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気になる!
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「――っ!! そんなことまで?」
「すごいですっ!」
「えーっ! セルジュさんってそんなタイプなんだ!」
僕と理央くんはもう聞いているだけでも顔が赤くなってくるような赤裸々な内容だったけれど、リュカと秀吾さん、佳都さんは興味津々な様子でミシェルさんの話を聞いていた。
「あっ、あのミシェルさん、新婚さんの弓弦くんと理央くんにはこの話の内容はちょっと激しすぎるんじゃないでしょうか?」
「えー、でも参考になるかなと思って。ねぇ、ユヅル」
秀吾さんの言葉にミシェルさんはなんてことないみたいな様子で僕に話を振るけれど、正直にいうと、セルジュさんがそんなことするんだとちょっと衝撃を受けてしまっていた。
あんな紳士的なセルジュさんが……。
思わずセルジュさんの方を見てしまって、目が合いそうになって慌てて目を逸らしてしまった。
エヴァンさんもちょっと意地悪なこと言ったりすることもあるけれど、セルジュさんは甘い言葉しかかけないものだと勝手に思ってたな。
でも、これがミシェルさんしか知らないセルジュさんの姿ってことなんだろうか。
そう考えたら、エヴァンさんも……僕だけしか知らないエヴァンさんがいるってことなのかな。
「あ、あの……やっぱり、上に乗ると興奮してくれるんですね」
さっき秀吾さんとリュカに教えてもらったことを頭で思い返しながら告げると、
「ふふっ。そうだね。でも、セルジュだけじゃなくて僕も興奮するんだよ」
と教えてくれた。
「えっ? ミシェルさんも?」
「うん。だって、セルジュを見下ろせるなんて普段だったらありえないことだし、嬉しそうなセルジュの顔を見ながら動くのは興奮するよ。まぁ、正直にいうと気持ち良すぎて最後の方は全然顔も見えないくらいになっちゃってるんだけど……」
「「――っ!!!」」
ほんのりと頬を染めて話しているのが、やけに生々しく感じられてドキドキしてしまう。
隣にいる理央くんは真っ赤な顔をしているけれど、それでも真剣にミシェルさんの話に聞き入っているようだった。
「あ、あの……」
「んっ? どうしたの、リオ」
「その……自分で、上に乗って……そんな、簡単に挿入るもの、なんですか?」
「どういうこと?」
「あの……凌也さんの、すっごくおっきくて……自分じゃ、挿入られそうにない、んですけど……」
「「「「――っ!!!!」」」」
理央くんの思いもよらない発言に、僕たちは揃って観月さんに視線を向けてしまった。
「んっ? 理央、どうかしたか?」
「あっ、な、なんでもないですっ!」
みんなで見つめすぎたのか視線に気づいた観月さんが、離れた場所から声をかけてきてびっくりした。
理央くんがなんとか誤魔化してくれてよかったかな。
僕たちは少し顔を寄せて話すことにした。
「えー、ミヅキさんって、そんなにおっきいんだ! シュウゴは知ってた?」
「えっ、い、いえ。皆さんより付き合いは長いですけどそんな話はしたことないので……」
「あっ、でも直己さんが観月さんも悠木さんも同じくらいおっきいって話してた気がする。でも僕も挿入るから理央くんも大丈夫じゃないかな? ねぇ、秀吾さん」
「えっ、そ、そう、ですね……。でも理央くんは佳都さんより身体が小さいから不安なのかもしれないですね」
「ねぇ、周防さんはどうなんですか? おっきい?」
「えっ? い、いや……比べたことがないので、わからないですけど……でも、おっきいと思いますよ。僕の五倍はありそうなので……」
「五倍? えー、そうなんだ! すごいっ!!」
みんなに囃し立てられて秀吾さんの顔が真っ赤になっている。
「あっ、でも外国人さんの方がおっきいって雑誌で見たことがありますよ」
「えー、佳都さん、どんな雑誌読んでるんですか?」
「前にちょっと調べたことがあって……って、それはいいんだけど……。だからジョルジュさんとか、セルジュさんとかエヴァンさんとかすごくおっきいんじゃないかな?」
「そんなに違うものなんですか?」
「やっぱり違うらしいよ。でもこの三人の中だと、ダントツでエヴァンさんがおっきそうなイメージがする」
佳都さんの言葉にリュカとミシェルさんが一斉に頷く。
「それは間違い無いでしょうね」
「うん、そんな気がする」
確かにエヴァンさんのっておっきいけど……そんなにおっきかったんだ……。
エヴァンさんのしか見たことがないから、わからなかったな。
「すごいですっ!」
「えーっ! セルジュさんってそんなタイプなんだ!」
僕と理央くんはもう聞いているだけでも顔が赤くなってくるような赤裸々な内容だったけれど、リュカと秀吾さん、佳都さんは興味津々な様子でミシェルさんの話を聞いていた。
「あっ、あのミシェルさん、新婚さんの弓弦くんと理央くんにはこの話の内容はちょっと激しすぎるんじゃないでしょうか?」
「えー、でも参考になるかなと思って。ねぇ、ユヅル」
秀吾さんの言葉にミシェルさんはなんてことないみたいな様子で僕に話を振るけれど、正直にいうと、セルジュさんがそんなことするんだとちょっと衝撃を受けてしまっていた。
あんな紳士的なセルジュさんが……。
思わずセルジュさんの方を見てしまって、目が合いそうになって慌てて目を逸らしてしまった。
エヴァンさんもちょっと意地悪なこと言ったりすることもあるけれど、セルジュさんは甘い言葉しかかけないものだと勝手に思ってたな。
でも、これがミシェルさんしか知らないセルジュさんの姿ってことなんだろうか。
そう考えたら、エヴァンさんも……僕だけしか知らないエヴァンさんがいるってことなのかな。
「あ、あの……やっぱり、上に乗ると興奮してくれるんですね」
さっき秀吾さんとリュカに教えてもらったことを頭で思い返しながら告げると、
「ふふっ。そうだね。でも、セルジュだけじゃなくて僕も興奮するんだよ」
と教えてくれた。
「えっ? ミシェルさんも?」
「うん。だって、セルジュを見下ろせるなんて普段だったらありえないことだし、嬉しそうなセルジュの顔を見ながら動くのは興奮するよ。まぁ、正直にいうと気持ち良すぎて最後の方は全然顔も見えないくらいになっちゃってるんだけど……」
「「――っ!!!」」
ほんのりと頬を染めて話しているのが、やけに生々しく感じられてドキドキしてしまう。
隣にいる理央くんは真っ赤な顔をしているけれど、それでも真剣にミシェルさんの話に聞き入っているようだった。
「あ、あの……」
「んっ? どうしたの、リオ」
「その……自分で、上に乗って……そんな、簡単に挿入るもの、なんですか?」
「どういうこと?」
「あの……凌也さんの、すっごくおっきくて……自分じゃ、挿入られそうにない、んですけど……」
「「「「――っ!!!!」」」」
理央くんの思いもよらない発言に、僕たちは揃って観月さんに視線を向けてしまった。
「んっ? 理央、どうかしたか?」
「あっ、な、なんでもないですっ!」
みんなで見つめすぎたのか視線に気づいた観月さんが、離れた場所から声をかけてきてびっくりした。
理央くんがなんとか誤魔化してくれてよかったかな。
僕たちは少し顔を寄せて話すことにした。
「えー、ミヅキさんって、そんなにおっきいんだ! シュウゴは知ってた?」
「えっ、い、いえ。皆さんより付き合いは長いですけどそんな話はしたことないので……」
「あっ、でも直己さんが観月さんも悠木さんも同じくらいおっきいって話してた気がする。でも僕も挿入るから理央くんも大丈夫じゃないかな? ねぇ、秀吾さん」
「えっ、そ、そう、ですね……。でも理央くんは佳都さんより身体が小さいから不安なのかもしれないですね」
「ねぇ、周防さんはどうなんですか? おっきい?」
「えっ? い、いや……比べたことがないので、わからないですけど……でも、おっきいと思いますよ。僕の五倍はありそうなので……」
「五倍? えー、そうなんだ! すごいっ!!」
みんなに囃し立てられて秀吾さんの顔が真っ赤になっている。
「あっ、でも外国人さんの方がおっきいって雑誌で見たことがありますよ」
「えー、佳都さん、どんな雑誌読んでるんですか?」
「前にちょっと調べたことがあって……って、それはいいんだけど……。だからジョルジュさんとか、セルジュさんとかエヴァンさんとかすごくおっきいんじゃないかな?」
「そんなに違うものなんですか?」
「やっぱり違うらしいよ。でもこの三人の中だと、ダントツでエヴァンさんがおっきそうなイメージがする」
佳都さんの言葉にリュカとミシェルさんが一斉に頷く。
「それは間違い無いでしょうね」
「うん、そんな気がする」
確かにエヴァンさんのっておっきいけど……そんなにおっきかったんだ……。
エヴァンさんのしか見たことがないから、わからなかったな。
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