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二人で一緒に……※
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「伊月、いい? ダメならダメって言って欲しい。今ならまだ我慢できるから……」
少し苦しげな表情を見せる慎一さんをみて胸が痛む。
だめだ、好きな人にこんな顔をさせちゃ!
僕は慎一さんとだからイチャイチャしたいっていう魔法の言葉を使ったんだ。
だめだなんて思うわけがない。
正直に自分の気持ちを伝えると、
「じゃあ、イチャイチャしようか。あ、カーテンは閉める? このままでいい?」
と尋ねられる。
まだ明るい時間だからこのままだと顔だけじゃなく裸も全部丸見えだ。
それは少し恥ずかしい。でももう、一度慎一さんには曝け出しているから今更隠しても意味ないよね。
「このままで、いいです……」
思い切ってそう告げると、慎一さんは嬉しそうに笑ってキスしてくれた。
よかった、慎一さんもきっとこのままが良かったんだ。
慎一さんの優しくて甘いキスに溶けてしまいそうになる。
ああ、本当にキスってなんでこんなに気持ちがいいんだろうな……不思議。
慎一さんとのキスに夢中になっていると、突然胸に慎一さんの指の感触がして、びっくりして身体を震わせてしまった。それでも慎一さんとのキスをやめたいとは思えなかった。
それでも僕が反応しちゃったからか、ゆっくりと慎一さんの唇が離れていく。
それを追いかけるように見つめていると、
「感じた?」
と問いかけられる。
感じるという意味が僕にはまだよくわかっていない。
でも慎一さんが触れるとおかしくなってしまうことは確かだ。自分で触っても何も感じないもんね。
ありのままの気持ちを話すと、
「それでいいんだ。いっぱい可愛い声を聞かせて……」
と優しい声をかけてくれる。
慎一さんに触れられるとつい声が出ちゃうけど、それでいいんだと思えると少し気持ちが楽になった気がした。
さっきのキスで力が抜けてしまっている僕の肌着を慎一さんが優しく脱がせてくれる。
あっという間に慎一さんに半裸を晒してちょっと恥ずかしい。でも慎一さんは嬉しそうだ。
そっと慎一さんの手が伸びてきて僕の胸を大きな手のひらで包み込んだ。
真っ平な胸だけど、慎一さんは嬉しそうに撫でると親指を僕の乳首に当てた。
「ひゃあっ! んんっ!!」
ビリビリっと全身を電流で貫かれるような刺激を感じる。
これが感じているってことなんだろうな。
慎一さんは僕を軽々と抱き上げると大きなベッドの中央に僕を横たわらせた。
僕の隣に慎一さんも寝転んだと思ったら、さっき親指で触れられた乳首をパクリと口の中に入れてしまった。
「あぁっん!!」
乳首が全部慎一さんの口の中にある。
あったかくてもうそれだけでおかしくなりそうなのに、舌で乳首を弄られてどうしようもないくらいに気持ちがいい。
その気持ちよさに酔いしれている間に、僕はズボンも下着も全て脱がされてしまっていた。
「気持ちよかった?」
乳首から口を離した慎一さんが尋ねてくるけど、目の前の慎一さんはまだいつもの格好。
僕だけが全裸を晒している状況が寂しくて仕方がない。
「しんいちさんも、はやく、ぬいでぇ……っ、ひとりは、いやです……っ」
必死におねだりすると、
「いいよ。じっくり見ててくれ」
そう言いながら、慎一さんは服を脱ぎ始めた。
やっぱり慎一さんの上半身ってかっこいいな。
鍛えられた胸筋も腹筋も腕の筋肉もものすごくかっこいい。
僕が筋肉がつきにくい体質だから余計に感じるのかもしれない。
そして、慎一さんの手がズボンにかかる。
男らしく脱ぎ捨てると、僕の目の前にものすごい勢いで押し上げられた下着が見える。
この下に慎一さんのあのおっきなモノがあるんだ。
それを想像するだけで僕も少し興奮してしまう。
やっぱり僕……慎一さんが大好きなんだな。
ドキドキしながら見つめていると、慎一さんが最後の一枚、下着に手をかけそのままさっと脱ぎ去った。
「わぁ! すごい、この前よりおっきぃですよ!!」
この前、お風呂場で見た時よりもずっとずっと大きなモノが現れて目が離せない。
もっと近くで見たくなって、さっきの快感で身体の力が抜けていたけれど、必死に身体を起こすと慎一さんのおっきなモノが目の前に見えた。
この身体……僕のものなんだよね。
誰も触れられない慎一さんの身体が僕だけは触れられる。
それがなんだかたまらなく嬉しい。
そっと手を伸ばして、慎一さんの腹筋に触れると、慎一さんがピクリと震えた。
「ごめんなさい、冷たかったですか?」
「いや、伊月が触ってくれたから気持ちがいいだけだよ」
そうか。さっきの僕と同じ。感じてくれたってことなのかな。それなら嬉しい。
「俺も伊月を気持ち良くしたい。いい?」
「はい。いっぱいしてください……」
どんなふうにして気持ち良くしてくれるのかわからなかったけれど、慎一さんに任せておけば大丈夫だよね。
慎一さんは優しく僕をベッドに寝かせると、ベッド脇の棚から何か小さなボトルをとって中身を手のひらに乗せた。
「それ……」
「大丈夫。伊月と愛し合うために必要なものだから安心して」
愛し合うために?
どうするのかわからないけど、慎一さんが必要だと思うのならそれでいい。
それでもちょっとドキドキするのは許してほしい。
慎一さんは僕の足の間に座ると、その手で僕の小さなモノを握った。
少し苦しげな表情を見せる慎一さんをみて胸が痛む。
だめだ、好きな人にこんな顔をさせちゃ!
僕は慎一さんとだからイチャイチャしたいっていう魔法の言葉を使ったんだ。
だめだなんて思うわけがない。
正直に自分の気持ちを伝えると、
「じゃあ、イチャイチャしようか。あ、カーテンは閉める? このままでいい?」
と尋ねられる。
まだ明るい時間だからこのままだと顔だけじゃなく裸も全部丸見えだ。
それは少し恥ずかしい。でももう、一度慎一さんには曝け出しているから今更隠しても意味ないよね。
「このままで、いいです……」
思い切ってそう告げると、慎一さんは嬉しそうに笑ってキスしてくれた。
よかった、慎一さんもきっとこのままが良かったんだ。
慎一さんの優しくて甘いキスに溶けてしまいそうになる。
ああ、本当にキスってなんでこんなに気持ちがいいんだろうな……不思議。
慎一さんとのキスに夢中になっていると、突然胸に慎一さんの指の感触がして、びっくりして身体を震わせてしまった。それでも慎一さんとのキスをやめたいとは思えなかった。
それでも僕が反応しちゃったからか、ゆっくりと慎一さんの唇が離れていく。
それを追いかけるように見つめていると、
「感じた?」
と問いかけられる。
感じるという意味が僕にはまだよくわかっていない。
でも慎一さんが触れるとおかしくなってしまうことは確かだ。自分で触っても何も感じないもんね。
ありのままの気持ちを話すと、
「それでいいんだ。いっぱい可愛い声を聞かせて……」
と優しい声をかけてくれる。
慎一さんに触れられるとつい声が出ちゃうけど、それでいいんだと思えると少し気持ちが楽になった気がした。
さっきのキスで力が抜けてしまっている僕の肌着を慎一さんが優しく脱がせてくれる。
あっという間に慎一さんに半裸を晒してちょっと恥ずかしい。でも慎一さんは嬉しそうだ。
そっと慎一さんの手が伸びてきて僕の胸を大きな手のひらで包み込んだ。
真っ平な胸だけど、慎一さんは嬉しそうに撫でると親指を僕の乳首に当てた。
「ひゃあっ! んんっ!!」
ビリビリっと全身を電流で貫かれるような刺激を感じる。
これが感じているってことなんだろうな。
慎一さんは僕を軽々と抱き上げると大きなベッドの中央に僕を横たわらせた。
僕の隣に慎一さんも寝転んだと思ったら、さっき親指で触れられた乳首をパクリと口の中に入れてしまった。
「あぁっん!!」
乳首が全部慎一さんの口の中にある。
あったかくてもうそれだけでおかしくなりそうなのに、舌で乳首を弄られてどうしようもないくらいに気持ちがいい。
その気持ちよさに酔いしれている間に、僕はズボンも下着も全て脱がされてしまっていた。
「気持ちよかった?」
乳首から口を離した慎一さんが尋ねてくるけど、目の前の慎一さんはまだいつもの格好。
僕だけが全裸を晒している状況が寂しくて仕方がない。
「しんいちさんも、はやく、ぬいでぇ……っ、ひとりは、いやです……っ」
必死におねだりすると、
「いいよ。じっくり見ててくれ」
そう言いながら、慎一さんは服を脱ぎ始めた。
やっぱり慎一さんの上半身ってかっこいいな。
鍛えられた胸筋も腹筋も腕の筋肉もものすごくかっこいい。
僕が筋肉がつきにくい体質だから余計に感じるのかもしれない。
そして、慎一さんの手がズボンにかかる。
男らしく脱ぎ捨てると、僕の目の前にものすごい勢いで押し上げられた下着が見える。
この下に慎一さんのあのおっきなモノがあるんだ。
それを想像するだけで僕も少し興奮してしまう。
やっぱり僕……慎一さんが大好きなんだな。
ドキドキしながら見つめていると、慎一さんが最後の一枚、下着に手をかけそのままさっと脱ぎ去った。
「わぁ! すごい、この前よりおっきぃですよ!!」
この前、お風呂場で見た時よりもずっとずっと大きなモノが現れて目が離せない。
もっと近くで見たくなって、さっきの快感で身体の力が抜けていたけれど、必死に身体を起こすと慎一さんのおっきなモノが目の前に見えた。
この身体……僕のものなんだよね。
誰も触れられない慎一さんの身体が僕だけは触れられる。
それがなんだかたまらなく嬉しい。
そっと手を伸ばして、慎一さんの腹筋に触れると、慎一さんがピクリと震えた。
「ごめんなさい、冷たかったですか?」
「いや、伊月が触ってくれたから気持ちがいいだけだよ」
そうか。さっきの僕と同じ。感じてくれたってことなのかな。それなら嬉しい。
「俺も伊月を気持ち良くしたい。いい?」
「はい。いっぱいしてください……」
どんなふうにして気持ち良くしてくれるのかわからなかったけれど、慎一さんに任せておけば大丈夫だよね。
慎一さんは優しく僕をベッドに寝かせると、ベッド脇の棚から何か小さなボトルをとって中身を手のひらに乗せた。
「それ……」
「大丈夫。伊月と愛し合うために必要なものだから安心して」
愛し合うために?
どうするのかわからないけど、慎一さんが必要だと思うのならそれでいい。
それでもちょっとドキドキするのは許してほしい。
慎一さんは僕の足の間に座ると、その手で僕の小さなモノを握った。
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