33 / 85
宝探し※
しおりを挟む
「ルカさま、ウィリアムさまがお帰りに――」
「ルカっ! いま帰ったぞ」
今日はどうしても騎士団の仕事に行かないといけないと朝から泣く泣くお仕事に行ったウィルがまだ夕方にもならないうちに息を切らせながら、セスを押し退けるように部屋に入ってきて僕に駆け寄ってきた。
「ウィル! もうお仕事終わったんですか? それにそんなに息を切らせて大丈夫ですか?」
「ああ、ルカとの時間を過ごしたくて急いで仕事を終わらせたんだ。ルカに会いたくて走ってきただけだから心配しないでいい。それよりも会えなかった時間分、抱きしめさせてくれないか」
そう言って、早速僕のことを抱き上げてくれる。
ウィルと一緒に部屋に来ていたセスはウィルが僕を抱き上げたのを見るや否や、スッと扉を閉めて出て行ってしまった。
せっかく部屋に伝えに来てくれたのに申し訳ない。
そう思いながらも、ウィルに抱きかかえられるのは嬉しくて仕方がない。
そういえば今日は、ウィルが仕事に出かけてからお父さまとセスに言われて、部屋でのんびりソファーに座っていたし、ウィルが一緒にいる時はずっと抱きかかえられてるし、ここ最近自分で歩いた時間がないような気がする。
あんまり動かずにいて、太ってウィルに抱っこしてもらえなくなったら困るなぁ……なんてことを思いながら、ウィルに話しかけた。
「玄関でウィルをお出迎えしようと思っていたんですよ」
「悪い、少しでも早くルカに会いたくてそろそろ帰るという報告の早馬を出すのを忘れていた」
「ふふっ。そんなに僕に会いたかったんですか?」
「ああ、もちろんだよ。離れている時間が数ヶ月にも感じられたよ」
冗談でなく、本気でそう思っているように見える。
それくらい僕のことを想っていてくれているんだと思うと嬉しくてたまらなくなる。
だから僕は、
「お帰りなさい、ウィル」
そう言いながら、ウィルの唇にチュッとキスをした。
本当は今日、玄関でお出迎えした時にしようと思ってたんだ。
「ルカ――っ! ああっ、もうっ! お前はどうしてそんなに可愛いのだろうな」
「えっ? ウィル?」
ウィルは突然僕をぎゅっと抱きしめて、真剣な表情で
「ルカ……私たちの婚礼の儀までの日にちが短くなっただろう?」
と尋ねてきた。
「えっ? あ、はい。だから毎日一生懸命蜜を……」
「――っ! そ、そうだな。ルカはよく頑張っているな。だから、今日は少し次の段階に進もうと思っているのだが、ルカはどう思う?」
「次の段階、ですか? はいっ! 僕、ウィルとのためなら……なんでもします!!」
「ぐぅ――っ! な、ならば、今日の夕食後、風呂に入った時にでもするとしようか」
「えーっ、でも、まだお食事の時間には時間がたっぷりありますよ。せっかくウィルが早く帰ってきてくれたのですから、今のうちに少し進めませんか? 時間も勿体無いですよ。ねっ、だから食事までの時間に少ししましょう! だめ、ですか……?」
せっかく次の段階に進めると言ってくれたのに、夜まで待つのはもったいない気がして、一生懸命ウィルに頼むとウィルは
「いや……しかし……うーん、だがな……」
となんとも煮え切らないような言葉を並べていたけれど、
「悩んでいる時間がもったいないですよ。僕、早くウィルと先に進みたいです……」
というと、
「ぐぅぅぅーーっ!」
となぜか苦しげな声をあげながら、そのまま寝室を通り過ぎお風呂場へと連れて行かれた。
「次の段階はお風呂ですることなのですか?」
「い、いや。騎士団から帰ったばかりで汗臭いだろう? 一応騎士団から出る前にシャワーを浴びてはきたのだが、ルカに触れてもらうなら身体を清めておかなければな……」
「ふふっ。ウィルは綺麗好きなんですね。でも、僕……ウィルの汗の匂い好きですよ。すごく濃くてなんだかとっても美味しそうです。ずっと嗅いでいたくなります……」
そう言って首筋に顔を近づけると、本当にいつもより濃いウィルの匂いがしてドキドキした。
「ルカっ!! ああ、もうっ! 本当にお前は私の理性をどんどん壊していく。もう我慢できそうにないぞ」
ウィルはますます苦しげな表情になって、そのまま寝室へと引き返した。
「ウィル…‥何か怒ってますか?」
「ルカ、違うんだ……私が愚かなだけなのだよ。ルカが好きすぎて壊してしまいそうだ」
「大丈夫ですよ。僕は壊れたりしません。だってウィルに好かれることは僕の幸せですから……」
「ルカっ!!!」
ベッドに座らせられぎゅっと抱きしめられたかと思うと、大きくて肉厚な唇が僕のそれに重ねられた。
「んん……っん」
唇ごと全部食べられてしまうんじゃないかと思うほどにはむはむと甘噛みされて唇を舌で舐められる。
あまりにも長く唇を重ねられて苦しくなってきた。
ほんの一瞬ウィルの唇が離れた隙に息を吸おうと唇を開いたら、その瞬間を狙っていたかのようにウィルの舌が僕の口内に滑り込んできた。
「……ふぁ……っん……はぁ」
ウィルの舌は僕の口内を自由に動き回り、何もできずにいる僕の舌に絡みついてくる。
気づけば僕もウィルの舌を真似するようにウィルの口内を動いていた。
それが嬉しかったのか、キスをしながらでもウィルが微笑んだのがわかった。
クチュクチュと絡み合う音が耳に響いてきてようやく唇が離された。
あまりにも長いキスに頭がクラクラしてきたけれど、僕は幸せでいっぱいだった。
「ああ、ルカ。愛おしすぎる……」
ぎゅっと抱きしめられるとさっきの汗の匂いが鼻腔をくすぐる。
「ウィル……好きです」
心からふと溢れ出た言葉にウィルが破顔するのがわかった。
「ああ、私も好きだ……愛してる……」
もう一度キスが始まる……そう思った時、ウィルのズボンにものすごく硬い大きなものがあるのに気づいた。
「あれ? ウィル……この大きなものなんですか?」
「え゛っ――!! そ、それは……」
「大きな、棒? かな? 騎士団で使うものをズボンに入れてるんですか?」
「いや、そうじゃ、なくて……」
なんとも歯切れの悪いウィルが気になりながらも、ものすごく大きな棒の存在が気になって、手のひらで撫でていると、
「ぐぅ――っ、いや、ルカ……ちょ――っ!」
なぜか棒がますます大きくなっていく。
ますます気になってきて、僕はウィルのベルトを外しにかかった。
ウィルの手は僕を止めようとしているけれど、力は全然入っていない。
ふふっ。なんだろう。
なんだか宝探しみたいだ。
でもウィルが座っているとズボンが脱がせそうにない。
「ウィル……脱がしにくいから膝立ちになってください」
「いや、それは……」
「だめ、ですか……?」
「くっ――!!」
ウィルを見上げてお願いすると、ウィルはゆっくりと膝立ちになってくれた。
「ルカ……怖がらないでくれ」
「何をですか??」
そう聞き返したけれど、ウィルは何も言わずに僕を見つめている。
なんだろうと不思議に思いつつ、ベルトを外し、ズボンと下着を下ろした瞬間、ぺちっと僕の頬に衝撃を感じた。
「ルカっ! いま帰ったぞ」
今日はどうしても騎士団の仕事に行かないといけないと朝から泣く泣くお仕事に行ったウィルがまだ夕方にもならないうちに息を切らせながら、セスを押し退けるように部屋に入ってきて僕に駆け寄ってきた。
「ウィル! もうお仕事終わったんですか? それにそんなに息を切らせて大丈夫ですか?」
「ああ、ルカとの時間を過ごしたくて急いで仕事を終わらせたんだ。ルカに会いたくて走ってきただけだから心配しないでいい。それよりも会えなかった時間分、抱きしめさせてくれないか」
そう言って、早速僕のことを抱き上げてくれる。
ウィルと一緒に部屋に来ていたセスはウィルが僕を抱き上げたのを見るや否や、スッと扉を閉めて出て行ってしまった。
せっかく部屋に伝えに来てくれたのに申し訳ない。
そう思いながらも、ウィルに抱きかかえられるのは嬉しくて仕方がない。
そういえば今日は、ウィルが仕事に出かけてからお父さまとセスに言われて、部屋でのんびりソファーに座っていたし、ウィルが一緒にいる時はずっと抱きかかえられてるし、ここ最近自分で歩いた時間がないような気がする。
あんまり動かずにいて、太ってウィルに抱っこしてもらえなくなったら困るなぁ……なんてことを思いながら、ウィルに話しかけた。
「玄関でウィルをお出迎えしようと思っていたんですよ」
「悪い、少しでも早くルカに会いたくてそろそろ帰るという報告の早馬を出すのを忘れていた」
「ふふっ。そんなに僕に会いたかったんですか?」
「ああ、もちろんだよ。離れている時間が数ヶ月にも感じられたよ」
冗談でなく、本気でそう思っているように見える。
それくらい僕のことを想っていてくれているんだと思うと嬉しくてたまらなくなる。
だから僕は、
「お帰りなさい、ウィル」
そう言いながら、ウィルの唇にチュッとキスをした。
本当は今日、玄関でお出迎えした時にしようと思ってたんだ。
「ルカ――っ! ああっ、もうっ! お前はどうしてそんなに可愛いのだろうな」
「えっ? ウィル?」
ウィルは突然僕をぎゅっと抱きしめて、真剣な表情で
「ルカ……私たちの婚礼の儀までの日にちが短くなっただろう?」
と尋ねてきた。
「えっ? あ、はい。だから毎日一生懸命蜜を……」
「――っ! そ、そうだな。ルカはよく頑張っているな。だから、今日は少し次の段階に進もうと思っているのだが、ルカはどう思う?」
「次の段階、ですか? はいっ! 僕、ウィルとのためなら……なんでもします!!」
「ぐぅ――っ! な、ならば、今日の夕食後、風呂に入った時にでもするとしようか」
「えーっ、でも、まだお食事の時間には時間がたっぷりありますよ。せっかくウィルが早く帰ってきてくれたのですから、今のうちに少し進めませんか? 時間も勿体無いですよ。ねっ、だから食事までの時間に少ししましょう! だめ、ですか……?」
せっかく次の段階に進めると言ってくれたのに、夜まで待つのはもったいない気がして、一生懸命ウィルに頼むとウィルは
「いや……しかし……うーん、だがな……」
となんとも煮え切らないような言葉を並べていたけれど、
「悩んでいる時間がもったいないですよ。僕、早くウィルと先に進みたいです……」
というと、
「ぐぅぅぅーーっ!」
となぜか苦しげな声をあげながら、そのまま寝室を通り過ぎお風呂場へと連れて行かれた。
「次の段階はお風呂ですることなのですか?」
「い、いや。騎士団から帰ったばかりで汗臭いだろう? 一応騎士団から出る前にシャワーを浴びてはきたのだが、ルカに触れてもらうなら身体を清めておかなければな……」
「ふふっ。ウィルは綺麗好きなんですね。でも、僕……ウィルの汗の匂い好きですよ。すごく濃くてなんだかとっても美味しそうです。ずっと嗅いでいたくなります……」
そう言って首筋に顔を近づけると、本当にいつもより濃いウィルの匂いがしてドキドキした。
「ルカっ!! ああ、もうっ! 本当にお前は私の理性をどんどん壊していく。もう我慢できそうにないぞ」
ウィルはますます苦しげな表情になって、そのまま寝室へと引き返した。
「ウィル…‥何か怒ってますか?」
「ルカ、違うんだ……私が愚かなだけなのだよ。ルカが好きすぎて壊してしまいそうだ」
「大丈夫ですよ。僕は壊れたりしません。だってウィルに好かれることは僕の幸せですから……」
「ルカっ!!!」
ベッドに座らせられぎゅっと抱きしめられたかと思うと、大きくて肉厚な唇が僕のそれに重ねられた。
「んん……っん」
唇ごと全部食べられてしまうんじゃないかと思うほどにはむはむと甘噛みされて唇を舌で舐められる。
あまりにも長く唇を重ねられて苦しくなってきた。
ほんの一瞬ウィルの唇が離れた隙に息を吸おうと唇を開いたら、その瞬間を狙っていたかのようにウィルの舌が僕の口内に滑り込んできた。
「……ふぁ……っん……はぁ」
ウィルの舌は僕の口内を自由に動き回り、何もできずにいる僕の舌に絡みついてくる。
気づけば僕もウィルの舌を真似するようにウィルの口内を動いていた。
それが嬉しかったのか、キスをしながらでもウィルが微笑んだのがわかった。
クチュクチュと絡み合う音が耳に響いてきてようやく唇が離された。
あまりにも長いキスに頭がクラクラしてきたけれど、僕は幸せでいっぱいだった。
「ああ、ルカ。愛おしすぎる……」
ぎゅっと抱きしめられるとさっきの汗の匂いが鼻腔をくすぐる。
「ウィル……好きです」
心からふと溢れ出た言葉にウィルが破顔するのがわかった。
「ああ、私も好きだ……愛してる……」
もう一度キスが始まる……そう思った時、ウィルのズボンにものすごく硬い大きなものがあるのに気づいた。
「あれ? ウィル……この大きなものなんですか?」
「え゛っ――!! そ、それは……」
「大きな、棒? かな? 騎士団で使うものをズボンに入れてるんですか?」
「いや、そうじゃ、なくて……」
なんとも歯切れの悪いウィルが気になりながらも、ものすごく大きな棒の存在が気になって、手のひらで撫でていると、
「ぐぅ――っ、いや、ルカ……ちょ――っ!」
なぜか棒がますます大きくなっていく。
ますます気になってきて、僕はウィルのベルトを外しにかかった。
ウィルの手は僕を止めようとしているけれど、力は全然入っていない。
ふふっ。なんだろう。
なんだか宝探しみたいだ。
でもウィルが座っているとズボンが脱がせそうにない。
「ウィル……脱がしにくいから膝立ちになってください」
「いや、それは……」
「だめ、ですか……?」
「くっ――!!」
ウィルを見上げてお願いすると、ウィルはゆっくりと膝立ちになってくれた。
「ルカ……怖がらないでくれ」
「何をですか??」
そう聞き返したけれど、ウィルは何も言わずに僕を見つめている。
なんだろうと不思議に思いつつ、ベルトを外し、ズボンと下着を下ろした瞬間、ぺちっと僕の頬に衝撃を感じた。
387
お気に入りに追加
5,615
あなたにおすすめの小説
そばにいてほしい。
15
BL
僕の恋人には、幼馴染がいる。
そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。
──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。
幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け
安心してください、ハピエンです。
転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします。……やっぱり狙われちゃう感じ?
み馬
BL
※ 完結しました。お読みくださった方々、誠にありがとうございました!
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、とある加護を受けた8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、下ネタあり。出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる
風見鶏ーKazamidoriー
BL
秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
【完結】白い塔の、小さな世界。〜監禁から自由になったら、溺愛されるなんて聞いてません〜
N2O
BL
溺愛が止まらない騎士団長(虎獣人)×浄化ができる黒髪少年(人間)
ハーレム要素あります。
苦手な方はご注意ください。
※タイトルの ◎ は視点が変わります
※ヒト→獣人、人→人間、で表記してます
※ご都合主義です、あしからず
エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!
たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった!
せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。
失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。
「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」
アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。
でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。
ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!?
完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ!
※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※
pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。
https://www.pixiv.net/artworks/105819552
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる