37 / 42
番外編
最高のご褒美 後編 <sideアシュリー>
しおりを挟む
「アシュリーさま。お食事のご用意ができました」
「そうか。ありがとう」
レイを抱っこしてダイニングルームに向かおうと思ったら、
「今日のお食事はこちらのお部屋にご用意いたします」
と言われ、部屋のテーブルに次々と料理が運ばれる。
「なんだ、いつもウィリアムたちは部屋で食事をしているのか?」
「いいえ。いつもは旦那さまとダイニングルームでお食事を摂られますが、ルカさまが少しお疲れになっていらっしゃいましたのでお部屋にご準備しております」
「ルカが? 大丈夫なのか?」
「はい。最近はミルクをおあげになると一気にお疲れになるようですが、少し休まれますと回復なさいますのでご安心くださいませ」
「そうか。二人とも大きくなってきているからミルクの量も増えて、ルカのの小さな身体ではすぐに体力を消耗してしまうのだろうな」
「はい。ですから、先ほどジョージ医師とお話し合いをなさって、ルカさまの授乳は日に一度だけにして、他は人工ミルクをお与えになるようになさったようです。というわけで、アシュリーさまのお食事を終えられた後で構いませんので、レイさまにミルクをお与えいただけますか?」
「私がレイにミルクを? それは願ったり叶ったりだ。私に任せてくれ」
レイに授乳したいと思っていた願いがこうも早く叶うとは……。
本当に今日は何もかもが私のために動いているようだ。
大きなテーブルにたくさんの料理が並び、途端にいい匂いが漂ってくる。
騎士団の訓練帰りで最高潮に腹を空かせていた私の食欲を一気に唆る。
「レイさまは私が見ておりますので、どうぞお召し上がりください」
「ああ、ありがとう」
椅子に座り、フォークとナイフを手にした途端、レイの泣き声が響き渡る。
セスが一生懸命あやしてくれているがどうも泣き止まない様子だ。
「セス、私が抱っこしよう」
「ですが……」
「レイを抱っこしたままでも食事くらいできる。今日は私が世話を任されたのだから気にしなくていいよ」
「はい。それではお願いいたします」
セスからレイを受け取ると、途端に泣き声がやむ。
それどころか
「だぁっ、だぁっ」
と可愛らしい声まであげてくれる。
「レイさまはアシュリーさまの腕の中におられる時が一番嬉しそうでございますね」
「ははっ。そうだろう」
羽のように軽いレイを抱っこしながら、目の前の食事を全て平らげる。
騎士団で訓練を積んでいる私にとっては何の苦労もない。
レイは私が食事をとっている間、ただ嬉しそうに眺めてくれていた。
「さぁ、次はレイの番だな。私がミルクを飲ませよう」
すぐに人肌に温められたミルクが用意される。
私はソファーに座って、レイにミルクをあげ始めた。
「うんくっ、うんくっ、うんくっ」
小さな唇を一生懸命動かしてミルクを飲む姿がたまらなく可愛い。
ああ、この姿を見られるとは……なんという幸せだろう。
あっという間に飲み干したレイを縦抱きにして背中をトントンと叩くと
「けぽっ」
と可愛らしいゲップが聞こえる。
「レイ、上手にできたな」
「あぶっ、あぶっ」
可愛らしい笑顔を見せてくれるレイを優しく腕の中に抱きしめながら、しばらくのんびりと過ごしているとセスがやってきて、レイをそろそろ風呂に入れて欲しいと言ってくる。
そうか、風呂か。
てっきりいつものようにレイ専用の小さな風呂に入れるのかと思っていたが、
「アシュリーさまもご一緒にお入りください」
と言われて一瞬驚く。
決して風呂の中に落としたりすることはしないからそこは心配していないが、一緒に入るのは少し気が引ける。
いや、決してこんな赤子相手に興奮するわけではない。
ただ照れるだけだ。
それでも一緒に入れるのなら、そのチャンスを捨てる気などさらさらない。
セスに風呂の準備が整ったと言われ脱衣所の中に入ると、レイを寝かせておくための小さなベッドもある。
そこにレイを寝かせ、急いで自分の服を脱ぐ。
そして、レイの服を脱がせ優しく抱き抱えると、
「――っ!!」
いつもとは全く違う、レイの温もりを肌から直接感じて少しドキドキする。
心なしかレイもいつもより嬉しそうに見える。
レイのためのシャンプーとボディーソープで優しく身体を洗い流す。
私の小指ほどしかない小さな果実も優しく洗ってやると、レイは嬉しそうに足をばたつかせた。
レイを片手に抱いたまま、急いで自分の髪と身体を洗い流す。
その間、レイの視線が私の身体を見つめていたような気がしたが、物珍しいと思ってみているのだろう。
ウィリアムともこんなふうに一緒に入っているのかと思うと少し腹立たしくもあるが、あいつは父親なのだから仕方がないと言い聞かせる。
まだ今は許してやろう。
そう、せめて3歳まではな。
あっという間に身体を洗い終え、レイを抱きかかえたまま湯船につかる。
普段私が入る風呂より随分とぬるいが、これはレイ仕様なのだろう。
「どうだ? レイ、気持ちいいか?」
「だぁっ、だぁっ」
嬉しそうな声をあげるレイをみているだけで癒される。
しばらく湯に浸かっていると、レイの頬が赤くなってきた。
そろそろ出たほうが良さそうだ。
脱衣所に戻り、ふわふわのおくるみでレイを包んでから小さなベッドに寝かせておく。
急いで自分の身体を拭き、用意してあった夜着を羽織ってレイの元に戻ると、唇をチュッチュと動かしているのが見える。
ああ、これは喉が渇いているようだ。
風呂上がりには水分を取らせるようにとジョージ医師から何度も言われていたから覚えている。
私はレイをおくるみに包んだまま、急いでリビングに戻るときちんとミルクが用意してあった。
ああ、さすがだな。
セスは。
二度目の授乳は先ほどよりも手慣れた気がした。
美味しそうに飲み干すレイを見つめながら、また可愛らしいゲップの音を聞く。
育児というのはなんとも同じことの繰り返しだが、そこには毎回小さな成長が感じられる。
その小さな成長を自分で見つけるのも楽しい。
用意されていた着替えをレイに着せ、眠そうなレイをベッドに連れて行く。
風呂上がりでいつもより温かなレイを抱きしめながら、レイが眠りに落ちて行くまで子守唄を歌ってやる。
私が子守唄など歌っていることは誰も知らない、私とレイだけの秘密だ。
レイがストンと夢の世界に落ちてすぐに私も眠りに落ちていく。
――あーたん、こっち~っ!!
レイ、そんなに走ったら危ないぞっ!
だいじょうぶ。あーたんもはやくきてぇ~! わぁーっ!!
レイっ!!
ふぇっ……うっ……
もう大丈夫、怖くなかっただろう?
おみずにおちるとおもった……
大丈夫。私がそんなこと絶対にさせないよ。
あーたん、だいすきっ!
ああ、私もレイが大好きだよ。
ねぇ、あーたん。れいは、いつになったらあーたんのおよめさんになれる?
もうすぐだよ。
むーっ、あーたんはいつももうすぐばっかり。
ここまで待ったんだ。私にとってはもうすぐだよ。
じゃあ、あーたんっ。ちゅーしよう。
レイっ、それは……っ。んんっ!!!
息苦しさに目を覚ますと、目の前にレイがいた。
しかも眠ったまま嬉しそうに私の唇をちゅっちゅと吸っている。
どうやらお腹が空いて、私の唇を間違えて吸っていたのだろう。
だからあんな夢を見たのか……。
図らずともレイと初めてのキスをしてしまったようだが、これは私の心の中だけに留めておこう。
レイとの初めてのキスはもっと素敵な場所のほうが喜ぶだろうからな。
そう思っていたのだが数年後、この時のキスがわざとだよとレイに言われて、私の人生最大の驚きの声を出してしまうのだが……この時の私はまだ何も知らない。
「そうか。ありがとう」
レイを抱っこしてダイニングルームに向かおうと思ったら、
「今日のお食事はこちらのお部屋にご用意いたします」
と言われ、部屋のテーブルに次々と料理が運ばれる。
「なんだ、いつもウィリアムたちは部屋で食事をしているのか?」
「いいえ。いつもは旦那さまとダイニングルームでお食事を摂られますが、ルカさまが少しお疲れになっていらっしゃいましたのでお部屋にご準備しております」
「ルカが? 大丈夫なのか?」
「はい。最近はミルクをおあげになると一気にお疲れになるようですが、少し休まれますと回復なさいますのでご安心くださいませ」
「そうか。二人とも大きくなってきているからミルクの量も増えて、ルカのの小さな身体ではすぐに体力を消耗してしまうのだろうな」
「はい。ですから、先ほどジョージ医師とお話し合いをなさって、ルカさまの授乳は日に一度だけにして、他は人工ミルクをお与えになるようになさったようです。というわけで、アシュリーさまのお食事を終えられた後で構いませんので、レイさまにミルクをお与えいただけますか?」
「私がレイにミルクを? それは願ったり叶ったりだ。私に任せてくれ」
レイに授乳したいと思っていた願いがこうも早く叶うとは……。
本当に今日は何もかもが私のために動いているようだ。
大きなテーブルにたくさんの料理が並び、途端にいい匂いが漂ってくる。
騎士団の訓練帰りで最高潮に腹を空かせていた私の食欲を一気に唆る。
「レイさまは私が見ておりますので、どうぞお召し上がりください」
「ああ、ありがとう」
椅子に座り、フォークとナイフを手にした途端、レイの泣き声が響き渡る。
セスが一生懸命あやしてくれているがどうも泣き止まない様子だ。
「セス、私が抱っこしよう」
「ですが……」
「レイを抱っこしたままでも食事くらいできる。今日は私が世話を任されたのだから気にしなくていいよ」
「はい。それではお願いいたします」
セスからレイを受け取ると、途端に泣き声がやむ。
それどころか
「だぁっ、だぁっ」
と可愛らしい声まであげてくれる。
「レイさまはアシュリーさまの腕の中におられる時が一番嬉しそうでございますね」
「ははっ。そうだろう」
羽のように軽いレイを抱っこしながら、目の前の食事を全て平らげる。
騎士団で訓練を積んでいる私にとっては何の苦労もない。
レイは私が食事をとっている間、ただ嬉しそうに眺めてくれていた。
「さぁ、次はレイの番だな。私がミルクを飲ませよう」
すぐに人肌に温められたミルクが用意される。
私はソファーに座って、レイにミルクをあげ始めた。
「うんくっ、うんくっ、うんくっ」
小さな唇を一生懸命動かしてミルクを飲む姿がたまらなく可愛い。
ああ、この姿を見られるとは……なんという幸せだろう。
あっという間に飲み干したレイを縦抱きにして背中をトントンと叩くと
「けぽっ」
と可愛らしいゲップが聞こえる。
「レイ、上手にできたな」
「あぶっ、あぶっ」
可愛らしい笑顔を見せてくれるレイを優しく腕の中に抱きしめながら、しばらくのんびりと過ごしているとセスがやってきて、レイをそろそろ風呂に入れて欲しいと言ってくる。
そうか、風呂か。
てっきりいつものようにレイ専用の小さな風呂に入れるのかと思っていたが、
「アシュリーさまもご一緒にお入りください」
と言われて一瞬驚く。
決して風呂の中に落としたりすることはしないからそこは心配していないが、一緒に入るのは少し気が引ける。
いや、決してこんな赤子相手に興奮するわけではない。
ただ照れるだけだ。
それでも一緒に入れるのなら、そのチャンスを捨てる気などさらさらない。
セスに風呂の準備が整ったと言われ脱衣所の中に入ると、レイを寝かせておくための小さなベッドもある。
そこにレイを寝かせ、急いで自分の服を脱ぐ。
そして、レイの服を脱がせ優しく抱き抱えると、
「――っ!!」
いつもとは全く違う、レイの温もりを肌から直接感じて少しドキドキする。
心なしかレイもいつもより嬉しそうに見える。
レイのためのシャンプーとボディーソープで優しく身体を洗い流す。
私の小指ほどしかない小さな果実も優しく洗ってやると、レイは嬉しそうに足をばたつかせた。
レイを片手に抱いたまま、急いで自分の髪と身体を洗い流す。
その間、レイの視線が私の身体を見つめていたような気がしたが、物珍しいと思ってみているのだろう。
ウィリアムともこんなふうに一緒に入っているのかと思うと少し腹立たしくもあるが、あいつは父親なのだから仕方がないと言い聞かせる。
まだ今は許してやろう。
そう、せめて3歳まではな。
あっという間に身体を洗い終え、レイを抱きかかえたまま湯船につかる。
普段私が入る風呂より随分とぬるいが、これはレイ仕様なのだろう。
「どうだ? レイ、気持ちいいか?」
「だぁっ、だぁっ」
嬉しそうな声をあげるレイをみているだけで癒される。
しばらく湯に浸かっていると、レイの頬が赤くなってきた。
そろそろ出たほうが良さそうだ。
脱衣所に戻り、ふわふわのおくるみでレイを包んでから小さなベッドに寝かせておく。
急いで自分の身体を拭き、用意してあった夜着を羽織ってレイの元に戻ると、唇をチュッチュと動かしているのが見える。
ああ、これは喉が渇いているようだ。
風呂上がりには水分を取らせるようにとジョージ医師から何度も言われていたから覚えている。
私はレイをおくるみに包んだまま、急いでリビングに戻るときちんとミルクが用意してあった。
ああ、さすがだな。
セスは。
二度目の授乳は先ほどよりも手慣れた気がした。
美味しそうに飲み干すレイを見つめながら、また可愛らしいゲップの音を聞く。
育児というのはなんとも同じことの繰り返しだが、そこには毎回小さな成長が感じられる。
その小さな成長を自分で見つけるのも楽しい。
用意されていた着替えをレイに着せ、眠そうなレイをベッドに連れて行く。
風呂上がりでいつもより温かなレイを抱きしめながら、レイが眠りに落ちて行くまで子守唄を歌ってやる。
私が子守唄など歌っていることは誰も知らない、私とレイだけの秘密だ。
レイがストンと夢の世界に落ちてすぐに私も眠りに落ちていく。
――あーたん、こっち~っ!!
レイ、そんなに走ったら危ないぞっ!
だいじょうぶ。あーたんもはやくきてぇ~! わぁーっ!!
レイっ!!
ふぇっ……うっ……
もう大丈夫、怖くなかっただろう?
おみずにおちるとおもった……
大丈夫。私がそんなこと絶対にさせないよ。
あーたん、だいすきっ!
ああ、私もレイが大好きだよ。
ねぇ、あーたん。れいは、いつになったらあーたんのおよめさんになれる?
もうすぐだよ。
むーっ、あーたんはいつももうすぐばっかり。
ここまで待ったんだ。私にとってはもうすぐだよ。
じゃあ、あーたんっ。ちゅーしよう。
レイっ、それは……っ。んんっ!!!
息苦しさに目を覚ますと、目の前にレイがいた。
しかも眠ったまま嬉しそうに私の唇をちゅっちゅと吸っている。
どうやらお腹が空いて、私の唇を間違えて吸っていたのだろう。
だからあんな夢を見たのか……。
図らずともレイと初めてのキスをしてしまったようだが、これは私の心の中だけに留めておこう。
レイとの初めてのキスはもっと素敵な場所のほうが喜ぶだろうからな。
そう思っていたのだが数年後、この時のキスがわざとだよとレイに言われて、私の人生最大の驚きの声を出してしまうのだが……この時の私はまだ何も知らない。
449
お気に入りに追加
5,677
あなたにおすすめの小説

転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?

【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。