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愛おしくてたまらない※

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ユヅルのあまりの可愛さに暴走してしまったと謝ると、ユヅルはか細い声でもう一度、一緒がいいと呟いた。

ああ、もうどうしてこんなに可愛いのだろうな。

ユヅルを向かい合わせに膝の上に乗せ、ユヅルの可愛いモノと愚息とを一緒に握り込むとそれだけでとてつもなく気持ちがいい。
ユヅルのモノと擦れ合い、ユヅルの気持ちよさそうな声だけで愚息はさらに昂りを増していく。

これだけでも最高なのに、突然ユヅルの可愛い手が愚息に触れた。
小さな手で二人のモノをギュッと握り込んで扱いていく姿だけでもうイッてしまいそうになる。

流石にユヅルより先にイくわけにはいかない。
ユヅルから与えられる快感を必死で堪えていると、

「あっ、もぅ……だ、めぇ……イくぅ……っ」

という可愛いらしい声と共にユヅルの果実のようなモノからビュルビュルと蜜が溢れ出した。
その可愛らしい姿に私も限界を迎え、大量の蜜を放った。

恐ろしく大量で濃い蜜に私の腹もユヅルの腹もドロドロになっている。
それでも、独特な匂いを発する蜜を流したくないと思ったのは初めてだ。

それくらいユヅルの蜜に塗れたのは幸せでたまらなかった。

名残惜しく思いながらも、風呂に入ろうと促すと私と離れたくないと言ってくれる。
そんなこと言われて離すわけがないだろう!

羽のように軽いユヅルをそのまま抱きかかえ、バスルームに向かった。
ユヅルは自分の身長よりも高い目線を怖がっているのか、私の首にしがみついてくる。
可愛い子猫が怯えているようなそんな姿さえ愛しいと思う。

バスルームに入ると怯えていたのが嘘のように美しい夜景に魅了されている。
私は夜景よりもユヅルに魅了されているのだがな。

ユヅルは外の景色を見ながら、私が他の者に見られなくて良かったという。
そんな可愛い独占欲に煽られながら、必死に押し留めているというのにフランスに会えるのが楽しみでたまらないとさらに煽ってくる。

ああ、小悪魔という言葉はユヅルのためにあるのかもしれない。

あまり長居をしては限界を超えてしまうかもしれない。
ユヅルを抱きしめたまま、急いで髪と身体を洗い流し湯船に浸かる。

風呂は嫌いではないが、一人の時はシャワーで済ませることも多かった。
だが、ユヅルと一緒だと楽園のように思えてくる。

湯に浸かり安心しきったようなユヅルの声を聞きながら、バスルームの電気を消してやるとまるで夜景の中に浮かんでいるような感覚を覚える。

美しい夜景に感動しきりのユヅルに、私もこんなに美しい夜景だと知らなかったというと大層驚いた表情で私を見た。

だが、当然だろう。
たった一人で事務的に風呂に入りながら見る夜景と、愛しい人を腕にだきながら見る夜景が同じわけがない。

私をここまで変えてくれたのはユヅルだ。
ユヅルがいなければ一生この美しさを感じることもなかっただろうな。

そんなことを考えていると気持ちが昂ってくる。
これ以上一緒に風呂に入っていると危険かもしれない。
そう思って、風呂から出た。

湯に温まったユヅルの肌はほんのりピンク色でかなりの目に毒だ。
急いでガウンを羽織らせ、さっきとはまた違う寝室へと向かう。

こちらの寝室を使うことはほとんどなかったから、新鮮だ。
私に寄りかかるようにベッドに座らせ、ベッド脇にある冷蔵庫からフランスのミネラルウォーターのペットボトルを取り出し、ユヅルに飲ませた。

ユヅルは水が美味しいと感動しているようだったが、おそらくミネラルウォーターを初めて飲んだのだろう。
また一つユヅルの初めてをもらうことができた。

私も自分の分を取ろうかと手を伸ばしかけたその時、ユヅルに飲みかけのペットボトルを手渡された。
ああ、そうか。
私たちはもうこうやって水を分け合うのが普通の関係になったのだな。

ユヅルが口付けた水を甘く感じながら、間接キスだなというと、ユヅルは顔を真っ赤にして照れていた。
もう間接キスよりももっと深いこともしているというのに、なんてウブなのだろう。
本当に可愛らしい。

恥ずかしそうに顔を上げたユヅルの唇を奪い、柔らかな唇を喰むだけで幸せになる。

続きはフランスに帰ってからだと自分に言い聞かせると、ユヅルは

「抱きつきながら寝るのは……いいですか?」

と可愛らしくねだってくる。

ああ、自分の理性との戦いだと思いつつも拒むことなどできずにユヅルを抱きしめると、ユヅルは嬉しそうに笑みを浮かべながらすぐに夢の世界へと落ちていった。

ああ、本当になんて可愛いのだろう。
愛おしくて愛おしくてたまらない。

私は腕の中ですやすや眠るユヅルの頬にチュッとキスをして必死に眠りについた。


目を覚ますと目の前に天使がいる。
そんな幸せな光景に嬉しくなりながら、朝の生理現象と昨夜からの欲望でいきり立った愚息を必死で抑え、ユヅルを起こした。

ユヅルに着替えをさせている間に、トイレでさっと愚息を処理し私も急いで着替えた。
ユヅルが気づいているかどうかわからないが、きっとセルジュならすぐに気づくだろう。

私とユヅルが揃いの服を身につけていることに。

これは私のものだと主張しながら、レストランへと向かう。
私としてはルームサービスでも十分だったが、ユヅルにとっては初めてのホテル。
せっかくなら焼きたてのパンを食べさせてあげたい。
ここのパンは特に美味しいからな。

レストランへ降りると、周りの視線を感じる。
おそらくユヅルに向けられているのだろう。
だが、私がピッタリと寄り添っているから声をかけようとする愚か者など現れない。
これでいい。
思いっきり見せつけてユヅルが私のものだとわからせなければな。
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