゃったの」
と可愛らしい笑顔ですんなりとそんなことを言われてしまって驚いてしまった。
「ええっ!! アズールさまも口に咥えられたのですか?」
ティオでも咥えるのは難しかっただろうと思っていたのに。アズールさまのこんな小さな口に王子の大きなモノが入るとは到底思えないけれど、まさか実は小さかったりするのだろうか?
いやいや、獣人である王子のモノがアズールさまの口に入るほど小さいなんて、そんなことはあるはずない。
「ううん、おっきくて口には入らなかったの。でもすっごくいい匂いで、美味しそうで……だから、先っぽをぺろぺろしたの。そうしたらね、いつもルーがくれてたブランケットと同じ匂いと甘い味がして、すっごく美味しかったの」
ああ、なるほど。そういうことか。
確かに王子はブランケットに染み込ませた蜜をせっせとアズールさまにお与えになって、初夜を迎えるよりもずっと以前からマーキングなさっていた。
きっとアズールさまは寝ながらそのブランケットに染みついた蜜を摂取していらしたのだろう。
そして、初夜を迎えられその蜜の匂いに吸い寄せられるように直接舐めたのだろうな。
お腹の奥をゴリゴリと擦られた話はずっと伺っていたが、その辺のところは聞いたことがなかったから驚いてしまったな。
だが、アズールさまとティオの話を聞く限り、どうやら狼族のソレは舐めたり咥えたくなったりしたくなる代物のようだ。
マクシミリアンは私のモノを咥えることはあってもさせることはない。
そうする前に私の中に挿入っているからということもあるが、もしかしたら、気を遣わせているのだろうか?
「ティオ、口に咥えた時のクレイさまの反応はどうだった?」
俄然興味が出てきて尋ねると、ティオもだいぶ慣れてきたのか口籠もることもなく教えてくれた。
「それがものすごく興奮なさって……大量の蜜が私の顔にかかりました」
「顔に?」
「わぁ! それも僕と同じだ!! ティオ、お揃いだね!」
「わぁ、アズールさまもですか!」
キャアキャアと弾んだ声をあげるアズールさまとティオを見て、顔にかかるのがもしかしたら普通なのではないかと思ってしまう。
「そ、それでどうなったんだ? 嫌ではなかったのか?」
「嫌だなんて……。私は口の中に出していただいてかまわなかったんですけど、クレイさまが咄嗟に私の口から引き抜かれて蜜が弾けたんです。それで顔や髪に蜜が……クレイさまは謝ってくださいましたが、私はクレイさまの蜜に塗れた時、なんだかクレイさまのものになった気がして嬉しかったです」
その時のことを思い出しているのか、ほんのりと頬を染めているティオはやたら色気が出ている。
でもマクシミリアンの蜜を顔や身体に浴びる……ちょっと試してみたい気もするな。
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