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番外編
誕生の裏話 <sideセス&アシュリー>
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すみません。
昨日完結設定にしたばかりですが、前話<僕たちの赤ちゃん>の対になるようなお話を書いたので投稿します。
完結完結詐欺になって申し訳ありませんが(汗)
楽しんでいただけると嬉しいです。
* * *
<sideセス>
「おかえりなさいませ。検診はいかがでございましたか?」
「セス、それが大変なのだ。出産が急遽明後日になった。手術の準備を早急に進めてくれ」
「明後日、でございますか? まさか、ルカさまとお子さまの身に何か?」
「いや、そうではない。子たちがもうすでに大きくなっているから、取り出したほうがいいそうだ。あまり大きくなりすぎるとルカの腹に収まりきらなくなる」
確かにもうすでにルカさまのお腹はかなりの大きさだ。
この小さなお腹にお子さまが二人もいらっしゃるのだから当然だ。
「承知いたしました。手術室に関しては何があっても良いようにとすでに万全に整えてございます。ウィリアムさまは当日手術には立ち合いになられるのでしょう?」
「無論、そのつもりだ。それでだ、子たちが生まれたらすぐに身体を清める必要がある。それをセスと他に誰かに任させたいのだが……」
「それなら旦那さまかアシュリーさまにお任せいたしましょうか」
「問題はそこなのだ、ジョージは2人だけだと言っているから、セスともう1人になるが……おそらく陛下もご希望になるだろう? とにかく、私はルカに付き添うから、あとの1人を誰にするかは話し合いでうまくやってくれ」
「承知いたしました」
そうは返したものの、おそらく揉めるだろう。
なんと言っても旦那さまも国王さまもずっと楽しみにしていたのだから。
私はすぐに国王さまとアシュリーさまに早馬を出し、その間に旦那さまに事の次第を報告にいった。
話を聞くや否や、旦那さまは当然のように
「私はルカの父親で、生まれてくる子たちの祖父なのだぞ! 私がやるのが当たり前だろう!!」
と息巻いていらっしゃったが、なかなかそうもいかない事情がある。
なんと言っても国王さまはルカさまの生まれ変わりでいらっしゃる御子をアシュリーさまのご伴侶さまになさるおつもりだからだ。
しかもアシュリーさまもそのつもりでいらっしゃるようだし、そして、ウィリアムさまもそのことを渋々ながらも容認なさっておいでだ。
とすれば、本来ならばアシュリーさまにお任せするのが一番良いのではと思うのだが、お子さまの誕生を楽しみにしていらっしゃる旦那さまと国王さまのお気持ちを察するに、私の方から率先してアシュリーさまにお任せくださいと言いづらい。
しかし、手術はすでに明後日と決まっている。
長引かせるわけにはいかない。
そう思っていると、ちょうどいいタイミングで国王さまとアシュリーさまがお着きになった。
ここからうまく話し合いが進めば良いのだが……。
あとはアシュリーさまにお任せするしかない。
<sideアシュリー>
フローレス公爵家からの早馬に、まさかもう生まれたのか! と慌てて手紙を見ると、ルカの手術が明後日になったとの報告だった。
そのことについて至急話がしたいと公爵家執事セスからの手紙に私は父上と共に急いで公爵家へと向かった。
どうやらルカは出産に備えて部屋で安静にしているようだ。
そんなルカのそばにウィリアムも付き添っているらしい。
私と父上は屋敷の応接間へと案内され、話を聞くこととなった。
「それで出産時についての話とはなんだ?」
「兄上、実はルカの子どもたちが生まれた後にすぐに身体を清めてやる人が必要なのだそうで、その役目を我々の中から選ぶのでございますが……」
「何? ならば、私だ! なんと言っても私は国王なのだからな。私以外にその役目をできるものはおらぬだろう」
「いえいえ、兄上。私は生まれてくる子たちにとって祖父なのですよ。私に一番の資格がございます」
「ちょっと待ってください。私はルカの生まれ変わりである子の伴侶となるべき者のはずです。私がその役目を担うのが当然では?」
「お前、それとこれとは違うだろう!」
「いいえ、父上。私がやります!」
私の伴侶となるべき者の初めての介助を、何が悲しくて父上たちにさせなければならぬのだ!
ここは絶対に引くわけにはいかない!
そう思っていると、黙って話を聞いていたセスがゆっくりと口を開いた。
「失礼致します。僭越ながら、私の方からも一つご提案を申し上げてもよろしいでしょうか?」
「なんだ、セス。何かあるのか?」
「はい。お子さまたちの御介助を実際にやっていただいて、誰にお願いするかをお決めしたく存じます」
「実際にやって? それはどういう意味だ?」
「生まれたてのお子さまと同じ大きさ、同じ体重の人形を相手に身体を清めていただきたいのです。それで一番綺麗にしていただいた方にお願いしとうございます」
なるほど、それはいい考えだ。
父上もルカの父上もその提案に賛同し、急いで手術室に向かい、一人一人やってみることになった。
とはいえ、最初から結果は見えている。
父上もルカの父上も子の世話などしたことがないのだから、やり方一つ知らず、父上に至っては湯の中に人形を落としてしまう始末。
その点、私は騎士団で大人相手ではあるが介助をした経験もある。
2人よりはマシだろう。
というわけであっさりと私が任されることとなった。
今思えば、やったこともないのにどうしてあんなにも気楽に、父上とルカの父上がセスの提案に乗ったのか不思議でならない。
まぁ、やったことがないからこそ、小さな子どもの世話など簡単だと思ったのだろうな。
兎にも角にも、あっという間に手術の日がやってきた。
私とセスは手術室に立ち入ることはできず、隣室でただひたすらに誕生を待ち続けるだけ。
準備万端で待ち続けていると、ようやく手術室から赤子の泣き声が聞こえてきた。
それからすぐにウィリアムが両手に子を抱いて現れ、
「アシュリー、こちらがルカの……生まれ変わりだ」
と私に直々に手渡してくれた。
ルカと同じ金色でふわふわの髪色、目は瞑っているからわからないがやはりルカによく似ている。
ああ、ルカ……ようやく私の腕の中に抱けるのだな。
幸せを噛み締めていると、
「アシュリーさま、こちらの御子はウィリアムさまにそっくりでいらっしゃいますよ」
と嬉しそうにセスが見せてくれる。
ああっ! 本当にウィリアムに瓜二つだ。
なるほど。
どうしてこちらがすぐにルカの生まれ変わりだとわかったのか理由がわかった。
この子は大きくなったら母親のルカを巡ってウィリアムと喧嘩になりそうだ。
ウィリアムはルカが絡むと嫉妬深いから、いくら子どもとはいえ本気になりそうだな。
「お前は私の伴侶だぞ。私が成人までしっかりと育ててやる。だから早く大きくなれ!」
生まれたばかりですでに笑みを浮かべているように見える、生まれたてのかわいい伴侶の身体を清め、私の手で美しい産着に着替えさせた。
昨日完結設定にしたばかりですが、前話<僕たちの赤ちゃん>の対になるようなお話を書いたので投稿します。
完結完結詐欺になって申し訳ありませんが(汗)
楽しんでいただけると嬉しいです。
* * *
<sideセス>
「おかえりなさいませ。検診はいかがでございましたか?」
「セス、それが大変なのだ。出産が急遽明後日になった。手術の準備を早急に進めてくれ」
「明後日、でございますか? まさか、ルカさまとお子さまの身に何か?」
「いや、そうではない。子たちがもうすでに大きくなっているから、取り出したほうがいいそうだ。あまり大きくなりすぎるとルカの腹に収まりきらなくなる」
確かにもうすでにルカさまのお腹はかなりの大きさだ。
この小さなお腹にお子さまが二人もいらっしゃるのだから当然だ。
「承知いたしました。手術室に関しては何があっても良いようにとすでに万全に整えてございます。ウィリアムさまは当日手術には立ち合いになられるのでしょう?」
「無論、そのつもりだ。それでだ、子たちが生まれたらすぐに身体を清める必要がある。それをセスと他に誰かに任させたいのだが……」
「それなら旦那さまかアシュリーさまにお任せいたしましょうか」
「問題はそこなのだ、ジョージは2人だけだと言っているから、セスともう1人になるが……おそらく陛下もご希望になるだろう? とにかく、私はルカに付き添うから、あとの1人を誰にするかは話し合いでうまくやってくれ」
「承知いたしました」
そうは返したものの、おそらく揉めるだろう。
なんと言っても旦那さまも国王さまもずっと楽しみにしていたのだから。
私はすぐに国王さまとアシュリーさまに早馬を出し、その間に旦那さまに事の次第を報告にいった。
話を聞くや否や、旦那さまは当然のように
「私はルカの父親で、生まれてくる子たちの祖父なのだぞ! 私がやるのが当たり前だろう!!」
と息巻いていらっしゃったが、なかなかそうもいかない事情がある。
なんと言っても国王さまはルカさまの生まれ変わりでいらっしゃる御子をアシュリーさまのご伴侶さまになさるおつもりだからだ。
しかもアシュリーさまもそのつもりでいらっしゃるようだし、そして、ウィリアムさまもそのことを渋々ながらも容認なさっておいでだ。
とすれば、本来ならばアシュリーさまにお任せするのが一番良いのではと思うのだが、お子さまの誕生を楽しみにしていらっしゃる旦那さまと国王さまのお気持ちを察するに、私の方から率先してアシュリーさまにお任せくださいと言いづらい。
しかし、手術はすでに明後日と決まっている。
長引かせるわけにはいかない。
そう思っていると、ちょうどいいタイミングで国王さまとアシュリーさまがお着きになった。
ここからうまく話し合いが進めば良いのだが……。
あとはアシュリーさまにお任せするしかない。
<sideアシュリー>
フローレス公爵家からの早馬に、まさかもう生まれたのか! と慌てて手紙を見ると、ルカの手術が明後日になったとの報告だった。
そのことについて至急話がしたいと公爵家執事セスからの手紙に私は父上と共に急いで公爵家へと向かった。
どうやらルカは出産に備えて部屋で安静にしているようだ。
そんなルカのそばにウィリアムも付き添っているらしい。
私と父上は屋敷の応接間へと案内され、話を聞くこととなった。
「それで出産時についての話とはなんだ?」
「兄上、実はルカの子どもたちが生まれた後にすぐに身体を清めてやる人が必要なのだそうで、その役目を我々の中から選ぶのでございますが……」
「何? ならば、私だ! なんと言っても私は国王なのだからな。私以外にその役目をできるものはおらぬだろう」
「いえいえ、兄上。私は生まれてくる子たちにとって祖父なのですよ。私に一番の資格がございます」
「ちょっと待ってください。私はルカの生まれ変わりである子の伴侶となるべき者のはずです。私がその役目を担うのが当然では?」
「お前、それとこれとは違うだろう!」
「いいえ、父上。私がやります!」
私の伴侶となるべき者の初めての介助を、何が悲しくて父上たちにさせなければならぬのだ!
ここは絶対に引くわけにはいかない!
そう思っていると、黙って話を聞いていたセスがゆっくりと口を開いた。
「失礼致します。僭越ながら、私の方からも一つご提案を申し上げてもよろしいでしょうか?」
「なんだ、セス。何かあるのか?」
「はい。お子さまたちの御介助を実際にやっていただいて、誰にお願いするかをお決めしたく存じます」
「実際にやって? それはどういう意味だ?」
「生まれたてのお子さまと同じ大きさ、同じ体重の人形を相手に身体を清めていただきたいのです。それで一番綺麗にしていただいた方にお願いしとうございます」
なるほど、それはいい考えだ。
父上もルカの父上もその提案に賛同し、急いで手術室に向かい、一人一人やってみることになった。
とはいえ、最初から結果は見えている。
父上もルカの父上も子の世話などしたことがないのだから、やり方一つ知らず、父上に至っては湯の中に人形を落としてしまう始末。
その点、私は騎士団で大人相手ではあるが介助をした経験もある。
2人よりはマシだろう。
というわけであっさりと私が任されることとなった。
今思えば、やったこともないのにどうしてあんなにも気楽に、父上とルカの父上がセスの提案に乗ったのか不思議でならない。
まぁ、やったことがないからこそ、小さな子どもの世話など簡単だと思ったのだろうな。
兎にも角にも、あっという間に手術の日がやってきた。
私とセスは手術室に立ち入ることはできず、隣室でただひたすらに誕生を待ち続けるだけ。
準備万端で待ち続けていると、ようやく手術室から赤子の泣き声が聞こえてきた。
それからすぐにウィリアムが両手に子を抱いて現れ、
「アシュリー、こちらがルカの……生まれ変わりだ」
と私に直々に手渡してくれた。
ルカと同じ金色でふわふわの髪色、目は瞑っているからわからないがやはりルカによく似ている。
ああ、ルカ……ようやく私の腕の中に抱けるのだな。
幸せを噛み締めていると、
「アシュリーさま、こちらの御子はウィリアムさまにそっくりでいらっしゃいますよ」
と嬉しそうにセスが見せてくれる。
ああっ! 本当にウィリアムに瓜二つだ。
なるほど。
どうしてこちらがすぐにルカの生まれ変わりだとわかったのか理由がわかった。
この子は大きくなったら母親のルカを巡ってウィリアムと喧嘩になりそうだ。
ウィリアムはルカが絡むと嫉妬深いから、いくら子どもとはいえ本気になりそうだな。
「お前は私の伴侶だぞ。私が成人までしっかりと育ててやる。だから早く大きくなれ!」
生まれたばかりですでに笑みを浮かべているように見える、生まれたてのかわいい伴侶の身体を清め、私の手で美しい産着に着替えさせた。
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