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エヴァンさんも一緒に※

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「わ――っ、すごいっ!!」」

目の前に現れたのは、あの時見たよりもずっとずっとおっきく聳り立っているエヴァンさんのモノ。

「これ……ほん、もの?」

いやいや、偽物なわけないけど、ついそう言ってしまうくらい僕のささやかなモノとはまるっきり違うモノだった。

「――っ、ユヅルっ!!」

あまりにも違いすぎて思わず手を伸ばして触れると、びっくりするくらい熱くて硬いモノがピクリと震えた。

「あっ、痛かったですか……?」

「いや、痛くはないが……怖くないのか?」

「えっ? 怖い? どうしてですか? エヴァンさんのなのに怖いわけないですよ」

「ユヅル……」

「怖いというより、むしろおっきくてすごいなって」

「そ、そうか?」

「はい。エヴァンさんのと比べると僕のちっちゃいから……恥ずかしいです」

自分のに目を向けると、さっきまでエヴァンさんの刺激で大きくなってたのが少し萎えている。
どうやらエヴァンさんのおっきなモノを見て、自分の小ささに恥ずかしくなってしまったからかもしれない。

「ユヅル……恥ずかしがることはない。私は好きだよ。私の手にすっぽりと収まるこの可愛らしいユヅルのモノが愛おしくてたまらない」

「んんっ!」

気づけばエヴァンさんは膝をついて、僕のモノを片手で優しく握っていた。

「ああっ、可愛い、可愛いっ」

エヴァンさんは嬉しそうに僕のモノを上下に擦り始めた。
その刺激で萎えてしまっていた僕のモノは一気に昂ってしまった。

「ああっ、や――っん……っんん! だ、めぇ……っ」

「ユヅル、気持ちよくなっていいんだよ」

「だ、めぇ……っ、いっしょ、にって……いったぁ……っ」

エヴァンさんから与えられる刺激にあっという間にイッてしまいそうなのを必死に堪えながら、そういうとエヴァンさんはハッと息を呑んで手の動きを止めた。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

もう、あとちょっとでイッてしまいそうだったのを止められて残念な気持ちと、一人でイかずに済んで良かったと思う気持ちとが混在してわけがわからない状態になっていたけれど、

「ユヅルが可愛くて暴走してしまっていた。悪い……」

とエヴァンさんが抱きしめてくれて嬉しさが募る。

「いっしょ、がいいです……」

「ふふっ。ああ、そうだな……」

そういうと、エヴァンさんはその場に足を投げ出して座り、僕を膝の上に向かい合わせに座らせた。

「一緒に気持ち良くなろう」

嬉しそうにそういうと片手で僕の腰に手を回しながら、もう片方の手で僕の小さなモノとエヴァンさんのおっきなモノを重ねて握り上下に擦り始めた。

「ひゃぁーーっん、ああっん」

エヴァンさんのおっきくて硬くて熱いモノが擦れるたびに、途轍もない快感が押し寄せてくる。
僕の小さなモノがエヴァンさんの張り出した場所にゴリゴリと擦れて気持ちがいい。

「あっ、ユヅルっ!!」

あまりの気持ちよさに僕は、エヴァンさんの手に重なるように自分の両手で僕とエヴァンさんのモノを握って擦り始めた。

「ああっ、あっ、あっ」
「ああっん、んんっ……んっ」

エヴァンさんの気持ちよさそうな声と自分の嬌声が混ざるのが嬉しい。

「あっ、もぅ……だ、めぇ……イくぅ……っ」

今まで感じたこともないような快感を味わいながら、僕はあっという間に上り詰めビュルビュルと精を放った。

「ああっ、ユヅルが可愛いっ!! 私も出すぞっ」

エヴァンさんの嬉しそうな声と共にエヴァンさんのおっきなモノから僕の倍以上の熱い精がビュクビュクと噴き出てきた。

もうどちらのものかわからない精液で僕の手もお腹も汚れてしまっていたけれど、心はとてつもなく幸せでたまらなかった。

二人で一緒に気持ちよくなれたんだ……。

ああ、本当に幸せだ。

「ユヅル……風呂に入ろうか」

「はい……あ、でも……」

「どうした?」

「今は、まだ……離れたくないです……」

「――っ、大丈夫。離したりしないよ」

あまりにも幸せすぎて今はまだエヴァンさんと離れるのが寂しくてそう言ったんだけど、エヴァンさんは嬉しそうに僕をギュッと抱きしめ立ち上がった。
僕はまるでコアラの赤ちゃんのようにエヴァンさんにしがみついていると、

「大丈夫。落としたりもしないから」

と笑っていた。

そのままお風呂場へと連れて行かれて、僕は驚いた。

「わぁーっ、綺麗っ!!」

壁一面が窓になっていてお風呂に入りながら景色が見られるようになっている。

「ここもあっちと同じで外からは見えないから安心していいよ」

一瞬だけ僕の頭に浮かんだ不安を瞬時に汲み取って教えてくれるエヴァンさんに驚きと尊敬の念を抱きながら、

「僕だけのエヴァンさんが見られなくて良かった……」

と抱きつきながらいうと、

「くっ――!! ああっもう我慢できなくなるって言っただろう?」

と苦しげな表情で僕をさらにギュッと抱きしめてくれた。

「ああ、早くユヅルを連れてフランスに帰りたいよ……」

「ふふっ。僕も楽しみです」

「はぁーっ、もうユヅルが小悪魔に見えてきたよ」

小悪魔?
どういう意味だろう?

聞いてみようと思ったけれど、エヴァンさんはスタスタと洗い場へと向かい、僕を膝に乗せたまま器用に髪と身体を洗い流してくれた。

そして、自分の髪と身体もあっという間に洗ってしまうと、また僕を抱きかかえて湯船へと入った。

身体が沈み込むたびにちょうどいい温度のお湯がじわじわと温めてくれる。

「あーーっ」

思わず声が漏れると、

「ふふっ。可愛いな」

と笑われてしまった。

湯船に入って、コアラのような抱っこから、お姫さまみたいなだっこに変わった。

「こっちの方が外の景色を楽しめるだろう?」

エヴァンさんが壁についたボタンを押すとお風呂場の電気がパッと消えて、夜景の光が差し込んでくる。

「わぁーっ、すごく綺麗っ!!」

「ああ、ここからの景色がこんなにも綺麗だとは知らなかったな」

「えっ? でもエヴァンさんは毎回ここに泊まってるんですよね?」

「ふふっ。一人で見る景色と愛する人と一緒に見る景色が同じわけがないだろう? ユヅルがこうやって腕の中にいてくれるから景色もより美しく見えるんだ」

そう言われて僕も思った。
東京に向かう車の中から見えた、この18年ずっと見続けてきたあの町の景色がいつもと違うように見えたっけ。
あれは隣にエヴァンさんがいたからだったんだ。

そうだよね、ずっと一人で見てきた風景と同じように感じるわけがなかったんだ。

そうか……。
愛する人の存在って偉大だな……。
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