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長い初夜の中で※
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甘々な続きが書きたくなって衝動的に書いてしまったので、少し短いですが楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
< side護>
「ああっ……ま、もるさん……っ、そ、こ……っ、き、もち、いぃ…‥っ」
「可愛い澪……もっともっと気持ちよくしてやろう」
「ひゃぁーっん、おか、しくなるぅ……っ」
澪は私に最奥を穿たれながら、ふさふさとした私の尻尾に触れるのが好きだ。
身体を痙攣させるほど気持ち良くなるのがたまらないらしい。
今夜も爪先をピクピクと震わせながら、甘い蜜を放った。
その甘い蜜を長い舌で舐め取りながら、私も澪の最奥に蜜を放つ。
一滴残らず注ぎ込んでなお、まだ私の昂りは治まることを知らない。
それどころか、興奮は増すばかりだ。
ああ、もう本当に澪は可愛すぎていつまで経っても手放せない。
今夜もどれくらい澪の中に蜜を放っただろう。
澪の薄い腹がぽっこりと膨らんでいるのは、私の放った蜜とまだ中に居続けている昂りのせいだろう。
まだ熱はおさまらないが、意識を失ってしまった澪を少し休ませてあげないといけないな。
ぐったりとシーツに沈む澪を抱きしめて、唇を奪い、甘やかな唾液をたっぷりと味わって、代わりに私の唾液を澪に飲ませておく。
これで目を覚ました時には身体もスッキリしているはずだ。
昂りを中に挿入たまま、バスルームに向かう。
ベルを鳴らしておいたから、今頃郡司が寝室を整えているだろう。
その間に澪の身体を清めておく。
昂りはまだ出たくないと言い張っているが、澪が目を覚ませばまた愛し合える。
そう言い聞かせて澪の中から昂りを引き抜くと、私の形に広がった澪の可愛らしい後孔から、ポタポタと蜜が垂れてくる。
私の番となった澪は、子どもを孕むことができるようになったから基本的に私の蜜は全て吸収されるのだが、おそらく量が多すぎて溢れた分だろう。
一週間の初夜の儀式もとうとう五日目を終えようとしているが、すでに私の子を孕む準備は万端だ。
だが、当分は二人だけでいい。
澪は私だけのものだ。
身体を清め、まだ眠ったままの澪を抱きかかえて寝室に戻る。
綺麗に整ったベッドに一緒に横たわり、澪を抱きしめる。
お互いに裸のままだから、ピッタリと吸い付くようで心地いい。
五日間、ただ欲望のままに愛し合い続けているが、飽きるということがない。
それどころか愛おしさは増すばかりだ。
ああ、本当に澪は美しく、そして愛らしく成長してくれた。
澪は知らないことだが、幼い澪と出会ったあの子犬は私の仮の姿。
正確に言えば、子狐だったのだが、その辺りはどうでもいい。
あの日、七歳となった澪に私の番となる証をつけるために会いに行ったのだ。
あの薬指につけた番の証は、私そのもの。
澪を守るために威嚇フェロモンを放ち、私と出会うまで澪に危険が及ぶことがないように見守っていた。
だからこそ、澪は穢れなき清らかな姿で私と初夜を迎えることができたのだ。
ここまでずっと守り続けていた澪をあんな愚かな女に澪を穢されなくて本当によかった。
あの女は、澪の父が温情を与えていたがそんな必要はない。
あの家共々、後でしっかりと制裁してやろう。
それこそ、もう二度と澪に近づくことができないように。
「ああ、澪……愛しているよ。澪は一生私だけのものだ」
澪の唇を奪うと、眠っているはずの澪の顔が綻ぶ。
「ま、もるさん……す、きぃ……っ」
可愛らしい口から私への愛の言葉が漏れた。
愛しい番にこのような愛を囁かれて我慢できるものなどいるはずがない。
私は欲望と興奮のままに、とろとろにほぐれた澪の中に昂りを沈めたのだった。
* * *
< side護>
「ああっ……ま、もるさん……っ、そ、こ……っ、き、もち、いぃ…‥っ」
「可愛い澪……もっともっと気持ちよくしてやろう」
「ひゃぁーっん、おか、しくなるぅ……っ」
澪は私に最奥を穿たれながら、ふさふさとした私の尻尾に触れるのが好きだ。
身体を痙攣させるほど気持ち良くなるのがたまらないらしい。
今夜も爪先をピクピクと震わせながら、甘い蜜を放った。
その甘い蜜を長い舌で舐め取りながら、私も澪の最奥に蜜を放つ。
一滴残らず注ぎ込んでなお、まだ私の昂りは治まることを知らない。
それどころか、興奮は増すばかりだ。
ああ、もう本当に澪は可愛すぎていつまで経っても手放せない。
今夜もどれくらい澪の中に蜜を放っただろう。
澪の薄い腹がぽっこりと膨らんでいるのは、私の放った蜜とまだ中に居続けている昂りのせいだろう。
まだ熱はおさまらないが、意識を失ってしまった澪を少し休ませてあげないといけないな。
ぐったりとシーツに沈む澪を抱きしめて、唇を奪い、甘やかな唾液をたっぷりと味わって、代わりに私の唾液を澪に飲ませておく。
これで目を覚ました時には身体もスッキリしているはずだ。
昂りを中に挿入たまま、バスルームに向かう。
ベルを鳴らしておいたから、今頃郡司が寝室を整えているだろう。
その間に澪の身体を清めておく。
昂りはまだ出たくないと言い張っているが、澪が目を覚ませばまた愛し合える。
そう言い聞かせて澪の中から昂りを引き抜くと、私の形に広がった澪の可愛らしい後孔から、ポタポタと蜜が垂れてくる。
私の番となった澪は、子どもを孕むことができるようになったから基本的に私の蜜は全て吸収されるのだが、おそらく量が多すぎて溢れた分だろう。
一週間の初夜の儀式もとうとう五日目を終えようとしているが、すでに私の子を孕む準備は万端だ。
だが、当分は二人だけでいい。
澪は私だけのものだ。
身体を清め、まだ眠ったままの澪を抱きかかえて寝室に戻る。
綺麗に整ったベッドに一緒に横たわり、澪を抱きしめる。
お互いに裸のままだから、ピッタリと吸い付くようで心地いい。
五日間、ただ欲望のままに愛し合い続けているが、飽きるということがない。
それどころか愛おしさは増すばかりだ。
ああ、本当に澪は美しく、そして愛らしく成長してくれた。
澪は知らないことだが、幼い澪と出会ったあの子犬は私の仮の姿。
正確に言えば、子狐だったのだが、その辺りはどうでもいい。
あの日、七歳となった澪に私の番となる証をつけるために会いに行ったのだ。
あの薬指につけた番の証は、私そのもの。
澪を守るために威嚇フェロモンを放ち、私と出会うまで澪に危険が及ぶことがないように見守っていた。
だからこそ、澪は穢れなき清らかな姿で私と初夜を迎えることができたのだ。
ここまでずっと守り続けていた澪をあんな愚かな女に澪を穢されなくて本当によかった。
あの女は、澪の父が温情を与えていたがそんな必要はない。
あの家共々、後でしっかりと制裁してやろう。
それこそ、もう二度と澪に近づくことができないように。
「ああ、澪……愛しているよ。澪は一生私だけのものだ」
澪の唇を奪うと、眠っているはずの澪の顔が綻ぶ。
「ま、もるさん……す、きぃ……っ」
可愛らしい口から私への愛の言葉が漏れた。
愛しい番にこのような愛を囁かれて我慢できるものなどいるはずがない。
私は欲望と興奮のままに、とろとろにほぐれた澪の中に昂りを沈めたのだった。
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みんなの感想(7件)
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Madame gray-01さま。コメントありがとうございます!
かなり久しぶりだったんで甘々に仕上げてみました💕
楽しんでいただけて何よりです✨
二人がいいと言っていてもラブラブな二人ですから小狐ちゃんがすぐにやってきちゃいそうですよね☺️
いぬぞ〜さま。コメントありがとうございます!
ふふ🤭もうそんなことされたら大変です(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)ニヤニヤ
でも旦那様たちはみんなニャンコにケモ耳尻尾ついてて欲しいでしょうねぇ💖
すごいことになっちゃいそうですが(笑)
四葩さま。コメントありがとうございます!
愛しい番になら子犬に間違われても怒ったりしません(笑)
優しいお狐様です💕
でもほんと顔の長いポメの子は狐に見えちゃいますよね。
もふもふのしっぽできっと綺麗な子ですよ。
澪はもっと丸っこいちっちゃな狐ちゃんですかね。
ふふ🤭いつか小狐ちゃんも生まれそうですが、パパの溺愛がすごそうです(笑)