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番外編
お泊まり会9※ <ニャンコたちの決意>
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気づいたら年を跨いでました。
忘れててすみません(汗)
お泊まり会……まだまだ終わる気配が見えませんが、今回は可愛いニャンコたちのお話です。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
「かんぱーいっ!!」
目の前には榊さんがここ最近のイチオシだと教えてくれたスイーツ。
それをお友達とこうやって楽しく食べられるなんて……僕にこんな幸せが来るなんて思わなかったな。
「わぁーっ、この葡萄ジュース美味しいっ!!」
「このワイングラスで飲んでるとお酒飲んでるみたいな気分になれるね」
「うん、うん。あ、そういえば佳都さんはお酒飲まないの? もう20歳超えてるのに……」
「実はね……直己さんからお酒は飲んじゃダメだって言われてるんだ。僕、酔うと悪いことしちゃうみたいで……」
「えーっ、そうなんですね! でもわかります! 僕も前に間違えてお酒飲んじゃって……その時の記憶全然ないんです」
「ああ、やっぱり理央くんもそうなんだ! 僕たちはお酒に弱いタイプかもね。空良くんはどうなのかなぁ……」
僕たち二人で空良くんを見つめると、空良くんはぐいっとジュースを飲み干して
「どうだろう? でも、ジュースの方が美味しいから、僕は20歳すぎてもジュースでいいかなぁ」
と嬉しそうに笑っていた。
「ふふっ。確かに。ジュース美味しいよね」
「うん、これなんて本物の葡萄食べてるみたい」
「あっ、このお菓子も開けてみてください。榊さんが最高だって!」
「わっ、それは楽しみ!! 開けよう、開けよう!!」
箱を開けるといろとりどりのマカロンが出てきた。
「わぁっ! 可愛いっ!!」
「でしょう? もうちっちゃくて宝石みたいに可愛くて……これ、買いに行った時、どれにしようか悩んでたら、凌也さんがみんなで食べられるようにって全種類3個ずつ買ってくれたんだ!」
「すごいっ!! 観月さん、最高だね!!」
凌也さんと買ってきたお土産、すごく喜んでくれてるし、凌也さんのことも褒めてもらえてすっごく嬉しい!!
「ねぇ、どれから食べる?」
「僕は……このピンクと白のから食べてみようかな」
「えっと、それは……苺とミルクだって!」
「美味しそうっ!! じゃあ、僕は…この緑の」
「それは、抹茶ですって。それ、絶対美味しいやつですよ。じゃあ、僕は黄色のにしよう、これ、柚子みたいです。いい香り」
可愛いマカロンを鼻に近づけると柑橘系の爽やかな香りが漂ってくる。
「「「いただきまーす」」」
パクリと口に入れると、なんともいえない柔らかな食感と中のクリームが絶妙で、ゆずの香りがふわっと鼻から抜けていく。
「「「おいし~いっ!!!」」」
「ふふっ。美味しいもの食べて幸せだね」
佳都さんの言葉にジーンと心が温かくなる。
友達と美味しいもの食べて幸せを共有して、楽しい時間を過ごす……ああ、本当に幸せだ。
あまりの美味しさに話をしながらつまんでいると、あっという間に5個も食べちゃっていた。
「これ、止まらないね」
「ふふっ。本当に」
「ねぇ、ねぇ。そういえば、さっきのお土産のメイドさんの服。どうだった? 喜んでた?」
佳都さんの質問に僕が顔を赤らめる横で空良くんも一気に顔を赤らめていた。
「ふふっ。二人とも顔が赤くなってる」
僕たちを揶揄う佳都さんもほんのり顔が赤い。
「ねぇ、何したか聞いてもいい?」
「えっ……でも、それは……」
「だって、僕たち同じでしょう? 情報共有し合おうよ」
「あの、じゃあ佳都さんはどうだったんですか?」
空良くんが尋ねると、佳都さんは少し恥ずかしそうにしながらも、教えてくれた。
「メイドさんの格好してるからメイドごっこしようってなって……それで直己さんのこと『旦那さま』って呼んだんだ。そしたら、その……アレを舐めてほしい、って言われて、でもおっきいから大変で……全部口に入らないからアイスみたいにぺろぺろって舐めて……」
「ああっ! わかります!! びっくりするくらいおっきぃですよね。僕も舐めたんですけど、口思いっきり開けても、あの……先端のとこしか入らなくて……」
「そうそう! なんであんなに大きいんだろうね!!」
「やっぱりみんなそうなんだ!! 僕も喉の奥まで突かれて苦しくって……」
「「えっ????」」
「えっ?」
喉の奥を突かれる??
「ねぇ、悠木さん。そんなことするの?」
「えっ? あの、でも今日じゃないですよ。あのホテルに泊まった時です。僕のをやってくれたからお返しに僕もしたいって言ったら、やらせてくれて……それで僕のほっぺたを両手で押さえて、寛人さんが腰を動かしたらおっきいから喉の奥まで入ってきちゃって……でも、寛人さんすっごく気持ち良さそうだったから、苦しかったけど嬉しかったです」
空良くんの口から喉の奥まで……ってすっごく大きいよね?
多分凌也さんのとおんなじくらい……。
あれを全部咥えたってこと?
えー、空良くんすごすぎる……。
隣を見ると、佳都さんもびっくりしているみたい。
でもすっごく気持ち良さそうだったのか……。
僕もやってみた方がいいのかな?
実は凌也さんもやって欲しいと思ってたりして?
「佳都さん……」
「うん、僕も思ってた。本当はやって欲しいのかな?」
僕が言わんとしていることに気づいたのか、佳都さんも少し悩んでいるようだ。
「いつも気持ちよくしてもらっているから、僕たちだって気持ちよくしたいよね?」
「うん! たしかに!」
「じゃあ……今日は頑張ってみる?」
佳都さんに言われても僕もやる気が出てきた。
「はい。僕も頑張ってみます!!!」
「ねぇねぇ、空良くん。あんなに大きいの咥えるコツとかあるの?」
「えっ、でもあの時は夢中で……でも、ものすごく口を大きく開けてました!」
「口を大きく、ね。わかった! じゃあ、理央くん、僕たちも頑張ってみようか」
僕たち3人はなぜかみんなで頑張って根元まで咥え込むと約束して部屋を出た。
忘れててすみません(汗)
お泊まり会……まだまだ終わる気配が見えませんが、今回は可愛いニャンコたちのお話です。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
「かんぱーいっ!!」
目の前には榊さんがここ最近のイチオシだと教えてくれたスイーツ。
それをお友達とこうやって楽しく食べられるなんて……僕にこんな幸せが来るなんて思わなかったな。
「わぁーっ、この葡萄ジュース美味しいっ!!」
「このワイングラスで飲んでるとお酒飲んでるみたいな気分になれるね」
「うん、うん。あ、そういえば佳都さんはお酒飲まないの? もう20歳超えてるのに……」
「実はね……直己さんからお酒は飲んじゃダメだって言われてるんだ。僕、酔うと悪いことしちゃうみたいで……」
「えーっ、そうなんですね! でもわかります! 僕も前に間違えてお酒飲んじゃって……その時の記憶全然ないんです」
「ああ、やっぱり理央くんもそうなんだ! 僕たちはお酒に弱いタイプかもね。空良くんはどうなのかなぁ……」
僕たち二人で空良くんを見つめると、空良くんはぐいっとジュースを飲み干して
「どうだろう? でも、ジュースの方が美味しいから、僕は20歳すぎてもジュースでいいかなぁ」
と嬉しそうに笑っていた。
「ふふっ。確かに。ジュース美味しいよね」
「うん、これなんて本物の葡萄食べてるみたい」
「あっ、このお菓子も開けてみてください。榊さんが最高だって!」
「わっ、それは楽しみ!! 開けよう、開けよう!!」
箱を開けるといろとりどりのマカロンが出てきた。
「わぁっ! 可愛いっ!!」
「でしょう? もうちっちゃくて宝石みたいに可愛くて……これ、買いに行った時、どれにしようか悩んでたら、凌也さんがみんなで食べられるようにって全種類3個ずつ買ってくれたんだ!」
「すごいっ!! 観月さん、最高だね!!」
凌也さんと買ってきたお土産、すごく喜んでくれてるし、凌也さんのことも褒めてもらえてすっごく嬉しい!!
「ねぇ、どれから食べる?」
「僕は……このピンクと白のから食べてみようかな」
「えっと、それは……苺とミルクだって!」
「美味しそうっ!! じゃあ、僕は…この緑の」
「それは、抹茶ですって。それ、絶対美味しいやつですよ。じゃあ、僕は黄色のにしよう、これ、柚子みたいです。いい香り」
可愛いマカロンを鼻に近づけると柑橘系の爽やかな香りが漂ってくる。
「「「いただきまーす」」」
パクリと口に入れると、なんともいえない柔らかな食感と中のクリームが絶妙で、ゆずの香りがふわっと鼻から抜けていく。
「「「おいし~いっ!!!」」」
「ふふっ。美味しいもの食べて幸せだね」
佳都さんの言葉にジーンと心が温かくなる。
友達と美味しいもの食べて幸せを共有して、楽しい時間を過ごす……ああ、本当に幸せだ。
あまりの美味しさに話をしながらつまんでいると、あっという間に5個も食べちゃっていた。
「これ、止まらないね」
「ふふっ。本当に」
「ねぇ、ねぇ。そういえば、さっきのお土産のメイドさんの服。どうだった? 喜んでた?」
佳都さんの質問に僕が顔を赤らめる横で空良くんも一気に顔を赤らめていた。
「ふふっ。二人とも顔が赤くなってる」
僕たちを揶揄う佳都さんもほんのり顔が赤い。
「ねぇ、何したか聞いてもいい?」
「えっ……でも、それは……」
「だって、僕たち同じでしょう? 情報共有し合おうよ」
「あの、じゃあ佳都さんはどうだったんですか?」
空良くんが尋ねると、佳都さんは少し恥ずかしそうにしながらも、教えてくれた。
「メイドさんの格好してるからメイドごっこしようってなって……それで直己さんのこと『旦那さま』って呼んだんだ。そしたら、その……アレを舐めてほしい、って言われて、でもおっきいから大変で……全部口に入らないからアイスみたいにぺろぺろって舐めて……」
「ああっ! わかります!! びっくりするくらいおっきぃですよね。僕も舐めたんですけど、口思いっきり開けても、あの……先端のとこしか入らなくて……」
「そうそう! なんであんなに大きいんだろうね!!」
「やっぱりみんなそうなんだ!! 僕も喉の奥まで突かれて苦しくって……」
「「えっ????」」
「えっ?」
喉の奥を突かれる??
「ねぇ、悠木さん。そんなことするの?」
「えっ? あの、でも今日じゃないですよ。あのホテルに泊まった時です。僕のをやってくれたからお返しに僕もしたいって言ったら、やらせてくれて……それで僕のほっぺたを両手で押さえて、寛人さんが腰を動かしたらおっきいから喉の奥まで入ってきちゃって……でも、寛人さんすっごく気持ち良さそうだったから、苦しかったけど嬉しかったです」
空良くんの口から喉の奥まで……ってすっごく大きいよね?
多分凌也さんのとおんなじくらい……。
あれを全部咥えたってこと?
えー、空良くんすごすぎる……。
隣を見ると、佳都さんもびっくりしているみたい。
でもすっごく気持ち良さそうだったのか……。
僕もやってみた方がいいのかな?
実は凌也さんもやって欲しいと思ってたりして?
「佳都さん……」
「うん、僕も思ってた。本当はやって欲しいのかな?」
僕が言わんとしていることに気づいたのか、佳都さんも少し悩んでいるようだ。
「いつも気持ちよくしてもらっているから、僕たちだって気持ちよくしたいよね?」
「うん! たしかに!」
「じゃあ……今日は頑張ってみる?」
佳都さんに言われても僕もやる気が出てきた。
「はい。僕も頑張ってみます!!!」
「ねぇねぇ、空良くん。あんなに大きいの咥えるコツとかあるの?」
「えっ、でもあの時は夢中で……でも、ものすごく口を大きく開けてました!」
「口を大きく、ね。わかった! じゃあ、理央くん、僕たちも頑張ってみようか」
僕たち3人はなぜかみんなで頑張って根元まで咥え込むと約束して部屋を出た。
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