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番外編
ドレスを脱がせて※
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<side凌也>
俺たちの部屋は、というより、すべての部屋が隣り合うこともなく用意されていたのは、愛し合う中で必ず出てしまう甘い声を気にしなくてもいいようにという配慮だろう。
そもそも防音になっているだろうが、そうは言ってもやはり友人が隣にいるというだけで理央は気にしてしまう。
だが、せっかくの初夜で理央の声を聞けないなんてことは絶対に嫌だ!
そう思うのは俺だけではないはずだ。
きっとロレーヌ総帥もそう思うはず。
だからこそ、ジュールさんは部屋の並びに配慮をしてくれたのだろう。
これなら、思いっきり理央と愛し合うことができる。
「理央……このまま、寝室にいいか?」
「んんっ……」
抱きかかえながら耳元で囁くとピクッと身体を震わせる。
「ふふっ。相変わらず感じやすいな」
「ひゃあん」
耳にチュッとキスをするだけで甘い声をあげる。
こんなのもう愛し合うしかないだろう?
「理央……」
「りょうや、さん……しんしつに、つれてってぇ……」
ギュッと首に抱きつきながら、そんな可愛く言われたらそれだけで滾ってしまう。
いや、理央がドレスに着替えた時からずっと煽られ続けていたんだ。
ずっとこの時間を待っていた。
ようやく我慢せずに済むんだ。
だが、その前にドレスを脱がせないと!
俺はこのドレスのまま愛し合ってドレス姿で見られる理央が見たいが、理央はきっと汚れるのを嫌がって愛し合うことに集中できないだろう。
心ここにあらず状態で理央と愛し合うのだけは絶対に嫌だ。
それなら、ドレス姿くらい諦める。
このドレスでなくても、これから他のドレスで愛し合うのはいつでもできる。
理央の大切な思い出になったドレスを汚す必要なんてないんだ。
理央をそっと腕から下ろし、背中のファスナーを外してするりとドレスを脱がせるとコルセットとTバック姿の理央が現れた。
「あっ……はずかしいっ……」
理央は今までこの下着の存在を忘れていたのだろう。
ドレスを脱いで出てきたこの姿にパッと顔を赤らめ、両手を交差して胸を隠す。
ああ、もうこれで十分いやらしい。
この姿の理央と愛し合えるだけで十分だ。
「理央……隠さないで見せて……」
「ひゃっ」
耳元で囁きながら、そっとパールのネックレスを外す。
綺麗だが、行為中に母さんたちの思い出のものが目に入るのはちょっといただけない。
「壊したらいけないからな」
そう言って、ガラスの靴とティアラも丁寧に外してテーブルに置いた。
今、俺の目の前に見えるのはビスチェコルセットとTバックだけを身につけ、ほんのり頬を赤らめた理央の姿。
俺に見られて興奮しているのかTバックに隠された果実がぷっくりとその実を主張しているのがわかる。
俺はそんな理央に見せつけるようにロングジャケットを脱ぎ捨てた。
「りょう、やさん……かっこ、いい……っ」
「理央も可愛いよ」
理央のそばに腰を下ろし、顔を近づけると理央がそっと目を閉じる。
理央の小さくて形の良い唇に重ねると、理央の唇が小さく開いた。
これも俺が教えたんだと思うだけで興奮する。
誘われるままに理央の口内に舌を滑り込ませると、理央の方から舌を絡ませてくる。
今日はやけに積極的だな。
もしかしたら理央もずっと俺としたいって思ってくれていたのかもしれないな。
そういうことなら、存分に愛するとしよう。
キスをしながら背中にあるコルセットのリボンを緩める。
唇から首筋に舌を這わせながら、緩んだコルセットの隙間から指を滑り込ませて乳首を摘むと、
「ひゃぁっん!」
と可愛らしく身体が跳ねる。
「もうこんなに膨らませて……俺に触られたかったか?」
理央は恥ずかしそうに頷き、
「もっとぉ、さわってぇ……」
と可愛いおねだりをしてくる。
俺はそのまま理央をベッドに押し倒し、ぷっくりと膨らんだ乳首を口に咥えた。
「ああっん……あっ、あああっ……」
軽く噛んだり、舌先で転がしたり、吸い付いたりするたびに理央の口から甘い声が漏れる。
もう片方の乳首も指で弄ってやると、理央は快感に悶えながら
「りょ、うやさん……おか、しくなり、そう……っ」
と震える声をあげた。
「良いよ、もっとおかしくなって」
チュッと唇を吸い上げれば、
「ああっん!!!」
より一層大きな声をあげながら、太ももをもじもじと擦り合わせる。
ふふっ。我慢できなくなったか。
そっと視線を下せば、理央の大きさにピッタリ合わせたTバックの上から可愛い先端が飛び出ているのが見えた。
乳首を弄っていた手をそっと外し、果実の先端をそっと撫でてやると
「ひゃあっん!!! やぁ――っ、そ、こ……っ」
よほどの刺激があったのか、大きく身体を跳ねさせた。
ふふっ。可愛い反応だ。
「もうこんなに大きくしてるなら可愛がってやらないとな。ほら、もうこんなに蜜が出てる」
「やぁ、はずか、しぃ……」
指についたとろりとした蜜を見せると、理央は恥ずかしそうに顔を背けた。
「俺はこんなに感じてくれて嬉しいよ」
そう言いながら、指についた理央の蜜を舐めとりながら、Tバックの横から理央の可愛く昂った果実を取り出した。
せっかくのTバックだから脱がすのはもったいないからな。
抵抗される前にさっと顔を近づけてパクリと根元から咥えると、
「ああっ……んっ!!」
と快感に腰を浮かせていた。
舌で包み込み、たっぷりと刺激してやると、
「ああっ……んっ、やぁ――っ、だ、めぇ……っ、イくぅ……っ」
必死に悶えるがあっという間にこれの口内に蜜を放った。
トプトプトプと入ってくる蜜を味わいながら全て舐め尽くし、ゴクリと飲んでみせると理央は恥ずかしそうにしながらも
「りょう、やさん……きもち、よかったです……」
と言ってくれた。
俺たちの部屋は、というより、すべての部屋が隣り合うこともなく用意されていたのは、愛し合う中で必ず出てしまう甘い声を気にしなくてもいいようにという配慮だろう。
そもそも防音になっているだろうが、そうは言ってもやはり友人が隣にいるというだけで理央は気にしてしまう。
だが、せっかくの初夜で理央の声を聞けないなんてことは絶対に嫌だ!
そう思うのは俺だけではないはずだ。
きっとロレーヌ総帥もそう思うはず。
だからこそ、ジュールさんは部屋の並びに配慮をしてくれたのだろう。
これなら、思いっきり理央と愛し合うことができる。
「理央……このまま、寝室にいいか?」
「んんっ……」
抱きかかえながら耳元で囁くとピクッと身体を震わせる。
「ふふっ。相変わらず感じやすいな」
「ひゃあん」
耳にチュッとキスをするだけで甘い声をあげる。
こんなのもう愛し合うしかないだろう?
「理央……」
「りょうや、さん……しんしつに、つれてってぇ……」
ギュッと首に抱きつきながら、そんな可愛く言われたらそれだけで滾ってしまう。
いや、理央がドレスに着替えた時からずっと煽られ続けていたんだ。
ずっとこの時間を待っていた。
ようやく我慢せずに済むんだ。
だが、その前にドレスを脱がせないと!
俺はこのドレスのまま愛し合ってドレス姿で見られる理央が見たいが、理央はきっと汚れるのを嫌がって愛し合うことに集中できないだろう。
心ここにあらず状態で理央と愛し合うのだけは絶対に嫌だ。
それなら、ドレス姿くらい諦める。
このドレスでなくても、これから他のドレスで愛し合うのはいつでもできる。
理央の大切な思い出になったドレスを汚す必要なんてないんだ。
理央をそっと腕から下ろし、背中のファスナーを外してするりとドレスを脱がせるとコルセットとTバック姿の理央が現れた。
「あっ……はずかしいっ……」
理央は今までこの下着の存在を忘れていたのだろう。
ドレスを脱いで出てきたこの姿にパッと顔を赤らめ、両手を交差して胸を隠す。
ああ、もうこれで十分いやらしい。
この姿の理央と愛し合えるだけで十分だ。
「理央……隠さないで見せて……」
「ひゃっ」
耳元で囁きながら、そっとパールのネックレスを外す。
綺麗だが、行為中に母さんたちの思い出のものが目に入るのはちょっといただけない。
「壊したらいけないからな」
そう言って、ガラスの靴とティアラも丁寧に外してテーブルに置いた。
今、俺の目の前に見えるのはビスチェコルセットとTバックだけを身につけ、ほんのり頬を赤らめた理央の姿。
俺に見られて興奮しているのかTバックに隠された果実がぷっくりとその実を主張しているのがわかる。
俺はそんな理央に見せつけるようにロングジャケットを脱ぎ捨てた。
「りょう、やさん……かっこ、いい……っ」
「理央も可愛いよ」
理央のそばに腰を下ろし、顔を近づけると理央がそっと目を閉じる。
理央の小さくて形の良い唇に重ねると、理央の唇が小さく開いた。
これも俺が教えたんだと思うだけで興奮する。
誘われるままに理央の口内に舌を滑り込ませると、理央の方から舌を絡ませてくる。
今日はやけに積極的だな。
もしかしたら理央もずっと俺としたいって思ってくれていたのかもしれないな。
そういうことなら、存分に愛するとしよう。
キスをしながら背中にあるコルセットのリボンを緩める。
唇から首筋に舌を這わせながら、緩んだコルセットの隙間から指を滑り込ませて乳首を摘むと、
「ひゃぁっん!」
と可愛らしく身体が跳ねる。
「もうこんなに膨らませて……俺に触られたかったか?」
理央は恥ずかしそうに頷き、
「もっとぉ、さわってぇ……」
と可愛いおねだりをしてくる。
俺はそのまま理央をベッドに押し倒し、ぷっくりと膨らんだ乳首を口に咥えた。
「ああっん……あっ、あああっ……」
軽く噛んだり、舌先で転がしたり、吸い付いたりするたびに理央の口から甘い声が漏れる。
もう片方の乳首も指で弄ってやると、理央は快感に悶えながら
「りょ、うやさん……おか、しくなり、そう……っ」
と震える声をあげた。
「良いよ、もっとおかしくなって」
チュッと唇を吸い上げれば、
「ああっん!!!」
より一層大きな声をあげながら、太ももをもじもじと擦り合わせる。
ふふっ。我慢できなくなったか。
そっと視線を下せば、理央の大きさにピッタリ合わせたTバックの上から可愛い先端が飛び出ているのが見えた。
乳首を弄っていた手をそっと外し、果実の先端をそっと撫でてやると
「ひゃあっん!!! やぁ――っ、そ、こ……っ」
よほどの刺激があったのか、大きく身体を跳ねさせた。
ふふっ。可愛い反応だ。
「もうこんなに大きくしてるなら可愛がってやらないとな。ほら、もうこんなに蜜が出てる」
「やぁ、はずか、しぃ……」
指についたとろりとした蜜を見せると、理央は恥ずかしそうに顔を背けた。
「俺はこんなに感じてくれて嬉しいよ」
そう言いながら、指についた理央の蜜を舐めとりながら、Tバックの横から理央の可愛く昂った果実を取り出した。
せっかくのTバックだから脱がすのはもったいないからな。
抵抗される前にさっと顔を近づけてパクリと根元から咥えると、
「ああっ……んっ!!」
と快感に腰を浮かせていた。
舌で包み込み、たっぷりと刺激してやると、
「ああっ……んっ、やぁ――っ、だ、めぇ……っ、イくぅ……っ」
必死に悶えるがあっという間にこれの口内に蜜を放った。
トプトプトプと入ってくる蜜を味わいながら全て舐め尽くし、ゴクリと飲んでみせると理央は恥ずかしそうにしながらも
「りょう、やさん……きもち、よかったです……」
と言ってくれた。
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