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誤解させないように※
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ベッドに座らせると、少し怯えた様子で見上げてくる。
だが今の私にはそれすらも興奮材料にしかならない。
「煽ったのは、ユヅルだからな」
それを免罪符にまずはユヅルの唇を貪る。
唇も口内も全て余すところなく味わい続ける。
ユヅルが私とのキスに意識が向いている間に、ユヅルの服を一気に脱がせると、もうキスだけで乳首がぷっくりと膨らんでいるのが見える。
ユヅルはこの1ヶ月の私との情事で、すっかり淫らな身体に変わってしまった。
とはいえ、これは全て私だけに反応する。
決してそんなことをさせるつもりはないが、もし、ユヅルが他の男にもしくは女に乳首をキスをされても、ましてや乳首に触れられても嫌悪感こそあれど、反応することはないだろう。
いや、絶対にないと言い切れる。
ユヅルをここまで育てたのは私なのだからそれも当然だろう。
キスをしながら、可愛らしい乳首を弄ればあまりの快感に自ら唇を離し嬌声をあげる。
その愛しい声にいつもならすぐに乳首への刺激をやめてやるところだが、ここで一旦イかせてユヅルの蜜を纏って中に挿入りたい。
そんな思いでひたすらに乳首への愛撫を続ければ、
「ああっ、だめぇ……っ、イくぅ……っ、イっちゃう、からぁ――っ!! ああっんっ! やぁ……っん、ああっ!!!!」
激しく身体を震わせながら、ユヅルは蜜を飛ばした。
はぁっ、はぁっと荒い息をあげながら、ぐったりとベッドに沈むユヅルに愛の言葉を囁き、今度は優しいキスを贈る。
そのままユヅルの後孔に指を這わせると、連日ほぐしている成果なのか、ユヅルの中はいとも容易く私の指を受け入れる。
ユヅルの中は私の指の侵入に抗うことなど一切なく、キューキューと吸い付いてくる。
その柔らかな心地に愚息が滾ってくる。
ただでさえ、ずっと滾っていた愚息だ。
もう我慢などできるはずもない。
指を引き抜き、ユヅルの腹に飛んでいたユヅルの蜜を指で掬い上げ、恐ろしいほどに昂った愚息に纏わせる。
ローションでも十分気持ちがいいが、ユヅルの蜜だとやはり相性がいいのか、中の吸い付きが格別なのだ。
ユヅルに見せつけるように扱きながら蜜を纏わせると、ユヅルの喉がごくりと鳴った。
さらにユヅルの目の奥に獰猛な炎が見える。
よほど興奮しているようだな。
「え、ゔぁんさん…きてぇ……っ」
我慢も限界にきたユヅルの甘い誘いにすぐに襲い掛かりたい気持ちをグッと堪えて、ユヅルの後孔の周りを愚息で擦ってやる。
「欲しいか?」
ゴリゴリ擦って焦らすと、
「い、じわる……しな、いでぇ……はや、くぅ……っ」
と可愛いおねだりがやってきた。
もう少し焦らしてやろうと思っていたが、こんな可愛いおねだりに我慢できるはずもなく、私は興奮のままにユヅルの後孔に愚息を押し込んだ。
私の形を知り、柔らかく解れた後孔はキューキューと締め付けながらもユヅルの肉襞が奥へ奥へと誘ってくれる。
ああ、もう最高だ。
もう私は一生ユヅル以外で感じることなどできないだろうな。
中へ挿入っていくのを感じながら、
「大丈夫か? 辛くないか?」
と尋ねる。
もう大丈夫だとは思いつつも、最初の少し怯えた顔が忘れられないのだ。
あれから毎日のように愛し合い、ユヅルが慣れてきたとわかっていてもこの質問だけはせずにはいられない。
すると、ユヅルはいつも
「きもち、いぃ……っ」
この上なく幸せそうな顔でそう言ってくれるのだ。
その可愛い顔を見ながら、私はユヅルの最奥に愚息を押し込んだ。
コツっと当たる感触にユヅルの身体がビクビクと震える。
激しく腰を動かし、そこを重点的に攻めてやれば、
「ああっん……っ、いいっ、そ、こ……っ、お、くぅ……ああっ、んっ……」
ユヅルはもう感情のままに喘ぎ続ける。
奥を擦られるのが好きなユヅルが一気に絶頂へ向かう間、私はユヅルへの愛を叫び続け、ユヅルが二度目の蜜を飛ばしたと同時に私も最奥に蜜を放った。
ビュルビュルと大量の蜜を吐き出し、ゆっくりと引き抜くとユヅルの後孔から蜜が漏れ出す。
その時のユヅルはなんともいえない表情を見せてくれる。
何を考えているのだろう……。
いつかその理由を聞いてみようか。
だが、しばらくはそっとしておこう。
私の楽しみを奪わないように。
ぐったりとしたまま動くこともできないユヅルを抱きかかえて風呂に連れて行く。
何も抵抗できないうちにユヅルの身体を清めるのも私の楽しみの一つだ。
さっと身体を清め、湯船に浸かる。
ユヅルを抱きしめながら、ようやく落ち着いた気持ちでユヅルにそもそもの理由を問いかけてみた。
「それで、ユヅル……さっきはどうしていきなりあんなことを言い出したんだ? 私と結婚して夫夫になりたいがもう遅いかと尋ねていただろう?」
キョトンとしていたユヅルはようやく思い出したようだ。
どうしてこんな状態になってしまったのかまではわかっていないだろうがな。
ユヅルは辿々しくも、理由を話してくれた。
私が日本のユヅルの家でプロポーズした時に、答えを東京で欲しいと言ったこと。
けれど、その答えを明確に言った覚えがないこと。
だから、私がユヅルと夫夫になる気がなくなったと思ってしまったのだと。
あまりにも突拍子もない発想に驚くばかりだが、私がきちんとユヅルに伝えていなかったから混乱させてしまっていたのだろう。
ユヅルには誤解しないようにはっきりと伝えるべきだとわかっていたはずなのに私の落ち度だ。
私はユヅルを抱きしめ、はっきりと私の思いを伝えることにした。
だが今の私にはそれすらも興奮材料にしかならない。
「煽ったのは、ユヅルだからな」
それを免罪符にまずはユヅルの唇を貪る。
唇も口内も全て余すところなく味わい続ける。
ユヅルが私とのキスに意識が向いている間に、ユヅルの服を一気に脱がせると、もうキスだけで乳首がぷっくりと膨らんでいるのが見える。
ユヅルはこの1ヶ月の私との情事で、すっかり淫らな身体に変わってしまった。
とはいえ、これは全て私だけに反応する。
決してそんなことをさせるつもりはないが、もし、ユヅルが他の男にもしくは女に乳首をキスをされても、ましてや乳首に触れられても嫌悪感こそあれど、反応することはないだろう。
いや、絶対にないと言い切れる。
ユヅルをここまで育てたのは私なのだからそれも当然だろう。
キスをしながら、可愛らしい乳首を弄ればあまりの快感に自ら唇を離し嬌声をあげる。
その愛しい声にいつもならすぐに乳首への刺激をやめてやるところだが、ここで一旦イかせてユヅルの蜜を纏って中に挿入りたい。
そんな思いでひたすらに乳首への愛撫を続ければ、
「ああっ、だめぇ……っ、イくぅ……っ、イっちゃう、からぁ――っ!! ああっんっ! やぁ……っん、ああっ!!!!」
激しく身体を震わせながら、ユヅルは蜜を飛ばした。
はぁっ、はぁっと荒い息をあげながら、ぐったりとベッドに沈むユヅルに愛の言葉を囁き、今度は優しいキスを贈る。
そのままユヅルの後孔に指を這わせると、連日ほぐしている成果なのか、ユヅルの中はいとも容易く私の指を受け入れる。
ユヅルの中は私の指の侵入に抗うことなど一切なく、キューキューと吸い付いてくる。
その柔らかな心地に愚息が滾ってくる。
ただでさえ、ずっと滾っていた愚息だ。
もう我慢などできるはずもない。
指を引き抜き、ユヅルの腹に飛んでいたユヅルの蜜を指で掬い上げ、恐ろしいほどに昂った愚息に纏わせる。
ローションでも十分気持ちがいいが、ユヅルの蜜だとやはり相性がいいのか、中の吸い付きが格別なのだ。
ユヅルに見せつけるように扱きながら蜜を纏わせると、ユヅルの喉がごくりと鳴った。
さらにユヅルの目の奥に獰猛な炎が見える。
よほど興奮しているようだな。
「え、ゔぁんさん…きてぇ……っ」
我慢も限界にきたユヅルの甘い誘いにすぐに襲い掛かりたい気持ちをグッと堪えて、ユヅルの後孔の周りを愚息で擦ってやる。
「欲しいか?」
ゴリゴリ擦って焦らすと、
「い、じわる……しな、いでぇ……はや、くぅ……っ」
と可愛いおねだりがやってきた。
もう少し焦らしてやろうと思っていたが、こんな可愛いおねだりに我慢できるはずもなく、私は興奮のままにユヅルの後孔に愚息を押し込んだ。
私の形を知り、柔らかく解れた後孔はキューキューと締め付けながらもユヅルの肉襞が奥へ奥へと誘ってくれる。
ああ、もう最高だ。
もう私は一生ユヅル以外で感じることなどできないだろうな。
中へ挿入っていくのを感じながら、
「大丈夫か? 辛くないか?」
と尋ねる。
もう大丈夫だとは思いつつも、最初の少し怯えた顔が忘れられないのだ。
あれから毎日のように愛し合い、ユヅルが慣れてきたとわかっていてもこの質問だけはせずにはいられない。
すると、ユヅルはいつも
「きもち、いぃ……っ」
この上なく幸せそうな顔でそう言ってくれるのだ。
その可愛い顔を見ながら、私はユヅルの最奥に愚息を押し込んだ。
コツっと当たる感触にユヅルの身体がビクビクと震える。
激しく腰を動かし、そこを重点的に攻めてやれば、
「ああっん……っ、いいっ、そ、こ……っ、お、くぅ……ああっ、んっ……」
ユヅルはもう感情のままに喘ぎ続ける。
奥を擦られるのが好きなユヅルが一気に絶頂へ向かう間、私はユヅルへの愛を叫び続け、ユヅルが二度目の蜜を飛ばしたと同時に私も最奥に蜜を放った。
ビュルビュルと大量の蜜を吐き出し、ゆっくりと引き抜くとユヅルの後孔から蜜が漏れ出す。
その時のユヅルはなんともいえない表情を見せてくれる。
何を考えているのだろう……。
いつかその理由を聞いてみようか。
だが、しばらくはそっとしておこう。
私の楽しみを奪わないように。
ぐったりとしたまま動くこともできないユヅルを抱きかかえて風呂に連れて行く。
何も抵抗できないうちにユヅルの身体を清めるのも私の楽しみの一つだ。
さっと身体を清め、湯船に浸かる。
ユヅルを抱きしめながら、ようやく落ち着いた気持ちでユヅルにそもそもの理由を問いかけてみた。
「それで、ユヅル……さっきはどうしていきなりあんなことを言い出したんだ? 私と結婚して夫夫になりたいがもう遅いかと尋ねていただろう?」
キョトンとしていたユヅルはようやく思い出したようだ。
どうしてこんな状態になってしまったのかまではわかっていないだろうがな。
ユヅルは辿々しくも、理由を話してくれた。
私が日本のユヅルの家でプロポーズした時に、答えを東京で欲しいと言ったこと。
けれど、その答えを明確に言った覚えがないこと。
だから、私がユヅルと夫夫になる気がなくなったと思ってしまったのだと。
あまりにも突拍子もない発想に驚くばかりだが、私がきちんとユヅルに伝えていなかったから混乱させてしまっていたのだろう。
ユヅルには誤解しないようにはっきりと伝えるべきだとわかっていたはずなのに私の落ち度だ。
私はユヅルを抱きしめ、はっきりと私の思いを伝えることにした。
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