33 / 62
番外編
罰ゲーム
しおりを挟む
「わぁー、すごいっ! ベッドがふかふかだ!」
楽しそうにベッドに座ってはしゃいでいる空良の姿をみながらも、ついついベッドでの淫らな姿を想像してしまう。
昨夜は結局口でだけだったな。
それはそれで最高なのだが、やっぱり空良の中に挿入りたいという気持ちがないわけではない。
綾城の話では部屋も風呂も完全防音だと言っていた。
ならば少しくらい空良と愛し合っても問題はないだろう。
多分、あいつらも同じ気持ちに違いない。
俺のことを鬼畜だと言って揶揄っているが、結局のところ俺たちは似たもの同士なんだからな。
「空良、こっちにおいで」
「なぁに、寛人さん。わぁー、大きなお風呂だ!」
「それだけじゃないぞ。夜はここから星も見えるんだ。雲の上だから、手に届きそうなくらい近い星が見えるぞ」
「すごいっ!! 早くみたいなぁ……」
「空良、一緒に見ような。そして星たちに見せつけてやろう、俺たちが愛し合ってるところを……」
「――っ、寛人さんったら恥ずかしいよ」
そう言って照れてはいるが、嫌がるそぶりは全くない。
あたりまえだ。
俺たちは愛し合っている恋人だし、それにもう結婚式まであげる夫夫なんだ。
仲良くして何が悪い。
「空良……いいだろう?」
甘く誘うように声をかけただけで、空良の目の奥に欲情の色が見える。
「夜まで我慢するから、風呂で可愛い姿を見せてくれ」
耳元で囁いて、唇を奪うと空良は抵抗することもなく、俺の舌にされるがままになっていた。
それどころか、空良からも積極的に舌を絡めてきて嬉しくなる。
しばらく空良の唇を堪能してゆっくりと唇を離すと、空良はぐったりと俺にもたれかかってきた。
ああ、ちょっとやりすぎたか。
慌てて空良の服を着替えさせ、俺の楽な服装に着替えて部屋を出た。
同じタイミングで出てきた佳都くんも、そして、榊くんも空良と同じように頬を赤く染めている。
やりすぎたと少し焦ったが、なんだみんな同じだな。
違うのは観月だけか。
あいつだけは本当に頭が下がる。
俺たちの中で一番紳士だと言われているそうだからな。
きっと一番幼い理央くんに合わせて理性で抑えているだけだ。
あいつも結婚式をあげた後なら今まで抑えていた分、爆発するかもしれないな。
そんな観月を見てみたい気もする。
そうしたら、観月を鬼畜と呼んで揶揄ってやろう。
そんなことを考えながら、観月と理央くんの隣に空良と一緒に腰を下ろすと
「なんだ? いやにニヤニヤしてるな」
と勘のいい観月にそう言われてしまった。
「何もないよ。ただ、旅行が楽しみなだけだ」
「ふーん、ならいいけど」
そう言いながらもなんとなく疑っているような目つきだ。
やっぱり観月だけは敵に回したくないな。
「ねぇ、トランプ持ってきたんだ! みんなでやろう!!」
安定飛行に入り、ソファーに集まった俺たちは佳都くんの誘いに
「トランプか、懐かしいな」
「わぁ、やろう! やろう!」
と声が上がった。
「トランプ……どうするのかわからない……」
と理央くんが悲しげな顔で観月に助けを求める。
「ああ、理央。大丈夫だ。心配しないでいい」
優しく宥めてから、ペア戦にしようと俺たちに提案した。
「いいな、4ペアで対戦な。負けたら、どうする?」
「ははっ。そうだな。佳都、何にする?」
「じゃあ……質問に答えるって言うのはどう? 恋人の好きなところとか」
「わぁ、それ楽しそう!」
「うん、いいね、いいね」
「ふふ、ちょっと恥ずかしいかも。でも楽しそうだね」
と無邪気な声が聞こえてきて、もうすっかりその話で盛り上がっている。
どんな質問かはわからないがそんなおかしなことは聞かれないだろう。
俺たち4人で静かに頷き合った。
とにかく勝てばいいんだ!
よし! 気合いが入るな。
「じゃあ、ババ抜きね。最下位のチームは罰ゲームね!」
観月が理央くんにゲームのやり方を説明して、とうとう負けられない試合が始まった。
「わぁっ、おんなじのが揃った!」
「ああ、僕たちも揃ったよ!!」
「えーっ、全然揃わない!!」
「あっ、来た来た!!」
小学生以来かもしれないトランプに白熱すること十数分。
「よしっ! あがった!!」
一番のりは綾城&佳都くんペア。
綾城は嬉しそうに佳都くんとハイタッチを交わしている。
「やった! お先に失礼します!」
2番目は周防くん&榊くんペア。
嬉しそうに微笑み合う二人。
やっぱり長年の夫夫感が溢れているな。
あとは俺たちと観月たちの一騎打ち。
最後の一枚を理央くんが選ぶ。
「わぁー、どっちにしよう」
「いいよ、理央の好きな方で」
「じゃあ……こっち!!」
理央くんが空良の持っているカードを引き抜いた瞬間、
「わぁーーっ!! 当たった!!」
「よし、よくやった理央!!」
嬉しそうに抱きしめあっている。
空良は悔しがっていたが、それ以上にみんなでトランプができたことが楽しかったようだ。
「ふふっ。じゃあ、悠木さんと空良くんに質問に答えてもらおうかな。じゃあ、二人とも立って!」
「はーい」
意外とノリノリで嬉しそうに立ち上がった空良の横で俺は何を言われるのかとドキドキしながら待っていると、理央くんや榊くんと質問を話し合ったらしい佳都くんが発表した。
「お互いのすごいなとか、可愛いなとか思っているところを教えてください。まず、悠木さんから」
空良の可愛いところなんか無限にあるが何を言おうか。
「空良は全てが可愛いが、時に朝起きて寝ぼけたまま抱きついて、キスを強請ってくるところが可愛い」
考えた末に観月たちに教えてもよさそうな空良の可愛いところを発表すると、綾城も観月もにやけた顔で俺を見つめていた。
きっとお前たちだって当たり障りのないことを話すくせに。
「ふふっ。空良くん可愛い。じゃあ、次は空良くんね、悠木さんのすごいところとか、可愛いところを教えて」
「えーっと、多すぎて悩んじゃうな……。あっ、でもあった! すごいとこ!」
そういうと、空良は嬉しそうに
「寛人さんの蜜、おっきいから一度にたくさん出るんだよ! 僕の倍くらい」
と大きな声で発表してしまった。
「――っ!!」
「昨日口の中に出してもらって飲み干す時、たくさんでびっくりしちゃったんだ。でも美味し――」
「空良っ!!」
「んんっ!」
驚きのあまりに茫然としている間にどんどん話してしまう空良を必死に制して口を押さえたけど、時すでに遅し……。
理央くんたちは顔を真っ赤にしているし、観月たちは冷ややかな目で俺を見ている。
ああ……これで俺の鬼畜疑惑は当分消えそうにないな。
とりあえず空良にはその辺のところは二人だけの秘密にしておくように言っておこうか。
純粋で無邪気な恋人を持つと本当に大変だとしみじみ思ってしまった出来事だった……。
楽しそうにベッドに座ってはしゃいでいる空良の姿をみながらも、ついついベッドでの淫らな姿を想像してしまう。
昨夜は結局口でだけだったな。
それはそれで最高なのだが、やっぱり空良の中に挿入りたいという気持ちがないわけではない。
綾城の話では部屋も風呂も完全防音だと言っていた。
ならば少しくらい空良と愛し合っても問題はないだろう。
多分、あいつらも同じ気持ちに違いない。
俺のことを鬼畜だと言って揶揄っているが、結局のところ俺たちは似たもの同士なんだからな。
「空良、こっちにおいで」
「なぁに、寛人さん。わぁー、大きなお風呂だ!」
「それだけじゃないぞ。夜はここから星も見えるんだ。雲の上だから、手に届きそうなくらい近い星が見えるぞ」
「すごいっ!! 早くみたいなぁ……」
「空良、一緒に見ような。そして星たちに見せつけてやろう、俺たちが愛し合ってるところを……」
「――っ、寛人さんったら恥ずかしいよ」
そう言って照れてはいるが、嫌がるそぶりは全くない。
あたりまえだ。
俺たちは愛し合っている恋人だし、それにもう結婚式まであげる夫夫なんだ。
仲良くして何が悪い。
「空良……いいだろう?」
甘く誘うように声をかけただけで、空良の目の奥に欲情の色が見える。
「夜まで我慢するから、風呂で可愛い姿を見せてくれ」
耳元で囁いて、唇を奪うと空良は抵抗することもなく、俺の舌にされるがままになっていた。
それどころか、空良からも積極的に舌を絡めてきて嬉しくなる。
しばらく空良の唇を堪能してゆっくりと唇を離すと、空良はぐったりと俺にもたれかかってきた。
ああ、ちょっとやりすぎたか。
慌てて空良の服を着替えさせ、俺の楽な服装に着替えて部屋を出た。
同じタイミングで出てきた佳都くんも、そして、榊くんも空良と同じように頬を赤く染めている。
やりすぎたと少し焦ったが、なんだみんな同じだな。
違うのは観月だけか。
あいつだけは本当に頭が下がる。
俺たちの中で一番紳士だと言われているそうだからな。
きっと一番幼い理央くんに合わせて理性で抑えているだけだ。
あいつも結婚式をあげた後なら今まで抑えていた分、爆発するかもしれないな。
そんな観月を見てみたい気もする。
そうしたら、観月を鬼畜と呼んで揶揄ってやろう。
そんなことを考えながら、観月と理央くんの隣に空良と一緒に腰を下ろすと
「なんだ? いやにニヤニヤしてるな」
と勘のいい観月にそう言われてしまった。
「何もないよ。ただ、旅行が楽しみなだけだ」
「ふーん、ならいいけど」
そう言いながらもなんとなく疑っているような目つきだ。
やっぱり観月だけは敵に回したくないな。
「ねぇ、トランプ持ってきたんだ! みんなでやろう!!」
安定飛行に入り、ソファーに集まった俺たちは佳都くんの誘いに
「トランプか、懐かしいな」
「わぁ、やろう! やろう!」
と声が上がった。
「トランプ……どうするのかわからない……」
と理央くんが悲しげな顔で観月に助けを求める。
「ああ、理央。大丈夫だ。心配しないでいい」
優しく宥めてから、ペア戦にしようと俺たちに提案した。
「いいな、4ペアで対戦な。負けたら、どうする?」
「ははっ。そうだな。佳都、何にする?」
「じゃあ……質問に答えるって言うのはどう? 恋人の好きなところとか」
「わぁ、それ楽しそう!」
「うん、いいね、いいね」
「ふふ、ちょっと恥ずかしいかも。でも楽しそうだね」
と無邪気な声が聞こえてきて、もうすっかりその話で盛り上がっている。
どんな質問かはわからないがそんなおかしなことは聞かれないだろう。
俺たち4人で静かに頷き合った。
とにかく勝てばいいんだ!
よし! 気合いが入るな。
「じゃあ、ババ抜きね。最下位のチームは罰ゲームね!」
観月が理央くんにゲームのやり方を説明して、とうとう負けられない試合が始まった。
「わぁっ、おんなじのが揃った!」
「ああ、僕たちも揃ったよ!!」
「えーっ、全然揃わない!!」
「あっ、来た来た!!」
小学生以来かもしれないトランプに白熱すること十数分。
「よしっ! あがった!!」
一番のりは綾城&佳都くんペア。
綾城は嬉しそうに佳都くんとハイタッチを交わしている。
「やった! お先に失礼します!」
2番目は周防くん&榊くんペア。
嬉しそうに微笑み合う二人。
やっぱり長年の夫夫感が溢れているな。
あとは俺たちと観月たちの一騎打ち。
最後の一枚を理央くんが選ぶ。
「わぁー、どっちにしよう」
「いいよ、理央の好きな方で」
「じゃあ……こっち!!」
理央くんが空良の持っているカードを引き抜いた瞬間、
「わぁーーっ!! 当たった!!」
「よし、よくやった理央!!」
嬉しそうに抱きしめあっている。
空良は悔しがっていたが、それ以上にみんなでトランプができたことが楽しかったようだ。
「ふふっ。じゃあ、悠木さんと空良くんに質問に答えてもらおうかな。じゃあ、二人とも立って!」
「はーい」
意外とノリノリで嬉しそうに立ち上がった空良の横で俺は何を言われるのかとドキドキしながら待っていると、理央くんや榊くんと質問を話し合ったらしい佳都くんが発表した。
「お互いのすごいなとか、可愛いなとか思っているところを教えてください。まず、悠木さんから」
空良の可愛いところなんか無限にあるが何を言おうか。
「空良は全てが可愛いが、時に朝起きて寝ぼけたまま抱きついて、キスを強請ってくるところが可愛い」
考えた末に観月たちに教えてもよさそうな空良の可愛いところを発表すると、綾城も観月もにやけた顔で俺を見つめていた。
きっとお前たちだって当たり障りのないことを話すくせに。
「ふふっ。空良くん可愛い。じゃあ、次は空良くんね、悠木さんのすごいところとか、可愛いところを教えて」
「えーっと、多すぎて悩んじゃうな……。あっ、でもあった! すごいとこ!」
そういうと、空良は嬉しそうに
「寛人さんの蜜、おっきいから一度にたくさん出るんだよ! 僕の倍くらい」
と大きな声で発表してしまった。
「――っ!!」
「昨日口の中に出してもらって飲み干す時、たくさんでびっくりしちゃったんだ。でも美味し――」
「空良っ!!」
「んんっ!」
驚きのあまりに茫然としている間にどんどん話してしまう空良を必死に制して口を押さえたけど、時すでに遅し……。
理央くんたちは顔を真っ赤にしているし、観月たちは冷ややかな目で俺を見ている。
ああ……これで俺の鬼畜疑惑は当分消えそうにないな。
とりあえず空良にはその辺のところは二人だけの秘密にしておくように言っておこうか。
純粋で無邪気な恋人を持つと本当に大変だとしみじみ思ってしまった出来事だった……。
139
お気に入りに追加
1,731
あなたにおすすめの小説

不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!


強引に伴侶にされた俺は、なぜか溺愛されています
すいかちゃん
BL
昔から、葵家と登坂家ではある約束が交わされていた。それは、葵家の当主は登坂家の誰かと婚姻を結ばなくてはならないという事だ。だが、困った事に登坂家に男しかいない。男なのに当主の伴侶に指名された登坂樹は困惑する。だが、葵奏貴(かなた)は樹をとても気に入ったと熱烈アプローチ。かくして、樹は奏貴と婚礼を挙げる事になり…。
樹は、奏貴のある能力を知り…。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

実はαだった俺、逃げることにした。
るるらら
BL
俺はアルディウス。とある貴族の生まれだが今は冒険者として悠々自適に暮らす26歳!
実は俺には秘密があって、前世の記憶があるんだ。日本という島国で暮らす一般人(サラリーマン)だったよな。事故で死んでしまったけど、今は転生して自由気ままに生きている。
一人で生きるようになって数十年。過去の人間達とはすっかり縁も切れてこのまま独身を貫いて生きていくんだろうなと思っていた矢先、事件が起きたんだ!
前世持ち特級Sランク冒険者(α)とヤンデレストーカー化した幼馴染(α→Ω)の追いかけっ子ラブ?ストーリー。
!注意!
初のオメガバース作品。
ゆるゆる設定です。運命の番はおとぎ話のようなもので主人公が暮らす時代には存在しないとされています。
バースが突然変異した設定ですので、無理だと思われたらスッとページを閉じましょう。
!ごめんなさい!
幼馴染だった王子様の嘆き3 の前に
復活した俺に不穏な影1 を更新してしまいました!申し訳ありません。新たに更新しましたので確認してみてください!
夫から「用済み」と言われ追い出されましたけれども
神々廻
恋愛
2人でいつも通り朝食をとっていたら、「お前はもう用済みだ。門の前に最低限の荷物をまとめさせた。朝食をとったら出ていけ」
と言われてしまいました。夫とは恋愛結婚だと思っていたのですが違ったようです。
大人しく出ていきますが、後悔しないで下さいね。
文字数が少ないのでサクッと読めます。お気に入り登録、コメントください!
転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい
翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。
それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん?
「え、俺何か、犬になってない?」
豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。
※どんどん年齢は上がっていきます。
※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。

僕はお別れしたつもりでした
まと
BL
遠距離恋愛中だった恋人との関係が自然消滅した。どこか心にぽっかりと穴が空いたまま毎日を過ごしていた藍(あい)。大晦日の夜、寂しがり屋の親友と二人で年越しを楽しむことになり、ハメを外して酔いつぶれてしまう。目が覚めたら「ここどこ」状態!!
親友と仲良すぎな主人公と、別れたはずの恋人とのお話。
⚠️趣味で書いておりますので、誤字脱字のご報告や、世界観に対する批判コメントはご遠慮します。そういったコメントにはお返しできませんので宜しくお願いします。
大晦日あたりに出そうと思ったお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる